たまりば

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2024年03月22日

枠を決めない生き方で点が線に変わる!

最近、自分の所属する大学関係の研究所から英文の校正や議事録の日本語訳などを立て続けに頼まれることが起こっています。今まではどちらかというと翻訳より通訳の仕事が好きでそちらの仕事をしてきましたが、今回、翻訳関係の仕事を楽しんでいる自分がいることに気が付きました。同じ英語という語学を使った仕事ですが、自分は通訳の方があっている、とずっと思いこんでいたのですが、今回、初めて翻訳の楽しさを感じています。翻訳はじっくりといろいろな文献を調べる時間もとれ、英語だけでなく、その分野の知識を学べるという利点もあります。今の翻訳は、パレスチナ駐日大使の講演議事録で、まさに今パレスチナ、イスラエルで起こっている現状を知る必要が在ります。毎日何気なく新聞やニュース、ネットなどから入る情報を聞き流していたのですが、翻訳にあたり、かなり真剣に情報把握をするように心がけています。このように年齢とともに語学を使うという同じジャンルの仕事においても興味が変わるということを実感しています。これからは現在関わっている大学での英語教育というジャンルにとらわれず、自分の研究分野の社会学も含め、枠を決めずにいろいろな形で英語にかかわっていければと感じています。これも昨日のブログでも触れましたが、点が線になる感覚と同じかもしれません。年を重ねることの強みですね!

ペルーのクスコ市内でよく見かけたインカ薬局‼名前がすごい(笑)!  


  • Posted by ゆっこ at 23:07Comments(0)年を重ねる

    2024年03月21日

    今日も新たな発見が!

    アメリカのSilicon Valleyに住むアメリカ人のママ友に、できたら今年の夏に会いに行きたいと思い、どの町に住んでいるのか確認したところ、San Joseという答えが。調べてみるとSan JoseはSilicon Valleyの最大の都市でハイテク産業地域の中心の一部となっているとのこと。そして、ガイドブックにはSan Jose(サンノゼ)とあり、サンホセと違うのかと疑問がわきました。そして、その時ふと小さい時よく耳にした歌”Do you know the way to San Jose”(サン・ホセへの道)が浮かびました。ひょっとしてこの歌の中のサン・ホセはサンノゼのこと?実はそうだったのです!スペイン語風に読むとSan Joseがサン・ホセになるともありました。歌詞をよく見てみると確かにSan Jose出身の女の子がロスに行きスターになる事を夢見たのですが、故郷のSan Josenに心を落ち着けるためにまた帰るところ、というような内容でした。まさか、昔聞いて好きだった曲の中の都市が、今、友達がいるところだとは。当時は、全く英語もわからず、サンホセがどこにあるのかも意識せず、ただ単にメロディーが好きで、この曲のタイトルだけ耳に残っていたわけです。点が線で繋がったようで、不思議な感覚!年を重ねてくると小さいときの自分が見聞きしていたものが、つながってくることもあるのですね。年を重ねることも楽しくなってきます!!

    クスコからマチュピチュまで走るペルーレール。インカ帝国時代へと私たちをいざないます!
      


  • Posted by ゆっこ at 23:09Comments(0)年を重ねる

    2023年11月30日

    からだとの対話!

    やっと今、明日の授業の準備が終わったところ。本当は、昨晩のうちにもう少し準備を早く進めておけば、今日はもっと早くおえることができたのでしょうが。昨晩中にもうちょっと頑張ろう、という気持ちはありつつも昨晩は、とっても疲れていて、集中力もやる気もあまりなく、これではだめだと思い、思い切って、いつもよりずっと早く床に就きました。そのせいか、今朝は早く目が覚め、とってもすっきりと気分爽快。睡眠の大切さをつくづく実感しました。よく、悲しいことや辛いことがあったときには、とにかく寝るのが一番!と言うのを聞いたことがありますが、頭がつかれているときにも寝るのがとても効果的ということを体感しました。今まで、性格上、余裕を持って準備することを第一に考えてきました。多少疲れていても無理をして準備をすすめる。でも本当に疲れているときは、思い切って早く切り上げ、十分な睡眠をとることの方がむしろ効率を上げることを実感しました。これも年齢のせいなのでしょうか?年を重ねていくにつれて、その時の体と対話しながら、生活のリズムも試行錯誤でシフトしながら、変えていくことも大切だと思いました。

    先日作った湯飲み茶わんが出来上がりました。オリジナルの物って嬉しいですね!!おいしくお茶が飲めそうです!  


  • Posted by ゆっこ at 22:53Comments(0)年を重ねる

    2023年10月31日

    さりげなくサポートをお願いしよう!

