2025年02月10日
複数言語を学ぶ!
時間に余裕がある日は、仏、独、英、西語のラジオ講座を一度に聞くようにしている。それぞれの持つ音の響き、そして表現法や文法の共通点や違う点、文化的背景など比較しながら学べてとても興味深い。ただ、いろいろな言葉を同時に習うと両方の言葉が弱い時、混ざってしまうことがある。ドイツにいたときに市民大学でドイツ人と一緒にフランス語も学んでいたのだが、当時は、まだドイツ語がしっかりできていなかったため、フランス語と混ざってしまい大変だった。特にドイツ語からフランス語の文章に変える独文仏訳時に、自分ではフランス語を言っているつもりがドイツ語になってしまったりして、よくドイツ人のクラスメートから、それってドイツ語だよ!って言われたかな。長い間学んでいる英語のように自分にとり強い言語になると混ざることもほぼなくなるが、日本語を話しているときに、「さ、し、す、せ、そ」の音を英語のように舌を挟んで発音してしまったりすることもある!!でもそんな失敗??‽も楽しい。これからも違った言語を楽しみながら、同時並行して学んでいこうと思っている。
2025年02月07日
独学の語学学習
昨年の4月から始めたスペイン語の学習。といってもラジオで週3回15分づつ、スペイン語講座を聞いているだけだが・・・試験もないので単語や表現、動詞の変化などなかなか真剣に覚えることもなく、どんどん内容が進んでいってしまう。それでも同じ単語や表現が何度も出てくるので、少しずつ、書かれた基本的な文章は理解できるようになってきているようだ。よく独学で語学を学んだ、というのを聞くが、一人で進めていくうえで、motivationを持ち続けるのは難しいと感じている。ドイツ語は、ドイツでの生活という必要に迫られて、市民大学でしっかり学び、フランス語は大学で第2外国語として、そして社会人になってから、夜間のフランス語学校、さらには3ヶ月のパリ留学、と言うように、独学で学んだという経験はない。それでもスペイン語の音の響きはとても耳に心地よく、ラジオ講座の会話の内容もスペインの歴史に関することも出てきて大変興味深い。そして最近、考えたことは、大学でスペイン語専攻であった友人とLineでスペイン語を使う、ということだ。その友は協力的でスペン語でLineをしてくれる。これも一つのmotivationを持ち続ける助けになりそう。亀の歩みのような進みかも知れないが、楽しみながら、スペイン語をもっと身近に感じていきたいと思う今日この頃である。
2025年01月08日
「あけおめ???」でご挨拶
今日は、大学の初めての授業日。同僚たちと「明けましておめでとうございます!」と新年のご挨拶。ニュージーランド出身の同僚はなかなか、この挨拶の言葉が難しいらしく、「明けまして」の次は”omelet”(オムレツ)とご挨拶。どうもそのように聞こえるらしい。確かに日本語はむずかしい~!他の外国語、フランス語は、””Bonne année!"、ドイツ語は、”Frohes neues Jahr"、そしてスペイン語は、”Feliz año nuevo!"と皆、短くて覚えやすい。何度も日本語でのご挨拶を練習した同僚は最後に、「あけおめ!」はどうかなと。なんと簡略4文字!! これってなかなかいいかも???

ホテルロビーのお正月飾り。(尾道にて)とてもゴージャス‼

ホテルロビーのお正月飾り。(尾道にて)とてもゴージャス‼
2024年12月26日
日本語の「良いお年を!」に感心!
そろそろ顔を合わせる人たちの間で「良いお年を!」という言葉が交わされるようになった。ところで英語ではなんというのか?大学の同僚のニュージーランド人に聞いたところ、”Happy new year!”と言う答えだった。アメリカに住んでいた時には、、”Happy holidays!”の方が無難だとユダヤ系アメリカ人の友から言われたことがある。アメリカは移民も多く、いろいろな宗派を考慮してとのこと。ドイツでは、”Guten Rutsch!”と言う表現をよく耳にした。これはrutschen (滑る)という動詞が名詞化されたもので、つまり、新しい年に向かってよい滑り込みを、ということらしい。なかなか楽しい言い方だ。どちらにしても日本語の「良いお年を!」は簡潔で響きもよく、便利でとても良い表現だと感心する。外国人の同僚が、この言い方をしっかり覚えて、日本人の同僚たちに、「良いお年を!」を連発しているのは、とても微笑ましかった。
2024年06月05日
ラテン語の魅力!
