たまりば

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2023年10月17日

ペットショップのないドイツ!

今日のニュースジャーナルで日本のペットショップの現状とその問題、課題について触れていました。確かに日本では、ペットショップがあり、子犬や子猫が小さなケージに入れられているのを見たことがあります。中には、狭いケージで窮屈そうにしている動物たちも目にしたことがあります。私たち家族もドイツで犬を飼うことになったのですが、ドイツにはペットショップというものがなく、犬の雑誌などを見て決め、ブリーダーさんに直接コンタクトをとり、購入します。(中には施設から犬を引き取る人もいます。)私たちの場合は、皆で話し合った結果ボーダーコリーに決め、早速住んでいる町から3時間ほど離れたマールブルグという町に住むブリーダーさんを訪ねました。そこには、たくさんのボーダーコリーたちが所狭しと、広々としたフィールドに放し飼いにされて、元気に走り回っていました。そしてブリーダーさんから、生まれてまだ4週間ほどの8匹の子犬たちを紹介されました。その中で自分たちが気に入った子犬を選ぶことができ、ブリーダーさんのアドバイスも受けながら、最終的に選びました。そしてまた4週間待ち、8週間後にマールブルクまで行き、その子犬を連れて帰ったのです。名前はBlackie!そして私たち家族が休暇で家をあけるとき、時々ブリーダーさんにあずかってもらっていました。Blackieにとっては里帰り!両親や兄弟姉妹に会えてうれしかった‽?ことと思います。3週間後ぐらいに迎えに行ったときも家族や仲間たちと元気に走り回っていました。こう考えると日本のペットショップのあり方も考えてしまいます。あんな小さな狭いおりの中に入れられた犬や猫たちは、本当に幸せなのでしょうか、と。

ライン河畔を散歩、というより自由に走り回るワンちゃんたち!!生き生きとして人生を謳歌しているようです!
  


  • Posted by ゆっこ at 00:03Comments(0)ドイツ

    2023年08月21日

    ドイツのパン

    南アフリカからドイツに戻り、数日になりますが、とてもうれしいのは、おいしいドイツのパンを楽しめることです。ドイツのパンは、大変種類が多く、中でも私は、ライ麦粉を使った黒パンが大好きです。日本の白い柔らかいパンと違い、色は黒めになります。黒パンは、大きめのパンで、ライ麦の含有量により、黒さと柔らかさが違います。ライ麦の含有量が多くサワー種が使われると少し酸味があり、歯ごたえもあります。ドイツのパン屋さんでは、お願いすると、大きなパンを希望の厚さにスライスしてくれますが、先日、行ったスーパーでは、自分でパンをスライスする機械が設置されていました。また、ドイツの人は黒パンが大好きなようでよく黒パンを使ったメニューを見かけます。今日は、黒パンの上に卵料理やルッコラ、生ハムなどを載せた料理をいただきました。また、黒パンにカマンベールやクリームチーズをのせてもとてもおいしいです。日本でもドイツのパンを見かけることが多くなってきていますが、もっとたくさんの種類の大型パンが出回り、手ごろな値段で買えたらいいなと思います。

      


  • Posted by ゆっこ at 01:59Comments(0)ドイツ

    2023年08月06日

    おもてなしを見習う!

    Hi, everyone! How are you doing?

    先日、ドイツ滞在中にお世話になったドイツ人宅にお茶に招待されて、お邪魔しました。ご家族の方たちもいらして、カフェで会うのと違い、アットホームな和やかな雰囲気のなかでなんと4時間近くもお話し。ご主人は、定年後、ご自分のお庭でトマト、ズッキーニ、ナシ、リンゴなどを育てたり、ばら、アジサイなど美しい花々も丁寧に育てていました。なかでも、ジャガイモストーリーというのがあって、水やりがうまくいかず、とっても小さなジャガイモしかできなかったと楽しそうにお話ししていました。そして、帰り際に突然、ご主人の姿が見えなくなったと思ったら、ご自分のお庭のバラの花と、なし、トマト、ズッキーニをとってきて、どうぞ、と一言。心のこもったおもてなしに感激しました。今回の訪問はみながうちとけ、とても楽しく、話が弾んだことから、私もこれからは、こんな素敵なおもてなしができたらいいなと思いました。

      


  • Posted by ゆっこ at 06:34Comments(0)ドイツつながり

    2023年08月04日

    K20での気づき

    Hi, everyone! How are you doing?

