たまりば

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2011年12月30日

オーロラついに出現!!

今日ノルウェーのトロムソからドイツに戻ってきた。今ドイツは夜の11時半。まだオーロラを見た時の興奮がさめやらず。
 
昨日12月28日に2度目の挑戦でオーロラを見るツアーに参加。朝から雪で天気が悪く今日もまた、見られないかなととても不安だったが 祈るような気持ちで18時30分にトロムソの町をミニバスで出発。オーロラを追いかけ北へ北へと進んでいく。ガイドさんは天気を確認しながら、次々と雲の少ない場所へと私たちを誘導してくれた。そしてこれ以上北へは行けないと地点で薪をたきながら待機。

雪の上で待つので寒さで足がかじかんでくる。空を雲が覆い、今日も見えないのかなと思ったが、ガイドさんにもう少し辛抱強く待つようにいわれ1時間半ほど待ったかな。やはりもうだめかなと思っていたら、とたんに雲がきれはじめ、無数の星が天空に輝いた。そして遠く北の空の下方に薄緑のライトが見え始めた。数秒のうちに瞬く間にそのライトが弧を描くように空に大きく広がって、美しい緑の光が空一面にひろがった。あまりに突然のオーロラの出現にびっくり。
ほんの数分のすばらしいオーロラショーに息をのんでみとれる。そしてその光はすーっと吸い込まれるように消えていってしまった。

生まれてはじめて見たオーロラ。なんだか夜空に光の妖精が現れたような気がした。幻想的な不思議な世界。

オーロラを見るチャンスは本当に天気次第だ。雲が多かったり、雨や雪が降っていたらチャンスはない。ガイドさんによるとやはり1週間ぐらい滞在するのがベストだという。私たちの滞在期間はたった3日間。でも今日オーロラを目前に見ることが出来て本当に良かった。天空の妖精に会えて!!







  
タグ :オーロラ


  • Posted by ゆっこ at 07:42Comments(4)

    2011年12月28日

    吹雪の中オーロラを求めて!

    今日は夕方5時からオーロラを見るツアーに参加。朝から、雪が降ったりやんだりでお天気が心配だったがオーロラが見えることを祈って出発。

    トロムソの町の中心からバスで1時間半ほどかけて、オーロラが見えやすい光のない奥地へ。

    バスを降りてから小屋にて全身を覆うつなぎの暖かなウェアーを上に着込み、中が二重になっているスノーブーツに履き替えて雪道を1キロ近く歩いて更に奥へと入っていく。

    ヘッドライトをつけたガイドさんの後についてひたすら雪の中を歩く。きしむような音を立てながら深く積もった雪の上を進んでいく。

    シーンと静まり返った中で、時々犬の遠吠えのような声が聞こえてくる。

    時折吹雪きのゴーという音が聞こえる。

    途中何度も空を見上げるのだが、オーロラは姿を現さない。

    真っ暗の雪の中、途中吹雪いた時は、怖いぐらいで自然の中での人間の無力さをひしひしと感じた。

    1時間ほど歩いて真っ暗な中にテントの明かりを目にしたときは、本当にうれしかった。

    そこで温かいスープとパンをいただく。生き返った気分。

    残念ながら今日は天気が悪くてオーロラを見ることが出来なかったが、オーロラが出現しそうな神秘的な世界を充分体感出来たような気がする。

    明日は是非オーロラに会えることを祈っている。







      
    タグ :オーロラ


  • Posted by ゆっこ at 10:22Comments(0)

    2011年12月27日

    トロムソ(ノルウェー)の暗闇に包まれた1日

    今太陽が顔を出さないノルウェーの北極圏の町トロムソに来ている。お昼ごろトロムソ空港に着いたのだが、薄暗い暗闇の中でお昼というよりももう夜に近い感じだった。
    町についてすぐにレストランでお昼を食べたのだが、外が暗くて今食べているのが、昼食なのか夕食なのか分からなくなってしまうぐらいだ。
    どうも1日中暗いという状況に慣れていないので、体調もおかしくなりそうだ。でもクリスマスのイルミネーション、そしてトロムソ島の対岸のライトのともった美しいノルウェー本土の景色が朝から夜までずっと楽しめるのは最高だ

    それにしてもこんな暗闇の生活が12月、1月と続くトロムソの人々は、体調を崩さないのかな。体って慣れるものなのかな。お日さまと共に生活している私にとっては、2ヶ月もこんな生活が続くのは耐えられないような気がする。

