たまりば

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2012年02月29日

仕事は楽しむ。

昨日はJazz Vocalのレッスンがあった。
いつも思うのだが先生は本当に楽しそうにレッスンをなさる。昨日は歌い方によって同じ歌でも全く雰囲気が変わってしまうことを教えてくださった。ボサノバだったり、4ビートだったり…・それをいかにも満面の笑みを浮かべながら、リズムにのって気持ちよさそうにスゥイングなさる。
先生のそんな姿を見ているとこちらまで楽しく幸せな気持ちになる。

どんな仕事でも楽しく気持ちよくできたら最高だと思う。それにはもちろん今までの経験や能力も関わってくるのと思うが、気持ちの持ちようでずいぶん違ってくるのではないだろうか?そしてそれによって相手に喜びや幸せを与えることができたら最高だ。

わたしも今英語を教えたり海外生活カウンセリングの仕事に携わっているが、これまで以上に楽しみながら仕事をすることにより、少しでも相手の方と喜びや楽しさを共有できたら、冥利に尽きる。  
タグ :仕事


  • Posted by ゆっこ at 15:43Comments(0)仕事

    2012年02月28日

    冬タイヤでないと保険がおりない?

    明日はどうも東京は雪らしい。天気予報で車の運転には、冬タイヤかチェーンをするようにと言っていた。

    ドイツに10年いる間、私も運転していたが、ドイツでは冬には冬タイヤに替えるようになっている。万が一事故をしたとき、夏タイヤのままだと保険がおりない。日本ではまだそこまでいってないのではないだろうか?

    ドイツでは通常秋休みの終わる10月下旬ごろに冬タイヤに替え、イースターの終わる4月下旬ごろに夏タイヤに替えていた。その都度タイヤの消耗状態などもチェックしてもらっていた。タイヤの交換は近くの自動車修理工場でやってもらえ、使わないタイヤは保管してもらえた。わたしにとってタイヤ交換はドイツにいる間、年間の行事になっていて、簡単に替えてもらいしかもタイヤチェックもしてもらえてとても楽だった。

    日本でも、冬は冬タイヤに替えることを徹底すればもしかして事故も減るのかな。ただ夏タイヤを保管してもらえる場所があるのかどうか?

    東京よりも寒くて雪の多いドイツ、やはり冬タイヤは生活必需品だ。ドイツのように徹底すればいちいち天気予報で「冬のタイヤで運転してください」と注意を促すことはないと思うのだが。  


  • Posted by ゆっこ at 23:19Comments(0)ドイツ

    2012年02月27日

    夫婦の会話の多い(?)ドイツ

    年末ドイツに母と行ったのだが、母によるとドイツ人の中高年夫婦たちが、カフェで仲良くおしゃべりをしているのがとても不思議にかつ新鮮に見えたそうだ。

    確かに日本ではどちらかというと夫婦より女性同士がカフェでおしゃべりをしている光景をよく見る。
    ドイツでももちろん女性同士もいるが年配の夫婦らしきカップルが楽しそうに語らっているのを多く目にする。

    以前日本で何かのコマーシャルで「亭主は元気で留守がいい!!」なんていうフレーズを聞いたことがある。中高年になり特に子供の手が離れたりすると夫婦単位で出かけたり、会話を楽しむことが少ないように感じる。

    先日もカフェにいたとき、中高年の女性のグループがお茶をしながら、「主人が家にいるとなかなか家を自由にあけられなくで困るわ~どこかに出かけて行ってくれたらいいのに。」なんて話しているのが聞こえてきた。

    特に定年になったご主人がいるといろいろ大変だという話も耳にする。

    これは、若い時から、夫婦単位で出かける機会が少ないからだと思う。ドイツでは、子供が生まれてもベビーシッターに子供を預けたりしながら、夫婦での外出を楽しむ。それがオペラ鑑賞だったり、美術館だったり、パーティだったり…さらにヨーロッパでは、子供同伴ではなく親だけしか行けないところがいろいろあり、夫婦単位で行動することが多い。もちろん子供連れで家族が一緒になって楽しむところもたくさんあるが。
    基本的に大人と子供の世界がはっきり分かれていて、大人のいくところには子供を連れて行くことができなかったりする。
    ちなみにドイツに行ったとき、日本でいうファミリーレストランがなくてさみしかったのを覚えている。
    仕方なく子供連れの外食には、よく中華料理や日本食レストランに行っていた。

