たまりば

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2013年02月10日

spoilされている私たち?

日本に本帰国してもう3年近くになるがいつも感じるのは、わたしたちは日本でかなりさspoilされているということだ。例えば電車内では、「傘や網棚の荷物を忘れないで下さい。」とか美容室に行けば、立ち上がる時にいちいち椅子をひいてくれたり、ATM のキャッシュコーナーや電車の切符精算の機械が、ご丁寧にも手順をすべて口頭?で指示してくれたり.......数えあげたらきりがない。もちろん有難いものもあるが、なかにはこれって必要?と思うものもある。そしてこわいのはだんだんと自分で考えて行動することが、少なくなってきていることだ。こんなにspoilされていいの?  続きを読む


  • Posted by ゆっこ at 15:49Comments(0)日本と外国

    2013年01月24日

    ドイツの美術館!!

    先日上野のメトロポリタン美術館展に行ったとき、何人かの子供たちがボードのようなものを持って絵画展を見て回っていた。何を書いているのかなとふとのぞいてみるとある絵の前に立ち止まって目の前の絵をかいていたり、コメントを書いていたり・・・・でもたくさんの人混みの中でゆっくりたちどまってはいられない!!そんな光景をみてふとヨーロッパの美術館に行ったとき、子供たちが美術館内の一角に座り、ゆったりとお気に入りの絵を描いているのを見かけたことを思い出した。さらには、小学生ぐらいのグループが"curator"(美術館などの学芸員)から作品の説明を受けていたり・・・もちろん子供だけでなく、大人向けにもたくさんの美術鑑賞ツアーがある。ドイツにいたとき、私もいろいろな絵画鑑賞のプログラムに参加し、絵画がとても身近に感じることができた。日本で美術館に行くとなるとまずは人混みの多さを思い、足が遠のいてしまう。東京の場合は、人が多く込み合い、ゆったりとした雰囲気の中での絵画鑑賞は難しいのが現実だが、もっと市民ベースで楽しめるようにいろいろな鑑賞ツアーがあればなあと思う。もちろんヘッドフォンをかりて、説明を聞きながら見て回るのもいいが、かなり疲れそうな気がするのはわたしだけだろうか?美術館員の方から生で話を聞く方がもっと楽しく絵画を鑑賞できる気がする。そしてさらには日中だけでなく早朝や夜も開いている日があればうれしいな。ドイツでは「ナイトミュージアム」というのがあって、その晩は様々な美術館のはしごができる。夜の美術館はまた違った顔をもっている。ドイツでは各美術館も趣向をこらし、生演奏があったり、美味しいケーキや食事ができたり・・・・・絵画鑑賞以外にもたくさんの楽しみがある。日本の美術館ももっと市民に身近な楽しめるものになってほしい。  


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    2012年11月23日

    ニューヨークではHappy holidays!!

    先日のビジネス英会話ラジオ講座で、アメリカ社会には多くの異文化が共存しているので、「クリスマスパーティー」とは言わないということを話していた。確かに5年住んだニューヨークはまさに"melting pot"で様々の人種の人々が暮らしていた。アメリカ人といってもユダヤ系アメリカ人、アフリカ系アメリカ人といろいろだ。クリスマスはHanukah"といわれたり、"Kwanzaa"と呼ばれたりする。クリスマスの飾りつけもいろいろだ。ニューヨーク滞在中の私の大親友もご主人がイスラエル人のユダヤ系アメリカ人だった。そんなわけで彼女に送るクリスマスのカ―ドにはいつも"Merry Christmas!"と書かずに"Happy holidays!!"と書いていた。ちょっとした注意、気使いが必要だ。ラジオ番組を聞きながら、ニューヨーク時代をふと思い出した。  


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    2012年11月20日

    日本から持っていくもの??

