2024年04月16日
複数言語を学ぶ楽しさ!
スペイン語講座を聞き始めて今日で2週目。英語やフランス語などとの共通点などがいろいろ出てきて、新たな気づきがあり、なかなか楽しいです。今日は、「人」を列挙するとき、「自分」は一番最後に置く事を習いました。
Laura, Shota y yo somos amigos.
これは英語も同様で
Laura, Shota and I are friends.
となります。日本語は、通常、「私」を先に置くことが多いですね。英語を教える時にもこの点は学生にpoint out します。なんだか、自分を前に出さず謙虚感があって、欧米文化的な背景を考えると前に置きそうな気がするのですが・・・・この列挙の順番には、いつも面白く感じています。
また、スペイン語で年齢を言うときは、フランス語と全く同じで動詞の「持つ」(tener)を使います。
Tengo diez años.(私は10歳です)
フランス語でも
J'ai dix ans.
で「持つ」(avoir)を使います。
ちなみに英語とドイツ語は「ある・いる」「be 動詞」「sein動詞」使います。
この様にいろいろな言語を比較していくと共通の言い回しや違ったものもあり、何かを発見したような面白さがあります。日本では、大学生になるまでは通常は英語のみ学習しますが、ドイツの小学校では2年生からは英語、さらに学年が進むと第3外国語の学習があります。ヨーロッパは陸続きなので確かに外国語を学習しやすい環境にありますが、これからの時代はインターネット活用でいくらでも外国語学習は可能になります。ひょっとして英語はあまり好きでないけど他の外国語は好き!なんていう子どもたちもいるかもしれませんね。英語以外の外国語に触れる機会を学校サイドで与えてあげるも良いかもしれません。
サンパウロの東洋人街リベルダーデ。日本にいるようないないような・・・・
Laura, Shota y yo somos amigos.
これは英語も同様で
Laura, Shota and I are friends.
となります。日本語は、通常、「私」を先に置くことが多いですね。英語を教える時にもこの点は学生にpoint out します。なんだか、自分を前に出さず謙虚感があって、欧米文化的な背景を考えると前に置きそうな気がするのですが・・・・この列挙の順番には、いつも面白く感じています。
また、スペイン語で年齢を言うときは、フランス語と全く同じで動詞の「持つ」(tener)を使います。
Tengo diez años.(私は10歳です)
フランス語でも
J'ai dix ans.
で「持つ」(avoir)を使います。
ちなみに英語とドイツ語は「ある・いる」「be 動詞」「sein動詞」使います。
この様にいろいろな言語を比較していくと共通の言い回しや違ったものもあり、何かを発見したような面白さがあります。日本では、大学生になるまでは通常は英語のみ学習しますが、ドイツの小学校では2年生からは英語、さらに学年が進むと第3外国語の学習があります。ヨーロッパは陸続きなので確かに外国語を学習しやすい環境にありますが、これからの時代はインターネット活用でいくらでも外国語学習は可能になります。ひょっとして英語はあまり好きでないけど他の外国語は好き!なんていう子どもたちもいるかもしれませんね。英語以外の外国語に触れる機会を学校サイドで与えてあげるも良いかもしれません。
サンパウロの東洋人街リベルダーデ。日本にいるようないないような・・・・
2024年04月09日
外国語の音を楽しむ!
第2週目に入ったスペイン語講座。今は、スペイン語の持つ音の響きを楽しんでいます。また、ペルーの旅でよく耳にした言葉がでてきて、始めてテキストでそのスペリングを目で見て、耳と目両方で確認することもとても新鮮です。例えば、唐辛子、ajÍなどもこうやって書くんだ、と新たな発見です。ドイツにいたときもまずは、耳から。そしてそれらの言葉を少しずつテキストなどを通して文字で確認していくプロセスは、何か謎が解けていくような気分になります。語学の学習の仕方はいろいろありますが、readingももちろん大事ですが、その言語の持つ音の響きを感じること、そして楽しむこともとても大切だと思います。大学の英語関連の授業でも学生たちには、shadowingを進めています。外国語の持つ音を体で感じ、英語をより身近に感じてほしいと願っています。
これはペルーで食べたチリモヤという果物。果肉は白く、クリームのように甘かったです。インカの住民たちが好んで食べていたそうです!
これはペルーで食べたチリモヤという果物。果肉は白く、クリームのように甘かったです。インカの住民たちが好んで食べていたそうです!
2024年04月05日
目が点に!