    昨日、今いるドイツの町の美術館、K20に行ってきました。この美術館はこじんまりとした市の美術館ですが、ピカソ、セザンヌ、クレー、ダリなど近現代アートが常設展示されています。半年ぶりに行ったのですが、その時に感じたことがあります。それは、館内の監視が前より厳しくなったことです。以前は、作品にかなり近づいても作品に触れなければ大丈夫でしたが、昨日は作品から約1メートルほど離れて鑑賞するようにと言われました。さらに、館内が少し暑かったので、上着を脱いで手に持っていたら、監視員に「腰に巻くか、肩にかけてください」と注意を受けました。最近行った上野の美術館では、上着を手にもったまま鑑賞していたような気がしますが。また、監視員の人数も心持ち、増えたようにみえました。これはもしかして、最近あった環境活動家たちが絵画を標的にした事件に関係しているのかと思いました。実際、ドイツの美術館にある絵画も被害にあっています。昨今、地球の温暖化や異常気象、懸念される世界情勢などが取りあげられていますが、美術館についてもこれから自由きままに作品を鑑賞できなくなってしまうのか、と考えると寂しい気持ちになりました。

    K20の展示作品の一つです。   


  • Posted by ゆっこ at 02:26Comments(0)ドイツ

    2023年03月12日

    感動のシューマンコンサート

    Hi, everyone! what's up?

    ドイツ滞在中にデュッセルドルフ市内にあるコンサートホールにデュッセルドルフ交響楽団によるシューマンのコンサートに行きました。今までにあまりクラシックコンサートに行ったことがない私ですが、そのコンサートホールが新しくリノベートされたことや、シューマンが40代の時、当市に4年暮らしたということを聞き、シューマンへ親近感もあり、とても行きたくなりました。夜8時から始まったコンサートですが、まずは、演奏前に作品の紹介、そしてシューマンについてのお話しがありました。そしてなんとシューマンが当市にいたときに、ライン川に身を投げる自殺未遂事件を起こしたことを初めて知りました。シューマンは30代半ばごろから、精神障害を発症していて、デュッセルドルフに移った数年後、ますますそれが悪化したそうです。川に身を投げたものの、偶然にも漁師に助けられ、一命をとりとめたとのこと。そんなシューマンの背景を知ってから、コンサート曲を聞くと、当時、この町に暮らしたシューマンが頭の中にリアルに浮かびあがり、演奏を聞きながら、シューマンとの一体感を感じることができました。とても貴重な体験です。またこの一体感は楽団との距離が観客席から目と鼻の先といってよいくらいとても近かったこともあると思います。楽器を奏でる楽団員たちの息遣い、指揮者の躍動感がとてもよく伝わってきました。
    もし、ヨーロッパなどの旅先でコンサートに行く機会があれば、是非、その土地に住んだり、その土地に何らかの関連性のある作曲家の作品に触れることをお勧めします。奏でられる音楽がすーっと体の中に入り、その作曲家の心を感じることができると思います。シューマンの作品をまさに彼が暮らしたこの土地でこんなに身近に素晴らしいオーケストラ演奏で聞けたことは、最高の感動でした。

    この写真が、コンサートホールです。ライン川の河畔にたち、夜はライトアップされとても美しいです。
      


  • Posted by ゆっこ at 23:28Comments(0)ドイツ

    2023年03月12日

    What I miss here in Japan

    Hi, everyone. How have you been? I just came back to Japan.
    日本に帰り、ドイツにあって、ここ日本にはなくて寂しく感じることについてお話ししたく思います。
    まずはあいさつ。ドイツでは、パン屋さん、お花屋さん、お肉屋さん、ス―パ―などでは、まずは”Guten Tag!”のあいさつ、そしてお店を出る時には”Einen schönen Tag!"(良い1日を!)、週末であれば”Ein schönes Wochenende!"(よい週末を!)などと言葉をかけます。こちらから挨拶をしたり、されたり。必ずといっていいほどこのようなやり取りがあります。また、お店以外にも病院の待合室に入る時でも患者さん同士で”Guten Tag!"と挨拶するのが通常です。こんな身近な言葉ですが、このやり取りにより、生活の中に潤いを感じます。日本に帰ってからも、お店に入る時や団地内ですれ違う人たちなどに「今日は!」とあいさつをしています。そうすることで気持ちよく1日が過ごせるような気がします。皆さんはどうでしょうか。ただ、残念ながら、挨拶をしても、きょとんとされたり、全く相手からは無言で反応がない時もあり、ちょっとがっがりするときもあります。
    もう一つ寂しいのは、ヨーロッパの街中の落ち着いた雰囲気です。これは、狭い空間に人々が多く暮らし、生活のスピードが早い東京ではなかなか難しいかもしれませんが、少なくてもゆったりできるカフェそして電車のホームや車内などでのたくさんのアナウンス、町の中の騒音がもう少しなくなり、静かになるだけでもだいぶ違うと思います。狭い空間だからこそ、ゆったりした雰囲気を醸し出す工夫は、いたるところにあるように感じます。カフェであれば、テーブルにかわいい花を置いたり、少しテーブル間のスペースをあけたり、暖い雰囲気を生み出す木の椅子にしたり、照明を少し暗くしたり、さまざまな工夫ができるような気がします。バックグランドに流れる曲もなくても良いかとも思いますが。
    ここでも心地よい挨拶や落ち着いた街並みや空間が増えたら生活がもっとうるおうのではないかと感じる日々です。もちろん、頬が凍てつくような寒いドイツからあたたかな春を感じる日本に帰りホッとはしていますが。