    先日、新聞で「日本から取り寄せるものは」という記事を目にした。つまり海外に長く住んでいて日本から取り寄せる製品があげられていて、その中でも目立ったのは「ラップ」とあった。これには同感。ドイツのラップはとにかくきれいに切れないのだ。これはぎざぎざの部分が紙でできているので、日本のようにシャープに切れない。日本に帰国してまずはこのラップの切れ味のよさに感激!!でもドイツのラップの方が自然にやさしい??またドイツのラップはとにかく薄くてすぐに絡まってしまう。そしてひどい時には、残りの半分をダメにしたこともあった。特に朝の忙しい時には、本当に参った。その他にも私はいつも一時帰国の時、日本からスリッパを買って持って行った。もちろんドイツにも室内履きは売っているが、日本のスリッパのようなものは見つけられなかった。日本の100円ショップでスリッパを買えた時は、大感激!また、文房具用品もドイツはダイナミック!小さなホッチキス、セロテープはあまり見かけなかったかな。それから日本にあるような鉛筆削りも探すのに大変だった。お国変わればで、台所用品も違ってくる。日本から持って行った小さなすり鉢や、大根おろし器は本当に重宝だった。外国に行ったときに文房具や生活用品、電化製品など見るのも本当に楽しい!!是非お勧めする。その国の暮らしぶりがよくわかると思う。それにしてもいつも思うのは細かなところまで手が届く製品を生み出す日本のすごさ!!!!!  
    タグ :ドイツ


  • Posted by ゆっこ at 23:13Comments(0)日本と外国

    2012年10月07日

    IB(国際バカロレア)のCAS

    最近日本でもIB(国際バカロレア)が日本語でも取得できるようになり、IBに関する記事をよく目にするようになった。先日はその中のCASについての記事を読んだ。CASとはCreativity(活動)、Action (スポーツなどの活動)、Service(ボランティアなどの奉仕)の略である。そしてそれぞれの分野で50時間が必要だ。ドイツにいたときインターナショナルスクールに通っていた娘もこのCASの150時間をためるのにいろいろな活動をした。特にService(奉仕)は大変で、学校前の横断歩道に朝早くたち、生徒たちの安全登校の手伝いをしたり、下級生のクラスで先生のアシスタントをしたり、ドイツの平和村に行き、子供たちに折り紙や習字を教えたり…中にはタンザニアプログラム、タイプログラムなど違った国に行き、現地の子供たちに数学、英語を教えたりするものもあった。これらの活動を通して多くのことを学ぶことができる。インターナショナルスクールではさまざまなプログラムが用意されていて先生からも奉仕活動のアドバイスを受けることができた。日本でもIB取得にはこのCASが必要だが、どのような形で実践できるのであろうか?特に奉仕活動50時間を行うのには、いろいろな受け皿、プログラムが必要になってくる。生徒たちが勉強とは違った経験をすることができるように多くのプログラムを提供できたらいいと思う。  
    タグ :IB


  • Posted by ゆっこ at 08:40Comments(0)日本と外国

    2012年09月21日

    懐かしい裸足の感触!

    先日の暑い日に近くの図書館前の芝生広場で裸足で遊ぶ子供達を見かけた。その時、ふと裸足の感触???がよみがえってきた。一番驚いたのは、アメリカに留学中に学生たちが季節のよい春に裸足になって大学内のキャンパスを歩いていたのを見た時だ。大学時代にウィスコンシン州立大学に留学していたのだが、その小さな田舎町Eau Claireにいたときのことだ。私も大学内キャンパス内にある自分のいた寮から授業に行くときにアメリカ人の学生たちのように、裸足で坂をおりて歩いてみた。なんとその気持ちの良いこと!!まずはひんやりした感触、そして解放感!!これは日本で味わったことがなかった。日本では、小学生の時、夏にプールに入る前に暑いコンクリートの上で皆、裸足で体操し、暑くてたまらなかった感触!!は覚えているが・・・あとは、夏の海で波がひいた後の冷たい砂浜を歩いた時のひんやりした感触かな?そういえばドイツでも、子供の通園していた幼稚園ではドイツの園児たちがいつも裸足で遊んでいた。日本の幼稚園でも裸足になって遊ぶことがあるのかな?欧米では家の中でも靴をはく文化だからこそ、外で裸足になって遊んだり、裸足の感触を楽しむのかな?それにしても時には裸足になってみると本当に気持ちがよい!!!  
    タグ :裸足の感触


