たまりば

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2023年10月31日

さりげなくサポートをお願いしよう!

先日、パン屋さんのカフェでお茶をしているとき、レジのほうから、こんなやり取りが聞こえてきました。「これでもう忘れものないですよね?」という年配の女性の声。ふと見ると、いくつかの菓子パンや食パンなどを買った高齢の女性が、レジでお会計をすませているところでした。その女性はにこにこしながら、明るい声で、自分はすべて持ったか、忘れているものはないのかをレジの方と一緒に確認していたのです。お店の人もニコニコして「はい、大丈夫ですよ!」と。なんだか気持ちがほっこりしてきました。年を重ねた女性も威圧的でなくとても自然体で。わたしも(ああ、こうやって、周りの人たちから、何気なくサポートを受ければいいのかな)と、とても参考になりました。私自身、年を重ねていくと、忘れることや、わからないことなどに遭遇することが増えつつあります。そんな時、躊躇せず助けを求めることも大事かと思います。先日、買い物をした時、現金で払うレジとバーコードを読み取るレジがあったのですが、バーコードの列の方がすいていたので、試してみました。その時、ちょっとわからないことがあったので、後ろの列の人に一言聞いてみました。するととっても丁寧に教えてくれました。高齢になると周りの助けをお願いする場面が出てくると思います。そんなときは、さりげなく、感謝のきもちを持ちながら、サポートをお願いしても良いと思います。そして同様に私も助けを必要な方を見かけたら、まずは声掛けをするようにしています。お互いに思いやりのある暮らし、とても素敵だと思います。

忙しい生活の中、真っ白なデルフィニウムと淡いピンクのガーベラからうるおいの時間をもらう!
  


  • Posted by ゆっこ at 23:12Comments(0)年を重ねる

    2023年10月30日

    思い出は食べ物から!

    先日、移動中、駅でベーグルショップが目に入りました。プレーンからシナモン、クルミ、ブルーベリー、セサミなどいろいろな種類が並んでいて思わず5個買ってしまいました。家に帰ってから、しっとりとしたベーグルを口に含むと、思わずニューヨーク時代のアメリカ人の友達の顔が浮かんできました。彼女の名前はRuth!ニューヨークの生活がはじまってすぐにGrand Central Station のWalkling tour に参加したのですが、その時にRuthと出会いました。当時のわたしの母の年齢に近い方で、長女が生まれてからは一緒にCentral Park の動物園に行ったり、自宅に招待してくれたり、まるで娘のGrandmaのように接してくれました。そしてRuth の自宅のすぐそばにベーグルのお店があり、帰る時にはいつもそこで私たちにベーグルを買い、お土産にと持たせてくれました。そんな懐かしい思い出がばあ-っとよみがえってきました。そして、ジューシーなりんごを食べる時、特に夏の暑い時、小学生の時の山登りの遠足を思い出します。その日は、とても暑い日で金時山に皆で登ったのです。汗をピッショリかいて、頂上にやっとたどり着いた時に丸ごとかじったさわやかな酸味のあるりんごの味、忘れられません!このように食べ物からいろいろな思い出がよみがえってくることありますね!そんな思い出を大切にしながら、食欲の秋、楽しみたいです。

    ドイツでは、ストロベリーだけでなく、実に様々なイチゴを楽しむことができます。写真の小さな赤いイチゴは、Himbeere。ちょっとすっばいですが、デザートによく出てきます。ほかにもJohannisberre ,Brombeereなどたくさんの種類があります。
      


  • Posted by ゆっこ at 00:06Comments(0)人生を楽しむ

    2023年10月28日

    外国語にふれる面白さ!

    英語、ドイツ語、フランス語とは、長いつき合いになりますが、語学学習をしていて面白いと思うのは、楽しい表現に出会うときです。例えば、先日フランス語を聞いているとき、”C’est un jeu d'enfant!"という表現を耳にしました。直訳すれば、「それは子どもの遊びです」になりますが、意味は「朝飯前、楽勝」ということになります。つまり、子どもでもできる遊びということで、このような意味になるとのこと。そういえば、この日本語の「朝飯前」もよく考えると、「朝ごはんの前」つまり、「朝ごはんを食べない先にもできるようなやさしいこと」になるのでしょうか。それでは英語ではどうでしょうか。よく”It’s a piece of cake!"という表現が使われます。「ケーキのひと切れ」が、「朝飯前」の意味?これは、ケーキひと切れなんで余裕で食べれてしまう、ということからでしょう。ドイツ語でも同様に”Das is ein Stück Kuchen!"などどいったりします。これも「ケーキひと切れ」ということで、英語と似ていますね。この様に考えると言葉から文化や考え方の違いを垣間見ることができ、とても楽しくなります。これからも楽しみながら、外国語に触れていきたいと思います。


    きれいに並べられたロブスター!まるでアート!(ケープタウン市内のseafood レストランで)  


  • Posted by ゆっこ at 22:12Comments(0)

    2023年10月27日

    Omaはコックさん?