大学での同僚とのランチタイムの時、ラテン語についての話で盛り上がりました。ニュージーランドの同僚の一人は、学校で10年程ラテン語を学んだとか。そして今でもいくつかのラテン語の名言を覚えているそうです。例えば、”veni, vidi, vici." (来た、見た、勝った)。確かにこれはカエサルの有名な言葉ですね。そしてラテン語は、インド・ヨーロッパ語派の元となる言語で、他の言語を習得する上で大変役立つとされています。実際、ドイツに住んでいるとき、数は少ないですが、ラテン語を必修としているギムナジウムもありました。ただ、ドイツの友だちは、ラテン語は話し言葉ではなくすでに「死語」となってしまっているとも言っていました。そんなラテン語ですが、ラテン語を通して、ヨーロッパの歴史、文化などを感じることができるという本も。「教養としてのラテン語の授業」(ハン・ドンイル)。是非読んでみたいと思いました。

調べてみるとラテン語の魅力について書かれている本がいろいろありそうです!

調べてみるとラテン語の魅力について書かれている本がいろいろありそうです!
タグ :ラテン語
2024年04月22日
同じことを続けること!
今日の新聞にもう70年も踊り続けている森下洋子さんの記事がありました。記事を読み、一つのことをずっと続けることのすばらしさに感銘を受けました。自身も小学生の時に初めて英語に出会ってから、今まで何十年?と英語にいろいろな形で繋がっていることを改めて感じます。時には、ずーっと同じことばかりでよいのか、そしてよかったのかと思うこともありましたが、森下さんの生き方を知り、背中を押してもらったような気がします。英語や語学は、どんな時でも頭から消えることはありません。森下さんがいつもどんな時でもバレーのことが頭から離れることがないと言われるように。やはり、英語や語学が大好きなんだと思います。だから、多くの人にその楽しさを知ってもらいたい、そしてその楽しみやすばらしさを共有できたら、とてもうれしく思うのです。これからもずーっとなんらかの形で英語や語学と関わっていきたい、そしてそうできること願っています。

先週末、竹林でたけのこが地表から顔を出しているのに遭遇。ほほえましい光景でした!

先週末、竹林でたけのこが地表から顔を出しているのに遭遇。ほほえましい光景でした!
2024年04月11日
男性形・女性形変化のゆくえ?
スペイン語のラジオ講座も2週目になり、人称代名詞の学習が入ってきました。その中で3人称単数はél(彼は)、ella(彼女は)、複数は、ellos(彼らは:男性のみ、男女混合)、ellas (彼女たちは:女性のみ)とありました。フランス語も同様に3人称の(彼は)と(彼女は)、そして複数も(男性のみ、男女混合)、(女性のみ)で違います。英語もhe,sheがありますが、複数はthey で男女の違いはありません。日本語は? 彼、彼女はありますが、複数は、彼ら、がありますね。またスペイン語の形容詞には、男性、女性で形が変わるものもあるとのこと。こうなると難しいのは、繊細なgenderが関わってくる場合です。今は、機内放送やスピーチでもladies and gentlemenは使われず、英語の単語でもfiremanではなくfirefighter、日本語でも看護婦さんから看護師さん、いろいろと変化してきています。これからの時代、スペイン語やフランス語、そしてドイツ語などにおける男女で形が違う形容詞や名詞は一体どうなっていくのか、とふと頭をよぎりました。

まだまだゴージャスに咲き誇る桜たち!

まだまだゴージャスに咲き誇る桜たち!
2023年12月05日
基礎を固める学び!
