たまりば

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2023年02月10日

悩める距離感!

Hi, everyone!

今日は、映画を見て強く感じたことをつづってみます。

先日、「イニシェリン島の精霊」という映画を見ました。長年友情をはぐくんできた年の離れた2人の男性、パードリックとコルム。ある日、突然、コルムから、「もうお前が嫌いになった。話しかけてくるな」と絶縁を宣言されます。その理由は、映画の中でだんだんとわかってくるのですが、絶縁宣言されたパードリックは、どうしてもコルムのことが気になり、何とかしてよりを戻そうと試みます。周りの人々は、「もうコルムのことはかまうな」と助言します。でもパードリックは大好きなコルムから離れることができません。大好きでたまならい大切な人から距離をとることがいかにつらくて苦しいことなのかをパードリックを通して強く感じました。例えば、親子の場合はどうでしょうか。子どもは成長し、やがて独立し親元を離れていきます。でも、「元気でやっているかな。ちゃんと食事はしているかな。困っていることはないかな。」などととても気になります。先日、新聞で目にした人生相談にも40代になった子どものことをは母親が心配し(理由はわすれましたが)、どうしたらよいかという相談でした。それに対する回答は、「子どもさんの方から何か言ってくるまでは、こちらからは何も言わず、あたたかく遠くから見守っているのが一番です」と書かれていました。親としては、「何もしないで見守る」というのは、とてもつらく感じることもあるのではないでしょうか。今、私の子どもも短期間ですが、ルーマニアでウクライナの子どもたちの教育支援をしています。親としては、そんな姿にエールを送りたいですが、同時に、正直なところ、安全面についての心配もあります。自分のしたいことをする生き方には、応援してできるだけサポートしてあげたい気持ちがとても強いのですが、不安な気持ちもぬぐえません。「遠くから見守る」、それは大事な姿勢だと思いますが、そうすることが難しいと感じることもあります。大の仲良しだった高校時代の親友が数年前に亡くなりました。突然、ある日、連絡が途絶え、その数か月後に病気で亡くなったのです。もっと早く連絡をとればよかったと後悔の気持ちもありましたが、ふと、もしかして、そっとしてほしかったのかもしれない、とも思いました。誰だって、かまわないでほしい、そんな気持ちになるときはあると思います。親しい人との距離感、本当に難しいと痛感します。でも、心配のあまり、こちらから、あまり出過ぎることだけはしないように心がけたいと感じています。皆さんは、親しい人たちとどのような距離感で生活していますか。
悩める距離感!
この写真は今の私?いろいろ考えさせられます・・・


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    この記事へのコメント
    ゆっこさん 人生100年、60.70歳はまだまだ若い。         いつまでも若々しく生きて行きたいものですね。
    Posted by soushin2soushin2 at 2023年02月14日 19:21
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