    ドイツの街角の花屋さんです。チューリップが所狭しと並んでいます。10本で大体7~8ユーロぐらいです。
      


  • Posted by ゆっこ at 10:13Comments(0)ドイツ日本の生活・文化

    2023年03月08日

    ドイツの街角に見る生活の知恵

    Hi, everyone! Ist alles in Ordnung?

    こちらドイツでは今日は、雪が降りかなり寒いです。今日は、ドイツの街角に見る生活の知恵を一つお話ししたく思います。それは、街角にあるたくさんの本の入ったスタンドです。このスタンドに、自分が読んで要らなくなった本を自由に持ち込み、だれでもそのスタンドにある本を手に取り、自由に持ち帰ってよいというもので、さまざまなジャンルの本でそのスタンドは埋まっています。私も時々スタンドを覗いては、興味のある本を持ち帰ります。日本でも古本市や本のバザーなどが催されますが、この本のスタンドにはいつでも自分の読んだ本を提供し、だれでも無料で本を手に入れることができるので、いわゆるgive and takeの関係です。私自身も読み終わり、是非、他の人にも読んでもらいたいという本や、まだ新しかったりする本もあるのですが、本を売りに出すのも手間がかかるし、処分するのももったいないし、どうしようかと悩むときがあります。そんなときこんなスタンドが近くにあれば、是非持ち込みたいと思います。自分の住む住宅地にそんなスタンドを置けないものかと思案しています。

      
    タグ :ドイツ


  • Posted by ゆっこ at 01:42Comments(0)ドイツ

    2023年03月02日

    ドイツ在住日本人高齢者の介護ケアは?

    Hi, everyone!

    こちらドイツでも少子化・高齢化が大きな問題になっています。先日、本屋さんの一角で「高齢者と時間を過ごそう!」という内容のパンフレットを目にしました。これは、市の青年課のプロブラムの一環で若者たちが高齢者の家を訪問したり、散歩や買い物、あるいは病院に同行したり、文化的イベントに一緒に出掛けたりして、高齢者たちをサポートしようというものです。若者たちと高齢者を繋ぐ。とても素晴らしい試みだと思いました。そのようななかで、今日は、ドイツ在住の日本人高齢者に少し目をむけてみたいと思います。ここデュッセルドルフは、日本企業も多く駐在員家族を含め多くの日本人が暮らしていますが、永住の日本人ももちろんいます。歴史的にみると1950年代には多くの日本人が炭鉱や企業の仕事など新天地を求めて当市にやってきました。(なお、デュッセルドルフと日本人との歴史的つながりについて興味のある方は、こちらの本を参照してください。「グローバル化時代の海外日本人社会」お茶の水書房2021年 第4章に執筆しました。)そして当時の日本人の多くが今、80代、90代と高齢化し、日本と同様認知症や介護問題などに直面しています。そのような状況のなかで、日本人の有志たちが、日本人高齢者たちをサポートする会や相談窓口などを立ち上げ、積極的に活動しています。その中の一つ「チームオレンジ・ドイツ」は、ドイツに住み、日本語を母語とする人たちが、日本語で介護やケアを受けることができるように活動する公益法人です。高齢者福祉に対する情報発信や相談、要介護者の訪問ボランティアなどを行なっています。いくらドイツに長く住んでいるとはいえ、日本人の高齢者たちにとって母語でいろいろなサービスを受けられるのはとても心強いことだと思います。先日、ドイツに40年程暮らすご両親がいらっしゃるお嬢さんとお話をしたのですが、特にお父様は、日本語で介護を受けたい、という強い希望をお持ちだそうです。もちろん言葉の面ではドイツ語でも全く不自由なことはないと思いますが、やはり日本語の言葉の響きの柔らかさに安心感を覚えるからだということでした。又認知症になったときには、母語しか出てこないケースもあるという話も聞きました。海外で高齢化を迎えることはまた、母国日本にいることとは違う難しさもあると思います。ドイツでも介護士の人手不足が深刻で、外国人への滞在資格も簡易化する方向にあります。ましてや、日本人の介護士となると大変少なく、需要と供給がなかなか合わないという状況です。日本国内だけでなく、海外に暮らす日本の高齢者たちも安心してケアーを受けれるような取り組みがこれから進んでいくことを望みます。

