たまりば

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2012年06月19日

IB:日本語でも取得可に懸念

今日の新聞に「IB(国際バカロレア)が日本語でも取得できる見通しになった」という記事が載っていた。
英語ではなく日本語でIBがとれる。ただし、英語力を担保するため、一部の授業や試験は英語で実施するとある。何だか本末転倒なような気がする。そもそもIB実施校を日本で増やすというのは、海外も通用するグローバルな人材を育成するのが目的ではなかったのだろうか?
IBを日本語ではなく英語でとることに意味があるような気がする。原則英語なる授業を指導できる教員の確保が難しいためとあるが、日本語で取得となると、IB資格のための莫大な勉強量も半減し、つく力も半減してしまうと懸念する。
IB取得という結果論に力が入り、その過程が安易なものにかえられてしまうのは、問題だと思う。むしろ、英語で指導できる教員の強化に力をいれたほうが、今の日本人の英語力を伸ばし、グローバルな人材を輩出していく事につながるのではないだろうか?形だけ重んじるやり方には疑問を感じる。


タグ :IB

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    Posted by ゆっこ at 22:58│Comments(2)英語
    この記事へのコメント
    おっしゃる通りだと思います。どうしてこうなってしまうのでしょうーーーどこの誰のせい?
    Posted by まるやま at 2012年06月20日 09:47
    毎日のように見る言葉「グローバル人材育成」もっと真剣に取り組むべきだと思いますが・・・
    Posted by yukko at 2012年06月20日 20:35
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