    先日、パン屋さんのカフェでお茶をしているとき、レジのほうから、こんなやり取りが聞こえてきました。「これでもう忘れものないですよね?」という年配の女性の声。ふと見ると、いくつかの菓子パンや食パンなどを買った高齢の女性が、レジでお会計をすませているところでした。その女性はにこにこしながら、明るい声で、自分はすべて持ったか、忘れているものはないのかをレジの方と一緒に確認していたのです。お店の人もニコニコして「はい、大丈夫ですよ!」と。なんだか気持ちがほっこりしてきました。年を重ねた女性も威圧的でなくとても自然体で。わたしも(ああ、こうやって、周りの人たちから、何気なくサポートを受ければいいのかな)と、とても参考になりました。私自身、年を重ねていくと、忘れることや、わからないことなどに遭遇することが増えつつあります。そんな時、躊躇せず助けを求めることも大事かと思います。先日、買い物をした時、現金で払うレジとバーコードを読み取るレジがあったのですが、バーコードの列の方がすいていたので、試してみました。その時、ちょっとわからないことがあったので、後ろの列の人に一言聞いてみました。するととっても丁寧に教えてくれました。高齢になると周りの助けをお願いする場面が出てくると思います。そんなときは、さりげなく、感謝のきもちを持ちながら、サポートをお願いしても良いと思います。そして同様に私も助けを必要な方を見かけたら、まずは声掛けをするようにしています。お互いに思いやりのある暮らし、とても素敵だと思います。

    忙しい生活の中、真っ白なデルフィニウムと淡いピンクのガーベラからうるおいの時間をもらう!
      


  • Posted by ゆっこ at 23:12Comments(0)年を重ねる

    2023年10月13日

    伸ばそう、経験値!!

    先日のブログで、様々な絵画を美術館、画廊、その他、場所をとわず、多く鑑賞することで絵画をみる力や感性が身についてくるということに触れました。つまり「経験がものをいう」ということでしょうか。わたしたちは年を重ねる中で、いろいろな経験を積んでいきます。最近、それが料理にも言えるかな、とも感じました。結婚するまで実家に住み、全く料理もしていなかった私。結婚したてのころは、料理の本を見ながら、しっかり計量し、時間をかけて真剣にお料理していました。ところが、うん十年経った今は、冷蔵庫にある材料でいろいろなレシピをおもいつき、分量も図ることもなく自分で味付けも加減して(かなりアバウトですが・・・)、サクサクと料理の出来上がり。時には奇抜なオリジナリティも(笑)これも長年料理をしてきたからでしょうか。残念ながら、きれいに整理整頓するのは、経験不足‽?からか、まだま修業が足りません!!以前ラジオで「老人力」と言っていましたが、年をとることにより身につけた経験や知恵や能力、これはとても素晴らしいものだと思います。私たちは、年を重ねていく中で、とっさの判断力や機敏性は少しずつ失っていってしまうようですが、それを補う、いやそれをむしろ超える?力を様々な経験をとおしてじっくりと育成していくのだなあ、と思います。まだまだ多くの未知の世界があります。これからも失敗を恐れず、あらたな世界に足を踏み入れ、経験値を伸ばしていきたいと思っています。

    大西洋とインド洋が交わる岬。ヴァスコ・ダ・ガマがここ喜望峰を経てインド航路を発見したといわれています。荒々しく壮大な風景でした。
    そこにたって大洋をみていると、私たちの前には新しい未知の世界が広がっている!!という気持ちが押し寄せてきました。  


  • Posted by ゆっこ at 23:28Comments(0)年を重ねる

    2023年09月21日

    ただそこにいてくれるだけでよい「貢献寿命」!

    今日の気になった記事。「貢献寿命」という考え方。記事によると今までは「平均寿命」を伸ばすこと、そしてその後は「健康寿命」の重要性が指摘されてきたとのこと。そして、「老年学」研究者の前田展弘氏は、今は、「貢献寿命」という概念に注目します。これは、「何歳になっても社会とつながり、役割を持って、誰かの役に立っていると感じられる期間」ということです。そしてその要素として、ボランティアなどの「互助的貢献」、納税や寄付などの「経済的貢献」、スキルや経験を伝える「継承的貢献」、最後に、いるだけで家族の心の支えになる「精神的貢献」を挙げています。中でも最後の「精神的貢献」の考え方はとても素晴らしいと思いました。ただ、そこにいてくれるだけでいい、それが周りの人々への貢献になっている。素晴らしい着眼点だと感銘しました。私もそんな人になれるように、貢献寿命を意識しながら年を重ねていきたいものです。

