たまりば

生活・暮らし 生活・暮らし八王子市 八王子市

2024年04月15日

葉桜に見る年の重ね方!

家の近くの桜もだいぶ散り始め、今は葉桜になっています。そして桜満開の美しさとはまた違った風情、趣を醸し出しています。葉桜を見ながら、人生に思いを馳せました。人も年を重ねていく中で、それぞれの人生の節目ごとにまた違った趣や風情、味わいをもつようになるのではないでしょうか。どうも私たちは、アンチ・エイジングやいかに若さを保つのか、に意識が向きがちですが(そういう自分も年より若く見られるとうれし~い!!)、年を重ねていく中にその年齢だからこそ生み出す風情や味わいがあるような気がします。そのような年の重ね方をしたいものです。葉桜を見てふとそう思いました。

味わいのある葉桜!
  


  • Posted by ゆっこ at 21:47Comments(0)年を重ねる

    2024年03月28日

    無理はできない?

    昨日帯状疱疹ワクチンを接種しましたが、昨晩は注射部位が痛くて、寝返りもうてない状況でした。そして、今朝は少し熱っぽい。接種当日は激しい運動をしないようと言われていたのですが、翌日にあたる今日も大事をとって、今日のジムはあまり激しくないヨガのレッスンにしました。若い頃はかなり体を酷使していたような?特に海外ツアーコンダクターの仕事をしていた時は、中3,4日おいてすぐ次のツアーへ。当時は、3都市ほどまわるヨーロッパ10日間コースが人気があり、夜は観劇などのオプショナルツアーもあり、結構疲れました。毎日ツアーの日誌もつける必要もあり、少々寝不足。一度ほど寝坊してしまい冷や汗をかいたことも!今も仕事のし過ぎ、過労などが問題になっていますね。そういうわが娘もウズベキスタンからそのまま移動でパブアニューギニアに出張、中3日おいてまた昨日ルーマニアの出張に飛び立っていきました。風邪もひいてしまったようで親としてはかなり心配なのですが。体を酷使することは考えものですが、若い時はどうも無理をしがち?私も親に良く心配されていました。そして年を重ねた今は、わりきって体を休めること、無理をしないことを第一に考えるようになりました。あるいは無理をしたくてももうできない???

    南米有数の航空会社LATAM航空。ブラジル、ペルーの旅ではお世話になりました!  


  • Posted by ゆっこ at 22:35Comments(0)年を重ねる

    2024年01月06日

    シニアはボランティア?

    大学に行くときや、出かける時に最寄り駅で、お手洗いや構内をお掃除してくださる女性をよく見かけることがあります。そんな時には、必ず、「おはようございます」とあいさつをするので、お互いに顔見知りになりました。その女性は、「これからお仕事?」とか「風邪をひかないようにね」など声掛けししてくださいます。わたしも「いつもご苦労様です!」と笑顔で挨拶を交わしています。今日も出かける時に駅構内でお掃除をするその女性を見かけたので、「こんにちは」とあいさつすると「今年の6月までなんですよ、この仕事も」もふと寂しそうな顔でおっしゃいました。70歳定年だそうで、仕事は続けられないとのことでした。勿論、個人差がありますが、今の70歳は、まだまだ若いし、体力的にもお仕事を続けることができる方には、年齢にかかわらず是非、働くチャンスを提供してもらいたいと思います。シニアというとすぐにボランティア活動、という事が多いようですが、有償であれば、何より収入源にもなります。シニアでも元気でさまざまなスキルがある方には、いろいろなジャンルの有償のお仕事がこれから増えることを切に望みます。

    箱根のロープウェイから見た元旦のsunset! 元旦はsunriseは注目されますが、sunsetも感慨深いです!
      


  • Posted by ゆっこ at 22:23Comments(0)年を重ねる

    2023年05月07日

    心を動かすユリのつぼみ

    Hi, everyone! How are you doing?