  • Posted by ゆっこ at 20:50Comments(0)日本と外国

    2012年06月23日

    日本も犬同伴のホテルが増える?

    今日の新聞に「犬と一緒に宿泊できるホテルが増えている」という面白い記事が載っていた。日本では、長期休暇の支障は「ペット」。つまり、日本には犬を連れて宿泊できるホテルが少ないため、長期旅行は難しいと考えている飼い主が多いとのこと。
    そういえばドイツにいるとき旅行は愛犬ブラッキーといつも一緒だった。ほとんどのホテルやペンションは犬もOK。もちろんブラッキーにも1泊7~10ユーロ位の宿泊料はかかったが・・ヨーロッパは陸続きなので、いろいろな国に車でブラッキーを連れて旅行に行った。ドライブインにはちょっとした散歩コースもあったり、犬用の水も用意してあったり。特に不便を感じたことはなかった。
    もちろんイギリスやアイスランドなどは飛行機で行くので、その時はブラッキーはお留守番。ブリーダーさんのところにあずけていた。1週間で食事や散歩も込みで100ユーロぐらい払っていたかな。ブラッキーは、そこでボーダーコリーの仲間達と過ごした。親犬や兄弟たち(ブラッキーは8匹兄弟)もいて、安心してあずけられた。(ただ、ブリーダーさんがブラッキーの名前を忘れてしまい、「ボビ―」とか自分でつけて呼んでいて、10日ぶりに迎えに行ったとき「ブラッキー!」と呼んでも知らんぷりされた時には参った・・・)
    日本に帰ってきて、数日の旅行に行こうと思い、近くの犬のペンションを調べたのだが、あまりの狭さにビックリ。これではストレスもたまりそう。さらにあまりの値段の高さにも驚き。
    飼い主が犬をあずけて旅行に行きたくない気持ちもよくわかる。
    犬同伴OKのホテルが日本にも増え、これから日本もヨーロッパのように犬同伴の旅行客が増えるのかな。
    ホテルだけでなく、ドライブインにも散歩できるところがあったり、犬を連れていけるカフェやレストランも増えたらいいなあと思う。
    夏暑い時に、車で待たせるなんてかわいそう。避暑地で一緒にブラッキーとカフェでお茶できたら楽しいだろうな。(ちなみにこれはドイツでは当たり前!!)
    そして犬にとって居心地の良い快適なペンションがあったらいいな。  


  • Posted by ゆっこ at 00:32Comments(0)日本と外国

    2012年05月09日

    唖然とした大学キャンパス内アナウンス!!

    先日仕事で大学に行った時、校内アナウンスを耳にした。その内容は、「食事の後、使った食器は次の人のためにきちんと片づけましょう。」というものであった。一瞬耳を疑った。ここは大学???
    校内アナウンスが必要なほどきちんとかたづけができていないのだろうか?
    今、大学の「国際化」「グローバル化」が叫ばれているが、それ以前の基本的なマナーができていない気がする。
    また、手取り、足取り指導をしないと何もできない学生像が浮かび上がってくる。

    そういえば電車の中でもいろいろなアナウンスを聞く。「傘のお忘れ物が多くなっておりますので、お気をつけください!」「本日車内が暑くなっておりますので、お近くの方は窓をお開けください!」「大変混雑しておりますので押し合わずに中にお進みください!」……こんなアナウンスはドイツでは聞いたことがない。本当に必要なのであろうか?