4月から始まったスペイン語講座、今日で4日間、毎日聞き終えました。はじめは初級編だけ聞こうと思っていたのですが、好奇心‽?から応用編も聞いてみることにしました。すると応用編では、「点過去」「線過去」という初めて聞く文法用語がでてきて、目が点に‼!!なりました。何度か聞き直しても一向にその違いがわかりません。そして初めてドイツ語を学んでいた時にも「1格」「2格」などと「格」という言葉が出てきて、目が点に‼!なった時のことを思い出しました。どうも外国語の文法を学ぶとき、日本語での文法用語が、固くむずかしく、躓きそうになります。英語文法をとってみても、「仮定法過去・過去完了」「大過去」などちょっと難しそうに聞こえるものもありますね。実際、これらの言葉を聞いただけで、ハードルが上がってしまう英語学習者もいるようです。そんなわけで授業では、英文法を解説するときには、できるだけ例文を用い、使い方を理解してもらうように心がけています。自分のドイツ語学習においては、ドイツ語はドイツの市民大学で学んだので「格」という言葉は全く出てこず(当然ですね、笑)、たくさんの例文から理解を深めていきました。スペイン語に関しても「点過去」「線過去」に恐れを抱かず(‽)しっかりと少しづつ、使い方の場面把握をしながら学んでいければと思っています。
スペイン語講座を聞きながら、気持ちは、次のコノ・スールの旅へ飛んでいます。この「コノ・スール」とは南米大陸の南の部分がソフトクリームのコーンのように円錐形(cono)に見えることから来ているそうで、アルゼンチン、チリ、ウルグアイ、パラグアイを含めた国々を指すとのこと。
スペイン語講座を聞きながら、気持ちは、次のコノ・スールの旅へ飛んでいます。この「コノ・スール」とは南米大陸の南の部分がソフトクリームのコーンのように円錐形(cono)に見えることから来ているそうで、アルゼンチン、チリ、ウルグアイ、パラグアイを含めた国々を指すとのこと。
2024年03月19日
4月から気分一新!
先週、南米の旅から戻りましたが、先日はなんとスペイン語で寝言を!といっても「おはよう」という”Buenos dias!”でしたが(笑)。今回はペルー滞在が長かったこととスペイン語を使わざるを得ない状況(相棒の緊急入院)もあり、スペイン語を学びたいという気持ちが強くなっていました。そんなわけで4月からはじまるスペイン語講座のテキストを早速購入しました。今のところ、やる気むんむん(?)で4月1日から早速聞いてみようと思っています。日本は4月がすべてのスタート!丁度何かを始めるのにもいい時かもしれませんね。欧米では新学期は8月からですが、やはり日本生まれの私にとっては、4月は気持ちも新たになり、何か新しいことを始めたい気分になります。今年はスペイン語!ということに。実は大学時代に、第3外国語として1年だけ授業を聴講したことがあるのですが、専門の英語と第2外国語のフランス語でアップアップになり、スペイン語の授業はおろそかに。あれからなんとうん十年!まさかスペイン語を学ぶようになるとは。これも運命の出会い!気持ちが高ぶっている今が習い時かと思い、取り組んでみるつもりです。人生いくつになっても学びあり‼の精神で楽しみながら、やっていこうと思います。
相棒がクスコに入院しているとき、毎日このかわいい葉っぱの形をしたstepping stoneを楽しみながら、町に出かけて行きました。気持ちを癒してくれた大切なstoneです!
相棒がクスコに入院しているとき、毎日このかわいい葉っぱの形をしたstepping stoneを楽しみながら、町に出かけて行きました。気持ちを癒してくれた大切なstoneです!
2018年07月27日
Englsih Cafe & Talk 7月28日
Hi, everyone . What's up? I just came back from Toronto. I really enjoyed beautiful summer over there, when I was attending
international sociological conference. The presentation at the conference was a success! I am so glad it was over.
I hope to see you tomorrow at the English Café. Please come over and have a good time together!
7 月 English Café &Talk
日時: 7月28 日(土)9 :30-11:00場所: JR武蔵境駅南口より徒歩6分
武蔵野市境南町2-17-5センチュリー境南Ⅱ102
ミルナーナ
TEL:0422-30-9195
内容:
1.質問コーナー
英語に関するあるゆる質問(表現、学習方法、文法、コミュニケーションのとり方などなんでも)にお答えします。
2.英語で言ってみよう!
自分が最近思ったこと、見たこと、感じたこと、行動したこと何でもよいので英語で言ってみましょう。
もちろんわからない表現、言い回し、語意などをご一緒に確認していきますのでご安心ください。
チャレンジタイムです!