    今朝起きてびっくりしたことがあります。それは、ユリの花のつぼみが、黄色の見事な大輪の花に変わっていたのです。そのつぼみというのは、先日、ユリの花束を買って帰る時にどこかにあたってしまって、ぷっつんと一つだけとれて落ちてしまったものです。捨ててしまうのもかわいそうだし、鞄に入れて家に持ち帰り、すぐに小さなガラスの器に入れました。もちろん水を立っぶり入れて。毎日、「頑張って、咲いてね!」と声掛けしていたものの、つぼみのままなのかなあ、と半ばあきらめていたら、今朝、大きなりっぱな花が開いていました。花瓶にさした花のつぼみが花開くのは、いつも目にしていますが、地面に落ちてしまったつぼみが、こんなにきれいな花を咲かせてくれるとは!なんだか、このつぼみの持つ生命力を強く感じ、胸が熱くなりました。そして何よりも美しく開いた大輪を目にして、とてもうれしくなりました。毎日の小さな出来事?に感動できる自分は、年を重ねてきた特権なのでしょうか?これからもいろいろなことに心を動かされていきたいものです。

    これがそのつぼみから開花したユリの花です。  


  • Posted by ゆっこ at 20:26Comments(0)年を重ねる

    2023年01月28日

    インタビューを終えて

    Hi,everyone! Are you enjoying your weekend?

    年を重ねることの意味について関心のあるわたしですが、先日、70代初めの女性Aさんが快くわたしのインタビューに応じてくださいました。今のライフスタイルから、最近感動したこと、これからやってみたいこと、年をかさねていくことの不安などカフェを飲みながら、自由に語っていただきました。
    インビュー内容を簡潔にまとめると・・・

    特に楽しいことは、面白い本を読むことも好きだが、ジムなどで友達と顔を合わせ、ちょっとした言葉を交わすことが最高。
    年はあまり生活の中で意識していないが、年を重ねることと折り合い、受け入れていく姿勢。若い時にまた戻りたいとは思わない。
    今は、自然を見たり感じたりすることが多く、とても謙虚な気持ちになれる。
    今を楽しみ、自分らしくしっかり生きていきたい。

    その他にもいろいろなお話がでましたが、自分の感性や直感をとても大事になさり、かつ自然体でしっかりと生きていらっしゃるという印象を受けました。確かに年をとることは、避けられないことだし、それに抗って生きていくのではなく、肩の力を抜いて楽しみながら、生きていくというのは素敵だと感じました。
    今を生きる50代以降の女性たちが、生活のなかで年を重ねていくことをどのように捉えているのか、さらにインタビューを続けていきたいと思います。


    この写真は、昨年、フランスのジベルニーで撮ったものです。陽が沈むとき空が真っ赤に染まり、あまりの美しさに息をのみました。クロード・モネの庭園も素晴らしかったのですが、この村で見た夕焼けに一番感動しました。自然を前にして謙虚な気持ちになるというAさんの言葉に全く同感です!  


  • Posted by ゆっこ at 22:02Comments(0)年を重ねる

    2023年01月21日

    Culture of Aging:ドイツで見つけた美しい写真集

    Hi everyone!

    今日は昨年の夏にドイツで見つけた、オランダ人女性写真家による年を重ねた女性たちの写真集を紹介します。


    この写真集は、Denise Boomkensという45歳のアムステルダム出身の写真家によるもので、40歳から100歳の100人以上の
    女性たちのポートレートとインタビューで構成されています。本の趣旨は以下のように書かれています。

    Die Schönheit des Älterwerdens in mehr als 100 Porträts……….Alter zwischen 40 und 100 Jahren und zeigt mit diesen Bildern die Vielseitigkeit und Schönheit von Frauen abseits der Werbekataloge. Es geht um die Kunst, älter zu werden, von der all diese Frauen anhand ihrer eigenen Erfahrungen erzählen.
    ……… wie man sich mit dem Älterwerden versöhnt und die Schönheit des Alters zu sehen lernt.

    つまり、年を重ねることは、その人に、落ち着きと美しさをもたらす、まさに”Kunst"アートであると述べています。Deniseさんも年を重ねることが否定的に捉えられてしまうことが多いが、そうではなくてそれは一つのアートであり、"Schönheit"(美しいこと)としています。タイトルも”In Voller Blüte"(満開の花の中に)としていて、人生の花が開く時と捉えています。とても素敵だと思います。

    チャンスがあれば是非手に取ってみてくださいね!  


  • Posted by ゆっこ at 00:08Comments(0)年を重ねる