たまりば

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2024年03月15日

Life is short!

”Life is short!”
これは、おとといペルーのリマからLos 経由で帰国するときのフライトで、隣に座ったアメリカ人女性の言葉です。彼女は数年前にご主人を亡くされた70代の女性です。今回は、娘さんと義理の娘さんの3人で日本、そして韓国を旅行する予定とのことでした。彼女は、今はいろいろな国を旅することを楽しんでいると言っていました。そしてその女性から、アメリカには行かないの?、と聞かれたので、アメリカ人のママ友がLos にいて是非会いたいと思っている、という話をしたところ、”You know, life is short! You've got to see her!"と強く言われました。そしてその言葉が今も心にずーっと残っています。確かに人生は短い!いつかはしようと思って先延ばしにするといつの間にか人生は終わってしまう!やはり、やりたいこと、やってみたかっとことは、可能な限り実行に移すことの大切さを実感しています。年を重ねていく中で、したくてもできないことも出てきています。でも、今が一番若い!(笑)。この言葉をこれからの人生における教訓としていきたいと思います。Losの友達に早速、連絡してみよう!

豊富なペルーのくだものがなつかしい!
  


  • Posted by ゆっこ at 16:19Comments(0)今を生きる

    2023年10月19日

    美しい夕焼け空を見て思う

    夕方、明日の大学の授業準備をしているとき、ふと外を見ると丁度太陽が沈むときで、真っ赤な燃えるような夕焼け空が目に入りました。思わず、手を留めて、椅子から立ち上がり、空の美しさに見とれていました。この美しい瞬間を逃したくない、ずっと見ていたい気持ちと早く明日の授業準備を進めなければいけない気持ちと・・・そして陽が沈むと空は、黒い影のような雲に変わっていきました。自然の魅せる一瞬の美しさには本当に心が打たれます。美しい自然を愛でることができる状況に感謝です。そんな時、今日の新聞で「学徒出陣80年」という記事が目に留まりました。茶道裏千家前家元の千玄室さんは、当時、特攻隊に志願したそうで、訓練が終わると仲間のためにお茶を点てることがあり、基地での茶会の写真が載っていました。そして記事には、隊員のひとりが、「生きて帰ったら、お前んとこの茶室で茶を飲ませてくれよ」と言ったと記されていました。それを読んでいるうちに胸が詰まってきました。記事はさらに彼らの思いをこう綴っていました。「みんなお母さんが恋人やった。もういっぺんお母さんに抱いてもらいたい、頭をなでてもらいたい」と。人は生まれてくる時や生きる時間を選べません。今も世界で起こっている悲惨な戦争。こんなに美しい夕焼け空を愛でることが許されない人々が今もたくさんいるという事実。美しい自然を見て、多くのことが心にうかびました。

    言葉にもあらわせない、写真でもうつすことができないほどの鮮やかな夕焼け空!  


  • Posted by ゆっこ at 22:52Comments(0)今を生きる

    2023年10月10日

    ケア、人が生きること

    今日も学会のシンポジウムに参加しました。テーマは、COVID-19が社会にどのような影響を与え、何を私たちに示唆したのか、そしてそれに関連した課題や問題が論じられました。その中でも、関心を持ったのは、ケアーやジェンダー視点から見たポスト・パンデミック社会の問題を提示した発表でした。COVID-19により、在宅勤務になって、女性の負担増があったり、失職したり、収入減少がおこったり・・・研究は、主にケアーするのは、女性という視点でしたが、ケアーは、性別をとわず、全ての人々に関わる活動だと思います。発表では、ケアーを、「人間の生」を支える活動、と捉えていましたが、今一度ケアーの原点を考えることの大切さを感じました。そして、年齢や性別をとわず、個々人が、その人らしく生きることの出来る社会、これが一番たいせつなことだという思いを強く持ちました。そのためには、発表者の提言するような有給ケア休暇の政策や、ケア―に対する対価の見直しなど、さまざまな政策が必要です。今日のシンポジウムから、現場と政策を繋ぐのは研究者たちだけでなく、私たち一人一人という意識をもつことの重要性を改めて感じました。

    南アフリカの野生動物保護地区で生活する子象さん。とてもやさしい目が印象的でした。きっと自分らしく生きているんだなあ。  


  • Posted by ゆっこ at 00:51Comments(0)今を生きる

    2023年05月30日

    時間との向き合い方

    Hi, everyone! How have you been?