3.あなたも通訳ガイドにチャレンジ!
国家公認の英語通訳ガイドとしての体験談も交え、日本の生活、文化、慣習などの英語表現を一緒に学びます。
講師:三浦優子
上智大学外国語学部英語科卒 英語学専攻、言語学副専攻
米国ウィスコンシン州立大学交換留学
米国マンハッタンヴィルカレッジ大学院MAH修士(人間社会科学)
立教大学大学院異文化コミュニケーション学修士(異文化コミュニケーション学)
2016年4月から立教大学大学院社会学研究科博士後期課程に在籍
米・独生活15年。2010年日本に本帰国
現在
異文化トレーナー、法人向け海外生活アドバイザー(元英語通訳ガイド案内士、および企業通訳)
帰国生英語指導
参加費:1,500円
※Cafe でのお飲み物代は各自負担になります。
定員:8名
申し込み・お問い合わせ
クロスカルチャーネットワーク
三浦
英語のレベルは問いませんので、お気軽にご参加ください。英語にご興味のある方はどなたでもwelcomeです。
なお、ご参加の場合は、前もって下記にmailをいただけますと助かります。とにかく楽しみながら英語を学ぶことが大切です。
If you are interested in joining us, please mail to
yukomiura05@gmail.com
2012年11月29日
英語+α の外国語学習!!
今まで英語以外に、ドイツ語、フランス語の学習をしてきた。そして今も続けているのだが、それぞれを比較しながら学ぶのは楽しい。たとえば英語では1週間というとき"for a week"と前置詞の"for"が入るのだが、ドイツ語は入れない。また逆に英語では"discuss"の後にすぐに目的語が来るが、ドイツ語には”ueber"という前置詞が入る。こんな小さなことにも違いを発見し楽しくなる。また同時に英語以外の外国語を学ぶとき、英語と比較することにより、違いがはっきりして頭に入りやすくなる。もちろん似ている言葉もあれば、まったく違う意味を持つ単語もある。たとえば贈り物の英語の”gift"という言葉はドイツ語では毒という意味。ドイツ人の友達が英国に行き"gift shop"という店の看板を見てきょっとしたという話を聞いた。確かに「毒のお店???」とはビックリだ。また英語の"brave"に似た単語にドイツ語の”brav"という言葉があるがこれは「おとなしい、行儀のよい、まともな」というような意味で使われている。このように英語学習をしてきたものにとっては、英語以外の外国語学習は敷居も低く入りやすく英語との違いを楽しみながら学習できると思う。ぜひ、他の外国語学習することをお勧めする。
2012年04月19日
英語以外の言葉を楽しむ!!
日本に帰って思うことは「過剰な英語熱」。そういう私も大学の先生や社会人の方々に英語レッスンをしているが・・・
ドイツでは、小学生5年生から英語以外に外国語も学習する。フランス語、イタリア語、スペイン語、ラテン語、日本語など選択できる。そしてさらに7年生になるとまた違った言葉も選択できる。もちろん英語はメインになっていて全員必修だが、小さい時から、ほかの言語の学習の機会が与えられる。
私自身大学に入ってから初めて第2外国語としてフランス語を学んだ。その時同じクラスメートに私立の学校から来た友達がいて、彼女は、小学生から学校でフランス語を学習してきたとのこと。とてもビックリすると同時にうらやましかったのを覚えている。
英語もまだきちんと身につかないうちにさらにほかの外国語なんて無理!!と思うかもしれないが、やはり頭の柔軟なうちに外国語に触れていると後でまた入りやすい。
また、それぞれの違った外国語の響きを耳にすることにより、音感やリズムも発達すると思う。先日ポルトガルから帰ってきた私は、ポルトガルに少し近い響きをもつイタリア語やスペイン語のラジオを流し、軽快な音のリズムを楽しんている。
また、ほかの外国語を知ると英語が動詞、形容詞の活用が他言語より楽で、いかに入りやすい言葉かがよくわかる。
4月から始まった外国語のラジオ・テレビ講座。時間があったら、是非英語以外の他言語の音のリズムを楽しんでほしい。英語以外に自分の気持ちにピッタリの言葉が見つかるかもしれない。
ドイツでは、小学生5年生から英語以外に外国語も学習する。フランス語、イタリア語、スペイン語、ラテン語、日本語など選択できる。そしてさらに7年生になるとまた違った言葉も選択できる。もちろん英語はメインになっていて全員必修だが、小さい時から、ほかの言語の学習の機会が与えられる。
私自身大学に入ってから初めて第2外国語としてフランス語を学んだ。その時同じクラスメートに私立の学校から来た友達がいて、彼女は、小学生から学校でフランス語を学習してきたとのこと。とてもビックリすると同時にうらやましかったのを覚えている。
英語もまだきちんと身につかないうちにさらにほかの外国語なんて無理!!と思うかもしれないが、やはり頭の柔軟なうちに外国語に触れていると後でまた入りやすい。
また、それぞれの違った外国語の響きを耳にすることにより、音感やリズムも発達すると思う。先日ポルトガルから帰ってきた私は、ポルトガルに少し近い響きをもつイタリア語やスペイン語のラジオを流し、軽快な音のリズムを楽しんている。
また、ほかの外国語を知ると英語が動詞、形容詞の活用が他言語より楽で、いかに入りやすい言葉かがよくわかる。
4月から始まった外国語のラジオ・テレビ講座。時間があったら、是非英語以外の他言語の音のリズムを楽しんでほしい。英語以外に自分の気持ちにピッタリの言葉が見つかるかもしれない。
タグ :外国語
2012年02月04日
iPhoneで英語も学ぶ!!