    やっと金曜日になり、今、少しゆっくりする時間ができホッとしています。今週は、何と大学の授業に加えて、週1回のお手伝いが週2回に‼今週は、市の助産師さんの訪問があったり、母子で病院に行く、という新たなイベント(‽)が入ったとのことで急遽Omaの出番が増えました。私は、娘宅では、ひたすら、新生児を抱っこしたり、部屋や台所をきれいにしたリ・・・・・でも一番メインのお手伝いはご飯作りです。これが結構大変で、前の晩から献立を考え、それに必要な食材や調味料、調理器具があるか娘に確認を入れます。そして私の家にあり、使えそうな食材は持参し、ないものは娘宅に行く前に、お店で買い物するという手順です。また、前の晩に自宅で調理した副菜などがあれば、容器に入れて持っていくようにしています。用意する食材を確認したり、調理する分量もいちいち確認‼ お魚は何枚?お肉は何グラムぐらい?など。やはり、若いからか、よく食べるようで、多めに作ってほしいとのリクエスト!メニューを考え、買い出し、調理、片付け、まるでコックさんになった気分です。自宅ではなく、違った台所で調理するのも最初は勝手がわからず戸惑ったり。お鍋はどこ、ピーラーはどこ、生ごみはどこに捨てるの??質問だらけでした。今は、だいぶ慣れてきましたが。私もいろいろと経験を積ませてもらっています(笑)

    頂いたオレンジ・シナモンとクローブの香りが、育児疲れ???を癒してくれます。  


  • Posted by ゆっこ at 23:25Comments(0)つながり

    2023年10月21日

    揺れる親心

    最近、親としての立ち場をいろいろ考えます。次女はここのところずっと、幕張メッセ展示会「シーテック2023」のウクライナ出展に関わり、その準備で睡眠時間がほとんどとれていないようでした。離れて暮らしているので、時々ラインで”今寝ます”(朝5時ごろのライン)や”終電のがしました"などと来ると、体のことが心配で、”頑張っているね。でも仕事より体だよ”という内容のラインを娘に送っていました。といってもラインを見る時間もないようで既読サインがつかず。それこそ、過重労働で体だけでなく、精神的にも参ってないだろうか、とかなり心配していました。そして、先程娘から、”やっと終わったよ!今、1週間ぶりに帰宅中!"というメールが。ホッとしました。メッセで仕事をしている写真に写る娘の顔は、今まで家では見せなかった真剣な仕事の顔、そしてウクライナ大使たちとの食事会の準備にも携わったそうで、関係者たちと一緒に写った写真も送られてきました。その写真のなかで微笑む娘の顔は、やり切った感が。親として、こどもが仕事を一生けん命にする姿は、まぶしくうれしく、いろいろな経験を積んで欲しいのですが、やはり、体が一番心配です。心もおれないかと思ったりもします。やはり、子どもの生きる力を信じて、見守ってあげるのも大事なのかな。親として心が揺れます。

    新聞記事からの切り抜き写真です。国内最大級の最先端技術の展示会で、ウクライナからもIT関連の11社が初出展したそうです。写真は、AIとセンサーを組み合わせて適切な力でモノをつかむ義手です。  


  • Posted by ゆっこ at 23:36Comments(0)今の自分

    2023年10月20日

    片付けの悩み!