    南アフリカのインド洋の海岸で見かけた一匹のうみどり。君も立派に「精神的貢献」をしているよ!  
    タグ :貢献寿命


  • Posted by ゆっこ at 21:23Comments(0)年を重ねる

    2023年09月14日

    自分らしく生きる:人生の先輩たちから学ぶ

    今日は、訪問リハビリテーションをなさっている作業療法士の方のお話しを聞く機会がありました。その中で、印象に残った言葉は、心身機能に何か障害があった場合、その回復を求めすぎるのではなく、その人らしい生活を維持することがとても大切、というものでした。私たちは、何か問題があると、その回復を目指しがちですが、大事なのは、その問題や障害と向きあい、時にはそれらを受け入れ、その中で自分らしく生きていくという事。確かに年を重ねていくと、今までのように機敏に動けなかったリ、体力の低下を感じたり、集中力に欠けたり…自分の中でも変化を感じることがあります。その時に若い時と同じような自分を目指すのではなく、うまく対処して、というより、むしろそれを楽しむという向き合い方も面白いかもしれません。若い時と違う自分、変わっていく自分、を客観的に観察しながら。そして、自分より年上の方々といろいろ話をすることもとても刺激的で勉強になります。心身機能が変化していくなかで、どのような形で折り合いをつけながら、自分らしく暮らしていくのか。これからも人生の先輩たちとつながり、さまざまのことを学びたいと思っています。

    ケープタウンのレストランで食べた魚介類盛り合わせ。食欲だけは年をかさねても減らない??  


  • Posted by ゆっこ at 20:22Comments(0)年を重ねる人生を生きる

    2023年03月24日

    年を重ねることで見える世界・人とのつながり

    Hi, everyone! How was your day today? It was just like a summer day, wasn't it?

    以前、お話ししたように2年半ほど前から、団地内の高齢者支援の活動のお手伝いをしています。実は、今年2月にドイツで目にした「高齢者と若者たちとのつながり」を支援するデュッセルドルフ市の試みに感化され、日本でも同じような取り組みができないかとずっと思っていました。たまたま、先日の支援クラブの定例会で、団地の高齢化が進み、病院や買い物に付き添ったり、ゴミ出しのお手伝いをする人材が必要になってきているが、そのような人手が足りないという問題が提起されました。それで、その時に、何か若い人たちや大学生の力を借りることができないかという提言をしてみました。話を伺ってみると、すでにそのようなことも考えたが、うまくいかなかったとか・・・・八王子には、大学もたくさんあるし、何かできないものかとお話ししたら、団地内の支援クラブのスタッフが市の担当課の方とつないでくれました。まずは現状を知らねばと思い、情報収集もかねて早速お電話したところ、又調べてご連絡をしてくださるとのこと。また、近隣の包括支援センターの方から、市内の大学に学生ボランティアセンターがあることを教えていただき、その担当の方から来月お話を伺えることになりました。とにかく、何もしなければ何も起こらない、ダメもとの精神で、高齢者支援と若者をつないでいけたらと思っています。ドイツでは、若者たちが高齢の方のお話し相手もしたりしていますが、高齢者にとってプラスになるだけでなく、高齢者とお話をすることにより若い人たちも多くのことを学ぶことができると思います。つまり、give and take。2方向性をもち、高齢者にも若者たちにも、両者にプラスになると確認しています。そして今回、感じたことは、年を重ねたからこそ見えてくる高齢者の直面する課題や問題、そして、もうひとつ大事なことは、行動を実行に移す際の人とのつながりの大切さです。いろいろな人がつながり、お互いに助言やアドバイスをしたり、されたり、さらに輪が広がっていくように思います。今度、話を伺う大学の学生ボランティセンターですが、なんとその大学は、偶然にも私が講師をしている大学でもあり、驚きました。人とのつながりは、年齢を重ねてきているからこそ、可能になるものだと思います。この取り組みはまだまだ入り口、いや、まだ入り口にも立っていないですが、少しずづ、大事にあたためながら、いろいろな人とつながりながら、孵化させていけたらなあと思っています。年を重ねることにより、身近に感じる高齢化、そして、横に広がるネットワーク、これこそ年を重ねたものの特権そして醍醐味のような気がします。

    桜だけではなく、菜の花も美しい元気な姿を見せてくれています!  


  • Posted by ゆっこ at 21:41Comments(0)年を重ねる

    2023年03月19日

    お彼岸での出会い

    Hi, everyone! How have you been?

