たまりば

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2023年02月28日

マスクの着用、ドイツでは?

Hi, everyone!

こちらドイツではマスクをしている人を町で見かけるのは皆無に等しいです。公共交通機関でのマスク着用の義務も解除され、「個人の責任と自主性に任せる」とされています。本当にまれに電車やバス内でマスクをしている人も見かけることもありますが、以前に比べてとても少なくなりました。また、コロナ検査センターも町中ででほとんど見かけなくなりました。先日、フランクフルトで日本人観光客の空港出迎えサービスをしている友だちとライン電話で話したところ、空港に到着した団体旅行の日本人のグループはみなしっかりマスクをしているのですぐにみつけることができると話していました。ホテルへの移動バスの中でも皆、マスクを外さず装着しているので、ガイドの友達もマスクをつけるようにしているとのことです。また、ドイツ人のドライバーさんも自分だけマスクを付けていないのは、日本人のお客さんたちに対して恐縮ということで、マスクをするようになったという話も聞きました。マスク文化、国によって違いますね~。先日4時間10分ほど乗ったスペインへの飛行機内でも乗務員さんも含めほとんどの乗客がマスクを着用していませんでした。たまに高齢のカップルがしていたくらいかな。ドイツは、「自己責任」が強くうたわれている国です。コロナにかかっても自分の責任。日本は、他の人に感染させないための配慮が重要視され、また、同時に「同調圧力」なんて言う言葉も聞かれますね。3月13日から日本もマスク着用は、個人の判断にゆだねられているということですが、ドイツのように自己責任が強く前面に打ち出されている国と違う文化のため、マスク着用に対してまた違った動きがありそうな気がします。
かつては写真のようなFFP2マスクをしていました。お椀のようなマスクでかなり慣れるまで息苦しさを感じました。
  


  • Posted by ゆっこ at 03:48Comments(0)ドイツ

    2023年02月27日

    ドイツの犬にみる縛られない「自由」の大切さ

    Hi, everyone! 

    今日のデュッセルドルフは日中5℃ほどでしたが、とてもお天気が良かったのでライン川河畔を散策しました。日曜日ということもありたくさんの人たちが犬とお散歩していました。もちろんリードなしでワンちゃんたちとフリスビーをしたり、川岸で遊んだり。私たちも以前、ドイツでブラッキーという大型犬のボーダーコリーを飼っていましたが、生後半年ほどから犬の学校に通いました。そこで厳しくみっちりしつけられ、リードなしでも飼い主のいうことをしっかりと聞くことができるようになります。しつけが難しいワンちゃんたちには、個人レッスンも用意されています。そんなドイツのワンちゃんたちは、所狭しとライン河畔を走り回っていました。飛んだり跳ねたり、体中で喜びを発散させているように見えます。そして飼い主が名前を呼ぶとすぐに駆け寄り戻ってきます。ここドイツは、大型犬でも電車に載せたり、デパートなど買い物にも連れていくことができます。初めてデパート内でワンチャンを目にした時はびっくりしました。カフェでもテーブルの下で静かにおとなしく座って待っています。よくしつけられた犬たちだからこそ、自由に家族の一員のように生活できるのだと思います。もちろん多くのホテルもワンちゃんと一緒に宿泊できます。日本でも少しずつそのようなホテルが増えているようですが、まだ数は少ないのではないでしょうか。ドイツに来るたびにワンちゃんたちがなんと生き生きと生活しているのだろう、と思います。人間も含めてどんな生き物にも縛られない「自由」は必要なのではないでしょうか。

      


  • Posted by ゆっこ at 01:40Comments(0)ドイツ

    2023年02月26日

    ドイツで春を感じる!