    夏服から秋服の衣替えを兼ね、この時期に少し部屋の片づけをしようと思っています。なんだかしらないけど、いつの間にかたまってしまった諸々のもの。先日、知人から、「少なくても1年使っていないものは、生活に必要のないものだったりするので、思い切って容赦なく捨てたほうがよい」というアドバイスをいただきました。確かに先日、この知人宅に突然お邪魔させていただいたのですが、お部屋がきれいに片付き、整然としていてすっきり感がありました。私の場合は、どなたか、家に急に来られたら、大変なことに‼片付いていな~い。少なくとも30分、いやそれ以上かたすのに必要かも(冷や汗)。確かに長い間、使わないものいろいろあります。でもアルバムは捨てがたい。子どもたちが結婚したら、持っていけるように、なんとかなり焼き増しまでして、子どもたち用のアルバムも一生懸命作っていました。家用のアルバム以外にこれらのアルバムがあり、すごい冊数になっています。そして現実は、結婚したものの、部屋が狭すぎて無理、もっていけないとのこと!結局こちらで預かる羽目に。でも大事な思い出のアルバムは、なかなか捨てられません。ほかにも以前はやった肩パットの入ったジャケットなど。またファッションは繰りかえすかなと。こちらも処分には躊躇します。本にしてももう一度読みたいものはとっておこうと。こう考えると結局あまり整理できない(笑)。なかなかスペースがあきません。まだ、悩みは続きます!!

    南アフリカ滞在中に泊まった部屋。すっきりと片付いていて気持ちが良いです。1日経つとまた散らかってしまいますが(笑)。
      


  • Posted by ゆっこ at 21:41Comments(0)毎日の暮らしの中で

    2023年10月19日

    美しい夕焼け空を見て思う

    夕方、明日の大学の授業準備をしているとき、ふと外を見ると丁度太陽が沈むときで、真っ赤な燃えるような夕焼け空が目に入りました。思わず、手を留めて、椅子から立ち上がり、空の美しさに見とれていました。この美しい瞬間を逃したくない、ずっと見ていたい気持ちと早く明日の授業準備を進めなければいけない気持ちと・・・そして陽が沈むと空は、黒い影のような雲に変わっていきました。自然の魅せる一瞬の美しさには本当に心が打たれます。美しい自然を愛でることができる状況に感謝です。そんな時、今日の新聞で「学徒出陣80年」という記事が目に留まりました。茶道裏千家前家元の千玄室さんは、当時、特攻隊に志願したそうで、訓練が終わると仲間のためにお茶を点てることがあり、基地での茶会の写真が載っていました。そして記事には、隊員のひとりが、「生きて帰ったら、お前んとこの茶室で茶を飲ませてくれよ」と言ったと記されていました。それを読んでいるうちに胸が詰まってきました。記事はさらに彼らの思いをこう綴っていました。「みんなお母さんが恋人やった。もういっぺんお母さんに抱いてもらいたい、頭をなでてもらいたい」と。人は生まれてくる時や生きる時間を選べません。今も世界で起こっている悲惨な戦争。こんなに美しい夕焼け空を愛でることが許されない人々が今もたくさんいるという事実。美しい自然を見て、多くのことが心にうかびました。

    言葉にもあらわせない、写真でもうつすことができないほどの鮮やかな夕焼け空!  


  • Posted by ゆっこ at 22:52Comments(0)今を生きる

    2023年10月18日

    Omaも眠い?

    ここ数日間、睡眠不足が続いています。そして今日は、授業を終え、夕食を済ませ、夕刊を読んでいると、うとうとし始めました。大学での仕事以外になんと生まれたばかりの孫のお世話が始まり、たった週に一度ですが、娘宅に通い始めました。ベッドにおくと泣いてしまうため、抱っこし続ける娘は、家事もなかなかできないので、代わりにご飯を作ったり、娘が新生児と出かなければいけない時は、そのしたくの間、私が孫を抱っこしたり・・・かなり散らかった部屋を片付けたり…お手伝いすることが山ほどあります(笑)そう言えば、私はアメリカで出産したのですが、母がはるばる日本から来てくれて、1か月半ほど滞在し、料理を作ったり、洗濯・掃除したりしてくれて、とても助かった思い出があります。本当に赤ちゃんのお世話は大変です!かわいいから、そして自分も若いから、できるのでしょうね。当時は、ひたすら「睡眠がほし~い!それ以外に何もいりません!」とぼやいていました。遠い思い出です。当時を思い出しながら、楽しみながら、でも年を重ねたからだ!!!には気を配りながら、助っ人頑張ります!!男性の育児休暇も1ヵ月といわず、もっと長くなることを願っています。かわいい時期を楽しまなければ、新米お父さんももったいないですよ!

    ドイツではどういうわけかいつもケーキの横にフォークがさしてあります。テーブルまで運ぶときにフォークが落ちないようにでしょうか?  


