江戸時代から現代を考える
Hi, everyone! It was so hot today, wasn't it? Are you surviving?
今日の新聞で江戸時代と現代の人々を比較する面白い記事をいくつか読みました。まずは、江戸時代にも相次ぐ飢饉などにより人口減少に悩まされたとのことです。そしてその対策として出生児に応じて、金銭などの手当てを支給する出産奨励施策「赤子養育仕法」が実施されていたとのこと。さらになんとこの「赤子養育仕法」は二本松藩においては100年近くにわたって、何度も改正されながら実施されたそうです。立正大学の高橋教授によれば、この施策が長期的な視野で行われたのは、「各家庭の経済的な安心感」を高める為だったとのこと。現代でも「経済的安心感」は子どもを産み育てるうえでとても大事なことといわれていますね。
さらに、次は旅に関する記事で、旅が庶民に広まったのは、江戸時代という記事を目にしました。江戸時代は、参勤交代の制度もあり、「宿場町が発展し、にぎわいが生まれ」ました(大東文化大宮滝教授)。宿場町には、宿屋、お茶屋、接待屋などありさぞかしにぎやかだったことでしょう。コロナ規制が緩和化されたまさに今の観光地を連想させます。そして時代は明治となり、鉄道の施設、戦後の高度成長期と続き旅は定着していくわけですが、旅の原点は、江戸時代にあったといえるのかもしれません。「歴史は繰り返す」”History repeats itself!といいますが、歴史から学ぶこと、見えてくるもの、いろいろありますね!歴史を学ぶ楽しさを感じます。
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