    Hi, everyone!こちらドイツでは、毎日寒い日が続いています。日中は大体5-7°ぐらいになるのですが風が吹くと寒さでほっぺが痛くなります。夜は零下1℃から2℃くらいになり、まだまだ寒さが厳しいです。それでもカーニバルが終わり、今は町の中は明るいイースターカラーがあふれています。パン屋さん、チョコレートやさん、花屋さん、いたるところに、カラフルな卵やウサギさんの置物を目にするようになりました。イースターは、イエス・キリストが十字架にかけられて亡くなった後、3日後に復活したことを祝うお祭りで毎年、日にちが変わります。今年は、4月9日になります。これは、イースターが、春分の日の後の最初の満月の次の日曜日になっているからです。また、キリスト教の宗派によってもイースターの日が異なります。さらに余談になりますが、イースターに合わせて学校も2週間の春休みになり、その上、注意すべきことはドイツの州によって春休み期間も違います。ドイツにいる時には、いつもカレンダーをチェックして休みを確認していました。そして休日をしっかりとる私のドイツの友人たちは、1年ほど前からこの日に合わせて家族旅行の計画を立てていました。休みにかける情熱はすばらしいもの!!があります。
    イースター気分を味わうために今日は近くのガーデン・センターに行ってみました。春を待つ、かわいい花たちがたくさん出迎えてくれました。もちろん、イースターの卵やうさぎさんたちも所狭しと飾られていました。これからはたくさんの家でお庭の木々にカラフルなイースターの卵をつるしていくことでしょう。初めて日本からドイツに来たのは2000年3月28日。言葉もわからずまだまだ肌寒いドイツで、近くの家のお庭の枝にカラフルなイースターの卵を見つけ、気持ちがふと明るくなったことを思い出します。イースターは、寒くて暗い冬がまもなく終わり、明るい春がやってくるという期待、そしてワクワク感を私たちにもたらしてくれます。季節ごとの風習は、日本での風習も含めて、生活の中で私たちに活力や生きる力を与えてくれるとても重要な役割を果たしていると思います。これからも大切にしていきたいと改めて感じました。
      


  • Posted by ゆっこ at 01:57Comments(0)ドイツ

    2023年02月25日

    休暇の過ごし方を考えてみる

    Hi, everyone!Wie geht's? (=Are you doing fine?)

    先日行ってきたテネリフェ島には、多くのヨーロッパ人、特にドイツの人々がバカンスに訪れていました。まだ、学校が春休みではないので高齢のカップルそして、小さな子供連れの家族の姿が多く見られました。彼らの滞在期間は、少なくとも1週間から10日、あるいはそれ以上?のようです。島には宿泊施設として、ホテル以外にキッチンのある長期滞在用のホリデイハウスなどが多くあるので、たくさんのドイツの人々が近くの大手スーパーで、水、野菜、果物、パン、チーズ、ワインなど大量に食料品を買い込んでいました。天気の良い日は、施設内の屋外プールでのんびり日光浴をしたり、仲間とプールバーでおしゃべりをしたり・・・もちろんレンタカーをしたり、ツアーに申し込んで、観光名所に出かけたり。ホテルの広々とした明るいロビーでくつろいでいたり。中には、一人で来ている人もいて、海を見ながら、ゆったりと朝食をとっていました。また、ホテルの広い敷地内にある景色の良い庭園でお母さんと小さな子供が、ピクニックをしているのもとても印象的でした。とにかくそれぞれが、のんび~りと独自のスタイルでゆったりとバカンスを楽しんでいるようでした。
    日本でも今は、団体旅行から個人旅行、オリジナリティを生かしたツアーなど様々ですが、どちらかというとゆったりと同じ場所にいるスタイルよりも観光地巡りというのが多いのではないでしょうか。でもヨーロッパの人々の休暇の過ごし方を見ていると、時には特に予定も決めず時間も気にせず、ただのんびりゆったり、時間を過ごすというのもとてもリフレッシュできるような気がします。
    今度、チャンスがあったら、是非そんなスタイルの旅もしてみたいと思います。

    この写真はスペイン領内の最高峰テイデ山(3,718m)です。  
    タグ :ドイツ


  • Posted by ゆっこ at 07:07Comments(0)ドイツ人生を楽しむ

    2023年02月24日

    ドイツの本屋さんでの嬉しい試み!

    Guten Tag! Wie geht's?