今日の英語番組でナポレオンの言葉 "Stop thinking,and go in! (じっくり考えなさい、でも行動をおこす時が来たら、考えるのをやめて行動しなさい)が紹介されていました。さらに、その言葉を英語学習にもつなげて、(文法のルールなどをしっかり学ぶことは大切ですが、実際に使う場面があったら、思い切って使いましょう!)というコメントでした。私も大賛成です!英語に関しては、中学高校でしっかり、文法などの基礎を学んでおけば、後は様々な場面で思いっきり使い、体感していくことで英語によるコミュニケーションが可能になります。私のフランス語もまずは文法などの基礎学習から入り、使うことで習得していきました。ところがドイツ語に関しては、現地で生活しながらゼロから学ぶというスタイルだったので、ある程度のまとまった話をするレベルに達するまで意外と時間がかかりました。語学習得は海外に行くのが一番と言いますが、まずは、しっかりと文法や語彙など基礎固めをしてからいくほうが、効果が期待できると実感しています。ましてや今は、インターネットも利用でき、いくらでも外国語との接点を持つことが可能です。1日10分でもいいから、英語や他の外国語の環境に自分を置くことで、語学力もグーンと伸びていきます。勿論、言葉だけでなく、しっかりした自分の意見や考えを持つことも大事ですね!

8月に行ったホックニー展で見た「ノルマンディーの12ヵ月」の作品。あっという間に冬景色があう季節になりました!

8月に行ったホックニー展で見た「ノルマンディーの12ヵ月」の作品。あっという間に冬景色があう季節になりました!
2023年04月28日
親も頑張っているよ!
Hi, everyone! How are you doing?
先日、とても面白い記事を読みました。それは、台湾人の作家、温又柔(おん・ゆうじゅう)さんの記事です。彼女は台湾で生まれましたが、3歳の時に親とともに来日しているので、日本語育ちです。その記事の中で思春期を迎えた温さんが、自分の母親の話す日本語を聞いて、「なんで、そんな変な日本語をしゃべるの?もっとちゃんと喋ってよ」ととがめたとありました 母親は、日本で生活をするために必死で日本語を話していたわけですが、温さんにとっては、変な日本語に聞こえたのでしょう。私自身も、家族でドイツで生活を始めてから、大人になってからドイツ語に触れたので、ドイツ語で生活するのに大変でした。一方、子どもは現地幼稚園、現地校に通い、どんどんドイツ語が上手になり、時々、わたしがドイツの友達と話しているときに、子どもから、今の受け答えおかしかったよ、と言われ、たじたじになったこともありました。温さんのお母さんも、温さんのきつい言葉??に涙ぐんでいたそうです。その気持ち、わかる気がします。実は、同じような場面に、今年渡独した時に遭遇しました。家の近くのパン屋さんでカフェをしているとき、小学生低学年の中国人の女の子が、中国人のお母さんと一緒に入ってきて、私の横の席に座りました。二人の会話はほぼ中国語でしたが、時折、ドイツ語も聞こえてきます。もちろん女の子は、流ちょうなドイツ語(ドイツの学校に通っているのでしょう)、それに対してお母さんは、たどたどしいドイツ語。それでも一生けん命、子どもと話しているので、私が「お母さん、ドイツ語、がんばっているね~」と女の子に話しかけました。するとその女の子は、なんと「でもお母さんのドイツ語、なんだか変!」と笑いながら、言ったのです。お母さんは、思わず苦笑い。海外に住み、家族で生活を始めると、子どもたちは、現地校に行ったりして、みるみるうちに言語を習得していきます。少なくとも話し言葉に関しては。親の方は、それに追いつきません。そんなわけで私も含め、その中国人のお母さん、そして、温さんのお母さんたちは、こどもたちに頭が上がりません。でも、親たちも頑張っているんですよ~(笑)。暖かく見守ってほしいなあ。まあ、無理かな。子どもたちは正直で時に、厳しいですね!!