  • Posted by ゆっこ at 22:10Comments(0)毎日の暮らしの中で

    2023年10月17日

    ペットショップのないドイツ!

    今日のニュースジャーナルで日本のペットショップの現状とその問題、課題について触れていました。確かに日本では、ペットショップがあり、子犬や子猫が小さなケージに入れられているのを見たことがあります。中には、狭いケージで窮屈そうにしている動物たちも目にしたことがあります。私たち家族もドイツで犬を飼うことになったのですが、ドイツにはペットショップというものがなく、犬の雑誌などを見て決め、ブリーダーさんに直接コンタクトをとり、購入します。(中には施設から犬を引き取る人もいます。)私たちの場合は、皆で話し合った結果ボーダーコリーに決め、早速住んでいる町から3時間ほど離れたマールブルグという町に住むブリーダーさんを訪ねました。そこには、たくさんのボーダーコリーたちが所狭しと、広々としたフィールドに放し飼いにされて、元気に走り回っていました。そしてブリーダーさんから、生まれてまだ4週間ほどの8匹の子犬たちを紹介されました。その中で自分たちが気に入った子犬を選ぶことができ、ブリーダーさんのアドバイスも受けながら、最終的に選びました。そしてまた4週間待ち、8週間後にマールブルクまで行き、その子犬を連れて帰ったのです。名前はBlackie!そして私たち家族が休暇で家をあけるとき、時々ブリーダーさんにあずかってもらっていました。Blackieにとっては里帰り!両親や兄弟姉妹に会えてうれしかった‽?ことと思います。3週間後ぐらいに迎えに行ったときも家族や仲間たちと元気に走り回っていました。こう考えると日本のペットショップのあり方も考えてしまいます。あんな小さな狭いおりの中に入れられた犬や猫たちは、本当に幸せなのでしょうか、と。

    ライン河畔を散歩、というより自由に走り回るワンちゃんたち!!生き生きとして人生を謳歌しているようです!
      


  • Posted by ゆっこ at 00:03Comments(0)ドイツ

    2023年10月16日

    human watching:自分の人生を重ねる

    今日は特に予定もなく、ジムに行ったり、大学の授業準備をしたり、のんびり過ごしました。そして気分的にもゆとりがあるせいか、周りにいる人びとが目に入り、いわゆる、”human watching”!そしてそれを通して自分の人生に思いを馳せることができました。まずはカフェに入ると隣の席で食事をしている高齢女性とそのお孫さんが目に入りました。孫の男の子は2歳ぐらいでしょうか。何事にも興味があるようで、おばあちゃんに「これは何?」といろいろなものを指して聞いていました。おばあちゃんは、一つ一つ丁寧に答えていました。そして男の子が食べ終わると、「お口を拭いてキレイにしようね!」と一生懸命お世話をしていました。そしてこれから、買い物に行くような話が聞こえてきましたが、なんとその二人をまたスーパーで偶然にも見かけました。今度は、「これが欲しい、あれが欲しい」というお孫さんに、「これは甘くて虫歯になるからダメだよ」と優しく接していました。その言動がとても余裕を持っているように見え、孫との時間を楽しんでいるようにも見えました。自分の子どもにはこんなに優しく接していたかな、なんてふと自分の親時代を思い出してしまいました。おばあちゃんになると心の余裕がでてくるのかな?そして今度は、買い物を終えた高齢のご夫妻が目に入りました。奥さんが、買った多くの食材を袋に詰めている間、ご主人は横に立ち、それを見ているだけで全く手伝うそぶりもありません。奥さんも「手伝ってちょうだい」とも言わず、一人で黙々と買ったものを詰めていました。私だったら、何かひとこと言ってしまいそう!!袋詰めが終わると、今度は、さっとご主人がその荷物を持ち、二人仲良く歩き始めました。これも長年連れ添った夫婦の形なのでしょう。夫婦様々なんだなあと改めて思いました。自分も買い物を終え、疲れたので、マックでカフェを飲んだのですが、そこには何人もの高校生らしき若者が。個々に勉強していましたが、中には机に突っ伏して寝ている男の子も。今はカフェで勉強する学生や社会人も多いですが(という自分も!)、高校生もカフェで勉強するんだ!自分の高校時代を思い出し、時間の流れを感じました。human watchingからいろいろな人生が見えてきます。時には、human watchingをして、自分の人生をふと振り返ったり、思いをめぐらせたりするのも、楽しいのではないでしょうか。

    こちらがhuman watching されている???
      