    今日は、デュッセルドルフ市内の大好きな本屋さんに行ってきました。日本と同様に小説のセクションには、児童書、冒険、推理、歴史小説などあらゆるジャンルのコーナーがあります。その中で面白いと思ったのは、”Starke Frauen”(強い女性達)というコーナーです。割と大きな一角を占めていてどんな本が置いてあるのか見てみると、主人公の年齢層は若い層から高齢の女性まで、そして時代も1900年初頭の物から現代に至るまで幅広い設定でした。共通しているのは、どんな状況におかれていても力強く自分の道を行く女性たちというイメージでした。なかなかユニークな試みだと思います。日本の本屋さんにもこんなコーナーがあったら是非、覗いてみたいと思いました。また、もう一つ興味を引いたのは、”Erfahrungen”(経験)というコーナーです。ここには、複雑な家庭環境に生まれ育った人などさまざまな経験を持つ著書たちの自伝や経験談などをまとめた本が置かれていました。こんなコーナーもとても興味を引きました。日本でも独自のオリジナリティを打ち出す本屋さんも多いと思いますが、常時同じような陳列の仕方ではなく、定期的にいろいろなテーマを設定してそれに合った本を陳列する、というのも読者にとっては嬉しいのでは。
    そしていつものように”Alter werden”(年を重ねる)というセクションの本ものぞいてみました。たくさんの本の中から、今日はベストセラーで、心理学者でもあり女医さんでもあるMarianne Kochの書いた”Alt werde ich später"(私はゆっくりと年を重ねる)を選んでみました。年を重ねることをDr. Kochはどのように捉えているのか、また、少しづつ、みなさんと共有できたらと思います。お楽しみに!


      


  • Posted by ゆっこ at 02:27Comments(0)ドイツ

    2023年02月23日

    大自然に息をのむ

    Hi, everyone!
    カナリア諸島の中の一つの島、テネリフェの旅を終えてドイツに戻ってきました。あまりの大自然の壮大さに今も感動が収まりません。一番感激したのは島のシンボルともいえるテイデ山で標高が3,718メートル、スペイン領内で最高峰です。雪をかぶったテイデ山も素晴らしいのですが、その周辺が国立公園となっていてクレーターあり、砂漠ありでまるでSF映画のワンシーンのような異次元の世界に降りたったような感覚に陥りました。また、マスカ渓谷も険しい山に囲まれた中にあり、まだかまだかというくらいに続くたくさんのヘアピンカーブを登っていきます。道幅が狭く、ちょっと油断すれば、谷底に落ちていくという感じで気を抜けません。とにかくたどり着くまで大変な神秘的な秘境なのですが、何とそこに小さな村があるのです。ここは昔、海賊の村だったといわれています。さらに極めつけは、神聖な樹木とされているドラゴンツリー。樹齢が1,000年から2,000年のものもあり、ずーっと島の人々たちを守ってきたんだなあと感慨深いものがありました。日本では目にしない珍しい植物も目にしました。赤や黄色の原色が真っ青な空と白い雲にマッチします。
    アフリ大陸から西へ約100㎞ほどの大西洋に浮かぶ島で「常春の楽園」と言われています。人生のリチャージ。自然の力に脱帽です。

      


  • Posted by ゆっこ at 02:13Comments(0)大自然

    2023年02月16日

    19世紀のドイツ絵画にみる人生の2面性

    Hi, everyone!Wie geht's? (=How are you doing?)
    今日は、デュッセルドルフ市内にある美術館に行きました。タイトルは”Mehr Licht. Die Befreiung der Natur"(さらなる光、自然への解放)。つまり自然に魅せられ、自然を友として愛した19世紀のドイツ人画家たちの作品展示です。雲、波、風、森そして光など自然をテーマにした油絵作品です。興味を惹かれたのは、自然の2面性、例えば、雲であれば、真っ青な晴天の日に浮かぶ雲ばかりではなく、あえて嵐や豪雨の日を選び、そんな日の雲もテーマとして描いていることです。明るく描かれた雲と怖ろしいくらいに真っ暗な雲。また、森の中の木々もたくさんの葉をつけ生き生きとした美しいものだけでなく、倒木や腐った木々も描いた作品もありました。しかし、不思議なことに、倒木や腐って朽ちた木々を描いた作品になぜか魅せられ、木々に息吹を感じました。他にも明るいやさしい光と寒々とした影とのコントラストを美しく描いた作品もたくさんありました。画家たちは、自然をまるで個々の人間のようにとらえ、自然が示すいろいろな顔を作品にみることができます。今回の展示を見ながら、「自然」が人間のように感情の起伏や明暗をもち、わたしたちの人生の2面性との重なりを感じました。そして、「自然」に自分を解放し、夢中に筆をとった19世紀の画家たち。なんだか今を生きる私たちにも共通するものがあるような気がします。「自然」の持つ力、その中に身をゆだねると気持ちが解き放たれいくのを感じます。この町の雄大でゆったりと流れるライン川を眺めていると心がとても落ち着きます。ちなみにドイツ語では、河川の固有名詞にも男性、女性という性別が割り当てられていますが、殆どの川が女性名詞です。でもライン川はder Rheinとされ、男性名詞です。まさに「父なるライン川」、暖かく包んで見守ってくれているお父さんのように思えてきます。自然への解放に目覚めた19世紀の画家たちに出会い、共感を覚えた私でした!