    昨日の天気とはうってかわって晴天の日曜日。お墓参りに行ってきました。そしてそこではいろいろな出会いがありました。まずいつも愛犬ブラッキー(ドイツ生まれのボーダーコリーで14歳7か月で日本で亡くなりました)のお墓参りをするのですが、そこでやはり愛犬のお墓参りをなさっている女性に出会いました。その女性は、大きなラブラドール・レトリバーを連れていました。お話を聞くとそのワンちゃんは10歳。とても愛らしく優しい目が印象的でした。久しぶりに大型犬と触れ合え、ブラッキーがそこにいるような気がして、おモわず涙ぐんでしまいました。その後、お墓参りをしたのですが、園内には、春の花々との出会いがありました。桜はまだ少々早かったのですが、満開になった桜もあり、ゴージャスなハクモクレン、かわいいパンジーたちとも出会えました。まるでご先祖様たちが準備して出迎えてくれているような気がしました。その後、霊園内がよく見渡せる高台にある大きな鐘をつき、さらに活力をいただきました。そしてまだまだ出会いは続きます。なんと、帰り際に霊園内でアライグマ?を見かけたのです。薮の中で「ぶちゅぶちゅ」という奇妙な音がして何かと思って覗いてみると、体調80㎝ぐらいはある茶色の毛色でした。もちろんあまり近づかず、触らず。それにしてもお墓参りに行き、霊園内で出会ったのは初めてです。今日1日のお墓参りで、とてもいろいろな出会いがありました。何でもないような小さな出会いに気持ちがほんわりあたたかくなるのは、年を重ねてきたからでしょうか。これからも様々な出会いを大切にしていきたいと思いました。そして、ご先祖様、気持ちの良い美しい日と多くの出会いをありがとう!!

      


  • Posted by ゆっこ at 21:32Comments(0)年を重ねる

    2023年03月04日

    年を重ねるからこそactiveに生きることができる!

    Hi, everyone!
    今日は、ドイツ在住で年齢を重ねながら、activeに生きる女性2人をご紹介したく思います。一人は、ドイツ在住22年のイギリス人女性で彼女とは20年ほど前にここデュッセルドルフの市民大学でドイツ語コースをとっているときに知り合いました。私がドイツに行くたびに必ず連絡を取り合い、会っています。彼女は、今はドイツ人にプライベートで英語を教えていますが、とにかく旅が好きで世界狭しといろいろな国に出かけています。先月は、コスタリカまで14時間かけて行ってきたそうです。旅先では、ガイド付きハイキングをいつも楽しんでいます。来週からはポルトガルのマデイラ島でのハイキングツアーに出かけます。彼女の長女は、ロンドン郊外の病院でお医者さんをしていて、最近孫も生まれ、時には会いに行くし、ベルリンでIT関係の仕事をしている長男とも会ったりしているとのこと。とにかく家にじっとしていないアクティブな女性。そしてなんと、最近は、新しいことを始めたとのこと。それはドイツ語で会計士の資格を取るべく勉強していることです。もともとイギリスでコンサルの会社の会計関係の仕事をしていた彼女ですが、最近、ドイツでも資格を取りたいと思っているそうです。私が最近、ブログにて年を重ねる中での自分の気持ちや考えを発信していることを伝えると”That’s a good idea!"と応援してくれました。お互いに、いくつになっても新たなことを始めることは、とても大切なことだね、と共感し合いました。先日、紹介したドイツ人女医さんのDr.Kochもいくつになっても興味や好奇心を持つこと、それが文化、言葉、歴史などなんでも、脳ににとってもとても良いと述べています。そしてもちろん楽しみながら。Dr.Kochによると”Im Gehirn ist immer noch Platz für mehr Wissen"(脳内には、年齢を重ねてもさらなる学びのスペースがある)と。頼もしい助言ですね
    そしてもう一人の女性は、ドイツ永住の日本人女性で教育関係のお仕事をしていますが、ドイツ人のご主人は日本、長男はNYで現地採用の銀行員、次男は日本で僧侶をなさっています。こちらもとにかくacitiveな方で、本業のお仕事以外に、自宅を開放して音楽家たちを招きコンサートを開いたり、さまざまなテーマで講師によるトークを企画したり、さらに最近は慈善活動の一環として、ウクライナの子どもたちに無償で教育を提供したり。思い立ったら即行動、そしてなんといってもネットワークが全世界にあり、圧倒されます。この人脈は、まさに今までの経験から生み出され、培われたものと確信します。大学の先輩でもあり、私にとっては憧れの女性です。ご本人は、「好きなことしかやっていないから」と謙遜されていますが、その行動力には目を見張るものがあります。
    今日、会った2人の女性たちから「年だからできない」ではなく、今までの経験、人との繋がり、自由な時間など「年を重ねているからこそできること」、それを上手に生活の中に取り入れていくことの大切さを学びました。そして何よりも大切なこと、人生を楽しむこと!!

    夏には、ライン河畔でたくさんの羊さんたちを見ることができます。のどかな景色ですね。たまにはのんびりと自分の今までの人生を振り返ってみることも。新たな気づきが!






      


  • Posted by ゆっこ at 01:14Comments(0)人生を楽しむ年を重ねる