    公私と共に忙しい毎日で時間に追われる毎日が続いています。そんな中で、日々、目の前のなすべきことをこなすことに忙しくしていると多くの物事をこなして終わらせるという充実感もあるのですが、なんだかあまりに時間がどんどん過ぎていってしまい、一種の怖さも感じます。ふと立ち止まって、自分を見つめ直したり、いろいろなことに思いを馳せたりする余裕が全くありません。読書の時間も無くなり、図書館などで借りている本も期限が迫り、じっくり味わうことができず、慌てて読み進めている状況です。性格的にプライベートの時間も予定をいろいろと入れがちなのでこれからは、少しゆとりを持たせたライフペースを心掛けたいと思っています。時間的な余裕ができて初めて、自然を愛でたり、物事を多様な視点で考えたり、家の掃除もていねいにできますね(笑)。人生のなかで私たちに与えられた時間は限られていますが、焦らず、上手に時間と向き合っていきたいと考えるこの頃です。

    先日乗った新幹線。すごいスピードで駅を通り過ぎていくのを見て、生活も同じで早いペースで物事を迅速にこなしていくということも時には必要ですが、ローカル線の電車のようにのんびりと過ごすのも大切かなと思いました。  
    タグ :新幹線時間


  • Posted by ゆっこ at 23:10Comments(0)今の自分今を生きる

    2023年05月22日

    湧き上がる気持ち!

    Hi, everyone! What's up?

    ここ数日間忙しくてブログから遠ざかっていましたが、最近感じたことをお話ししたく思います。自分のなかに、是非やってみたいという気持ちになったものがあります。まずは、外国の方たち対象のEnglish speaking guide です。先日、たまたま私用で鎌倉に行ったのですが、その時鶴岡八幡宮にお参りしました。そこにたくさんの外国からの観光客がいて、日本人ガイドさんたちが、スペイン語や英語で説明しているのを目にしました。実は、私自身も20代の頃、英語通訳ガイドをしており、都内を始め、箱根、日光、鎌倉、京都、奈良と英語圏の方たちを案内していたのです。八幡宮でガイドさんたちを見かけ、自分のガイド時代を思い出し、無性にまた外国の方たちを案内したくなったのです。日本の文化や日本のことをいろいろと知ってほしいと強く思いました。そしてもうひとつは、ウクライナの方たちとつながりをもちたいという気持ちです。先日、身内の結婚式に参列した時に、ウクライナからのご家族と知り合いになりました。いつ日本にいらしたのかははっきりわかりませんが、二人のお嬢さんたちは、7歳と12歳。日本語も随分お話しするし、空手や日本食も大好きとのこと。そして、このような状況のなかでも何よりも前向きで明るいご家族に驚きました。そのような彼らの姿を目の当たりにし、私も何かお手伝いしたいという強い気持ちがわきあがってきました。私たち家族もドイツで暮らし始めた時、言葉も文化も違い、戸惑うことばかりでした。そんな時、ドイツの人々は私たちを本当に暖かく受け入れてくれました。私もそのお返しをしたい。ウクライナのご家族を家に招待したり、一緒に観光にお連れしたり、何かお役に立てたらいいなと心底から思いました。そして何よりも驚いたことは、自分の中に、まだまだ、これをしたい、あれをしたい、という湧き上がる気持ちがある事です。今の気持ちを大切にして生きていきたいと思います。

      


  • Posted by ゆっこ at 23:50Comments(0)今を生きる

    2023年05月14日

    自分を感じる!

    Hi, everyone! How was your weekend?

    たった今、「ミッドナイト・ライブラリー」(マット・ヘイグ著)を読み終えました。この本は、全てがうまくいかず生きる希望を失った主人公ノーラが、不思議な図書館で、選ばなかった人生の数々を経験することで、人生を見つめ直し生きる希望を見出すというストーリーです。物語の中には、とても印象に残る言葉がたくさんちりばめられていました。私たちは、「もしあの時この生き方を選択していたら・・・、あの時、こうしていたら・・・自分の人生はもっとよかったのかもしれない」などと考え、後悔したり、愚痴を言ったりすることがあると思います。ノーラもあの時、こうしていればと後悔ばかりして、人生を嘆いています。しかし、さまざまな人生の選択を経験する中で気持ちが変わっていきます。

    「本当の問題は、後悔しながらいきていくことではないの。自分自身が過去に囚われたままでいる後悔そのものなの。後悔は私たちを委縮させ、やる気を削り取っていく。そしてついには、自分の一番の味方であるはずの自分が、最悪の敵みたいに思えてくる。
    ・・・・・・・・だから、ただ目を閉じて、目の前に差し出された飲み物を味わえばいい。その場に流れてきた音楽に耳を澄ませばいいの。・・・・・・ただ一人の人間であればいい。今存在している自分を感じていればそれでいいの。」(抜粋)