      


  • Posted by ゆっこ at 02:34Comments(0)つながり今の自分

    2023年02月15日

    2月14日のデュセルドルフ:カーニバルとバレンタイン

    Hi, everyone! Now I’m in Germany.

    昨日ドイツのデュッセルドルフにやってきました。(日本とドイツの時差は、日本の方が8時間進んでいます。)今日は、日本とはひと味違う2月14日の町の様子をお伝えできればと思います。しばし、ドイツにいる気分に浸っていただければ嬉しいです。

    まずは何と言っても市内は、2月16日から21日にやってくるカーニバルの雰囲気になっていました。デパートに行ってみるとカーニバル特設会場があり、そこではテンションの高い?カーニバルの楽しい曲が流れ、カーニバルの仮装衣装が子供用から大人用までたくさん溢れていました。衣装だけはなくカラフルな帽子やタイ、小物などもたくさん!まさにこれから楽しいカーニバルがやってくるという雰囲気を感じます。そして町のパン屋さんの外ウィンドウには”Helau!"というサインが。これは、デュッセルドルフでは、カーニバルの沿道バレードがあり、お菓子などをたくさん沿道の人たちに投げるのです。”Helau!"はお菓子を投げる時の掛け声で、沿道の人々もできるだけたくさんお菓子をゲットしようと必死でみんな”Helau!”と叫ぶのです。そしておもしろいことに隣町のケルンでは掛け声が”Alaaf!になります。間違えたら大変。実は、デュッセルドルフとケルンでは、関東と関西のようなちょっとした対抗意識があるのです。
    そしてもう一つ。バレンタインデーの今日は、町にはお花屋さんから、パン屋さんまでバレンタインに送るものがたくさん用意されていました。ドイツには日本のようにチョコレートを男性から女性に贈るという習慣はなく、素敵な花束を贈る人が多いようです。花屋さんを覗いてみると真っ赤なバラの花束やバラのハート形のリースなどがたくさん並べられていました。パン屋さんにもハート型のケーキに”Ich mag dich!"(I love you!)なんて書いてあるものもありました。もちろんチョコレートショップもバレンタインセクションがしっかりありましたよ。
    そんなわけで今日2月14日は、デュッセドルフの町は、バレンタインデー、そしてカーニバルを数日後に控え、人びとにとってちょっと忙しい日になります。もちろん、何もしない人もいますが、特にカーニバルは楽しまなきゃ損という感じです。是非、チャンスがあったら、ドイツの人たちと一緒に”Helau!”と叫んでみてくださいね!! ストレス発散になりますよ。日本でも最近ハロウィーンなど仮装して町に繰り出しますが、主に子どもたちや若者のイメ―ジがあるような気がします。でもドイツのカーニバルは、とにかく子どもより、中高年パワー全開になります。初めてカーニバルに参加した時、「ここまでやるの?」というような感じでした。あまりの熱狂ぶりなので、別に”Kinderkaneval”(子供用カーニバル)があるくらいです。
      


  • Posted by ゆっこ at 01:50Comments(0)ドイツ

    2023年02月10日

    悩める距離感!

    Hi, everyone!