    どうも過保護すぎる傾向がある。何も自分で決めることができない、言われた通りにしか動けない学生、社会人を社会が生み出しているような気がする。
    自分の意見をしっかり持ち、行動する事が基本の「国際化」には程遠い?と懸念を抱く今日この頃だ。

      


  • Posted by ゆっこ at 17:49Comments(0)日本と外国

    2012年04月13日

    ポルトガルのお菓子に感じる日本とのつながり。



    今回のポルトガルの旅で最高に幸せだったことの一つにポルトガルのお菓子を堪能したことだ。各地にその地域のお菓子があり、いろいろトライしてみた。
    どちらかというと卵黄を使ったものが多く、特に修道院から伝えられたというパステル・デ・ナタは中に甘みを抑えたカスタードクリームのようなものが入っていて、とてもおいしかった。日本でも以前エッグタルトとして人気があったらしい。
    また、おもしろかったのは日本のカステラの原型になったというお菓子、パオン・デ・ロー。日本のカステラよりも卵黄の味が濃くトロンとしていて生焼けタイプ。かなりいけた!!
    お菓子をいただきながら、日本とポルトガルの深いつながりを感じた。

    素晴らしい史跡や風景だけなく、各地方にあるお菓子を味わう旅もなかなか楽しい。お菓子からその国の文化、歴史にまで触れることができる。
    日本に帰ってからダイエット????が待っていたけれど。

      


  • Posted by ゆっこ at 22:59Comments(0)日本と外国

    2012年04月12日

    古い建造物が残され、使われているポルトガル



    日本は長い歴史を持つ素晴らしい国だ。でもどういうわけがその歴史を感じさせる建物が少ない気がする。先日訪れたポルトガル。中世の町の面影を残す町がたくさんあり、まるで現代からタイムスリップしたような気分になる。
    そして更に素晴らしいと思うのは、それらの建造物がただ単に保存されているだけでなく実際に、市民の生活の一部になり、使用されていることだ。

    日本にもたくさんの素晴らしい歴史的建造物があるが、残念なことに壊されて新しい建物になったり、さらにはただ単に保管保存され、一般市民に使われることが少ないのではないだろうか。

    ポルトガルの旅で特に素晴らしいと思ったのはポルトの町にある「サン・ペント駅」だ。この駅は、20世紀初め修道院の跡地に建てられたもので、ホールの壁がアズレージョという美しいタイル画で飾られている。そしてそこには、ポルトにまつわる歴史的なできことが描かれている。アズレージョは1930年に製作されたものとのこと。
    今もその駅には電車が発着して駅として機能している。こんな素晴らしい芸術的な建物が市民の生活の中に溶け込んで使われている。まるで毎日美術館に来ているようだ。

    日本にある数々の素晴らしい歴史的な建造物が残され、そしてさらにそれらが市民の生活の一部となり実際に使用されたら、本当にうれしい。  
    タグ :ポルトガル


  • Posted by ゆっこ at 02:02Comments(0)日本と外国

    2012年03月28日

    国を超えて生きていく素質充分の小学生!

    先日、日本の小学生に「ドイツの文化や遊び」を紹介する機会があり、ドイツと日本の学校の違いや、ドイツの子供たちのする遊び、ゲームなどについて話をした。

    話をしている最中に、「ドイツの子供たちは夏休みの宿題がなくていいな~」とか「日本では学校は8時10分から始まるよ。」とか、いろいろなコメントが出てきた。私が子供のころは、こんなにたくさん発言、あるいは発信したかなあとふと思った。

    また質問時間では、特に何も言われなくてもきちんと皆の前に出てきて質問する子供たちもいたりして、驚いた。クラスのみんなの前で話したり、発表するのは、意外と恥ずかしかったり、緊張したりすると思うが、きちんと前に出て発信している。

    最近の小学生に接することはあまりないので、今回は意外な発見だった。欧米の学校では、低学年のころから"show and tell"
    といって、自分で何か持ってきたものを皆の前で見せて、発表したりする時間がある。そしてクラスは受け身ではなく、自分たちもたくさん発言したり、質問したりする。日本の教育も少しづつ受け身の授業から、参加型の授業にかわってきているのだろうか?

