たまりば

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2024年01月09日

日本文化にどっぷり浸かる!

先日ラジオでカナダ出身の落語家、桂三輝(サンシャイン)さんが落語と出会い、落語と恋に落ちて、今は外国人落語家として海外でも公演しているというお話を聞きました。私自身、今まで特に落語に興味も抱かず過ごしてきましたが、彼の話を聞いて急に落語が聞きたくなりました。先月横浜で大衆演芸を見て、日本文化の奥の深さに感銘したばかり。今年は、落語も含めて、歌舞伎やお相撲など積極的に触れ、日本文化を思う存分、満喫したい気持ちになっています。せっかく日本で暮らしているのですから、またとないチャンス。また、美術館も西洋の絵画には興味をいだいていましたが、先日箱根で訪れた美術館に展示されていた室町時代から近代に至るまでの数々の金屏風は目を見張るものがありました。丁度、今日の新聞で今年の4月から東京国立博物館で特別展「法然と極楽浄土」が開催されるという記事を目にしました。貴重な宝物が一堂に集まるそうで是非行ってみたいと思っています。かつては、英語通訳ガイドとして外国の方々をいろいろな所に案内し、日本文化や事象の説明もしていた私。また、日本文化にどっぷりつかってみるのも悪くはないな、いや、そうしないともったいないと感じています。

箱根の旅館でのおせち。日本を感じます!
  


  • Posted by ゆっこ at 22:04Comments(0)日本の生活・文化

    2023年12月10日

    大衆演芸と中華街!

    今日は、横浜で日本の大衆演芸のお芝居と踊りを観劇しました。粋な言葉のやりとりが耳に心地よく、コミカルなストーリーのお芝居も涙が出るほどおかしく笑い転げました。そして、後半の踊りの舞台は、美しい日本舞踊やモダンでアップテンポの曲に合わせたリズミカルな踊り、どれも楽しめました。また、着物や、着物を洋風にアレンジした衣装も目を引きました。約2時間の舞台から、日本文化の奥深さを改めて感じることができました。大衆演芸、おすすめです!そのあとは、元町中華街へ。赤いぼんぼりがとてもエキゾチックでした!

      


  • 2023年09月25日

    お辞儀:素敵な日本の文化

    日本で生活して最近特に感じることは、「お辞儀」のすばらしさです。先日、風邪気味で声があまり出ない時、ふと御礼を言いたい場面がありました。そんな時、「お辞儀」をすることで相手への感謝の気持ちを表すことができました。そして、今日は、車で来た業者の方に対してお礼を言いたかったので、車が目の前を通る時、「お辞儀」をしてお礼をしました。そうすると業者さんも「ペコリ」と車内でお辞儀をするのがみえました。これで双方が気持ちよく、意思疎通ができた気がします。また、見知らぬ人と狭い道をすれ違う時、相手の方がよけて道を譲ってくれた時など、お辞儀をすることで「ありがとう!」という気持ちを表すこともできます。なんて素敵な文化なのでしょうか。勿論、「ありがとうございます」ともいえますが、言葉を発することなく、感謝の気持ちを示すことができるのは本当に素晴らしいと思います。余談になりますが、母は電話でお礼を言うときいつも電話越しにお辞儀をしていました。相手の方は見えないのに(笑)。すてきなお辞儀の文化、大事にしていきたいです。