先日、とても面白い記事を読みました。それは、台湾人の作家、温又柔(おん・ゆうじゅう)さんの記事です。彼女は台湾で生まれましたが、3歳の時に親とともに来日しているので、日本語育ちです。その記事の中で思春期を迎えた温さんが、自分の母親の話す日本語を聞いて、「なんで、そんな変な日本語をしゃべるの?もっとちゃんと喋ってよ」ととがめたとありました 母親は、日本で生活をするために必死で日本語を話していたわけですが、温さんにとっては、変な日本語に聞こえたのでしょう。私自身も、家族でドイツで生活を始めてから、大人になってからドイツ語に触れたので、ドイツ語で生活するのに大変でした。一方、子どもは現地幼稚園、現地校に通い、どんどんドイツ語が上手になり、時々、わたしがドイツの友達と話しているときに、子どもから、今の受け答えおかしかったよ、と言われ、たじたじになったこともありました。温さんのお母さんも、温さんのきつい言葉??に涙ぐんでいたそうです。その気持ち、わかる気がします。実は、同じような場面に、今年渡独した時に遭遇しました。家の近くのパン屋さんでカフェをしているとき、小学生低学年の中国人の女の子が、中国人のお母さんと一緒に入ってきて、私の横の席に座りました。二人の会話はほぼ中国語でしたが、時折、ドイツ語も聞こえてきます。もちろん女の子は、流ちょうなドイツ語(ドイツの学校に通っているのでしょう)、それに対してお母さんは、たどたどしいドイツ語。それでも一生けん命、子どもと話しているので、私が「お母さん、ドイツ語、がんばっているね~」と女の子に話しかけました。するとその女の子は、なんと「でもお母さんのドイツ語、なんだか変!」と笑いながら、言ったのです。お母さんは、思わず苦笑い。海外に住み、家族で生活を始めると、子どもたちは、現地校に行ったりして、みるみるうちに言語を習得していきます。少なくとも話し言葉に関しては。親の方は、それに追いつきません。そんなわけで私も含め、その中国人のお母さん、そして、温さんのお母さんたちは、こどもたちに頭が上がりません。でも、親たちも頑張っているんですよ~(笑)。暖かく見守ってほしいなあ。まあ、無理かな。子どもたちは正直で時に、厳しいですね!!
タグ :言語親子コミュニケーション
2012年11月01日
あたたかい日本語・英語
先日近くのカフェで欧米系男性とアジア系女性が日本語で話をするのを耳にした。2人ともかなり流暢な日本語で感心!そして気がついたことには、それぞれの日本語が自国のアクセントのあるものだった。そんな日本語を聞いているとなんだか気持ちがふんわりしてあたたかくなってきた。日本人でも京都や神戸、広島の友達は皆東京の言葉とは違うアクセントの日本語を話す。彼らの話す言葉はいつもわたしをほんわかな気持ちにさせてくれる。これは英語にもいえると思う。ドイツにいたとき、ドイツ人の話す英語に、ほぼネイティブに近いオランダ人の英語よりも親しみを感じた。そしてやんわりとした気持ちになった。そう考えると、日本人が躍起になってネイティブスピーカーと同じ英語を話そうとする必要はない気がする。ドイツにいる時、娘が通っていたインターナショナルスクールにパキスタン人の先生がいて、彼の話す英語はかなり印象的だったのを覚えている。英語圏の先生たちの英語よりも親しみを覚えた。英語にはいろいろな英語があり、私たち日本人の話すアクセントのある英語は、むしろ英語圏の人たちを暖かな気持ちにさせるのかもしれない。伝えたいことがしっかり相手に伝わるのであれば、むしろ独自のアクセントのある英語もいいのではないかと思う。カフェでの2人のアクセントのある日本語を聞いてふとそんなことを思った。
2012年10月02日
気になる間違いスペリング!
日本に帰国してから、いろいろなところで英語やフランス語、ドイツ語などで書かれた看板や、広告、宣伝などを見かける。先日もカフェでお茶をしたとき、紅茶の入った紙コップにも「熱いので注意」の意味の言葉が次のように書かれていた。
Contents Hot! Boisson Chade!
英語はまだしもフランス語の"Chade!”にはビックリ。フランス語ではchaude(熱いの意味)と書く。何気なく目にする外国語。できたら、正しい表記をしてほしいと思う。
そういえば、ドイツにいるときも日本人観光客が多く訪れる街のレストランには親切にも日本語でのメニューがあったが、日本語の表記がまちがえているものもあったなあ。やはり外国語はむずかしい。
でもせっかく書かれた外国語。やっぱり間違いは気になるな~
Contents Hot! Boisson Chade!