    物語の中のこの言葉には特に感銘を受けました。気持ちがふーっと軽くなった気がしました。そしてノーラは、私たちは、「無限」であり「未来の可能性」を秘めていると考えるようになります。生きていれば、つらいことも悲しいこともあるけれども、「未来は不確定」、そこには「可能性」があるというノーラの言葉にとても勇気づけられました。自分の中では、「しっかり生きねば」と気負ってしまうことがあります。でも、ノーラの言葉から、ふと肩の力を抜いて、自分を感じ、そして未来に何か起こるかわからないワクワク感も楽しむ心の余裕も必要なのではないかと考えさせられました。  


  • Posted by ゆっこ at 22:53Comments(0)今の自分今を生きる

    2023年04月22日

    探求心を持ち続ける!

    Hi, everyone! How is it going?

    今日は、久しぶりに私の属している学会の研究会にオンラインライン参加しました。今日の登壇者は今年、博士論文が受諾され、博士号をとった大学院時代の知人でした。私より、2年後に博士課程に入学した彼女ですが、5年程かけ、無事に博士論文を書き上げました。途中であきらめずに最後まで頑張った彼女は本当に素晴らしいと思います。博士課程に入学したものの、残念ながら、途中で挫折してしまう人もいます。学費捻出のため、アルバイトをせざるを得ず、それが忙しくなり論文に費やす時間がなくなり在籍期間を越えてしまう人、研究が思うようにいかずに諦めてしまう人、重圧に押しつぶされてしまう人など。私自身も論文作成中の何年間は、好きな本も読めず、読むのは、ひたすら論文関連の文献だけ、友達に会うのも好きな映画をみるのも、論文のことが気になり封印しました。すべてが博論を書き上げることを中心に回っていたような気がします。博士論文を書き上げるのは、自分との戦いのように感じていました。論文に向き合い続けるには、自分の中に強い思いが不可欠と思います。今日、発表した彼女の場合の場合は、自分があるグループに出会ったときに受けた「強い衝撃」、それが一体何であったのか、それを突き止めることが大きな目的であったといいます。その強い気持ちが彼女の研究活動を前へ前へと推し進めていったのだと思います。研究者にとってあることを探求する強い気持ちは本当に大切なものなのだと実感しました。
    今日の彼女の発表を聞き、大変刺激を受けました。研究だけでなく、毎日の生活の中でも常に探求心を持ち続けたいと強く思いました。でも、もちろん、今度は、好きなことは封印せず、楽しみながら、やっていけたらいいなあと思っています!  


  • Posted by ゆっこ at 23:47Comments(0)人生を楽しむ今を生きる

    2023年02月10日

    悩める距離感!

    Hi, everyone!

    今日は、映画を見て強く感じたことをつづってみます。

    先日、「イニシェリン島の精霊」という映画を見ました。長年友情をはぐくんできた年の離れた2人の男性、パードリックとコルム。ある日、突然、コルムから、「もうお前が嫌いになった。話しかけてくるな」と絶縁を宣言されます。その理由は、映画の中でだんだんとわかってくるのですが、絶縁宣言されたパードリックは、どうしてもコルムのことが気になり、何とかしてよりを戻そうと試みます。周りの人々は、「もうコルムのことはかまうな」と助言します。でもパードリックは大好きなコルムから離れることができません。大好きでたまならい大切な人から距離をとることがいかにつらくて苦しいことなのかをパードリックを通して強く感じました。例えば、親子の場合はどうでしょうか。子どもは成長し、やがて独立し親元を離れていきます。でも、「元気でやっているかな。ちゃんと食事はしているかな。困っていることはないかな。」などととても気になります。先日、新聞で目にした人生相談にも40代になった子どものことをは母親が心配し(理由はわすれましたが)、どうしたらよいかという相談でした。それに対する回答は、「子どもさんの方から何か言ってくるまでは、こちらからは何も言わず、あたたかく遠くから見守っているのが一番です」と書かれていました。親としては、「何もしないで見守る」というのは、とてもつらく感じることもあるのではないでしょうか。今、私の子どもも短期間ですが、ルーマニアでウクライナの子どもたちの教育支援をしています。親としては、そんな姿にエールを送りたいですが、同時に、正直なところ、安全面についての心配もあります。自分のしたいことをする生き方には、応援してできるだけサポートしてあげたい気持ちがとても強いのですが、不安な気持ちもぬぐえません。「遠くから見守る」、それは大事な姿勢だと思いますが、そうすることが難しいと感じることもあります。大の仲良しだった高校時代の親友が数年前に亡くなりました。突然、ある日、連絡が途絶え、その数か月後に病気で亡くなったのです。もっと早く連絡をとればよかったと後悔の気持ちもありましたが、ふと、もしかして、そっとしてほしかったのかもしれない、とも思いました。誰だって、かまわないでほしい、そんな気持ちになるときはあると思います。親しい人との距離感、本当に難しいと痛感します。でも、心配のあまり、こちらから、あまり出過ぎることだけはしないように心がけたいと感じています。皆さんは、親しい人たちとどのような距離感で生活していますか。