    夕方、洗濯物を取り込むとき、ベランダから見えた夕暮れ。あまりの美しい空の色あいに見とれてしまいました。  


  • Posted by ゆっこ at 23:02Comments(0)日本の生活・文化

    2023年03月12日

    What I miss here in Japan

    Hi, everyone. How have you been? I just came back to Japan.
    日本に帰り、ドイツにあって、ここ日本にはなくて寂しく感じることについてお話ししたく思います。
    まずはあいさつ。ドイツでは、パン屋さん、お花屋さん、お肉屋さん、ス―パ―などでは、まずは”Guten Tag!”のあいさつ、そしてお店を出る時には”Einen schönen Tag!"(良い1日を!)、週末であれば”Ein schönes Wochenende!"(よい週末を!)などと言葉をかけます。こちらから挨拶をしたり、されたり。必ずといっていいほどこのようなやり取りがあります。また、お店以外にも病院の待合室に入る時でも患者さん同士で”Guten Tag!"と挨拶するのが通常です。こんな身近な言葉ですが、このやり取りにより、生活の中に潤いを感じます。日本に帰ってからも、お店に入る時や団地内ですれ違う人たちなどに「今日は!」とあいさつをしています。そうすることで気持ちよく1日が過ごせるような気がします。皆さんはどうでしょうか。ただ、残念ながら、挨拶をしても、きょとんとされたり、全く相手からは無言で反応がない時もあり、ちょっとがっがりするときもあります。
    もう一つ寂しいのは、ヨーロッパの街中の落ち着いた雰囲気です。これは、狭い空間に人々が多く暮らし、生活のスピードが早い東京ではなかなか難しいかもしれませんが、少なくてもゆったりできるカフェそして電車のホームや車内などでのたくさんのアナウンス、町の中の騒音がもう少しなくなり、静かになるだけでもだいぶ違うと思います。狭い空間だからこそ、ゆったりした雰囲気を醸し出す工夫は、いたるところにあるように感じます。カフェであれば、テーブルにかわいい花を置いたり、少しテーブル間のスペースをあけたり、暖い雰囲気を生み出す木の椅子にしたり、照明を少し暗くしたり、さまざまな工夫ができるような気がします。バックグランドに流れる曲もなくても良いかとも思いますが。
    ここでも心地よい挨拶や落ち着いた街並みや空間が増えたら生活がもっとうるおうのではないかと感じる日々です。もちろん、頬が凍てつくような寒いドイツからあたたかな春を感じる日本に帰りホッとはしていますが。

    ドイツの街角の花屋さんです。チューリップが所狭しと並んでいます。10本で大体7~8ユーロぐらいです。
      


  • Posted by ゆっこ at 10:13Comments(0)日本の生活・文化

    2013年09月29日

    抽選の履修登録?

    大学が始まり、後期の授業の履修登録が終わったところだが、一つおかしいと思うのは、大学の履修登録に抽選があることだ。自分の博士課程に関しては抽選などなくとりたい授業はすべてOKだが、学部生には、抽選があるようだ。自分の取りたいクラスが取れない。これにはビックリ。履修単位を満たすために、全く興味のない分野のクラスを取らざるを得ないのが現状のようだ。ある意味では、自分の興味を広げることになるが、少なくとも今学びたい科目が取れないのは、なんだかおかしいと思う。学生の勉強意欲が低下する一つの原因にもなりえる。大学生の数が増えすぎて、教授数が足りないのだろうか?グローバル化を目指す社会、そして大学だが、学生が学びたい授業が取れるようなシステムができることを強く望む。  


  • Posted by ゆっこ at 20:23Comments(0)日本の生活・文化

    2013年05月28日

    プライバシーがない?

    先日風邪をひき、病院に行った時に、驚いたことがある。そこはいろいろな科のある総合病院的なクリニックで大きな待合室がある。私が順番を待っているとき、看護婦さんがやってきて、「今日はどうなさいましたか?」と聞くのである。まわりには他の患者さんが座っていて、私たちの会話を聞くともなく聞いている状況だ。これはかなりプライバシーにかかわることで、私もいうのを少し躊躇した。まあ風邪なので、「はい。鼻が出て、のどが痛いです。」と答えたが・・・・・今度は隣の人が同じように症状を
    聞かれていて、その人はどこが調子が悪いときちんと答えていた。自分の病状がほかの知らない患者さんたちに筒抜けという状況だ。これはまさにプライバシーがないと思うのだが、他の患者さんたちはなにも感じないのだろうか?ドイツやアメリカの病院では、こんな経験をしたことはない。きちんと部屋に通され、そこでじっくり先生に話を聞いてもらえた。この待合室で病状を聞くというやり方は是非変わってほしいと思った。  


  • Posted by ゆっこ at 08:56Comments(0)日本の生活・文化

    2012年07月23日

    日本の夏の音と香り!