    北欧は、インテリアデザインが有名だが、こちらに来てみて、ここで優れたデザインが生み出さる理由が分かった気がする。つまり暗くて寒くて長い冬を過ごすのには、何か生活の中に楽しみを見出さなければやっていられない。北欧の人々はそれは生活の中の身近なデザインに見出したのだと思う。今泊まっているホテルも滞在型のアパート式なのだが、中のインテリアがとても素敵だ。しゃれたシンプルなデザインのテーブル、イス、そしてランプ、また台所用品も白を貴重にして素朴な感じ。あたたかみのある木もふんだんに使われている。

    優れた文化や芸術が生み出されるのには、その背景にその国の風土や気候が深く関係していると実感した1日だった。  


  • Posted by ゆっこ at 07:28Comments(0)

    2011年12月26日

    ドイツの12月25日

    今ドイツは12月25日の夜9時30分。

    今日クリスマスは、午後近くのライン川を散歩した。小雨のぱらつく天気で、暗い雲が空をおおい薄暗かったが、木々のシルエットが美しく、雄大なライン川をまのあたりにして本当にドイツらしい冬景色を楽しんだ。

    そんな寒い中、大きな犬を連れて散歩するたくさんの人々を見かけた。リードをつけず、うれしそうにライン川河畔を走り回る大きな犬達を見て、ドイツの犬はしあわせだなあーと思った。我が家の愛犬ブラッキーもドイツにいたら、今頃はここにいる犬達と一緒に走り回っているのかな。ふと日本に残してきたブラッキーのことを思い出した。

    寒くて耳も手も痛くなったので、近くのカフェに入り、コーヒーとケーキをいただいた。各テーブルに小さな赤いグラスにろうそくがともり、可愛い赤い葉の鉢植えが飾られて、クリスマスムードたっぷり。

    落ち着いたクリスマスをドイツで過ごし、身も心もリラックスできた気がする。
    明日はいよいよ朝早くノルウエーのトロムソにオーロラを見に旅立つ。




      


  • Posted by ゆっこ at 05:54Comments(0)ドイツ

    2011年12月25日

    ドイツの12月24日

    今ドイツは12月24日の夜10時。

    24日はクリスマスイヴでお店も14時ごろでみな閉まってしまう。夜は教会でミサがある。日本で言うと大晦日に当たるかな。
    24日の午後は、商店やレストラン、カフェなどすべてが店じまいをして、ドイツの人々は家にあわてて帰っていく。これから25日、26日と全て休みになり、家族でクリスマスを過ごす。去年は今頃、ドイツ国内を旅行中でホテル内のレストランも閉まってしまい、大変だった。ホテルのスタッフもみな家族で一緒にお祝いするために家に帰ってしまうからだ。

    24日の夜は外では教会の鐘の音が聞こえ、本当に静かなクリスマスイヴの夜が過ぎていく。日本は今頃どこに行ってもにぎやかだ。

    クリスマスケーキを食べ明るくにぎやかな日本でのクリスマスもいいが、是非機会があったら、落ち着いた静かなクリスマスをドイツで過ごして欲しいと思う。厳かで心が澄んだような気分を味わうことが出来るから。






      


  • Posted by ゆっこ at 06:21Comments(0)

    2011年12月24日

    ドイツの高速道路は真っ暗!!

    日本からドイツのデュッセルドルフに行くときは、いつもフランクフルトからデュッセルまでバスで移動するのだが、その間、なんと高速道路には、街灯がない。
    特に今のような冬は5時以降はかなり暗くなるのでとにかく真っ暗。もちろん対向車や前を走る車のライトがあるのだが、それにしても慣れていないと何だか恐ろしい!!

    高速道路に街灯がない理由は省エネということを聞いたことがあるが、そのほかにドイツ人の目が暗さに強いから特に街灯は必要ないということを読んだ事がある。夏の太陽光線には弱いのだが、暗闇には強いということらしい。

    それにしても高速道路には街灯がある日本から来るとドイツの道路の暗さになれるのには時間がかかる。

    省エネといえばドイツの電気システムは大変合理的に出来ていて、建物の近くに行くと電気がつく仕組みになり自然に消灯するようになっている。建物内も階段の各階に電気をつけるスイッチのようなものがあって、それも自然消灯。それにしても電気をつけないと真っ暗で、これも慣れないとそのスイッチがどこにあるかわからず間違えて家の呼び鈴を押してしまうこともある。

    所変われば色々違っていて慣れるまで大変だが、なんだか楽しくなる!!  