    今日は、映画を見て強く感じたことをつづってみます。

    先日、「イニシェリン島の精霊」という映画を見ました。長年友情をはぐくんできた年の離れた2人の男性、パードリックとコルム。ある日、突然、コルムから、「もうお前が嫌いになった。話しかけてくるな」と絶縁を宣言されます。その理由は、映画の中でだんだんとわかってくるのですが、絶縁宣言されたパードリックは、どうしてもコルムのことが気になり、何とかしてよりを戻そうと試みます。周りの人々は、「もうコルムのことはかまうな」と助言します。でもパードリックは大好きなコルムから離れることができません。大好きでたまならい大切な人から距離をとることがいかにつらくて苦しいことなのかをパードリックを通して強く感じました。例えば、親子の場合はどうでしょうか。子どもは成長し、やがて独立し親元を離れていきます。でも、「元気でやっているかな。ちゃんと食事はしているかな。困っていることはないかな。」などととても気になります。先日、新聞で目にした人生相談にも40代になった子どものことをは母親が心配し(理由はわすれましたが)、どうしたらよいかという相談でした。それに対する回答は、「子どもさんの方から何か言ってくるまでは、こちらからは何も言わず、あたたかく遠くから見守っているのが一番です」と書かれていました。親としては、「何もしないで見守る」というのは、とてもつらく感じることもあるのではないでしょうか。今、私の子どもも短期間ですが、ルーマニアでウクライナの子どもたちの教育支援をしています。親としては、そんな姿にエールを送りたいですが、同時に、正直なところ、安全面についての心配もあります。自分のしたいことをする生き方には、応援してできるだけサポートしてあげたい気持ちがとても強いのですが、不安な気持ちもぬぐえません。「遠くから見守る」、それは大事な姿勢だと思いますが、そうすることが難しいと感じることもあります。大の仲良しだった高校時代の親友が数年前に亡くなりました。突然、ある日、連絡が途絶え、その数か月後に病気で亡くなったのです。もっと早く連絡をとればよかったと後悔の気持ちもありましたが、ふと、もしかして、そっとしてほしかったのかもしれない、とも思いました。誰だって、かまわないでほしい、そんな気持ちになるときはあると思います。親しい人との距離感、本当に難しいと痛感します。でも、心配のあまり、こちらから、あまり出過ぎることだけはしないように心がけたいと感じています。皆さんは、親しい人たちとどのような距離感で生活していますか。

    この写真は今の私?いろいろ考えさせられます・・・  


  • Posted by ゆっこ at 22:13Comments(1)つながり今を生きる

    2023年02月08日

    何気ない生活のなかでの気づき

    Hi, everyone! How are you doing? 

    みなさんは、何気ない生活の中で、ふと感じることや思うことはありませんか。
    今日は、30分ほどバスに乗ってでかけたのですが、その時に気づいたり、感じたことがあります。
    まずは、バス内での運転手さんの指さし確認です。バス停留所を出るたびに「よし!よし!」と確認しているのを目にしました。そういえば、電車のホームでもよく駅員さんが、「よし!よし!」と指差しして、確認する光景を目にしたことがあります。実は、私もこれを見習って、家を出る時にガス「よし!」、電気「よし!」など声に出しながら、指さし確認をするようにしています。なかなか良いやり方かと思います。これをすることにより、なんと!電気をつけっぱなしにすることもなくなりました。是非、皆さんにもお勧めしたく思います。
    そしてもう一つ、今日、バスに乗って感じたこと、それはバス停についてです。バス停もいろいろあり、全くまわりに何もない殺風景なもの、そして中には、会議室で使うような折り畳み椅子が5つほど並べられているバス停、高架線の下にあって暗くて周りに何もないバス停。都心の
    バス停には、ベンチがあるところが多いかもしれませんね。高齢になったり、大きな荷物を持っているときなどは、バスを待っているときに座るところがあるのは、うれしいと思います。それではドイツはどうでしょうか。これは家の近くのバス停の写真です。丁度、バス停がお庭の前にあるので、バスを待っている間、いつも美しい花々を眺めたり、香りを楽しんだりしています。多くの人が利用するバス停。素敵な場所であったらいいなと思います。


    何気ない日常のなかでも感じたり、気づいたとき、私は、忘れる前にメモを取ったり写真をとったりします。今日、家の近くで開花した梅の写真をとっている方を目にしました。花を愛でる、いいですね。毎日の生活での気づきや気持ち、大切にしていきたいと思います。

      
    タグ :毎日の生活


  • Posted by ゆっこ at 23:46Comments(0)人生を楽しむ今を生きる

    2023年02月08日

    外国語をとおしてあらたな自分を感じる

    Hi, everyone. Today I’d like to share the speech by New Zealand prime minister Jacinda Ardern.