    このように夫婦単位や大人で出かける機会が多いので、自然に夫婦の会話も増えてくる。
    年齢を重ねても夫婦間の会話があるのも理解できる。

    ヨーロッパに比べると日本はどうも若者中心で、夫婦や大人のペアーがゆったりと会話を楽しみながら、出かけるところが少ないような気もする。

    年配になっても夫婦の会話が楽しめるようになるには、社会全体も変わっていかなければならないのかな。  


  • Posted by ゆっこ at 22:12Comments(0)ドイツと日本

    2012年02月25日

    外国人に道を尋ねる感覚!!

    ドイツに10年生活している間、よくドイツ人に道を聞かれたことがある。見るからにドイツ人でなくアジア人とわかる私に道を聞くのは何だか感覚的にとても面白いと思った。

    もしこれが日本であれば、はたして私たちは、外国の人に道を尋ねるだろうか?私だったら、やはり日本の人に聞くであろう。

    ドイツの人のもつ感覚は、外国人を外国人としてあまり意識していないところからくるのかもしれない。
    ドイツにはとにかくさまざまな国々、特にヨーロッパから来た人々が暮らしている。
    日本の赴任家族のように何年間という期限付きの滞在もあれば、家族を皆呼び寄せて永住する国の人々もいる。
    ドイツに住んでいる間いろいろな国の言葉を毎日耳にした。実際に娘の学校には親がトルコ人、スペイン人、イタリア人、アイルランド人、オランダ人、実にいろいろな国からの人々がいた。
    こんな暮らしをしていれば、外国人だとかドイツ人だとかあまり意識をしなくなる。
    私自身ヨーロッパは皆一緒のような感覚でいろいろな国から来た人々と接していた。
    私に道を聞いたドイツ人もきっと何も意識せずにただ単純な気持ちから尋ねたのだろう。

    こんな感覚は日本では生まれずらい。でも国を超えて外国人と意識しないで生活を共にするなんてとても素敵なことだと思う。





      


  • Posted by ゆっこ at 00:31Comments(0)ドイツ

    2012年02月22日

    ゆったりドイツと忙し日本

    今パソコン教室に通っていて「パソコンのいろいろなテクニックを使い効率よく作業をしていくやり方」を学んでいる。
    今まで時間をかけてやっていたものが、さまざまな「テクニック」を使うことにより、本当に早く簡単に作業ができるようになり驚きの連続だ。
    だがふと何でも効率よく素早くやっていくことを良しとするやり方に疑問を感じることもある。

    日本に帰ってから、洗濯機、掃除機などの電化製品にしてもすべてが便利でよくできていて感心することが多い。日本の掃除機はドイツのものに比べると軽くてコンパクトだし音も静か。がっしりして重かったドイツの掃除機とはかなり違う。電子レンジも日本のものは様々な機能をもっている。
    でも時々ドイツのシンプルな電化製品が懐かしくなることがある。

    日本では効率性、機能性、便利性を求めすぎることにより、生活のリズムが忙しくなりゆとりがなくせわしい気がする。
    なんでも手間をかけず簡単に効率よく終わらせることを重視しすぎることは、危険性も含んでいると思う。

    生活面でいろいろなものが便利になり時間短縮が可能になるのはうれしいが、たまにはゆったりとした気分で無駄な時間や労力を楽しむことも必要なのではないだろうか?
    簡単に手早く物事を終わらせるのではなく、じっくりと考えながら物事に取り組んでいく時間がほしくなる。
    日本に帰り1年半経ち、今そんなことを感じている。  
    タグ :ドイツ


  • Posted by ゆっこ at 23:21Comments(0)ドイツと日本

    2012年02月19日

    蒔いた種は実を結ぶ!!