  • Posted by ゆっこ at 08:39Comments(0)ドイツ

    2011年12月22日

    ドイツの薬局は大きな赤の"A"


    ドイツの薬局はドイツ語で"die Apotheke"なので、その頭文字をとって"A"と表示されている。
    大きな赤い字なのでどこからでもとてもよくわかる。大体、病院のそばにあるので、医師からの処方箋をそこに持って行けば薬がもらえるので大変便利だ。

    日本にも薬局屋さんの全国共通マークがあったらわかりやすいと思うのだが。 あるいはあるのかな?

      


  • Posted by ゆっこ at 02:08Comments(0)ドイツ

    2011年12月20日

    日本語と外国語との共存

    外国語学習をする時、日本語学習はあまり意識されず、むしろ日本語を忘れて外国語のみに集中するような傾向があるが、日本語と共存して初めて外国語学習が伸びていくと思う。

    ドイツのインターナショナルスクールにもたくさんの日本人生徒がいて、初めはみなESL(English as a second language)のプログラムに入って日本語をわすれるぐらい一生懸命英語学習にとりくむのだが、ESLの先生はいつも「日本語と英語力の伸びは、相関関係にあり、2つの言葉を同時に伸ばしていくことの可能性」を強調なさっていた。

    わたしも全くこの考えに同感で、英語学習において日本語力は大きな助けにもなるし同時に、2つの言葉をうまく使いながら学んでいくことは可能だと思う。

    具体的には、もしインターナショナルスクールにいる場合、生物など新しい単元に入ったとき、日本の参考書などを参照しながら、英語の授業をうけていく。そうすることによって英語と日本語の語彙力も伸びてくる。

    日本にいる場合は興味ある分野の記事を英語で読んだり、日本語で読んだ小説などを英語で読むことも非常にいいと思う。

    2つの言葉の接点を探して学習していくことはとても効果的だ。お互いの言葉を排除する必要は全くないと考える。

    先日の新聞の記事である教授が日本語と英語の両方の学習の大切さを指摘なさっていた。以下その教授の発言内容を引用してみる。 

    「日本人は日本語を大事にすべきだと思うのですけれと、同時にきちんと英語も話せるほうといいと思うんですね。なぜか日本語か英語かみたいな議論になりがちで。どちらの言葉もそれ相応にきちんと世界を広げていけばよくて、まるで日本語を大事にすると英語をやっちゃいけないみたいな、そういうのはちょっと違う感じがします。」

    まさに私も同感で「英語」か「日本語」かをわける必要は全くないと思う。

    常に両方の言葉を行ったり来たりしながら、頭を柔軟にして学習していくことが強い日本語と外国語を作っていくと信じる。  
    タグ :英語学習


  • Posted by ゆっこ at 00:41Comments(0)外国語学習

    2011年12月17日

    ドイツ語学習へのtip!!

    これからドイツ語を学ぼうとなさっている方、また学んでいる方に是非お勧めしたいことがある。
    それは単語を覚えるときに必ず冠詞をつけて覚えることである。ドイツ語の名詞には、男性、女性、中性名詞があり、大まかな規則はあるのだが、その規則通りにいかない単語が無数にある。とにかく覚えるしかない。

    ドイツ語の場合、性がわからないといろいろと問題になってくる。たとえば格変化の時も影響があるし、前置詞の後も語尾が違ってきたりするので、正しいドイツ語を話すには必ず知っておかなければならない。

    もちろん日頃使う言葉は性を覚えているのだが、新しい単語やあまり使わない単語はなかなか難しい。その都度確認するようにしている。

    また、残念なことにフランス語の性とドイツ語の性は一致しないことが多い。これも厄介だ。

    英語では男性・女性・中性の区別はないのだが、ドイツ語では是非、冠詞der,die,dasをつけて覚えていくと後がとても楽だと思う。

    ドイツ語は英語に比べて実にlogicalな言葉だ。まさに頭の体操になる気がする。

    是非、新しい年に向けてドイツ語学習をスタートすることをお勧めしたい。かなり脳の活性化に役立つ言語だ。

      
    タグ :ドイツ語


  • Posted by ゆっこ at 02:12Comments(0)ドイツ語

    2011年12月15日

    British Englishにもっと親しもう!