    今日は、ニュージーランドのアーダーン首相が2月に辞任表明というニュースを見て、私が感じた「言葉の持つパワー」についてお話ししたく思います。アーダーン氏は、2017年に当時世界最年少の女性首相に就任し、その1年後に長女を出産し、6週間の産休を取るなど、個人的に注目していた首相だったので、なぜ、突然、辞任するのか興味を持ちました。そして彼女のスピーチを少し聞いてみると以下のような言葉が。

    ”・・・・・I no longer have enough in the tank to do it justice.
    It''s that simple.・・・・・・I am human. Ploticians are human.・・・・”

    日本の新聞には、「私には、職務を続ける余力がない。政治家も人間だ。」というような内容で訳されていました。この中で特に印象に残った言葉は、”It’s that simple"の部分です。つまり、辞任理由はこんなにシンプルなもの、という表現です。この辞任理由を聞いてなんだかとてもすかーっとしたさわやかな気分になりました。日本の政治家たちは、辞意表明をする時にこんなストレートな言い方をしているでしょうか。残念ながら、ありきたりの言い訳や不透明な辞意表明を聞くことが多いような気がします。きっぱりとこのような言葉で辞意表明ができるのも、もちろん文化的な背景も大きく関わっていると思いますが、この"It's that simple!!という表現に英語独自の持つストレートさがあるように思います。実は、私が言語を学ぶ原点は、ここにあるように感じます。つまり、英語という言葉によって、日本語では表現するのは難しい、あるいはできないような自分の気持ちや意見などを英語の表現を使って言い切る事ができるからです。英語で話しているときの自分は、日本語を話しているときの自分と違っている?むしろ、英語で話す方が心地よく、すっきり自分の気持ちを述べることができたと感じることもあります。
    また、先程述べたように言語と文化は大きな関係性を持っています。日本語にも日本の文化と密接な関係をもった独自の美しい表現もたくさんあります。でも、もしかしたら、日本語以外に自分の気持ちや感情を表現したり、違う自分、いやもっと開放された本当の自分?になれたりする言語があるかもしれません。それはもしかして、英語ではなく他の言語かもしれません。イタリア語挨拶など、聞いただけで気持ちが明るくなります。今、高いお金を払って語学学校に行かなくても留学しなくてもいくらでもいろいろな方法で言語を学ぶチャンスがあります。英語以外の言葉の学びを視野に入れるのも新たな自分の発見につながるのでは?


    これは南イタリアを旅行した時訪れた小さな村です。陽気なイタリア語と村のおちゃめな雰囲気がとってもあっていました!  
    タグ :外国語学習


  • Posted by ゆっこ at 00:28Comments(0)今の自分

    2023年02月06日

    目標設定と張りのある生活

    Hi, everyone! How's it going?

    先日、高齢者にとって、「きょうよう」がとても大切だということを耳にしました。「教養」かと思っていたら、それは「今日用」、つまり、今日どこかに行く用事があるということでした。確かに家の中にずっといるよりも、外に出かけることは運動や気分転換にもなるし、良いことだと思います。そしてその他にも、年を重ねていく中で最近大切だと感じることは、何かの目標をもって生活をするということです。目標をもつことで生活に張りが出てくる気がします。どんな小さな目標でも目標を何も持たないで生活するのと気分的に随分違う気がします。例えば、今の私の目標はは、いままでやってきているドイツ語をしっかりと再復習することです。今、ドイツ語の文法書を再読したり、ドイツ語のラジオ番組をしっかり聞くようにしています。できるだけ、現地でドイツ人の友達や地元の人々との会話を楽しみたいと思っていて、それには自分の気持ちをしっかり表現することが大事だと思うからです。そして、そのためには言葉が必要になってきます。まもなく出発するドイツ行きに備え、ドイツ語の再学習を目標に設定しました。ジム友達の中には、ジャズダンスをもっと上手になりたいとか、筋肉量を増やしたいとか、いろいろな目標を持っている人もいます。また、ある学生時代の友達は年間100冊の本を読むことを目標にしています。もちろん、目標達成のためにがちがちになり、ストレスが溜まってしまうのは避けたいものです。何事も楽しみながら、目標に向かって日々を送るのも良いと思います。私自身、ドイツ語の再学習という目標設定をしてから、毎日の生活が楽しくなってきました。皆さんも今、目標はありますか?