英語はまだしもフランス語の"Chade!”にはビックリ。フランス語ではchaude(熱いの意味)と書く。何気なく目にする外国語。できたら、正しい表記をしてほしいと思う。
そういえば、ドイツにいるときも日本人観光客が多く訪れる街のレストランには親切にも日本語でのメニューがあったが、日本語の表記がまちがえているものもあったなあ。やはり外国語はむずかしい。
でもせっかく書かれた外国語。やっぱり間違いは気になるな~
タグ :外国語
2011年10月17日
私のエネルギー源の言葉
今、大学のメンタ―の仕事のために自分のプロフィールをまとめている。今までの自分の経験したことや過去の職業経験、現在の仕事など書く欄があり、再度改めて自分が今までやってきたことを整理しなおしている。
今までの自分の職業経験を見ると職業体系は変わってもすべて英語や語学に関することをしてきた。
私と英語との初めての出会いはにアメリカ人と結婚していたおばの家に小学生の時に遊びに行ったときにはじまる。叔母の家は、当時中央林間にあり、叔母の家の近所に住むアメリカ人の女の子と友達になった。もちろん言葉はわからないが、いつの間にか、仲良くなり、なんとその女の子のお家で一緒に”bubble bath”に入った思い出がある。叔母は私が突然いなくなってしまって探し回って大変だったらしい!!それにしても当時小学生のわたしにとって泡だらけのお風呂は衝撃だった!!!また、叔母の家で感謝祭の時に初めて食べた七面鳥の味もまだ覚えている。
そして米国留学の時は、交換留学なので、たった1年だったが、そこで本当の自分を見つけることができた気がする。
英語との付き合いは長いが、飽きることもなくむしろますます好きになる。気分がのらない時、落ち込んだ時に元気をくれる。今は、英語、フランス語にドイツ語が加わり、忙しくなったが、すべての言葉が私にとってはエネルギー源だ。プロフィールをまとめながら、これからもずっと言葉にかかわった仕事をしていきたいなと強く思った。
今までの自分の職業経験を見ると職業体系は変わってもすべて英語や語学に関することをしてきた。
私と英語との初めての出会いはにアメリカ人と結婚していたおばの家に小学生の時に遊びに行ったときにはじまる。叔母の家は、当時中央林間にあり、叔母の家の近所に住むアメリカ人の女の子と友達になった。もちろん言葉はわからないが、いつの間にか、仲良くなり、なんとその女の子のお家で一緒に”bubble bath”に入った思い出がある。叔母は私が突然いなくなってしまって探し回って大変だったらしい!!それにしても当時小学生のわたしにとって泡だらけのお風呂は衝撃だった!!!また、叔母の家で感謝祭の時に初めて食べた七面鳥の味もまだ覚えている。
そして米国留学の時は、交換留学なので、たった1年だったが、そこで本当の自分を見つけることができた気がする。
英語との付き合いは長いが、飽きることもなくむしろますます好きになる。気分がのらない時、落ち込んだ時に元気をくれる。今は、英語、フランス語にドイツ語が加わり、忙しくなったが、すべての言葉が私にとってはエネルギー源だ。プロフィールをまとめながら、これからもずっと言葉にかかわった仕事をしていきたいなと強く思った。
タグ :言語
2011年07月10日
日本語の偉大さ
ドイツから日本に10年ぶりに帰って感じることは、「日本語の偉大さ」だ。
一つのことを表現する言葉が実にたくさん存在する。たとえば「雨」を表現するのに、「五月雨」「しぐれ」「氷雨」などたくさんの言葉がある。英語学習上でよく比較されるのが、”I" や"you"にあたる日本語である。日本語には様々な「私」がある-僕、私、手前、自分、俺・・・「あなた」だったら、貴殿、お前、君、貴様、あなた様・・・日本語の語彙の豊富さにはびっくりする。
ドイツ語やフランス語には、英語の"you"と違い、親しい友達に対するものと、丁寧な言い方の"you"があるが、日本語の豊富さには負ける。
また、日本語は、漢字、カタカナ、ひらがなと文字がミックスされ、それぞれがバランスよく使われているのもおもしろい!!