    私が初めて英語に接したのは小学2年生の時だ。叔母がアメリカ人と結婚していて、その家に遊びに行った時に英語を耳にしたのが英語との最初の出会いだ。

    でも実際に英語学習を始めたのは、小学校3年生の時で兄と一緒に近くの英語教室に週2回通っていた。その先生は、日本人だが、完全のイギリス英語でかなり厳しく発音と文法をたたき込まれた。

    だが、テレビやラジオで耳にする英語はアメリカ英語、そして中・高・大学でもアメリカ英語に接することが多かった。

    今、ラジオで「ビジネス英語」を聞いているが、なんとゲストはイギリスの方で講師の日本人女性もイギリスで英語を学ばれ、完全にイギリス英語なのだ。長いことラジオやテレビの英語の番組を聞いたり見たりしているが、「イギリス英語」でプログラムが組まれているのは、私の知る限り初めてのように思う。

    「アメリカ英語」に慣れてしまっている私には、この「イギリス英語」がとても新鮮に聞こえる。

    日本の英語教育も「アメリカ英語」だけでなくもっと「イギリス英語」での教材や英語番組があってもいいような気がする。ちなみにドイツでは教科書も習う文法・単語などもイギリス英語だし、ドイツ人の先生方の英語発音もアメリカ英語よりイギリス英語に近いものであった。

    実際に英語といっても様々な国の人々が話すわけだから、いろいろな英語を耳にすることもとても大切だと思う。今の日本はあまりにも「米語」に傾きすぎているような気がするのだが。



      


  • Posted by ゆっこ at 01:27Comments(2)英語学習

    2011年12月12日

    デュッセルドルフ市内公園


    なつかしい。

    デュッセルドルフ市内の公園  


  • Posted by ゆっこ at 00:54Comments(0)ドイツ

    2011年12月12日

    ドイツからのおのぼりさん!!

    昨日土曜日の夜の6時ごろ渋谷駅で山手線から東急田園都市線に乗り換えたのだが、あまりの人混みに目を見張ってしまった。
    11年ぶりに日本に帰り、もう1年経ったというのに、いまだに人混みの中に入るとうろたえてしまう。という私は新宿生まれの新宿育ち!!人の波には慣れているはずなのに、10年というドイツの生活で全く人混みには不適応になってしまったようだ。まるで「ドイツからのおのぼりさん」の気分だった。

    とにかくこんなに多くの人を見たのは久しぶりだった。階段を降りるときに階下では渦を巻くような人の波、そしてすぐ目の前に人がいて進めず1段ずつゆっくりと降りていく。改札口を出るのも順番待ち。

    日本に帰国してから朝晩のラッシュ時にも遭遇したことがあるが、この渋谷の人混みのすごさは初めてだ!!

    12月で土曜日ということもあるのだろうが、すべてが東京にかたまりすぎていると思う。

    もう少し分散化できないものであろうか。私がいたデュッセルドルフは人口が50万ほどだが、すべてがそろっていて生活するのに不便を全く感じなかった。もちろん文化施設も充実していてナイトライフも楽しめる。映画館も近くにあり、ビールやお茶を飲みながらゆったり鑑賞できる。ドイツ滞在中は、ドイツ国内を旅行することが多かったが、本当に小さい町や村を除けば、多くの町には、生活を快適に過ごし、かつ楽しめるところがある印象を受けた。つまりそこで仕事をしたり、余暇を楽しんだり、あえて大都会に行かなくても十分充実した暮らしができるようになっている。

    日本の場合はすべてが東京中心のような気がする。仕事も学校も文化や余暇を楽しむ施設もすべて集中している。もっと分散していけばいいのにといつも思う。東京以外の場所にもっと魅力的な場所や施設、そして生活が成り立つような仕事の場がどんどんできたらわざわざ東京に住まなくてもいいような気がする。

    そんなことを思った渋谷の夜でした!!  
    タグ :ドイツ


  • Posted by ゆっこ at 00:21Comments(0)

    2011年12月12日

    ドイツからのおのぼりさん!!