    また、話が終わってから、低学年の小学生の男の子が私のところにやってきて、「サッカーが大好きでドイツにも行ってみたい!」と目を輝かして話しかけてきた。日本だけでなく世界に目を向けている子供たち。

    何だが今日は、そんな元気な子供たちに会って、うれしくなった。そして決して閉鎖的なくこれから国を超えていろいろな国の人々とコミュニケーションを楽しんでいける素質が充分あることを実感した。これから内だけでなく、どんどん外の世界にも目を向けていってほしいと思う。様々な個性を持ち可能性一杯の子供たち。国を問わず、夢を大きく持ち、その夢がかなうように少しでも私もお手伝いできたら本当にうれしい。  


  • Posted by ゆっこ at 00:56Comments(0)日本と外国

    2012年03月19日

    まだ戸惑う日本暮らし

    日本に本帰国して1年半たってもまだ戸惑うことが時々ある。

    一つは日付けの見方だ。たとえば賞味期限を見るのにいまだに、ドイツ式で見てしまう。12.03.13とあった場合、2013年3月12日と考えてしまう。ドイツは、日、月、年の順だから。日本は年、月、日で全く順番が違う。特に急いでいるときはよく間違える。

    もう一つは、雑誌を開くときに、裏からあけてしまう癖が抜けない。先日は、表紙と裏両方に写真が入っていて、どちらも表紙になってもおかしくない雑誌で、中を開けるとどうも変。そうか、日本はドイツと逆からページを開くのか、と気が付いた。

    こんな些細なことでも一瞬戸惑ってしまう。10年過ごしたドイツだが、10年という月日の長さを感じる今日この頃だ。

      


  • Posted by ゆっこ at 00:07Comments(2)日本と外国

    2012年01月19日

    大学秋入学は朗報?

    「東大が秋入学移行案」という新聞の見出しを目にした。

    実際娘もドイツのインターナショナルスクールを5月に卒業して日本の大学進学を考えたときに9月入学か4月入学の選択があった。しかし9月の秋入学の大学は日本では非常に少なく、学部がほとんどが国際教養学部で希望する学部がないため春入学に決めた。

    9月入学の大学が増えしかも学部の選択ができるようになれば、海外からの留学生のみならず、海外からの日本人帰国生にとっても朗報になる。

    ただ9月入学の場合には現状では問題がある。9月入学をした場合、卒業も秋になる。娘の日本人友達の何人かも秋入学したが、就職のことを心配していた。まだ現在の日本は大多数の企業が4月に新卒者を採用するからだ。

    大学が秋入学に移行することにより企業も秋入学採用を増やすべきだ。更には3月から秋までの時間の過ごし方も大切になってくる。娘の場合は、5月にインターを卒業して6月に日本に帰国し、9月に帰国生受験で大学に合格したのだが、大学が始まる4月までの間をどのように過ごすかが大きな課題だった。結局はアルバイトをしていたが・・・

    3月に入試の場合、大学が始まる秋までどのように過ごすかは、非常に大切になってくる。
    やはり学生個人の力では限界があるので大学や企業にも協力してもらい、社会体験など入学までの間を有効に使えるようなプログラムを提供してほしいと思う。

    また、話が少しずれるが、日本の高校ももし編入ではなく秋入学できるようになれば、帰国生の子供たちは本当に助かると思う。今の状況では、高校受験の場合、3月の時点では、海外の現地校ではまだ9年生未終了なので受験資格がない。ほとんどの日本の高校は、3月の時点で中学3年生(9年生修了)を条件にしているからだ。
    実際、私の娘もドイツの現地校だったので、受験できる日本の高校が本当に少なくて参った。公立高校は全く受験資格がない。

