大切にされているドイツの犬たち

ゆっこ

2011年10月07日 00:59

ドイツから日本に帰り思うことは、ドイツの犬は本当に大切にされているということだ。もちろん日本にもたくさんの愛犬家がいるし、かわいい犬のグッズのお店があったり・・・・でもどちらかというと飼い主が個々に自分の犬を愛して、接しているという印象を受ける。それに比べてドイツは国民全体が犬に対して暖かい気持ちを持っているように感じる。犬が人間同様に大切されていると思う場面がたくさんあった。
例えば、ドイツにいた時に毎月お惣菜の配達を頼んでいたのだが、いつも配達員は、犬のお菓子を持っていて、我が家の愛犬ブラッキーにお菓子をくれた。また郵便配達人の多くもお菓子をポケットに入れていていつもブラッキーにくれた。そんなわけでブラッキーは、訪問者は必ずお菓子をくれると思い、ドアのチャイムが鳴ると一目散にドアに向かって走っていくようになった。そしてしっぽをちぎれるくらいに振って座って待つ習慣がついてしまった。ブラッキーは日本に帰ってもそうするのだが、残念ながら何ももらえない。

また、ドイツが犬にとってやさしい国だと思ったのは、ガソリンスタンドにきちんと犬用に水の入ったお皿が置いてあることだ。
ドイツでは散歩中にブラッキーは、スタンドでよくお水を飲んでいた。また、ドライブインにあるお店やレストランの前にもちゃんと犬用のお皿にお水が入って置いてあった。よく配慮されていると感心してしまう。

さらに飼い主と一緒にパン屋さん以外にはレストランやカフェにも入れる。ドイツで散歩中にカフェに立ち寄り、ブラッキーと一緒にお茶をした事が懐かしい。
日本の夏はとても暑いので、散歩中に冷房のきいたカフェに入りたくなるが、ブラッキーを暑い外で待たすのは、かわいそうなのでお茶もできない。
ドイツの犬はデパートにも一緒に行くし、バスや電車にも飼い主と一緒に乗る。初めてデパートで犬を見たときは、衝撃だった!!
こう考えるとドイツは犬ばかりでなく飼い主に対してもやさしい国だと思う。
ドイツ生まれでドイツ育ちのブラッキーはどう感じているのかな?






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