      


  • Posted by ゆっこ at 03:05Comments(0)ドイツ

    2023年03月01日

    ドイツの暮らしに見る知恵

    Hi, everyone!
    ドイツで暮らすなかで、生活の中で目にした工夫や知恵をご紹介します。まずは、子供乗せ自転車です。こちらで最近よく目にするのはカバー付きのトレーラーのようなものが前についている自転車です。雨の日でも人数が2人位でも乗せられて、とても便利です。もちろん車道と自転車道がきちっと分かれていて、自転車道も幅があるという状況だからこそ可能になります。すいすいと子供を乗せたトレーラー付自転車をこぐ親たち!とても快適そうです。そして2番目は、引っ越しのやり方です。今日も3階建てのアパートの窓からコンベアー式のはしごで荷物を下におろす場面に出くわしました。こちらは、アパートはエレベーターがない家も多く、階段も狭くらせん階段のところもあり、引っ越しは、窓からということになります。ワードローブなどのかなり大きな家具もコンベアーで上げ下ろしするので大変です。3番目は、軽量化されたランドセルです。こちらにも日本でいうところのランドセルのような鞄があり、小学生はとてもいかつい重い鞄をしょって通っているのですが、先日デパートで軽量鞄、950g、というのは見つけました。日本でも重いランドセルは、問題になったりしていますが、こちらでも同様に軽いランドセル登場です。また、さらにこの頃よく目につくものに電気自動車用充電スタンドがあります。日本でも最近話題になりつつまりますが、こちらドイツでも確実に利用者が増えているようです。国が違えば生活の中での違った工夫や知恵もありますが、日独共通のものもありますね。それぞれが知恵を出しあい、共有し、少しでも人々にとって住みよい世界になればと思います。

      


  • Posted by ゆっこ at 03:00Comments(0)ドイツ

    2023年02月28日

    マスクの着用、ドイツでは?

    Hi, everyone!

    こちらドイツではマスクをしている人を町で見かけるのは皆無に等しいです。公共交通機関でのマスク着用の義務も解除され、「個人の責任と自主性に任せる」とされています。本当にまれに電車やバス内でマスクをしている人も見かけることもありますが、以前に比べてとても少なくなりました。また、コロナ検査センターも町中ででほとんど見かけなくなりました。先日、フランクフルトで日本人観光客の空港出迎えサービスをしている友だちとライン電話で話したところ、空港に到着した団体旅行の日本人のグループはみなしっかりマスクをしているのですぐにみつけることができると話していました。ホテルへの移動バスの中でも皆、マスクを外さず装着しているので、ガイドの友達もマスクをつけるようにしているとのことです。また、ドイツ人のドライバーさんも自分だけマスクを付けていないのは、日本人のお客さんたちに対して恐縮ということで、マスクをするようになったという話も聞きました。マスク文化、国によって違いますね~。先日4時間10分ほど乗ったスペインへの飛行機内でも乗務員さんも含めほとんどの乗客がマスクを着用していませんでした。たまに高齢のカップルがしていたくらいかな。ドイツは、「自己責任」が強くうたわれている国です。コロナにかかっても自分の責任。日本は、他の人に感染させないための配慮が重要視され、また、同時に「同調圧力」なんて言う言葉も聞かれますね。3月13日から日本もマスク着用は、個人の判断にゆだねられているということですが、ドイツのように自己責任が強く前面に打ち出されている国と違う文化のため、マスク着用に対してまた違った動きがありそうな気がします。
    かつては写真のようなFFP2マスクをしていました。お椀のようなマスクでかなり慣れるまで息苦しさを感じました。
      


  • Posted by ゆっこ at 03:48Comments(0)ドイツ

    2023年02月27日

    ドイツの犬にみる縛られない「自由」の大切さ

    Hi, everyone! 

