2012年02月01日
飛び級と留年―ドイツの学校事情
今、入試シーズンたけなわだが、ドイツで生活していた時に、ドイツの学校事情で日本と違うと思ったことがいくつかある。
ますは飛び級だ。成績の優秀な子どもは飛び級が可能だし、小学校入学もドイツも通常6歳なのだが5歳で入る子供もいる。実際自分の子供がドイツの学校に入学した時に、そこにはなんと5歳の女の子が一人いた。
子供の話によるとかなり優秀で学年が上がるごとに頭角を現していたらしい。
更には4年生時に2年生から突然上がってきた子供もいた。いわゆる飛び級である。
勉強面では同等だが、精神面ではどうなのかといつも思っていた。
他の友達とうまくやっていけるのであろうか?精神面のフォローは学校からあるのだろうか?
疑問が残る。
また飛び級とは逆に留年(同じ学年をもう1年やる)もよくあるケースだ。日本ではマイナスイメージだが、ドイツでは分からないのならきちっと理解してから次に進んだ方がよいという考え方があり、あまり気にしない親もいる。こちらもまたわたしの子供が3年生の時に4年生になるべき男の子が4年に進級せずに3年生にやってきた。
確かにわからないまま進むよりももう一度学びなおすというのも一理ある気がする。
いろいろなことを考えさせられたドイツの学校事情だった。
ますは飛び級だ。成績の優秀な子どもは飛び級が可能だし、小学校入学もドイツも通常6歳なのだが5歳で入る子供もいる。実際自分の子供がドイツの学校に入学した時に、そこにはなんと5歳の女の子が一人いた。
子供の話によるとかなり優秀で学年が上がるごとに頭角を現していたらしい。
更には4年生時に2年生から突然上がってきた子供もいた。いわゆる飛び級である。
勉強面では同等だが、精神面ではどうなのかといつも思っていた。
他の友達とうまくやっていけるのであろうか?精神面のフォローは学校からあるのだろうか?
疑問が残る。
また飛び級とは逆に留年(同じ学年をもう1年やる)もよくあるケースだ。日本ではマイナスイメージだが、ドイツでは分からないのならきちっと理解してから次に進んだ方がよいという考え方があり、あまり気にしない親もいる。こちらもまたわたしの子供が3年生の時に4年生になるべき男の子が4年に進級せずに3年生にやってきた。
確かにわからないまま進むよりももう一度学びなおすというのも一理ある気がする。
いろいろなことを考えさせられたドイツの学校事情だった。
タグ :ドイツの学校
2012年02月01日
見知らぬ人とのコミュニケーションの楽しみ!
1年半前に10年ぶりにドイツから日本に帰った時、おそらく日本では見知らぬ人とのコミュニケーションを楽しむことがないだろうと思っていたが、最近なんとコミュニケーションを楽しんでいる自分、あるいは楽しもうとしている?自分がいる。
今日はお墓参りに行ったのだが、その時駅で霊園行きバスを20分程待たなければならなかった。ふと見るとバス停の前の陽だまりで一人のおばあさんがベンチに座っていたので私もその横に腰かけた。
お日様がさして気持ちよかったので
「今日は、お天気も良くてあまり寒くなくてよかったですね~」
と話しかけたら、そのおばあさんもニコニコと
「そうだね~。私は今日は駅まで買い物に来ていて家に帰るのに今バスを待っているんですよ。」
と。
それから、自分はどこに住んでいてどこでいつも買い物をするとか、福生の町は住みよいなどいろいろなお話をしてくれた。
私もつかの間の会話を楽しんだ。
先日はバスで家に帰るときに横に座った4歳ぐらいの子供連れのお母さんと、バスに乗っている間子育ての話をしてとても話がはずみ楽しかった。
もしかしてこれは少しお年をめした方や小さなお子さんを連れたお母さんだったからお話ができたのかもしれない。
もちろんその時の状況や人によってだが、少なくとも会話を楽しむ気持ちをいつも持っていると意外に知らない初めての人ともうまくコミュニケーションが取れることがある。
日本の社会では見知らぬ人同士が会話を楽しむことはあまりないし、話しかけたら「変わっている人」と見られてしまうかもしれない。
でもいつも知人や友達だけでなく、知らない人同士でも会話を楽しみ、その会話を通して皆が少しでも暖かなほんわりとした気持ちになれたらどんなにいいだろう。
毎日の暮らしもきっと気持ちよいあったかなものになっていくような気がするのだが。
今日はお墓参りに行ったのだが、その時駅で霊園行きバスを20分程待たなければならなかった。ふと見るとバス停の前の陽だまりで一人のおばあさんがベンチに座っていたので私もその横に腰かけた。
お日様がさして気持ちよかったので
「今日は、お天気も良くてあまり寒くなくてよかったですね~」
と話しかけたら、そのおばあさんもニコニコと
「そうだね~。私は今日は駅まで買い物に来ていて家に帰るのに今バスを待っているんですよ。」
と。
それから、自分はどこに住んでいてどこでいつも買い物をするとか、福生の町は住みよいなどいろいろなお話をしてくれた。
私もつかの間の会話を楽しんだ。
先日はバスで家に帰るときに横に座った4歳ぐらいの子供連れのお母さんと、バスに乗っている間子育ての話をしてとても話がはずみ楽しかった。
もしかしてこれは少しお年をめした方や小さなお子さんを連れたお母さんだったからお話ができたのかもしれない。
もちろんその時の状況や人によってだが、少なくとも会話を楽しむ気持ちをいつも持っていると意外に知らない初めての人ともうまくコミュニケーションが取れることがある。
日本の社会では見知らぬ人同士が会話を楽しむことはあまりないし、話しかけたら「変わっている人」と見られてしまうかもしれない。
でもいつも知人や友達だけでなく、知らない人同士でも会話を楽しみ、その会話を通して皆が少しでも暖かなほんわりとした気持ちになれたらどんなにいいだろう。
毎日の暮らしもきっと気持ちよいあったかなものになっていくような気がするのだが。
タグ :コミュニケーション