    今日、愛犬ブラッキーの散歩中、どこからか蝉のにぎやかな鳴き声が聞こえてきた。どういうわけかドイツにいる間は蝉の声を聞いた覚えがない。ドイツには蝉はいないのかな?久しぶりに聞いた蝉の鳴き声。日本にいるんだなあ~と実感した。そして花火のあがる音。ドドーン!!このところ毎日のよう夜どこからか聞こえてくる。ブラッキーは花火の音を怖がって、散歩に行けなくなってしまうが・・・)花火の音も日本の風物詩。ドイツでも新年やキルメス(移動遊園地)の最後の夜など花火があがるが日本の花火は風情がある。真っ暗な夜空に浮かび上がる花火。日本に帰ってきたな~と思う。家で燃やす蚊取り線香のにおいも日本の夏を感じる。(ドイツ育ちの子供たちは、その匂いが好きでないが・・・)そして先日お墓参りに行った時のお線香の香りに日本の夏を思う。日本に住んでいた時は、特に感じなかったが、長い間日本を離れ、日本の夏は私たちにいろいろな音と香りを運んでくれることにあらためて気づく。日本の夏を今一度体感しよう!!  
    タグ :日本の夏


  • Posted by ゆっこ at 23:55Comments(0)日本の生活・文化

    2012年07月07日

    最高!!な日本の温泉に感謝!

    今日は東京の郊外にある温泉に行ってきた。そこには「露天風呂」があり、庭園を眺めながら、鳥のさえずりを聞きながら、のんびりとお湯に浸かってきた。ドイツに10年いる間も無性に「温泉」に行きたくなり、ドイツ国内の温泉に行ったのだが・・・・ドイツでは温泉は、水着を着て入り、それこそ日本の「ひなびた」味のある温泉とは全く違う。アイスランドで行った「温泉」も水着を着て入るもので、どちらかというと「温水プール」といった感じだったかな。やはり日本の温泉は独特の味がある。温泉そのものだけなく、まわりの景色や家屋が日本らしさをかもし出している。「温泉」大好きになったのは、海外に住むようになってからだ。ドイツに住んでいて、日本に一時帰国するときはいつも必ず「温泉旅行」に行っていた。ドイツで一番"what I missed"は「温泉」だった。日本に帰国してからはいつでも行けると思い、ここ2年ばかり行っていなかったが、やはり日本の「温泉」は最高!!「やすらぎ」を得ることができる。今日は昼間に行ったのだが、「露天風呂」だと夜は満天の星を眺めながら、冬は雪景色を眺めながら。そして更にお肌もつるつるになったらもっと嬉しい。「温泉」が近くにあることに「感謝感激!」これからも「日本の温泉に浸かること」に心から感謝しながら、じっくりと「日本の温泉」を味わいたい。でも長く入りすぎてのぼせないくらいに!!  


  • Posted by ゆっこ at 22:35Comments(0)日本の生活・文化

    2012年06月13日

    スープは食べる!

    今週は、ラジオ英会話で「日本の習慣」についてのテーマを扱っていて、それに関するいろいろな表現が出てくる。
    そして今日の表現は:
     "It's a Japanese custom to slurp your noodles."
    「音を立てて麺をすするのが日本の習慣です。」という文だ。
    確かに日本に帰国してまず気が付いたのは、おそばをすする音だった。妙に懐かしく「日本に帰ってきたんだな~」と思ったものだ。以前、ある落語家が、話の中でおそばを食べる場面ををおいしそうに音を立てて話していたのを聞いたことがある。
    でもおそばの時には音を立てていいのに、スープの時は音を立てないで飲むのが食事のマナー。
    確かに欧米では、音を立てて飲むのを聞いたことがない。スープは「飲む」と日本語でいうが、英語は"eat soup"で"drink soup"とは言わない。そしてさらに面白いのは、ドイツ語でも英語と同様に、"Suppe essen"(食べる)と表現し、「飲む」という"trinken"とは言わない。
    おそばの時には音とを立てていいのに、スープの時は音をたてないように、食べるようにして飲む。
    なかなかむずかしい!!  
    タグ :日本の習慣