    今日のデュッセルドルフは日中5℃ほどでしたが、とてもお天気が良かったのでライン川河畔を散策しました。日曜日ということもありたくさんの人たちが犬とお散歩していました。もちろんリードなしでワンちゃんたちとフリスビーをしたり、川岸で遊んだり。私たちも以前、ドイツでブラッキーという大型犬のボーダーコリーを飼っていましたが、生後半年ほどから犬の学校に通いました。そこで厳しくみっちりしつけられ、リードなしでも飼い主のいうことをしっかりと聞くことができるようになります。しつけが難しいワンちゃんたちには、個人レッスンも用意されています。そんなドイツのワンちゃんたちは、所狭しとライン河畔を走り回っていました。飛んだり跳ねたり、体中で喜びを発散させているように見えます。そして飼い主が名前を呼ぶとすぐに駆け寄り戻ってきます。ここドイツは、大型犬でも電車に載せたり、デパートなど買い物にも連れていくことができます。初めてデパート内でワンチャンを目にした時はびっくりしました。カフェでもテーブルの下で静かにおとなしく座って待っています。よくしつけられた犬たちだからこそ、自由に家族の一員のように生活できるのだと思います。もちろん多くのホテルもワンちゃんと一緒に宿泊できます。日本でも少しずつそのようなホテルが増えているようですが、まだ数は少ないのではないでしょうか。ドイツに来るたびにワンちゃんたちがなんと生き生きと生活しているのだろう、と思います。人間も含めてどんな生き物にも縛られない「自由」は必要なのではないでしょうか。

      


  • Posted by ゆっこ at 01:40Comments(0)ドイツ

    2023年02月26日

    ドイツで春を感じる!


    Hi, everyone!こちらドイツでは、毎日寒い日が続いています。日中は大体5-7°ぐらいになるのですが風が吹くと寒さでほっぺが痛くなります。夜は零下1℃から2℃くらいになり、まだまだ寒さが厳しいです。それでもカーニバルが終わり、今は町の中は明るいイースターカラーがあふれています。パン屋さん、チョコレートやさん、花屋さん、いたるところに、カラフルな卵やウサギさんの置物を目にするようになりました。イースターは、イエス・キリストが十字架にかけられて亡くなった後、3日後に復活したことを祝うお祭りで毎年、日にちが変わります。今年は、4月9日になります。これは、イースターが、春分の日の後の最初の満月の次の日曜日になっているからです。また、キリスト教の宗派によってもイースターの日が異なります。さらに余談になりますが、イースターに合わせて学校も2週間の春休みになり、その上、注意すべきことはドイツの州によって春休み期間も違います。ドイツにいる時には、いつもカレンダーをチェックして休みを確認していました。そして休日をしっかりとる私のドイツの友人たちは、1年ほど前からこの日に合わせて家族旅行の計画を立てていました。休みにかける情熱はすばらしいもの!!があります。
    イースター気分を味わうために今日は近くのガーデン・センターに行ってみました。春を待つ、かわいい花たちがたくさん出迎えてくれました。もちろん、イースターの卵やうさぎさんたちも所狭しと飾られていました。これからはたくさんの家でお庭の木々にカラフルなイースターの卵をつるしていくことでしょう。初めて日本からドイツに来たのは2000年3月28日。言葉もわからずまだまだ肌寒いドイツで、近くの家のお庭の枝にカラフルなイースターの卵を見つけ、気持ちがふと明るくなったことを思い出します。イースターは、寒くて暗い冬がまもなく終わり、明るい春がやってくるという期待、そしてワクワク感を私たちにもたらしてくれます。季節ごとの風習は、日本での風習も含めて、生活の中で私たちに活力や生きる力を与えてくれるとても重要な役割を果たしていると思います。これからも大切にしていきたいと改めて感じました。
      


  • Posted by ゆっこ at 01:57Comments(0)ドイツ

    2023年02月25日

    休暇の過ごし方を考えてみる

    Hi, everyone!Wie geht's? (=Are you doing fine?)

    先日行ってきたテネリフェ島には、多くのヨーロッパ人、特にドイツの人々がバカンスに訪れていました。まだ、学校が春休みではないので高齢のカップルそして、小さな子供連れの家族の姿が多く見られました。彼らの滞在期間は、少なくとも1週間から10日、あるいはそれ以上?のようです。島には宿泊施設として、ホテル以外にキッチンのある長期滞在用のホリデイハウスなどが多くあるので、たくさんのドイツの人々が近くの大手スーパーで、水、野菜、果物、パン、チーズ、ワインなど大量に食料品を買い込んでいました。天気の良い日は、施設内の屋外プールでのんびり日光浴をしたり、仲間とプールバーでおしゃべりをしたり・・・もちろんレンタカーをしたり、ツアーに申し込んで、観光名所に出かけたり。ホテルの広々とした明るいロビーでくつろいでいたり。中には、一人で来ている人もいて、海を見ながら、ゆったりと朝食をとっていました。また、ホテルの広い敷地内にある景色の良い庭園でお母さんと小さな子供が、ピクニックをしているのもとても印象的でした。とにかくそれぞれが、のんび~りと独自のスタイルでゆったりとバカンスを楽しんでいるようでした。
    日本でも今は、団体旅行から個人旅行、オリジナリティを生かしたツアーなど様々ですが、どちらかというとゆったりと同じ場所にいるスタイルよりも観光地巡りというのが多いのではないでしょうか。でもヨーロッパの人々の休暇の過ごし方を見ていると、時には特に予定も決めず時間も気にせず、ただのんびりゆったり、時間を過ごすというのもとてもリフレッシュできるような気がします。
    今度、チャンスがあったら、是非そんなスタイルの旅もしてみたいと思います。

