「至れり尽くせり」の日本文化!!

ゆっこ

2011年06月17日 00:20

10年ぶりに日本に帰国してから、日本の文化に驚くことが多いが、今日は、またびっくりしたことがある。
今日我が家の愛犬ブラッキーのノミ予防、まだに対策の薬を取りに獣医さんのところに行ってびっくり!!!なんと犬にも「内用薬」の袋があるのだ!!そして、そこには、1日何回何日分まで服用と明記されていた。
ドイツでは、人間相手にでさえも日本の病院からもらう「内服薬」のような袋は一切ない。ドイツでは、基本的に病院から処方箋をもらい、その用紙を持って薬局に行き、薬を購入する。通常は、錠剤等は箱に入っている。
さらに日本の文化が「至れり尽くせり文化」と思うのは、内服薬の袋には、きちんと飲み方(毎食後、時間、1回に何錠服用など)が明記されていることだ。ドイツでは、いつも自分でメモ帳を持っていった。どの薬はいつ、そして何錠、何日間飲むのかなど、先生に伺いながら、メモを取っていかないとわからなくなってしまうからだ。それでも不確かなときは、再度、薬局屋さんで、確認して薬の箱に1日何錠など服用などと書いてもらっていた。本当に日本は、親切な国だと思う。
ドイツから帰って、日本の美容院に行った時でもそう感じた。シャンプーをしてもらうので、移動するために席を立とうと思ったら、ちゃんと椅子まで引いてくれるのだ。それを待ってから立ち上がるようになっているのだ。シャンプー台でもシャンプーが終わり、自分で起き上がろうと思ったら、きちんと椅子の背もたれが上がってきて、先に起き上がってしまった私は、赤面状態!!日本ではなんでも自分でしようとするとどうもうまくいかないことが多い。
でもこのような「至れり尽くせり文化」、何から何までやってもらってしまうことになれてしまうと、自立心、独立心が育たないのではないかと心配になる。また、ドイツに行った時のギャップがおそろしい!!

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