    この写真は今の私?いろいろ考えさせられます・・・  


  • Posted by ゆっこ at 22:13Comments(1)今を生きる

    2023年02月08日

    何気ない生活のなかでの気づき

    Hi, everyone! How are you doing? 

    みなさんは、何気ない生活の中で、ふと感じることや思うことはありませんか。
    今日は、30分ほどバスに乗ってでかけたのですが、その時に気づいたり、感じたことがあります。
    まずは、バス内での運転手さんの指さし確認です。バス停留所を出るたびに「よし!よし!」と確認しているのを目にしました。そういえば、電車のホームでもよく駅員さんが、「よし!よし!」と指差しして、確認する光景を目にしたことがあります。実は、私もこれを見習って、家を出る時にガス「よし!」、電気「よし!」など声に出しながら、指さし確認をするようにしています。なかなか良いやり方かと思います。これをすることにより、なんと!電気をつけっぱなしにすることもなくなりました。是非、皆さんにもお勧めしたく思います。
    そしてもう一つ、今日、バスに乗って感じたこと、それはバス停についてです。バス停もいろいろあり、全くまわりに何もない殺風景なもの、そして中には、会議室で使うような折り畳み椅子が5つほど並べられているバス停、高架線の下にあって暗くて周りに何もないバス停。都心の
    バス停には、ベンチがあるところが多いかもしれませんね。高齢になったり、大きな荷物を持っているときなどは、バスを待っているときに座るところがあるのは、うれしいと思います。それではドイツはどうでしょうか。これは家の近くのバス停の写真です。丁度、バス停がお庭の前にあるので、バスを待っている間、いつも美しい花々を眺めたり、香りを楽しんだりしています。多くの人が利用するバス停。素敵な場所であったらいいなと思います。


    何気ない日常のなかでも感じたり、気づいたとき、私は、忘れる前にメモを取ったり写真をとったりします。今日、家の近くで開花した梅の写真をとっている方を目にしました。花を愛でる、いいですね。毎日の生活での気づきや気持ち、大切にしていきたいと思います。

      
    タグ :毎日の生活


  • Posted by ゆっこ at 23:46Comments(0)人生を楽しむ今を生きる

    2023年02月03日

    映画Tout s'est bien passéにみるユーモア

    Hi,everyone! What’s up?

    フランス映画Tout s'est bien passé(日本語タイトル:すべてうまくいきますように)を見ました。脳卒中で倒れた85歳の父親が安楽死を願い、それを娘たちに協力してほしいと頼むという重いテーマの映画です。何度も涙する場面がありましたが、それでも暗い気持ちにならなかったのは、父と娘との交わす会話にユーモアがあふれていたからだと思います。欧米で暮らすなかで、いつも感じたのは、何気ない会話の中のユーモアです。それは、親しい友だちとの会話だけでなく、カフェやお店などの店員さんたちと交わす言葉のなかにもあります。よく覚えているのは、アメリカで生活を始めたときのことです。やっと歩き始めた幼い娘を見て知らないアメリカ人のおじいちゃんが、「人間の女の子かと思ったら、やっぱリお人形さんだったんだね~」と笑いながら話しかけてきました。まだ幼い娘のことをストレートに「かわいいね~」という代わりにユーモアを込めて表現してくれたのだと思います。また、アメリカ留学先は中西部ウイスコンシン州だったのですが、その年は寒波到来であまりの寒さにアメリカ人のルームメートが「フライパンが必要だね」と言ったのです。フライパンで温めないと言葉が出てこないくらい寒いということをユーモアたっぷりに表現していました。
    ユーモアはその場の雰囲気を柔らかくそしてとても暖かいものにすると思います。毎日の暮らしの中にユーモアあふれる会話ができたら、どんなに素敵でしょう!映画を見て、人生におけるどんな場面でもユーモアを忘れてはいけないと強く感じました。
    ドイツの町の中心にある公園の彫像です。かわいくていつも見るたびに笑みがこぼれます。これもユーモア?
      


  • Posted by ゆっこ at 23:17Comments(0)今を生きる