    この写真はスペイン領内の最高峰テイデ山(3,718m)です。  
    タグ :ドイツ


  • Posted by ゆっこ at 07:07Comments(0)ドイツ人生を楽しむ

    2023年02月24日

    ドイツの本屋さんでの嬉しい試み!

    Guten Tag! Wie geht's?

    今日は、デュッセルドルフ市内の大好きな本屋さんに行ってきました。日本と同様に小説のセクションには、児童書、冒険、推理、歴史小説などあらゆるジャンルのコーナーがあります。その中で面白いと思ったのは、”Starke Frauen”(強い女性達)というコーナーです。割と大きな一角を占めていてどんな本が置いてあるのか見てみると、主人公の年齢層は若い層から高齢の女性まで、そして時代も1900年初頭の物から現代に至るまで幅広い設定でした。共通しているのは、どんな状況におかれていても力強く自分の道を行く女性たちというイメージでした。なかなかユニークな試みだと思います。日本の本屋さんにもこんなコーナーがあったら是非、覗いてみたいと思いました。また、もう一つ興味を引いたのは、”Erfahrungen”(経験)というコーナーです。ここには、複雑な家庭環境に生まれ育った人などさまざまな経験を持つ著書たちの自伝や経験談などをまとめた本が置かれていました。こんなコーナーもとても興味を引きました。日本でも独自のオリジナリティを打ち出す本屋さんも多いと思いますが、常時同じような陳列の仕方ではなく、定期的にいろいろなテーマを設定してそれに合った本を陳列する、というのも読者にとっては嬉しいのでは。
    そしていつものように”Alter werden”(年を重ねる)というセクションの本ものぞいてみました。たくさんの本の中から、今日はベストセラーで、心理学者でもあり女医さんでもあるMarianne Kochの書いた”Alt werde ich später"(私はゆっくりと年を重ねる)を選んでみました。年を重ねることをDr. Kochはどのように捉えているのか、また、少しづつ、みなさんと共有できたらと思います。お楽しみに!


      


  • Posted by ゆっこ at 02:27Comments(0)ドイツ

    2023年02月15日

    2月14日のデュセルドルフ:カーニバルとバレンタイン

    Hi, everyone! Now I’m in Germany.

    昨日ドイツのデュッセルドルフにやってきました。(日本とドイツの時差は、日本の方が8時間進んでいます。)今日は、日本とはひと味違う2月14日の町の様子をお伝えできればと思います。しばし、ドイツにいる気分に浸っていただければ嬉しいです。

    まずは何と言っても市内は、2月16日から21日にやってくるカーニバルの雰囲気になっていました。デパートに行ってみるとカーニバル特設会場があり、そこではテンションの高い?カーニバルの楽しい曲が流れ、カーニバルの仮装衣装が子供用から大人用までたくさん溢れていました。衣装だけはなくカラフルな帽子やタイ、小物などもたくさん!まさにこれから楽しいカーニバルがやってくるという雰囲気を感じます。そして町のパン屋さんの外ウィンドウには”Helau!"というサインが。これは、デュッセルドルフでは、カーニバルの沿道バレードがあり、お菓子などをたくさん沿道の人たちに投げるのです。”Helau!"はお菓子を投げる時の掛け声で、沿道の人々もできるだけたくさんお菓子をゲットしようと必死でみんな”Helau!”と叫ぶのです。そしておもしろいことに隣町のケルンでは掛け声が”Alaaf!になります。間違えたら大変。実は、デュッセルドルフとケルンでは、関東と関西のようなちょっとした対抗意識があるのです。
    そしてもう一つ。バレンタインデーの今日は、町にはお花屋さんから、パン屋さんまでバレンタインに送るものがたくさん用意されていました。ドイツには日本のようにチョコレートを男性から女性に贈るという習慣はなく、素敵な花束を贈る人が多いようです。花屋さんを覗いてみると真っ赤なバラの花束やバラのハート形のリースなどがたくさん並べられていました。パン屋さんにもハート型のケーキに”Ich mag dich!"(I love you!)なんて書いてあるものもありました。もちろんチョコレートショップもバレンタインセクションがしっかりありましたよ。
    そんなわけで今日2月14日は、デュッセドルフの町は、バレンタインデー、そしてカーニバルを数日後に控え、人びとにとってちょっと忙しい日になります。もちろん、何もしない人もいますが、特にカーニバルは楽しまなきゃ損という感じです。是非、チャンスがあったら、ドイツの人たちと一緒に”Helau!”と叫んでみてくださいね!! ストレス発散になりますよ。日本でも最近ハロウィーンなど仮装して町に繰り出しますが、主に子どもたちや若者のイメ―ジがあるような気がします。でもドイツのカーニバルは、とにかく子どもより、中高年パワー全開になります。初めてカーニバルに参加した時、「ここまでやるの?」というような感じでした。あまりの熱狂ぶりなので、別に”Kinderkaneval”(子供用カーニバル)があるくらいです。
      