    タグ :human watching


  • Posted by ゆっこ at 00:12Comments(0)毎日の暮らしの中で

    2023年10月14日

    Time Management:ながら族のわたし!

    皆さんは、毎日、そして忙しい時にどのようにtime managementをしていますか。time managementというとなんだか難しく聞こえるかもしれませんが、要するにどのように時間を上手に使う工夫をするか、ということになると思います。私の場合は、ながら族、つまり、一つのことをしながら、他のことをするようにしています。平日は、隙間時間に英語、ドイツ語、フランス語関係の語学プログラムを聞きながら、料理をしたり、洗濯物を畳んだり・・・また、毎晩聞くNHKジャーナルは、片付け物をしながら、など。集中して授業の準備をする時は、CDで音楽を聴きながらしています。その方が眠くならず(‽)はかどるようです。勿論、あまりにぎやかな曲ではなく、静かめのクラシックだったり、ポップスだったり。そして家族とのラインは、かなり忙しい時などは、台所を片付けながらなど…生活の中では、あまりTVは見ず、完全にラジオ派です。ラジオだと聞きながら、他のことができるので。また、電車などで30分以上移動するときは、読書をしています。この様に私の場合は、ながら族の流派が波長に合うようです。また、できるだけ、大学の準備も前日ではなく、週末などにまとめてするように心がけています。特に試験や課題の採点などは、時間がかかるので。ですから、週末にいろいろなイベントや予定が入ると結構慌ただしい平日を送ることになります。それでも、できるだけオンとオフの時間を使い分け、メリハリをつけた生活をするようにしたいものです。特に秋は出かけたいところもたくさんあるし、しばらくごぶさたしていた友たちにも会いたいし、本当にもっと時間が欲しいくらいです!!でも時間は作るもの?

    ホックニーの描いたノルマンディーの秋の季節! 日本もいよいよ秋の到来ですね。美しい季節を楽しみたいと思います。  


  • Posted by ゆっこ at 23:13Comments(0)

    2023年10月13日

    伸ばそう、経験値!!

    先日のブログで、様々な絵画を美術館、画廊、その他、場所をとわず、多く鑑賞することで絵画をみる力や感性が身についてくるということに触れました。つまり「経験がものをいう」ということでしょうか。わたしたちは年を重ねる中で、いろいろな経験を積んでいきます。最近、それが料理にも言えるかな、とも感じました。結婚するまで実家に住み、全く料理もしていなかった私。結婚したてのころは、料理の本を見ながら、しっかり計量し、時間をかけて真剣にお料理していました。ところが、うん十年経った今は、冷蔵庫にある材料でいろいろなレシピをおもいつき、分量も図ることもなく自分で味付けも加減して(かなりアバウトですが・・・)、サクサクと料理の出来上がり。時には奇抜なオリジナリティも(笑)これも長年料理をしてきたからでしょうか。残念ながら、きれいに整理整頓するのは、経験不足‽?からか、まだま修業が足りません!!以前ラジオで「老人力」と言っていましたが、年をとることにより身につけた経験や知恵や能力、これはとても素晴らしいものだと思います。私たちは、年を重ねていく中で、とっさの判断力や機敏性は少しずつ失っていってしまうようですが、それを補う、いやそれをむしろ超える?力を様々な経験をとおしてじっくりと育成していくのだなあ、と思います。まだまだ多くの未知の世界があります。これからも失敗を恐れず、あらたな世界に足を踏み入れ、経験値を伸ばしていきたいと思っています。

    大西洋とインド洋が交わる岬。ヴァスコ・ダ・ガマがここ喜望峰を経てインド航路を発見したといわれています。荒々しく壮大な風景でした。
    そこにたって大洋をみていると、私たちの前には新しい未知の世界が広がっている!!という気持ちが押し寄せてきました。  


  • Posted by ゆっこ at 23:28Comments(0)年を重ねる

    2023年10月11日

    芸術の秋:単純に絵を楽しむ?

