待合室から"Guten Tag!!”
ドイツでいいなと思ったことに病院でのあいさつがある。
通常、先生の診察を受ける前に、待合室で待つが、ドイツではほとんどの病院は待合室が個室のようになっていてドアを開けて入るようになる。
その時に、皆”Guten Tag!"と待合室で待つ知らない患者さんに挨拶をする。挨拶をされた人々も皆口々に”Guten Tag!"と応える。これはなかなか気分がよくて私も実際に病院の待合室のドアを開けて入るときに挨拶をしてみようと思った。最初は、何となく照れくさくて、大きな声が出なかったが、10年の間には自然ににこっと挨拶できるようになった。
日本に帰ってからは、待合室でほかの患者さんに挨拶している人は見かけない。わたしも最初のうちは、自然と「こんにちは!」と口から出てしまい、ほかの患者さんに挨拶していたが、皆不思議そうに見るのでいつ間にか挨拶をやめてしまった。
確かにたくさんの患者さんが待つ待合室では難しいだろうが、小さな個室の待合室なら、ぜひ挨拶を心がけたい。挨拶をされて嫌だと感じる人はいないと思うのだが。それともこれは私の独りよがりかな?
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