    昨日土曜日の夜の6時ごろ渋谷駅で山手線から東急田園都市線に乗り換えたのだが、あまりの人混みに目を見張ってしまった。
    11年ぶりに日本に帰り、もう1年経ったというのに、いまだに人混みの中に入るとうろたえてしまう。という私は新宿生まれの新宿育ち!!人の波には慣れているはずなのに、10年というドイツの生活で全く人混みには不適応になってしまったようだ。まるで「ドイツからのおのぼりさん」の気分だった。

    とにかくこんなに多くの人を見たのは久しぶりだった。階段を降りるときに階下では渦を巻くような人の波、そしてすぐ目の前に人がいて進めず1段ずつゆっくりと降りていく。改札口を出るのも順番待ち。

    日本に帰国してから朝晩のラッシュ時にも遭遇したことがあるが、この渋谷の人混みのすごさは初めてだ!!

    12月で土曜日ということもあるのだろうが、すべてが東京にかたまりすぎていると思う。

    もう少し分散化できないものであろうか。私がいたデュッセルドルフは人口が50万ほどだが、すべてがそろっていて生活するのに不便を全く感じなかった。もちろん文化施設も充実していてナイトライフも楽しめる。映画館も近くにあり、ビールやお茶を飲みながらゆったり鑑賞できる。ドイツ滞在中は、ドイツ国内を旅行することが多かったが、本当に小さい町や村を除けば、多くの町には、生活を快適に過ごし、かつ楽しめるところがある印象を受けた。つまりそこで仕事をしたり、余暇を楽しんだり、あえて大都会に行かなくても十分充実した暮らしができるようになっている。

    日本の場合はすべてが東京中心のような気がする。仕事も学校も文化や余暇を楽しむ施設もすべて集中している。もっと分散していけばいいのにといつも思う。東京以外の場所にもっと魅力的な場所や施設、そして生活が成り立つような仕事の場がどんどんできたらわざわざ東京に住まなくてもいいような気がする。

    そんなことを思った渋谷の夜でした!!  
    タグ :ドイツ


  • Posted by ゆっこ at 00:21Comments(0)

    2011年12月09日

    環境に優しいドイツ!

    10年ぶりに日本に帰国していつも思うことは「過剰包装」だ。特に高価な日本菓子などを買うと、一つずつきれいな紙に包まれ、箱に入りその箱が包装されている。そのようなものをいただくと、味だけでなく外観も美しく楽しめとても嬉しい気持ちになるのだが、同時に「過剰包装」で紙がもったいない気がしてくる。紙を作るためどれだけの木が伐採され、使われるのだろうか。

    ドイツのデュッセルドルフには、高級チョコレート屋さんがあるのだが、その包装の仕方も実にきれいで季節によって変わる。ディスプレイされたチョコレートを見ているだけで気持ちがうきうきしてくる。ほとんどが「過剰包装」されずただ単にきれいな箱に入れられていたり、箱を包装せずそのまま箱にいろいろなデザインのリボンが使われている。カラフルなリボン、そして太さの違うリボンなどが上手に使われ、実に豪華なパッケージに仕上がっている。

    日本のように何重にもなった紙をほどくとお菓子が出てくるのではなく実にシンプルだ。

    また、日本で時々カフェでパンなどテークアウトすることがあるのだが、まず紙でパンが包まれさらに紙袋に入れられる。そしてその中には、紙ナプキンやお手拭も入っていることもある。ドイツでは、紙袋に無造作に入れられるだけだ。

    日本の細やかなサービスはうれしいが、どうももったいない気がしてしまう。

    日本でも「エコバッグ」が広まってきているが、ドイツではレジでビニール袋を買うと50セントほどとられる。
    そしてレジの横には、布でできたエコバッグが置いてあり購入することもできる。

    ドイツに暮らし日本に帰ってみて、ドイツはいろいろな意味で環境に優しい国だと思う。  


  • Posted by ゆっこ at 01:53Comments(0)ドイツと日本

    2011年12月08日

    ドイツの単語は辞書にない?

    11年前に渡独した時、下の娘はまだ5歳で近くのドイツの幼稚園にいくことになった。幼稚園の行事やお知らせは当然、ドイツ語で来る。さらに大変なことに活字体でなく筆記体で来るのだ。筆記体は英語と全く同じかと思っていたら、またこれが微妙に字体が違うのだ!!