    これはドイツの町キールの地ビールです。いろいろな地ビールを捜し歩くことが目標なんていうのも楽しいでしょうね。実際、地ビールへの関心から、ドイツに移住して、今ドイツで地ビールライターをしている日本人女性もいます!  
    タグ :ドイツ語


  • Posted by ゆっこ at 22:34Comments(0)人生を楽しむ

    2023年02月05日

    点から線へ

    Hi, everyone! How are you enjoying your Sunday night?

    年を重ねてきて思うのは、「点が線になる」瞬間に遭遇することが増えてきていることです。つまり、今まで断片的に存在していた事々が、関係性を持ちはじめ、つながって一つの線になるという事です。例えばこんなことがありました。昨夜のことですが、わたしは、あるラジオ番組を聞いていました。その番組は視聴者が映画の中の大好きな曲をリクエストするもので、その映画はイギリス作で、フィレンツェを舞台にした情熱的な青年とイギリスの良家の令嬢のラブ・ロマンスを描いたものとのこと。すると突然、いつものvocal training で歌っているオペラ歌曲が流れてきたのです。映画の題目も初めて聞いたもので全く知らなかったのですが、まさに「その」歌曲でした!音楽も映画も大好きな私にとっては、とっても嬉しい瞬間でした。なぜなら、オペラ歌曲と映画がつながったのですから。是非、映画の中で、その曲がどのような場面でどのように使われているのか見てみたいと思っています。そこからまた、世界が広がっていくような気がします。これは、あくまで一つの例ですが、このように今までのひとつの経験や体験であったものが、突然、他のものとつながり、「ああ、これはこういうことなのか」、「こういうつながりがあるのか」など、新鮮な驚きを感じたことはありませんか。これは、年を重ねているからこそ、経験できることだと思います。そのような瞬間がまた訪れるのをワクワクしながら日々を送っています。


    これは昨年行ったフランスの小さな村のお肉屋さんです。本物と間違えてしまうくらいよくできた豚さんが、お店を覗いています。先日、ユーモアの大切さについて触れましたが、これもユーモアのセンスたっぷり!  


  • Posted by ゆっこ at 22:06Comments(0)人生を楽しむ

    2023年02月03日

    映画Tout s'est bien passéにみるユーモア

    Hi,everyone! What’s up?

    フランス映画Tout s'est bien passé(日本語タイトル:すべてうまくいきますように)を見ました。脳卒中で倒れた85歳の父親が安楽死を願い、それを娘たちに協力してほしいと頼むという重いテーマの映画です。何度も涙する場面がありましたが、それでも暗い気持ちにならなかったのは、父と娘との交わす会話にユーモアがあふれていたからだと思います。欧米で暮らすなかで、いつも感じたのは、何気ない会話の中のユーモアです。それは、親しい友だちとの会話だけでなく、カフェやお店などの店員さんたちと交わす言葉のなかにもあります。よく覚えているのは、アメリカで生活を始めたときのことです。やっと歩き始めた幼い娘を見て知らないアメリカ人のおじいちゃんが、「人間の女の子かと思ったら、やっぱリお人形さんだったんだね~」と笑いながら話しかけてきました。まだ幼い娘のことをストレートに「かわいいね~」という代わりにユーモアを込めて表現してくれたのだと思います。また、アメリカ留学先は中西部ウイスコンシン州だったのですが、その年は寒波到来であまりの寒さにアメリカ人のルームメートが「フライパンが必要だね」と言ったのです。フライパンで温めないと言葉が出てこないくらい寒いということをユーモアたっぷりに表現していました。
    ユーモアはその場の雰囲気を柔らかくそしてとても暖かいものにすると思います。毎日の暮らしの中にユーモアあふれる会話ができたら、どんなに素敵でしょう!映画を見て、人生におけるどんな場面でもユーモアを忘れてはいけないと強く感じました。
    ドイツの町の中心にある公園の彫像です。かわいくていつも見るたびに笑みがこぼれます。これもユーモア?
      


  • Posted by ゆっこ at 23:17Comments(0)今を生きる

    2023年02月02日

    アップデートすることの大切さ

    Hi, everyone! How have you been?