    やはり学校の入学時期が違うことは日本人が海外で教育を受けたり、海外から留学生を受け入れたりするとき不都合である。

    今の日本の若者は、内向的で海外よりも日本に目が向いているといわれているが、秋入学が増え、新卒採用も秋採用が増えることにより、少しでも外に出ていく若者が増えてくれれば嬉しい。

    これからは大学だけでなく小・中・高も含めた日本の教育システム、新卒採用制度、社会体験プログラムなど様々なことがじっくりと見直されていく必要があると思う。

      


  • Posted by ゆっこ at 01:26Comments(2)日本と外国

    2012年01月03日

    2つの国での大晦日とお正月




    12月大晦日のトロムソ(ノルウェー)とお正月の日本(高幡不動尊)の写真を並べてみた。全く違く文化が楽しい!!  


  • Posted by ゆっこ at 01:18Comments(0)日本と外国

    2011年11月15日

    左利きは右利きになおす?

    今日の朝刊にスイスの高級時計の宣伝として母親と女の子の写真が大きくのっていた。その中で、目を引いたのは女の子が「左利き」ということだ。今の日本では「左利き」を「右利き」になおすという風潮があるのかはわからないが、少なくとも私の子供のころは、親が「左利き」の子供は「右利き」になるようになおしていた。
    ドイツにいる間も友達で「左利き」の人も多かったのだが、特に親に「右利き」になおすように言われたことはなかったそうだ。
    そういえば、アメリカの大学に通った時も一人一人座る椅子になっていたのだが、左利きの人用に座りやすくまた、ノートをとりやすいようにできている椅子もあった。
    ドイツでもアメリカでも左利きの人が日常生活において不便を感じないようにいろいろ考えられているようだ。
    私自身「右利き」なのでよくわからないのだが、日本では「左利き」だと不便なことがあるのかな?

    「左利き」の女の子が載っている写真を見てそんなことを考えた。
      
    タグ :左利き


  • Posted by ゆっこ at 23:46Comments(0)日本と外国

    2011年09月09日

    音楽のあふれる街Kilkenny(アイルランド)を旅して!

    今年の夏は、以前から行きたかったアイルランドを旅してきた。
    以前テレビで日本からアイルランドを訪れたバイオリニストが、街角で知り合ったフィドラーと仲良くなり、一緒に協演するという番組を見たことがある。
    そのアイルランドの男性は、普段は、牧場で働き、音楽に親しみ、好きな時に仲間と一緒にカフェやレストランに集まり、フィドルを弾き楽しんでいる。
    そしてカフェにいる周りの人々も手足でリズムをとったり、踊りだしたり、実に楽しそうにその演奏を楽しんでいるのだ。
    楽器を弾く人も周りの人も自然体で音楽を楽しんでいるのはとても素敵なことだと思った。
    そしていつか私もそんな音楽のあふれる街に行ってみたいと思っていた。
    今回のアイルランドの旅で、Kilkenny という街に行ったがこれこそまさに音楽のあふれる街だった。夜食事に出かけたとき、街角から、音楽が聞こえてきた。それも一か所だけでなくいくつも。生演奏だ。色々なジャンルの曲が聞こえてくる。
    中をのぞいてみるとフィドル、バイオリン、ギターなどあらゆる楽器を使って演奏している。そこでは、食事をしている人、踊っている人、体でリズムを取って、演奏を楽しんている人・・・
    ごく自然に人々は、音楽を楽しんでいるように見える。
    私もなんだか気持ちがウキウキしてきて体まで軽くなった気がした。
    街のあるゆるところから様々な音楽がながれてきて、音楽が街中あふれている。
    高いお金を払ってちょっとあらたまった気分でコンサートに行くのもよいが、Kilkenny の街のようにもっと自然体で生活の中で音楽を楽しむことができたらと思う。  