    10年ぶりにドイツから日本に帰ってきてはや1年7か月たった。帰ったときは、ドイツで「日本に帰ったら是非したいと思っていたこと」を早く実現したいとかなり気持ちが高ぶっていた。すぐに行動にうつしたものの空回りばかりで全く手ごたえなし。
    自信を失い、むなしい気持ちにもなったりした時もあった。10年のブランクの大きさはかなりこたえた。でもその時に、ドイツに行く前にしていた通訳の先輩女性に「あなたは、その10年間に、ほかの人ができない経験をいっぱいしているじゃないの。決して無駄な10年ではないはず。」と言われ、気持ちが吹っ切れた。

    「自分はいったい何ができるのだろう?」「自分しかできないものは何だろう?」「自分が今までやってきたこと、経験したことを社会に還元することはできないのだろうか?」といつも自問してやってきた。
    そしてダメもとで可能性が少しでもありそうなところに種をまくようにした。

    1年半近くたった今、やっと少しづつ蒔いた種が実をむすび始めている。今言えることは、何事もあきらめず、一つ一つ大切に誠意をもって接していくこと。そして自分という人間をわかってもらうこと。

    時間はかかるがこれからも一歩一歩着実に進めていきたい。やっと日本という国に着地できたのだから。
    日本に足ががりをしっかりおいて、気持ちと目は世界に向いていたい。


      


  • Posted by ゆっこ at 22:54Comments(0)今の自分

    2012年02月18日

    私の好きなドイツの言葉Mein Schatz

    ドイツで子供がドイツ現地校に行っているときに子供を通してあるドイツ人のお母さんと友達になった。

    まだ、ドイツに行ったばかりであまりよくドイツ語がわからなかった時に、彼女が彼女の子供に対して”Mein Schatz"というのを何度も耳にした。そしてその言葉がとても素敵に聞こえた。

    しばらくしてそのSchatzという言葉が「宝物」を意味することが分かった時、自分の子供を「宝物」と呼ぶなんでなんて素敵なんだろうと感動したことを覚えている。

    もちろんこれは恋人にもいう言葉だが、自分の子供を「最愛のいとしい子・宝物」と呼びかけるのはとても素晴らしいと思う。

    自分の子供には日本語では恥ずかしくて言えないけれど、”Mein Schatz"だったら言える気がする。







      
    タグ :ドイツ語


  • Posted by ゆっこ at 00:24Comments(0)ドイツ語

    2012年02月17日

    positive or negative?

    英語には同じ意味をもつ単語でnegativeあるいはpositiveのニュアンスをもつものがある。

    たとえば"fat"という単語はnegativeの響きがあるが、これを"chubby"といえば子供が丸々太って愛らしいというpositiveな意味合いになる。

    また、"cheap"というと安っぽい感じがするが"inexpensive"というとよい品質の割には安いという意味合いになる。

    これは英和辞典を引いてもなかなか違いがつかめない。

    「痩せている」という言い方も
    thin, gaunt, lean, slender, slim, skinny
    などいろいろあるが、どちらかというと"slender"がほっそりと均斉がとれて美しいというニュアンスをもつ。

    それに対して、"thin"は、病気や過労などで痩せていることを表す単語だ。

    こうなると、やはり英和や和英辞典ではなく例文を多く含む英英辞典の出番になる。

    単語を学ぶときは意味だけでなく常にpositiveかnegativeな言葉なのかも考えながら、学習していくことが大切だと思う。    


  • Posted by ゆっこ at 01:23Comments(2)英語学習

    2012年02月13日

    日本に順応したドイツ生まれのブラッキー



    約1年半ほど前に日本に初めてやってきた我が家の愛犬ブラッキーは、日本に本当によく順応したようだ。

    今では「お布団」が大好きで、油断していると敷いてある布団の上にちゃっかり横になり気持ちよさそうにしている。
    先日もブラッキーを探していたら、なんと子供部屋に敷いた布団の上にいた!!!

    ドイツにいるときはテラスのそばのクッションの上でいつも眠っていたのだが・・・

    畳の部屋も大好きですぐに部屋に入ってくつろごうとするのでいつも"Nein!! Aus!"と言って注意する。

    ドッグフードもおかしも日本のものはすべて大好き。ドイツと違うので大丈夫かと心配していたが、まったく問題なし。
    ペロッと食べてしまう。

    ブラッキーを見ていると新しい環境によく順応して、「たくましさ」さえ感じる。

    これは人間でも同じで順応することにより、新生活をより快適に楽しく過ごすことができると思う。

    いつまでも前の環境や同じ状況を求め続けると、気分が憂鬱になったりストレスもたまる。

    特に外国生活は日本といろいろな面で違う状況に遭遇するので、「順応性」を持つことが大切になってくる。

    日本の生活にうまく順応してマイペースで暮らしているドイツ生まれでドイツ育ちのブラッキーをみて、そう思う。  


  • Posted by ゆっこ at 22:32Comments(0)愛犬ブラッキー

    2012年02月12日

    transitional wordsを使いこなす。

    ある程度英語の力がついた方に是非お勧めしたいのが"transitional words and phrases"の活用だ。

    これらの言葉を使うことにより、前後の関連性がはっきりしてより説得力を持つ。

    たとえば、"but"という代わりに
       however, although, even though, in contrast
    などを使ってみる。