    最近、思うことは、年を重ねても常に自分をアップデートしていくことが大切だという事だ。例えば、大学の授業に関しては、昨年度は対面授業が中心だったが、おととしは、ハイプリッド型の授業であった。つまり、学生たちは自宅でオンラインで参加しても大学に来て授業に参加しても良いということだったので、教師たちがそのやり方を学ぶセミナーを2年前の春休みに受けた。はじめのうちは、実際にうまくいくか、かなり緊張したし、授業内容そのものよりもそちらの操作に手間取り、あたふたしたことを思い出す。オンライン授業でさえも初めは、慣れるまでかなり大変だった。今は、大変便利だと思うが。
    その他にも確定申告をするのもスマホで簡単にできるようになったし、それにより紙の無駄がなくなるという利点もある。最近はペーパーレスだけでなく、キャッシュレスもどんどん進んでいる。それに伴い、いろいろと学ぶことも多く大変だと思うこともあるが、年を重ねる中で、新たな動きや技術の進歩に対抗するのではなく、そのような変化に対応していくことも大切だと思う。
    先日から紹介しているドイツの哲学者のSchmid 氏も本の中で以下のように述べている。

    年を重ねていっても人生の最後の瞬間まで「学ぶべきプロジェクト」がある。新しい経験と課題、社会の変化とテクノロジーの成果に注意していくことが大切である。

    確かに新たな技術やテクノロジーを受け入れ、生活の中に取り入れるには不安や心配もあるが、年をとっているからわからなくていいという考えではなく、自分のなかでは可能な限り、これからもいつもアップデートしていくという姿勢でいたいと思う。
    もちろん、雄大なライン川がいつも変わらない姿で、暖かく迎え入れてくれるのはとてもうれしい。いつまでもアップデートしないでいてほしい。

      


  • Posted by ゆっこ at 23:38Comments(0)今の自分人生を楽しむ

    2023年02月01日

    花を日常に!

    Hi, everyone! I can't believe February already started! Time flies, doesn't it?

    風が強い日でしたが、思い切ってお墓参りに行ってきました。毎回、お供えする花を近くの花屋さんで買ってから行くのですが、仏様用に用意されたものではなく、自分で気に入った花を買います。今回は、淡いピンクのストック、濃いめのピンクのスイートピー、そして淡いオレンジのキンギョソウを選びました。寒い日が続いていますが、これからやって来る春を感じさせる花を自然と選んでいました。お墓のお掃除をして用意した花を供えると、お墓がパア―ッと明るくなったようで、花たちが風に吹かれて揺れているのを見るとまるでご先祖様たちも喜んでいるようでした。私自身もパワーをもらったような気がします。
    ドイツではお花屋さんはもちろん、定期的に花のマルクト(市場)がでます。季節を感じさせる花々を楽しむことができ、ドイツにいる時にはいつもマルクトを覗いています。マルクトでは、ミニバラ10本で4~6ユーロぐらいで手に入ることが多く、よく買います。特に春にはオランダから来たチューリップなども小さいものから大きなものまであり、とてもカラフルです。10年暮らすうちに花が自分のまわりにあることが生活の中の日常になり、日本に帰国してからもと思っていましたが、あまりの花の値段の高さに常に買うことが難しくなりました。それでもいろいろなお花屋さんを覗いて、気に入った花屋を見つけることができ、家の花瓶に入れ、楽しんでいます。ドイツの人々は、ベランダにお気に入りの鉢植えを置き、上手にお花を育てています。家のまわりの住宅街を歩く楽しみの一つは、ベランダに置かれている美しい花々やお庭の花たちを眺めることでした。カフェのテーブルにもかわいい花(もちろん生花)が置いてあり、常に花が生活の中に自然に溶け込んでいました。
    花を買って花瓶にさし、テーブルの上に置くと一気に部屋が明るくなり、気持ちまでリフレッシュされます。気持ちのゆとりもでてくるような気がします。日本では花は高いですが、花一輪でも毎日の生活に潤いを与えてくれると思います。お花さんたち、いつもパワーをありがとう!!
    この写真はドイツの自宅のベランダです。家は郊外なので少し広めのベランダですが、町の中心に住んでいるドイツ人の友達も狭いベランダにたくさんの鉢植えを置き、美しい花々を毎日楽しんで暮らしています。お邪魔するたびにまずは最初にベランダに案内され、素敵なベランダと見せてくれます。彼女とご主人のご自慢のお花であふれたベランダです。
      


  • Posted by ゆっこ at 20:36Comments(0)ドイツ人生を楽しむ