視点を変えたアートから学ぶ
今日は、東京都現代美術館にホックニー展に行ってきました。この展示会については新聞や雑誌などいろいろな所で目にしていたので、是非行ってみたいと思っていました。特に「ノルマンディーの12か月」は、全長90メートルという大作で日本の絵巻物語を見ているようで、1年の四季の移り変わりを歩きながら、体感することができました。通常は、1点ずつの作品を見ていくという事が多いですが、その作品の周りをぐるーっと歩きながら見ることで、作品の中に入り、一緒に四季を楽しんでいるような一体感があり、とても斬新でした。さらに同じ森の中の風景を四季ごとにとらえた映像もあり、その風景の中に入り込み、一緒に歩いているような錯覚に陥りました。また、色合いの美しいこと、特に春の訪れをテーマにした作品たちは、ぱあーっと気持ちを明るくしてくれます。今回の美樹展では、型にはまらない斬新的なアートへの取り組みに感銘し。視点を変えることで新たなものを作り出すことができること、そして創造することの喜び、素晴らしさを強く感じました。
ホックニー展で見た「ノルマンディーの12か月」の中の私のお気に入りの部分です!