    "and"の代わりに
       in addition, additionally,moreover, besides
    など。

    "also"の代わりに
       similarly, likewise, in the same way
    など。

    他にも結論を言ったり、要約する言葉もある。
      all in all, lastly, as a result, in summary, therefore, finally
    など。

    同じことを表現するのにこれらの"transitional words and phrases"を使うと明確に考えを伝えたり、次の考えに移るときにも前の考えとの関連性がはっきりして相手の自分に対する理解が深まる。

    読むときにもそのような言葉に注意を払い、話す時、文章を書くときにはどんどん使ってみよう。

    英語が格段にレベルアップするはずだ。

      


  • Posted by ゆっこ at 21:14Comments(0)英語表現

    2012年02月12日

    国を超えたコミュニケーション

    先日、これからドイツに駐在なさるご家族の生活カウンセリングの仕事があった。

    通常は日本人の方々にお話をするのだが、今回はアメリカ人の配偶者の方も参加なさった。

    その方は日本語が大変お上手で日本人の方々に混ざりカウンセリングを受けられた。

    始めは日本の方とアメリカの方がご一緒なので、カウンセリングもどうなるか少し心配でもあったが、まったくその心配もなく

    むしろとても楽しく有意義にお話ができた。

    今まではドイツと日本を比較しながらの話だったのだが、今回はそれにアメリカの話も加わり、大変興味深いものになった。

    ドイツとアメリカの暮らしの共通項もあったり、アメリカの方から見た日本の話も聞けたし、こんなに楽しいカウンセリングは

    今までになかった。

    おかしかったのは、ドイツにおける日本食の話で、ドイツでも「カリフォルニア米」が手に入ることをお話した時だ。

    アメリカの方が「カリフォルニア米はぱさぱさしておいしくないです。日本のお米は美味しいですね~」と一言。

    皆爆笑してしまった。

    タクシーの話に触れた時も「日本のタクシーの自動ドアにはビックリしました。自分でドアを開けようとしたら、ドライバーさんに

    怒られました!」とアメリカの方がまた一言。 ドイツもアメリカも自分で車のドアは開けなければならない。

    その国では当たり前のこともほかの国では通用しないこともある。


    国を超えての様々な人々とのコミュニケーションは、多くのことを気づかせてくれる大切なものだと思う。

    いろいろな考え方、生活習慣、文化があることを再認識させてくれたカウンセリング日でした。  


  • Posted by ゆっこ at 01:18Comments(0)コミュニケーション

    2012年02月11日

    恋しいドイツでの静寂の時間!

    10年過ごしたドイツを離れてもう1年半経ち、日本の生活にも慣れたが、ふとドイツでの「静寂の時間」が恋しくなる時がある。

    ドイツでは、日曜日や休日は完全にお店が閉まり、皆、近くの森やライン川河畔を散歩したり、町のカフェに行ったり、ウインドウショッピングをしたり、思い思いにのんびりと過ごす。

    私の住んでいた町(村)は日曜日になると窓からは、歩いている人さえ見えない。時おり、教会の鐘の音が遠くから聞こえてくる。

    日本に帰ってからは、日曜日も祝日も常に人や物が目まぐるしく動いていて、身も心も休まる暇がないように感じる。

    活動的で活気があってよいのだが、たまには静かにのんびりと過ごしたくなる。

    "Stop and think"

    時には立ち止まって考えたいときもある。

    頭をからっぽにしたい時もある。

    そんな静かな時間が無性に恋しくなる。








      
    タグ :ドイツ


  • Posted by ゆっこ at 00:55Comments(0)ドイツ

    2012年02月08日

    2月のCafe&Talk:英語に浸る

    2月のCafe & Talk 開催のお知らせ。



    Cafe でコーヒーを片手に、ゆったりと英語の世界に浸る。

    初めての方もどうぞ。

    2月  ”Cafe and Talk”