  • Posted by ゆっこ at 01:50Comments(0)ドイツ

    2023年02月01日

    花を日常に!

    Hi, everyone! I can't believe February already started! Time flies, doesn't it?

    風が強い日でしたが、思い切ってお墓参りに行ってきました。毎回、お供えする花を近くの花屋さんで買ってから行くのですが、仏様用に用意されたものではなく、自分で気に入った花を買います。今回は、淡いピンクのストック、濃いめのピンクのスイートピー、そして淡いオレンジのキンギョソウを選びました。寒い日が続いていますが、これからやって来る春を感じさせる花を自然と選んでいました。お墓のお掃除をして用意した花を供えると、お墓がパア―ッと明るくなったようで、花たちが風に吹かれて揺れているのを見るとまるでご先祖様たちも喜んでいるようでした。私自身もパワーをもらったような気がします。
    ドイツではお花屋さんはもちろん、定期的に花のマルクト(市場)がでます。季節を感じさせる花々を楽しむことができ、ドイツにいる時にはいつもマルクトを覗いています。マルクトでは、ミニバラ10本で4~6ユーロぐらいで手に入ることが多く、よく買います。特に春にはオランダから来たチューリップなども小さいものから大きなものまであり、とてもカラフルです。10年暮らすうちに花が自分のまわりにあることが生活の中の日常になり、日本に帰国してからもと思っていましたが、あまりの花の値段の高さに常に買うことが難しくなりました。それでもいろいろなお花屋さんを覗いて、気に入った花屋を見つけることができ、家の花瓶に入れ、楽しんでいます。ドイツの人々は、ベランダにお気に入りの鉢植えを置き、上手にお花を育てています。家のまわりの住宅街を歩く楽しみの一つは、ベランダに置かれている美しい花々やお庭の花たちを眺めることでした。カフェのテーブルにもかわいい花(もちろん生花)が置いてあり、常に花が生活の中に自然に溶け込んでいました。
    花を買って花瓶にさし、テーブルの上に置くと一気に部屋が明るくなり、気持ちまでリフレッシュされます。気持ちのゆとりもでてくるような気がします。日本では花は高いですが、花一輪でも毎日の生活に潤いを与えてくれると思います。お花さんたち、いつもパワーをありがとう!!
    この写真はドイツの自宅のベランダです。家は郊外なので少し広めのベランダですが、町の中心に住んでいるドイツ人の友達も狭いベランダにたくさんの鉢植えを置き、美しい花々を毎日楽しんで暮らしています。お邪魔するたびにまずは最初にベランダに案内され、素敵なベランダと見せてくれます。彼女とご主人のご自慢のお花であふれたベランダです。
      


  • Posted by ゆっこ at 20:36Comments(0)ドイツ人生を楽しむ

    2012年09月25日

    あったらいいな古着、古靴コンテナ!

    ドイツであって嬉しかったものに古着(Alt Kleidung),古靴(Alt Schuhe)収集のコンテナがある。通りのいたるところに、大きなコンテナが置いてあり、常時利用でき、それらはリサイクルされる。ドイツにいる時、子供たちが成長し、小さくなってしまった靴や洋服をいつもコンテナに持っていっていた。もちろんあまり汚い靴や、シミのある洋服はだめだが、ほとんどはかない靴や着ない服も結構あったりした。
    日本に帰ってから、古着、古靴を出すところもあるようだが、場所が遠かったりして利用したことはない。家の近くにありしかもいつでも出せるというのは本当に便利だった。日本にもそんなコンテナがあったらいいなといつも思う。  


  • Posted by ゆっこ at 21:31Comments(0)ドイツ

    2012年08月19日

    ドイツの人はUrlaub(休暇)のために働く??