    先日、ラジオで日本美術史の大学の先生が、絵画の楽しみ方のお話しをしていました。そのお話のなかで、聞いていて、とても気持ちがすっきりしたことがあります。それは「単純に自分が気に入った絵画を楽しむ」ということです。つまり、評判の展覧会に行き、素晴らしい作品といわれているものを目にしても、自分の中であまりピンと来なかったり、感動しない時もあります。そんな時、なぜ、この絵はこんなに脚光を浴びているのかな、とふと違和感を覚えることがあります。なんだか、落ち着かないような、自分の中に絵画を見る目がないような・・・・でもその先生は、自分がいいと思ったものがいいんです!と言い切っておられました。その言葉に救われた??絵画展に行っても、自分の心の中にすーっと入ってきたり、強い衝撃を与える作品は、いわゆる話題になっている作品ではなく、別の作品ということがしばしばあります。でもそれでいいんだ、ということを押してもらったようで気持ちが楽になりました。そしてその先生は、美術展だけでなく、小さなギャラリーに行くことも勧めていました。実際に買うのではなくてもこの絵を買いたい、という気持ちをもってみていくと自分に合った絵が見つかるそうです。さらに絵画に多く触れることにより、自分の中に絵画を見る目ができ、楽しめるようになるというお話でした。これからは、注目の絵画展のみでなく、いろいろな場で絵画に触れていき、自分のお気に入りの作品と出会えたらと思います。

    テネリフェ諸島の街の小さな絵画館で見たプエルトリコ出身の画家の絵。タイトルなし。心に残る絵の一つです。
      
    タグ :絵画美術館


  • Posted by ゆっこ at 00:15Comments(0)人生を楽しむ

    2023年10月10日

    ケア、人が生きること

    今日も学会のシンポジウムに参加しました。テーマは、COVID-19が社会にどのような影響を与え、何を私たちに示唆したのか、そしてそれに関連した課題や問題が論じられました。その中でも、関心を持ったのは、ケアーやジェンダー視点から見たポスト・パンデミック社会の問題を提示した発表でした。COVID-19により、在宅勤務になって、女性の負担増があったり、失職したり、収入減少がおこったり・・・研究は、主にケアーするのは、女性という視点でしたが、ケアーは、性別をとわず、全ての人々に関わる活動だと思います。発表では、ケアーを、「人間の生」を支える活動、と捉えていましたが、今一度ケアーの原点を考えることの大切さを感じました。そして、年齢や性別をとわず、個々人が、その人らしく生きることの出来る社会、これが一番たいせつなことだという思いを強く持ちました。そのためには、発表者の提言するような有給ケア休暇の政策や、ケア―に対する対価の見直しなど、さまざまな政策が必要です。今日のシンポジウムから、現場と政策を繋ぐのは研究者たちだけでなく、私たち一人一人という意識をもつことの重要性を改めて感じました。

    南アフリカの野生動物保護地区で生活する子象さん。とてもやさしい目が印象的でした。きっと自分らしく生きているんだなあ。  


  • Posted by ゆっこ at 00:51Comments(0)今を生きる

    2023年10月08日

    週末盛沢山スケジュール!

    昨日、今日と明日、この3日間はかなり盛沢山のスケジュールで、気持ちが消化しきれず、少し"overwhelming"状況です。昨日は念願の森下洋子さんのバレー「シンデレラ」を見に上野の東京文化会館へ。せっかく見るのだからと、少し気張って一番良い席を予約しました。初めて森下洋子さんのバレーを目前にして、そのしなやかな動きに魅了されました。美しい動きから森下洋子さんの今までのバレー人生がすべて浮かび上がってくるようでとても感動しました。感情豊かな動きを見て自分もその中に吸い込まれていくような気持ちになりました。見ている自分も思わず、踊っているような気持ち。(もちろんバレーレッスン初心者のわたしなので、あくまで気持ちだけですが・・・・)上演が終わってからもしばらく興奮冷めやらずでした。そして今日の日曜日は、うって変わって学会に参加。若手研究者たちの発表を聞き、とても刺激を受けました。特に3世代(祖父母・子供・孫)の関係性に注目した研究は大変興味深く、自分と照らし合わせて聞くことができました。確かに今までは親子関係といった2世代間の研究が主流でしたが、いまは、人生100年時代といわれ、晩婚化、子どものいない世帯、シングルマザーなどの現象もあり、社会が常に動いているということを再認識させられました。ものの見方にしてもおなじところにとどまるだけではなく、社会の動きに敏感でありたいと思います。1日缶詰めの学会、そして明日も学会。そんなわけで気分転換に今日、学会が終わってから、「ダンサーインParis」という映画を見てきました。これは、怪我によってバレーをあきらめ、挫折した女性が、コンテンポラリーダンスの世界に触れ、第2の人生を歩み始めるというストーリです。バレーとコンテンポラリーダンスとの対比がとてもよく描かれ、それぞれの魅力がふんだんに伝わってきました。自分の気持ちを開放して、自分の気持ちと向かい合って踊るコンテンポラリーダンス、こちらも素敵です。でもスタイルは変わっても、踊ることは、感情を豊かに体で表現する素晴らしいものだと思いました。この週末で受けた刺激、時間をかけ、ゆっくりとかみ砕いて味わいそして感じていきたいです。

