2023年02月08日
外国語をとおしてあらたな自分を感じる
Hi, everyone. Today I’d like to share the speech by New Zealand prime minister Jacinda Ardern.
今日は、ニュージーランドのアーダーン首相が2月に辞任表明というニュースを見て、私が感じた「言葉の持つパワー」についてお話ししたく思います。アーダーン氏は、2017年に当時世界最年少の女性首相に就任し、その1年後に長女を出産し、6週間の産休を取るなど、個人的に注目していた首相だったので、なぜ、突然、辞任するのか興味を持ちました。そして彼女のスピーチを少し聞いてみると以下のような言葉が。
”・・・・・I no longer have enough in the tank to do it justice.
It''s that simple.・・・・・・I am human. Ploticians are human.・・・・”
日本の新聞には、「私には、職務を続ける余力がない。政治家も人間だ。」というような内容で訳されていました。この中で特に印象に残った言葉は、”It’s that simple"の部分です。つまり、辞任理由はこんなにシンプルなもの、という表現です。この辞任理由を聞いてなんだかとてもすかーっとしたさわやかな気分になりました。日本の政治家たちは、辞意表明をする時にこんなストレートな言い方をしているでしょうか。残念ながら、ありきたりの言い訳や不透明な辞意表明を聞くことが多いような気がします。きっぱりとこのような言葉で辞意表明ができるのも、もちろん文化的な背景も大きく関わっていると思いますが、この"It's that simple!!という表現に英語独自の持つストレートさがあるように思います。実は、私が言語を学ぶ原点は、ここにあるように感じます。つまり、英語という言葉によって、日本語では表現するのは難しい、あるいはできないような自分の気持ちや意見などを英語の表現を使って言い切る事ができるからです。英語で話しているときの自分は、日本語を話しているときの自分と違っている?むしろ、英語で話す方が心地よく、すっきり自分の気持ちを述べることができたと感じることもあります。
また、先程述べたように言語と文化は大きな関係性を持っています。日本語にも日本の文化と密接な関係をもった独自の美しい表現もたくさんあります。でも、もしかしたら、日本語以外に自分の気持ちや感情を表現したり、違う自分、いやもっと開放された本当の自分?になれたりする言語があるかもしれません。それはもしかして、英語ではなく他の言語かもしれません。イタリア語挨拶など、聞いただけで気持ちが明るくなります。今、高いお金を払って語学学校に行かなくても留学しなくてもいくらでもいろいろな方法で言語を学ぶチャンスがあります。英語以外の言葉の学びを視野に入れるのも新たな自分の発見につながるのでは?
これは南イタリアを旅行した時訪れた小さな村です。陽気なイタリア語と村のおちゃめな雰囲気がとってもあっていました!
今日は、ニュージーランドのアーダーン首相が2月に辞任表明というニュースを見て、私が感じた「言葉の持つパワー」についてお話ししたく思います。アーダーン氏は、2017年に当時世界最年少の女性首相に就任し、その1年後に長女を出産し、6週間の産休を取るなど、個人的に注目していた首相だったので、なぜ、突然、辞任するのか興味を持ちました。そして彼女のスピーチを少し聞いてみると以下のような言葉が。
”・・・・・I no longer have enough in the tank to do it justice.
It''s that simple.・・・・・・I am human. Ploticians are human.・・・・”
日本の新聞には、「私には、職務を続ける余力がない。政治家も人間だ。」というような内容で訳されていました。この中で特に印象に残った言葉は、”It’s that simple"の部分です。つまり、辞任理由はこんなにシンプルなもの、という表現です。この辞任理由を聞いてなんだかとてもすかーっとしたさわやかな気分になりました。日本の政治家たちは、辞意表明をする時にこんなストレートな言い方をしているでしょうか。残念ながら、ありきたりの言い訳や不透明な辞意表明を聞くことが多いような気がします。きっぱりとこのような言葉で辞意表明ができるのも、もちろん文化的な背景も大きく関わっていると思いますが、この"It's that simple!!という表現に英語独自の持つストレートさがあるように思います。実は、私が言語を学ぶ原点は、ここにあるように感じます。つまり、英語という言葉によって、日本語では表現するのは難しい、あるいはできないような自分の気持ちや意見などを英語の表現を使って言い切る事ができるからです。英語で話しているときの自分は、日本語を話しているときの自分と違っている?むしろ、英語で話す方が心地よく、すっきり自分の気持ちを述べることができたと感じることもあります。
また、先程述べたように言語と文化は大きな関係性を持っています。日本語にも日本の文化と密接な関係をもった独自の美しい表現もたくさんあります。でも、もしかしたら、日本語以外に自分の気持ちや感情を表現したり、違う自分、いやもっと開放された本当の自分?になれたりする言語があるかもしれません。それはもしかして、英語ではなく他の言語かもしれません。イタリア語挨拶など、聞いただけで気持ちが明るくなります。今、高いお金を払って語学学校に行かなくても留学しなくてもいくらでもいろいろな方法で言語を学ぶチャンスがあります。英語以外の言葉の学びを視野に入れるのも新たな自分の発見につながるのでは?
これは南イタリアを旅行した時訪れた小さな村です。陽気なイタリア語と村のおちゃめな雰囲気がとってもあっていました!
Posted by ゆっこ at 00:28│Comments(0)
│今の自分