  • Posted by ゆっこ at 23:51Comments(0)日本と外国

    2011年09月01日

    日本と外国の気配りの違い

    本当に久しぶりにブログを書く。8月には、ドイツとアイルランドに行き気持ちをリフレッシュしてきた!!また新たな気持ちで日本での生活を送っていこうと思う。

    ところで日本帰国後1年たってもまだ違和感があるものがある。それは、美容院に行ったときにシャンプー台で顔にかけられるタオル!そして先月歯医者さんに行ったらやはり顔にマスクのようなものをかけられ、びっくり!!!
    美容院の場合は、水が顔にかからないようにとの配慮だと思うし、歯医者さんでは、歯の治療中に何か顔に飛んだり水がかかったりしないようにとのことだが・・・・

    私としては、むしろ顔を覆われると落ち着かないし、第一息苦しい!!
    考えようによっては細かなところまでの気配りであろうが不自然な気がするのはわたしだけであろうか?

    ドイツでは、美容院のシャンプー台でも歯医者さんでも顔を覆われることは全くなかった。

    細かな気配りといえば、ドイツやアメリカの歯医者さんでは皆治療室は個室で、もっとプライバシーがあった。日本の場合は、治療台が仕切りもなく並んでいてみなほかの患者さんと先生の話が筒抜けだ!!歯医者さんならまだしも、内科でも個室がなく他の患者さんに聞こえてしまうような個人医院があった。さらには、以前行った耳鼻科は、診察台の横に、順番を待つ人が座る長椅子があり、びっくりした。
    患者にとって先生との話はプライべートなことでほかの人には、聞いてほしくないものがある。少なくとも仕切りや個室などで気兼ねなく先生と話せる空間がほしい。これこそ大事な気配りだと思うのだが。

    細かいところまで気配りのある日本だが、私としてはもっと違ったところで気配りがほしい。  


  • Posted by ゆっこ at 23:44Comments(0)日本と外国

    2011年06月02日

    日本に帰ってきたんだなあと思う瞬間

    10年ぶりにドイツから日本に帰国してもうじき、11か月たとうとしているが、今でもまだ、「ああ、日本に帰ってきたんだなあ~」と思う瞬間がある。
    今日は、そのいくつかをご紹介したい。

    先日、郵便局に行ったら、いろいろな用紙を記入するところに、3種類の「老眼鏡」が置いてあった。
    これは、ドイツではありえない。本当に日本は、かゆいところに手が届く国だと思う。

    今日、久しぶりに、日本食で外食したときに、後ろのほうで、美味しそうにおそばをすする音が聞こえた。ドイツでは、音を立てて、食べることは、マナー違反。スープも「食べる」という表現  Suppe essenを使うぐらいで音を立てて、飲まない。私の背後でおそばをすする音は本当においしそうないきのいい音に聞こえた。日本に帰ってきたんだなあと思う。

    今朝、ラジオで「今日、6月1日は、衣替えです!」という話を聞き、「衣替え」という言葉がとても新鮮に聞こえた。ドイツでは、洋服は、何を着ても自由。4月でも天気がいい、暖かい日は、いきなり、肩出しルックの女性をみかけることが多かった。夏の暑い日でも、厚手の品のいいコートを着ている老婦人もよく見かけた。少なくとも「衣替え」という感覚は、ないように思える。

    10年外国に住むと自分が生まれ育った母国でも、時々、感心たり、驚いたり、新たな発見があり、毎日が新鮮だ。
    当たり前だと思っていたことが、まったく、くつがえされるのも楽しい。

    是非、日本の外に出て、そこから、日本を見つめなおすことをおすすめしたい。
    いろいろな発見があると思うから。  
    タグ :日本と外国


  • Posted by ゆっこ at 00:08Comments(0)日本と外国