    もちろん、まったくドイツ語がわからない私は、筆記体を一生懸命解読!!して、独日の辞書を引くのだが、いくら引いてもその単語が出ていない。「全くこの辞書はひどいもんだ!」としばらくの間思っていた。が、あとでドイツ語はたくさんの言葉が一緒になって作る合成語が多いことが分かり、単語の途中から引いてみるとちゃんと単語がみつかるではないか。これこそ「目から鱗」の世界だった。
    初めてもらった幼稚園からのお知らせは、A4サイズがたった1枚。でもこれを解読するのに2時間かかった。次第にドイツ語の合成語の仕組みを知ってから、だんだんと早く読めるようになったのだが。

    本当に苦労したドイツ語だが、今は大好きな言葉の一つだ。メルヘンを原書で読むのも楽しい!!もちろんあれだけ大変な思いをして解読したのだから、意地でも学習していこうと思ったこともドイツ語学習持続の理由でもある。

    そういえば、アメリカにいた時、日本人のお友達がスーパーのレジで英語がわからずうろたえていたら、なんとレジの女性に”Idiot!!"と言われたらしい。その時は意味が分からなかったのだが、あとで辞書を調べてみてかなり憤慨したそうだ。そして絶対に英語がわかるようになるまで勉強しようと強く思ったということだ。

    語学学習には、苦い経験も必要だ。それをばねにして学習に取り組んでいけば上達も早い気がする。

      
    タグ :ドイツ語


  • Posted by ゆっこ at 01:22Comments(0)ドイツ語

    2011年12月06日

    ドイツのクリスマスツリー

    そろそろドイツでも今頃は、クリスマスツリーのマーケットをあちこちで見かける。町中の商店街の一角や、ガーデンセンターなどでたくさんのモミの木が並んで売られている。
    ドイツにいる間、私たちもいつもガーデンセンタ―などに行き、自分たちの一番気に入ったモミの木を選んだ。説明を聞くと、もみの木の葉にもいろいろな種類があり、触ってみると、チクチク痛いものや、手触りがやわらかい物、葉の色も形も微妙に違う。
    もちろん高さも様々だが、自分で選んだあと、車に乗せて持って帰らなければならないので、あまり背の高い木は選べない。車に入るぐらいの大きさでないと無理だ。

    選んだ木は横にして、特別の機械を通され、ネットがきれいに葉っぱ全体を覆うようにして出てくる。
    つまり、枝葉がネットで覆われて、すぼまり、広がらないようになる。これを車に入れて運んで帰るのだ。

    家に入れると「プーン」とモミの木のいい匂いがしてくるのはたまらない。色も本当に自然色で美しい。
    自然の美しさを感じる。そしてさっそくオーナメントで飾るのだが、ドイツのオーナメントは木でできたものが多く、これがまた、自然のモミの木にはえるのだ。

    ただ、残念ながら、家の中がかなり乾燥しているので、だんだん葉の色合いが白っぽくなってしまうし、乾燥のため、葉が落ち始める。毎日掃除機がかけるのが大変だ!

    でもこのモミの木の香りと色合いの美しさには、人工のどんなクリスマスツリーもかなわないと思う。

    ツリ―を家の中に飾る時期だが、ドイツの人は12月中旬ぐらいからが多いと聞いた。やはり自然の美しさや香りをクリスマスの日まで保つためにあまり早くから飾らないのかな。そして1月16日ごろに一斉にツリーは回収されるので、皆、自分の家の前の通りに出しておくようになっている。

    モミの木の香りがとても懐かしく思い出される12月である。




      


  • Posted by ゆっこ at 23:51Comments(0)ドイツ

    2011年12月04日

    ドイツでの心にしみるオルガンコンサート

    先日サントリーホールでのクリスマスのオルガンコンサートの広告を目にした。そのホールには、行ったことがないがきっと大きなホールなのだろう。

    ドイツでもクリスマスのころになるといろいろなところでクリスマスコンサートが催される。ドイツ滞在中で今でも心に残っているクリスマスコンサートは、デュッセルドルフ市の旧市街にあるとても小さな教会でのパイプオルガンのコンサートだ。

    その小さな教会には、立派なパイプオルガンがあり、美しい音が教会内に共鳴し、心の奥まで響きわたり、とても厳かな気分になったのを思い出す。大きなホールでのコンサートもいいが、小さな教会で聞くコンサートはもっと感銘を受けることができるような気がする。

    やはりパイプオルガンだったら、教会が一番そして小さな教会が一番だと思う。  


  • Posted by ゆっこ at 21:06Comments(0)ドイツ