たまりば

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2011年12月09日

環境に優しいドイツ!

10年ぶりに日本に帰国していつも思うことは「過剰包装」だ。特に高価な日本菓子などを買うと、一つずつきれいな紙に包まれ、箱に入りその箱が包装されている。そのようなものをいただくと、味だけでなく外観も美しく楽しめとても嬉しい気持ちになるのだが、同時に「過剰包装」で紙がもったいない気がしてくる。紙を作るためどれだけの木が伐採され、使われるのだろうか。

ドイツのデュッセルドルフには、高級チョコレート屋さんがあるのだが、その包装の仕方も実にきれいで季節によって変わる。ディスプレイされたチョコレートを見ているだけで気持ちがうきうきしてくる。ほとんどが「過剰包装」されずただ単にきれいな箱に入れられていたり、箱を包装せずそのまま箱にいろいろなデザインのリボンが使われている。カラフルなリボン、そして太さの違うリボンなどが上手に使われ、実に豪華なパッケージに仕上がっている。

日本のように何重にもなった紙をほどくとお菓子が出てくるのではなく実にシンプルだ。

また、日本で時々カフェでパンなどテークアウトすることがあるのだが、まず紙でパンが包まれさらに紙袋に入れられる。そしてその中には、紙ナプキンやお手拭も入っていることもある。ドイツでは、紙袋に無造作に入れられるだけだ。

日本の細やかなサービスはうれしいが、どうももったいない気がしてしまう。

日本でも「エコバッグ」が広まってきているが、ドイツではレジでビニール袋を買うと50セントほどとられる。
そしてレジの横には、布でできたエコバッグが置いてあり購入することもできる。

ドイツに暮らし日本に帰ってみて、ドイツはいろいろな意味で環境に優しい国だと思う。  


  • Posted by ゆっこ at 01:53Comments(0)ドイツと日本