    月1回の集まりでゆったりした雰囲気の中で英語に触れていきます。


    日時:2月18日(土)10:00~11:30

    場所:武蔵野プレイス(JR中央線・武蔵境駅南口下車  徒歩1分
       http://www.musashino.or.jp/

       1階Cafe フェルマータ

    内容:1.質問コーナー
        英語に関するあるゆる質問(表現、学習方法、コミュニケーションのとり方など)にお答えします。

       2.英語で発信
        自分が最近思ったこと、感じたこと、行動したこと何でもよいので3分ほど英語で発信。
        わからない表現、間違えた言い回しなどを確認していきます。

       3.日本の文化事象を英語で説明
        日本人や日本文化、日本事象など外国の人に聞かれたときに何と説明するかを考えてみます。

    講師:三浦優子 
           上智大学外国語学部英語科卒。ウィスコンシン州立大学交換留学。
           米国マンハッタンヴィル大学院MAH修士

           米独15年生活

    参加費:1,500円
        フェルマータでのお飲み物代は各自負担になります。

    定員:7名


    申し込み・お問い合わせ
        クロスカルチャーネットワーク
        三浦
        yukomiura05@yahoo.co.jp



    英語を学び世界を広げる。

    違った自分の発見。

    日本を見つめなおす。

    そんな時間にしたいといつも思っています。

      
    タグ :英語


  • Posted by ゆっこ at 01:56Comments(0)英語

    2012年02月06日

    とにかくはしゃぎまわるドイツのカーニバル

    ドイツでも2月は一番寒い時期だ。でもそんな2月の寒さを吹きっ飛ばすような大きな祝祭「カーニバル」がある。

    カーニバルの日には、子供も大人も皆いろいろな奇抜な衣装に身を包み、顔も塗りたくり、思いっきり楽しむ。

    子供たちはみな「お姫様」「魔女」「スパイダーマン」「カウボーイ」など実に様々な格好をして学校へ行く。
    たまたまデュッセルドルフの日本人学校と私の子供が通っていたドイツの学校は目と鼻の先にあり、交差点を境に左と右に分かれていた。

    左に行くドイツの子供たちは、皆奇抜な格好でわいわい言って登校、それに反して日本人学校の子供たちはいつもと変わらない洋服で静かに登校。なんという対照的な場面だろうと毎年思っていた。

    そしてさらに驚いたことは、Rosenmontag「バラの月曜日」と呼ばれる前の木曜日に女性のカー二バルがあり、この日だけ女性が男性のネクタイをはさみで切っていい日なのだ。この日ばかりは男性たちは、古い処分してもいいネクタイをして会社に行く。
    そして元気いっぱいの女性たちは、様々な衣装に身を包み市長舎にもなだれ込み、市長のネクタイを切ってバルコニーまで占領してしまうのだ。この日の新聞にはいつもそんな元気な女性たちの写真が掲載されている。

    まさに子供も大人もにはめをはずしてはしゃぎまわる。いつも真面目なドイツの人々からは想像できないほどのにぎやかさだ!!

    でもこれだけ徹底してはしゃぎまわるのもたまには必要な気がする。特にドイツの冬は寒くて暗くて長く気持ちもふさぎがちなので、バカ騒ぎをする「カーニバル」は必要だと思う。憂鬱な気分も吹っ飛んでしまう。

    もしカーニバルの時期にドイツに行く機会があるのなら、自分も派手なメークと衣装で思いっきりはしゃぐことを勧める。確か日本でも阿波踊りのお祭りで「同じアホなら踊らにゃ損、損」という言葉があるがまさにその通りで「カーニバル」も参加することで最高の気分を味わえると思う。

    カーニバル大好き!!!!





      


  • Posted by ゆっこ at 01:15Comments(0)ドイツ

    2012年02月04日

    iPhoneで英語も学ぶ!!

