2012年11月01日
あたたかい日本語・英語
先日近くのカフェで欧米系男性とアジア系女性が日本語で話をするのを耳にした。2人ともかなり流暢な日本語で感心!そして気がついたことには、それぞれの日本語が自国のアクセントのあるものだった。そんな日本語を聞いているとなんだか気持ちがふんわりしてあたたかくなってきた。日本人でも京都や神戸、広島の友達は皆東京の言葉とは違うアクセントの日本語を話す。彼らの話す言葉はいつもわたしをほんわかな気持ちにさせてくれる。これは英語にもいえると思う。ドイツにいたとき、ドイツ人の話す英語に、ほぼネイティブに近いオランダ人の英語よりも親しみを感じた。そしてやんわりとした気持ちになった。そう考えると、日本人が躍起になってネイティブスピーカーと同じ英語を話そうとする必要はない気がする。ドイツにいる時、娘が通っていたインターナショナルスクールにパキスタン人の先生がいて、彼の話す英語はかなり印象的だったのを覚えている。英語圏の先生たちの英語よりも親しみを覚えた。英語にはいろいろな英語があり、私たち日本人の話すアクセントのある英語は、むしろ英語圏の人たちを暖かな気持ちにさせるのかもしれない。伝えたいことがしっかり相手に伝わるのであれば、むしろ独自のアクセントのある英語もいいのではないかと思う。カフェでの2人のアクセントのある日本語を聞いてふとそんなことを思った。
Posted by ゆっこ at 23:45│Comments(0)
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