      


  • Posted by ゆっこ at 22:44Comments(0)人生を楽しむ

    2023年10月05日

    「考える」ということ

    先月9月20日に社会学者の加藤秀俊さんが93歳で亡くなりましたが、加藤さんについて、社会学者の竹内洋さんは、「私たちは、先生(加藤秀俊さん)の著作から事実を通して自分の頭で思索するとはどういうことなのかに思いをはせることができる」と記しています。確かに今は、インターネットなどをとおして、情報が簡単に入手でき、それを事実として鵜呑みにしがちです。私自身もわからないことがあると、自分で考えることもせず、すぐにネットで検索することが多くなりました。ましてや時間に追われる日々の中では安易に答えをもとめがちです。竹内さんによると、加藤さんは著書の中で「与えられた知識のうえに生きることがあまりにも多く、ゆるぎない事実を通して思索することがあまりにすくない」ことを指摘されています。とても重い言葉だと思います。たまたま、今日、聞いていた英語のニュース番組で、”イグ・ノーベル賞”日本人が受賞、というトピックを扱っていました。そのニュースのなかに次のような内容がありました。
     The parody award was started in an American science journal in 1991 to celebrate quirky research that "makes people laugh, then think."
    この賞は、「人々を笑わせ、それから考えさせる奇抜な研究」ということですが、これらの研究は、とてもユニークな発想で、私たちを笑わせ、そして、ふと立ち止まらせ、考えさせてくれるものだと思います。このような楽しい素晴らしい発想が出てくるのは、日々、目に入り、耳にする知識や情報をcriticalに捉える姿勢が基本にあるからだと感じました。自分自身もそのような姿勢をみならいたいものです。

    近くの公園で見つけた銅像。「考える」時間をもつこと、大事ですね!「わからないこと」も「わからないまま」も楽しむことも!  


  • Posted by ゆっこ at 22:49Comments(0)人生を生きる

    2023年10月04日

    失ったものがあっても得るものもあるはず!

    夕刊を読んでいたら、作家の星野博美さんによる記事が目に留まりました。星野さんが旅行中に骨折してしまい、帰国後、外出もできず、リハビリしかやることがない時に、できるだけ、「物事をよい方向へ考えるように努めた」というお話です。そして「失ったものより得られたものに注目!」とありました。全く同感です。といっても若い時は、なかなかそんな気持ちになれず、ひたすら悲しんだり、落ち込んだり。今でも覚えているのは、大阪に住む親友の結婚式に招待されていて、新幹線の切符や当日着るロングワンピースまでしっかり用意し、とっても楽しみにしていたのに、風邪をひいてしまい、行くことができず、泣く泣くあきらめたことです。当時は、たぶん何週間も落ち込んでいたことと思います。でも、うん十年‽?たった今は、また違った考えができるような気がします。大阪まで行けなかったけれど、自宅でゆっくりできたとか、読みたかった本がじっくり読めたとか‥‥とにかく、良い方へ良い方へと考えるようにしていけばいいのかなと思います。できなかったことや失ったものにもちろんがっがりすることもありますが、気持ちを切り替えて、これからも対処していけたらいいかな。きっと得られるものもあるはずです。気持ちを大きく‼暮らしたいものです。

    悩みや気になる事があっても、飛行機に乗って空を眺めると気持ちがとっても大きくなり、気分爽快になります!
      


  • Posted by ゆっこ at 23:43Comments(0)毎日の暮らしの中で

    2023年10月03日

    ほめ上手を目指す!