    ドイツに10年暮らして感じたことは、ドイツの人々が本当にUrlaub(休暇)を楽しみにしているということだ。夏には、アウトバーンでたくさんの自転車をのせたキャンピングカー、ぎゅうぎゅうに荷物を車一杯に積んだ車、中には、カヌーやボートをひっぱた車も見かける。空港には、スーツケースもさることながら、大きなリュックをたくさんチェックインする家族も見かける。きっとアウトドア―スポーツを楽しむのだろう。ドイツでは、「休暇のために働く」という言葉をよく耳にした。待ちに待った休暇を思いっきり楽しむ。そのため実に早くから、休暇のプランを立てるようだ。そんな私もドイツにいる間は、夏の休暇が終わったら、もう翌年の夏の休暇のプランを考えるようになった。時間があるので、ゆっくりと楽しみながら、プランが立てられるし、早く飛行機やホテルを予約するので特典もある。ドイツでは夏休み以外に、春と秋に2週間ずつ学校の休みがある。その2週間もうまく使って家族旅行する人も多い。そしてうらやましいのは州によって学校の休みが違うことだ。そのため、車で旅行してもあまり渋滞にあうこともない。日本の帰省ラッシュ、そして何十キロという渋滞のニュースを聞くたびに、日本では休暇を楽しむのも大変だなと思う。日本での休暇の過ごし方、なかなか一工夫必要なようだ。  
    タグ :休暇ドイツ


  • Posted by ゆっこ at 22:53Comments(0)ドイツ

    2012年07月22日

    ドイツの主婦の味方"Putzfrau"

    ドイツに10年生活していた時、ドイツ人のお宅によく遊びに行ったが、驚くのは、いつ行ってもきちんと部屋が整理整頓されていることだ。もちろん前もって時間を決めていけば、それなりにきれいなのはわかるが、突然お邪魔してもきちんと片付いているのには驚く。その理由は???すぐれた洗剤がある??実際に様々な掃除用の洗剤、そして掃除用の布やタオルがあるのにびっくり!!!
    でも仕事をしていて忙しい人もいるのになぜ?一つの理由には"Putzfrau"(お掃除のお手つだいさん)の利用がある。私のドイツ人の友達の一人は、週2回ポーランド人のお手伝いさんに来てもらっていた。台所の水回り、お風呂場やアイロンなどなんでもたのめる。そういえば日本の駐在の方々も頼む方が多かったかな。私の場合は、"Putzfrau"が来る前に家をかたさなければならない???ので、一度もお願いしたことがない。本当に家事には際限がなく、きれいに片付いた状態を維持するのは大変だ。片づけアドバイザーの方が、一度に全部きれいにするのではなく、毎日5分でもある場所を決めてお掃除するとよいといっていたが・・・・
    それにしてもドイツの主婦にとって"Putzfrau"は大きな味方だ!!  


  • Posted by ゆっこ at 23:24Comments(0)ドイツ

    2012年06月07日

    何でも自分でやってしまうドイツ人!!

    ドイツに10年いる間、感じたことはドイツの人は何でも自分でやってしまうことだ。一番驚いたのは、娘が通っていたドイツの幼稚園での引っ越しの時だ。幼稚園が広い敷地に移ることになって、その準備ということで父兄が皆集まったのだが、なんとほとんどすべてを専門業者に頼まず自分たちでやってしまったのだ。つまり、電気の配線、壁塗り、幼稚園で使う机やいす、ほぼあらゆることを自分たちで用意する。父兄の中には電気屋さんや芸術家のお父さんたちもいたのだが、皆で協力し合ってあっという間に準備をしてしまったのには本当にびっくり。そしてさらにお母さんたちも元気元気!!私はお手伝い感覚でエプロンを持って行ったのだが、皆、白のつなぎルック。あるお母さんの壁塗りの上手なこと!!

    これはやはり子供のころからの教育にも関係していると思う。日本人は手先が器用ということだが、ドイツ人もそれに劣らず本当に器用だと思う。娘が幼稚園時代に作った数々の手作り作品。小学校時代にも母の日や父の日などもいろいろな作品を作り親にプレゼントしたりもする。そのほかにも自分でキャンドルを作ったり、飛び出す絵本を作ったり・・・・・
    私のドイツの友達のなかにもクリスマスカードを手作りしたり、プレゼント用に実にきれいな紙の袋を作る人もいる。

    自分でものを作ったり、すべて自分で修理したり…そういえば、自転車の修理までしてしまうドイツの友達がいて、いつも彼女のところにパンクした自転車を持って行って直してもらっていた。
    そんな感覚は日本人にはあまりないと思う。少なくとも物が壊れたら、すぐに修理屋さんに頼んでしまう私には驚きだった。

    元気で器用なドイツ人!!
    見習うことが一杯ある。  
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  • Posted by ゆっこ at 20:44Comments(0)ドイツ