たまりば

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2023年04月16日

高齢者支援の難しさ

Hi, everyone! Did you have a good weekend?

先日、私の住む団地内の高齢者支援クラブでの定例会がありました。以前、ブログでもお話ししたように、大学のボラティアセンターの学生たちと団地の高齢者とどのように連携をとっていくのかという話し合いになったのですが、高齢者といっても元気で自分で生活できる高齢者と介護が必要な高齢者がいます。学生との触れ合い方においては、そのどちらにターゲットを絞るかによって、かかわり方も変わるということで、団地内の支援クラブの方向性を確認したところ、今、まさに介護や助けが必要な高齢者をまず考えていこう、という趣旨でした。しかし、私としては、元気な高齢者たちのことも視野に入れいくことも大切だと思います。元気な高齢者たちが、団地内の様々な活動に参加することによって、団地は活性化していくと考えられます。そして、それが、最終的には介護が必要な高齢者たちにもなんらかの形で良い影響を与えると思うのです。例えば、団地内での学生と共同のイベントを考えた場合、介護の必要な高齢者は、歩くのも大変で、そのようなイベントに行くこともできず、とても参加できないのではないか、という意見がでましたが、そのように考えてしまうと何もできません。今、元気な高齢者も数年後、あるいは、数十年後に介護が必要になる事は十分考えられます。少しでも心も体も元気に健康に過ごすためにも、学生からの違った視点、学生の持つ力はとても大きな意味をもたらすと思います。また、学生たちも高齢者たちと触れ合うことで、様々の違った見解に触れ、貴重な体験をすることができるはずです。この様に考えると、助けが必要な高齢者だけに絞らず、今はまだ元気な高齢者と両方を視野に入れていく方向性が求められているように感じました。そして、まずは、団地の支援クラブのメンバーに大学のボランティアセンターを知ってもらうことが不可欠と考え、情報共有ということでセンターから頂いた資料を回覧することにしました。これから、どのように進んて行くのか、はっきりしたものはまだ何も見えませんが、焦らず、時間がかかるのは覚悟でやっていきたいと思います。何もしなければ何も始まりませんものね。

新緑の季節になりました!!気持ちもさわやかにしてくれます。  


  • Posted by ゆっこ at 23:13Comments(0)高齢者支援