    毎日の暮らしの中で、ほめたり褒められたりすることがありますね。そして、今日は、こんなことでほめられました。近くのクリニックに血液検査に行ったのですが、腕を出すやいなや、看護師さんが、ニコニコしながら、「元気な血管ですね! 太くてしかもまっすぐ!」と。確かに採血するときは、いつでもすぐに終わり、なんだか採血しやすいのかもしれません。それにしても、血管のことでほめられたのは初めて(笑)。でも、やはり褒められるとうれしいものです。ドイツやアメリカの生活のなかでもいろいろなことでほめられたことがあります。身につけているアクセサリーや洋服だけではなく、語学の勉強をがんばっていますね、とか、その考えはいいですね、とか・・・・どうも彼らが、ほめ上手なのか、あるいは、褒められることがあまりなくなったのか(笑)、日本では、褒められることが少なく、寂しい気持ちもしています。自分としては、相手に対して素敵だな、と思ったことは、その場ですぐに伝えるようにしています。もちろん、ただ褒めればよいというのではなく、こうだから素敵、この点が素敵、とちょっと具体的に。これからも褒め上手を心掛けていきたいと思っています。

    カフェのアートを楽しみながら、ゆったりと秋の夜長を楽しみたいものです。
      


  • Posted by ゆっこ at 23:30Comments(0)毎日の暮らしの中で

    2023年10月02日

    吹っ切れた気持ち!

    自分にとっては敷居の高かった(‽)バレーレッスンを始めて約2年程経ちました。バレーの先生の姿勢の美しさに惹かれたのがバレーを始めた動機です。今までに週に1回から2回ほどグループレッスンを受けていますが、とにかく、動きが難しく、毎回冷や汗(笑)の連続で、時にはレッスンに行くのも少し重荷に感じたことも正直いってありました。ところが、最近になって、バレーレッスン中にあばら骨がグーンと伸びる感覚や体が伸びる気持ちよさを感じるようになりました。そして、レッスン中の先生の言葉、指先までしなやかに動かす、手足を長く美しくみせる、鎖骨をきれいに見せるなど・・・・になんとなく体が反応し、感覚がつかめてきたような(?)気がします。何かが吹っ切れたような不思議な感覚です。そうなるとんなんとながれる音楽も聞こえはじめ、美しい曲だなあ、と感じるようになりました。今までは、ついていくのに精いっぱいで音楽が聞こえてこない、そして音楽を楽しむ余裕もない(笑)。でも先生の「最初は間違えても良いから、曲をよく聞いて、曲に合わせて、しっかりと流れるような、そしてアクセントもある動きをすることの方が大切」という言葉を聞いて、気持ちよくのびのびと体を動かしていこうと思いました。動きだけでなく曲も楽しみながら。それにしてもバレーレッスンを受けている自分がいまだに信じられません!!

    南アフリカのケープタウンのテーブルマウンテンの山頂から見たインド洋とケープタウンの街。なんと雨が上がり、大きな虹が見えました。
    今の気持ちもバレーレッスンでのもやもやした気持ちが吹っ切れて、明るい虹が出てきたような気分です。  
    タグ :バレー


  • Posted by ゆっこ at 23:26Comments(0)今の自分

    2023年10月01日

    絵本の持つ力!

    先日、ラジオ番組でbook directorの方が、リスナーたちからのリクエストに応じ、いろいろな状況においてどのような本がおすすめかというお話をしていました。その中に、長年連れそった配偶者を亡くされた方が、いまのさびしい気持ちに対して、何か本を紹介してほしいとのリクエストがありました。するとそのdirectorのかたは、ある絵本を勧めたのです。その絵本は、ラジオなので見ることはできませんでしたが、絵の描かれ方や配色などの詳細な説明から、すーっと絵の情景が目の前に浮かびました。絵本の主人公(確か動物だったかと思いますが)のさびしい気持ちがジーンと伝わり、そこからの気持ちの変化(身も心も閉じこもってしまっていた暮らしの中にあるきっかけでふと光を見つけ、生きる希望をもつようになる様子)が、手に取るように伝わってきました。絵本は、大人になってから読むことがなくなってしまいましたが、先日のお話しを聞いて、絵本の持つ力を改めて考えさえられました。子どもだけではなく、大人にとっても生きる力や感動をくれると思います。これからは、いろいろな絵本にも関心を持っていきたいです。

    この本は、アメリカにいた時に見つけた絵本です。何をしても、どこにいても、たとえ失敗することがあっても、私は私で、私が一番好き!という内容の絵本で勇気と力を与えてくれます!
      
    タグ :絵本


  • Posted by ゆっこ at 22:24Comments(0)毎日の暮らしの中で