    今、iPhoneの講座を受講中だが、様々な英単語が出てくる。
    例えば、タップ、スクロール、スライド、フリック、ピンチイン、ピンチアウト、ダブルタップ、ドック。
    これらはすべてカタカナ表示で説明されているが、すべて英語の単語だ。
    せっかくだから、カタカナ表示の後に英語表示もあれば、同時に英語も覚えられる。
    たとえば、tap,scroll,flick,dockなど。

    カタカナだけて覚えるのはもったいないと思う。英語表示も同時にされていれば、英語に対する親近感もわくし第一に単語力を増やすことにもつながる。

    facebookも日本語ではなく英語で表記されたものを見てみるのも大変面白いと思う。
    今まで英語でfacebookを見ていたのでいきなり日本語で見るとずいぶん違った印象を受ける。
    例えばwallの"What's on your mind?"は、日本語で見ると「今何してる?」となっている。
    初めて日本語でfacebookを見たときは、かなり違和感があった。

    これからiphone,facebook,twitterに触れていくのであれば、やり方によってはかなり英語力も伸ばせると思う。

    日本語を超えた楽しみ方も面白いと思う。

      


  • Posted by ゆっこ at 02:08Comments(0)外国語学習

    2012年02月01日

    飛び級と留年―ドイツの学校事情

    今、入試シーズンたけなわだが、ドイツで生活していた時に、ドイツの学校事情で日本と違うと思ったことがいくつかある。

    ますは飛び級だ。成績の優秀な子どもは飛び級が可能だし、小学校入学もドイツも通常6歳なのだが5歳で入る子供もいる。実際自分の子供がドイツの学校に入学した時に、そこにはなんと5歳の女の子が一人いた。
    子供の話によるとかなり優秀で学年が上がるごとに頭角を現していたらしい。
    更には4年生時に2年生から突然上がってきた子供もいた。いわゆる飛び級である。
    勉強面では同等だが、精神面ではどうなのかといつも思っていた。
    他の友達とうまくやっていけるのであろうか?精神面のフォローは学校からあるのだろうか?
    疑問が残る。

    また飛び級とは逆に留年(同じ学年をもう1年やる)もよくあるケースだ。日本ではマイナスイメージだが、ドイツでは分からないのならきちっと理解してから次に進んだ方がよいという考え方があり、あまり気にしない親もいる。こちらもまたわたしの子供が3年生の時に4年生になるべき男の子が4年に進級せずに3年生にやってきた。
    確かにわからないまま進むよりももう一度学びなおすというのも一理ある気がする。

    いろいろなことを考えさせられたドイツの学校事情だった。


      


  • Posted by ゆっこ at 23:17Comments(3)ドイツ

    2012年02月01日

    見知らぬ人とのコミュニケーションの楽しみ!

    1年半前に10年ぶりにドイツから日本に帰った時、おそらく日本では見知らぬ人とのコミュニケーションを楽しむことがないだろうと思っていたが、最近なんとコミュニケーションを楽しんでいる自分、あるいは楽しもうとしている?自分がいる。

    今日はお墓参りに行ったのだが、その時駅で霊園行きバスを20分程待たなければならなかった。ふと見るとバス停の前の陽だまりで一人のおばあさんがベンチに座っていたので私もその横に腰かけた。
    お日様がさして気持ちよかったので
    「今日は、お天気も良くてあまり寒くなくてよかったですね~」
    と話しかけたら、そのおばあさんもニコニコと
    「そうだね~。私は今日は駅まで買い物に来ていて家に帰るのに今バスを待っているんですよ。」
    と。
    それから、自分はどこに住んでいてどこでいつも買い物をするとか、福生の町は住みよいなどいろいろなお話をしてくれた。
    私もつかの間の会話を楽しんだ。

    先日はバスで家に帰るときに横に座った4歳ぐらいの子供連れのお母さんと、バスに乗っている間子育ての話をしてとても話がはずみ楽しかった。


    もしかしてこれは少しお年をめした方や小さなお子さんを連れたお母さんだったからお話ができたのかもしれない。

    もちろんその時の状況や人によってだが、少なくとも会話を楽しむ気持ちをいつも持っていると意外に知らない初めての人ともうまくコミュニケーションが取れることがある。

    日本の社会では見知らぬ人同士が会話を楽しむことはあまりないし、話しかけたら「変わっている人」と見られてしまうかもしれない。

    でもいつも知人や友達だけでなく、知らない人同士でも会話を楽しみ、その会話を通して皆が少しでも暖かなほんわりとした気持ちになれたらどんなにいいだろう。

    毎日の暮らしもきっと気持ちよいあったかなものになっていくような気がするのだが。


      


  • Posted by ゆっこ at 01:37Comments(0)コミュニケーション