  • Posted by ゆっこ at 23:23Comments(0)日本の生活・文化

    2012年05月26日

    感動と発見の日本唱歌

    先日、昼食をいただきながら、ピアノとフルート演奏を生で聞く機会があった。約30分間の演奏で、クラシックから、スタンダード、日本の唱歌などいろいろなジャンルの曲が演奏された。それぞれが皆、美しい調べで堪能したが、その中で一番心にジーンときたのは、「ふじの山」という小学校の時に習った学校唱歌だった。フルートとビアノの演奏によるその曲を聞いていると、昔の小学校時代が懐かしく思い出され、先生、友達の顔が次々と浮かんできた。そして毎日友達と日が暮れるまで遊んだ思い出もよみがえってきた。

    今でも時々、昔学校で習った唱歌を耳にすることがあるが、そのたびにノスタルジックな気分になる。
    唱歌は私にとって不思議な力を持っている。

    そんな唱歌だが先日の演奏会では、「ふじの山」を何と途中からはジャズ風にアレンジした演奏。これが驚くほど現代にマッチしていてモダンだ。まるで新しい息吹きが吹き込まれたような輝きを増す。ふしぎだなあ~

    jazz vocalの先生がいつも、どのように歌うかによって同じ曲でも全く違ったものになるという言葉を思い出した。でも昔歌った日本の学校唱歌がこんなに違って新鮮に聞こえるとは。本当にびっくりした。

    じわーっと心に感動をくれ、そして新たな発見もある唱歌。益々好きになった。  
    タグ :日本唱歌


  • Posted by ゆっこ at 00:13Comments(0)日本の生活・文化

    2012年05月24日

    限られた空間。

    ドイツから日本に帰国して気がつくのは、狭い限られたスペースの上手な有効利用だ。
    半年ほど前だが、地下鉄の駅のコンコースの狭いスペースに洋服のお店があった。そこは、うまく鏡を利用していて、実際の広さより、ずっと広く感じられた。
    また、先日行った駅の構内のカフェ。入口でパンを売っていて、その入口がかなり狭かったので、まさか座っていただくようなスペースがないと思いきや、その奥の方に細長いカウンターの席が10席ほどあった。バーカウンター形式の席でこれも狭いスペースの有効利用。そしてなんと落ち着いていて居心地がとても良い。

    このように、狭いスペースを狭いなりに工夫して使っているだけでなく、その空間が居心地が良かったり、機能性にすぐれていたり、アート的だったりすることに気がつく。
    そして今日たまたま行った図書館で、そんな日本の狭い空間の使い方の美しさに感銘を受けた米国人写真家の本をみつけた。
    タイトルは、"Japanese Design Solutions for Compact Living" そこには彼が日本で見つけた様々な狭い空間利用の写真が載せられている。それらは、レストランだったり、住宅だったり、オフィスだったり…機能的だけでなく、見ていて実に美しい。彼が思わずカメラを手にしたくなった理由がわかる。

    日本の家には畳の部屋があり、夜はそこに布団を敷き、寝室として使い、昼間は、別の用途で使われている。これも狭いスペースの有効利用の一つだと思う。日本独自の生活の知恵。

    限られたスペースをいかに使うか、そしてそれが居心地の良い空間、更に機能性や日本独自の美しさがあったら、すてきだ。
    これからもそんなすてきな空間に出会えたら嬉しい。  
    タグ :スペース


  • Posted by ゆっこ at 21:28Comments(0)日本の生活・文化