懐かしいドイツの静かなクリスマス

ゆっこ

2011年10月27日 01:01

今日近くのお店に買い物に行った時クリスマスの日の食事用の予約注文のコーナーをみかけた。チキンウィングや、クリスマスケーキなどいろいろなものが出ていた。
ドイツのクリスマスはいわゆる日本のお正月のようなもので、1年のうちで一番大きな日なので、みな家族がそろってごちそうをいただく。市販の食事を買って食べることはしない。前もって何を料理するかを決めておく家庭も多いようだ。
そして私が一番驚いたことは、12月25日に家族そろって食事をするときに、人数よりも一人分多くお皿を用意して席をあけておくということだ。つまり誰が来てもウェルカムできるようにしておく。クリスマスは、家族一緒にお祝いするので、その時期に一人で過ごすのはとてもつらいものがある。。
確かにクリスマスの時期は、どこも開いていないし、身寄りのない人には、かなりこたえると思う。誰でもあたたかく迎えられるように1枚お皿を用意しておくとは、本当に感心してしまった。
ドイツのクリスマスは日本と違い、大変おごそかで静かな雰囲気を持っている。よく話題に上るクリスマスマルクト(クリスマス市)も23日の午前中には、閉まってしまう。街は、本当に静かになる。今日は、そんな落ち着いたドイツのクリスマスを思い出した日でした。

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