蒔いた種は実を結ぶ!!
10年ぶりにドイツから日本に帰ってきてはや1年7か月たった。帰ったときは、ドイツで「日本に帰ったら是非したいと思っていたこと」を早く実現したいとかなり気持ちが高ぶっていた。すぐに行動にうつしたものの空回りばかりで全く手ごたえなし。
自信を失い、むなしい気持ちにもなったりした時もあった。10年のブランクの大きさはかなりこたえた。でもその時に、ドイツに行く前にしていた通訳の先輩女性に「あなたは、その10年間に、ほかの人ができない経験をいっぱいしているじゃないの。決して無駄な10年ではないはず。」と言われ、気持ちが吹っ切れた。
「自分はいったい何ができるのだろう?」「自分しかできないものは何だろう?」「自分が今までやってきたこと、経験したことを社会に還元することはできないのだろうか?」といつも自問してやってきた。
そしてダメもとで可能性が少しでもありそうなところに種をまくようにした。
1年半近くたった今、やっと少しづつ蒔いた種が実をむすび始めている。今言えることは、何事もあきらめず、一つ一つ大切に誠意をもって接していくこと。そして自分という人間をわかってもらうこと。
時間はかかるがこれからも一歩一歩着実に進めていきたい。やっと日本という国に着地できたのだから。
日本に足ががりをしっかりおいて、気持ちと目は世界に向いていたい。
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