漢字で書くととても堅いイメージのものがひらがなにすると柔らかく感じるし、これにカタカナが加わるとエキゾチックな感覚を覚える。
また、言葉を聞いたときに漢字を思い浮かべるとイメージがわき、明確にすーっと頭に入ってくる。例えば、今日ラジオで「ふじょう」という言葉を耳にしたが、その漢字の「浮上」を思い浮かべると途端にはっきりとイメージがわき、伝わってくる。私は、今でも人とお会いするとき、お名前を漢字でどのように書くのか伺うようにしている。漢字をイメージすることは、名前を覚えるのに大変役立つ。「漢字」は偉大だ!!
また、日本に帰ってきてから好きになった表現がいくつかある。
「熱く語る」「恩返し」「夕涼み」「入道雲」
長い海外生活のあと、日本語に敏感になっている自分がいる。
一つのことを表現する言葉が実にたくさん存在する。たとえば「雨」を表現するのに、「五月雨」「しぐれ」「氷雨」などたくさんの言葉がある。英語学習上でよく比較されるのが、”I" や"you"にあたる日本語である。日本語には様々な「私」がある-僕、私、手前、自分、俺・・・「あなた」だったら、貴殿、お前、君、貴様、あなた様・・・日本語の語彙の豊富さにはびっくりする。
ドイツ語やフランス語には、英語の"you"と違い、親しい友達に対するものと、丁寧な言い方の"you"があるが、日本語の豊富さには負ける。
また、日本語は、漢字、カタカナ、ひらがなと文字がミックスされ、それぞれがバランスよく使われているのもおもしろい!!
漢字で書くととても堅いイメージのものがひらがなにすると柔らかく感じるし、これにカタカナが加わるとエキゾチックな感覚を覚える。
また、言葉を聞いたときに漢字を思い浮かべるとイメージがわき、明確にすーっと頭に入ってくる。例えば、今日ラジオで「ふじょう」という言葉を耳にしたが、その漢字の「浮上」を思い浮かべると途端にはっきりとイメージがわき、伝わってくる。私は、今でも人とお会いするとき、お名前を漢字でどのように書くのか伺うようにしている。漢字をイメージすることは、名前を覚えるのに大変役立つ。「漢字」は偉大だ!!
また、日本に帰ってきてから好きになった表現がいくつかある。
「熱く語る」「恩返し」「夕涼み」「入道雲」
長い海外生活のあと、日本語に敏感になっている自分がいる。
2011年07月05日
言葉によって変わる気持ち
最近、英語を使った仕事が始まり、元気になった自分がいる。去年の夏に10年ぶりに、ドイツから帰国してからあまり英語を使うことがなかったが、今は頻繁に使うようになった。英語を話している自分は、日本語を話している自分よりももっと開放感そして自由を感じ自分に正直になっているような気がする。とにかく元気をくれるのが英語だ。
フランス語を話す時はなんだがおしゃれになったような自分を感じる。フランス語の持つ甘い響きに酔いしれることもある。
そしてドイツ語を話すときは、かなり論理的に物事をとらえようとしている自分がいる。
同じ自分という人間なのに、話す言葉により気持ちの上で変化していくのは、面白い!!
日本語を話すときは、なんだか控えめでおとなしい自分になるような気がする。
といっても日本の友達にはいつも「元気!!な人」といわれている私だが・・・
言葉と私。これからもいろいろ違った自分を楽しもうと思う。
フランス語を話す時はなんだがおしゃれになったような自分を感じる。フランス語の持つ甘い響きに酔いしれることもある。
そしてドイツ語を話すときは、かなり論理的に物事をとらえようとしている自分がいる。
同じ自分という人間なのに、話す言葉により気持ちの上で変化していくのは、面白い!!
日本語を話すときは、なんだか控えめでおとなしい自分になるような気がする。
といっても日本の友達にはいつも「元気!!な人」といわれている私だが・・・
言葉と私。これからもいろいろ違った自分を楽しもうと思う。