今、iPhoneの講座を受講中だが、様々な英単語が出てくる。
例えば、タップ、スクロール、スライド、フリック、ピンチイン、ピンチアウト、ダブルタップ、ドック。
これらはすべてカタカナ表示で説明されているが、すべて英語の単語だ。
せっかくだから、カタカナ表示の後に英語表示もあれば、同時に英語も覚えられる。
たとえば、tap,scroll,flick,dockなど。
カタカナだけて覚えるのはもったいないと思う。英語表示も同時にされていれば、英語に対する親近感もわくし第一に単語力を増やすことにもつながる。
facebookも日本語ではなく英語で表記されたものを見てみるのも大変面白いと思う。
今まで英語でfacebookを見ていたのでいきなり日本語で見るとずいぶん違った印象を受ける。
例えばwallの"What's on your mind?"は、日本語で見ると「今何してる?」となっている。
初めて日本語でfacebookを見たときは、かなり違和感があった。
これからiphone,facebook,twitterに触れていくのであれば、やり方によってはかなり英語力も伸ばせると思う。
日本語を超えた楽しみ方も面白いと思う。
例えば、タップ、スクロール、スライド、フリック、ピンチイン、ピンチアウト、ダブルタップ、ドック。
これらはすべてカタカナ表示で説明されているが、すべて英語の単語だ。
せっかくだから、カタカナ表示の後に英語表示もあれば、同時に英語も覚えられる。
たとえば、tap,scroll,flick,dockなど。
カタカナだけて覚えるのはもったいないと思う。英語表示も同時にされていれば、英語に対する親近感もわくし第一に単語力を増やすことにもつながる。
facebookも日本語ではなく英語で表記されたものを見てみるのも大変面白いと思う。
今まで英語でfacebookを見ていたのでいきなり日本語で見るとずいぶん違った印象を受ける。
例えばwallの"What's on your mind?"は、日本語で見ると「今何してる?」となっている。
初めて日本語でfacebookを見たときは、かなり違和感があった。
これからiphone,facebook,twitterに触れていくのであれば、やり方によってはかなり英語力も伸ばせると思う。
日本語を超えた楽しみ方も面白いと思う。
2012年01月28日
外国語学習もリラックスしておなかに力!!
新しい年になり今年は、今までにやったことがないことにチャレンジしようと思っている。
まず手始めになんと「クロール」の泳ぎに挑戦してみた。一応25メートルは泳げるのだが、すぐに疲れてしまいそれ以上泳ぐのはつらい。平泳ぎは疲れないのだが…
そんなわけで初級クロールのコースに参加してみた。
なんと不思議なことに先生に言われたとおり、すべての力を抜いて泳ぐと全く疲れない。
まだ、息継ぎの段階に入っていないが、まずは初歩の初歩、力を抜いて手を上手に使って水の流れにのり前に伸びる感じ・・・・おなかに力を入れて左右に体がぶれない。
そんなことに注意して泳いでいたらあっという間に25メートル進んでいた。
「力を抜いてリラックスする」「おなかに力を入れる」これはプールレッスン後のjazz vocal
のレッスンでも全く同じことを言われた。
外国語を話す時も同じことが言えると思う。「緊張しないでリラックスして話す」「発声はおなかから」
違う世界をのぞくことでいろいろな発見がある。何だがわくわくしてきた。
肩の力をぬいておなかに力をいれて!!今年は知らない世界に挑戦していこう。
まず手始めになんと「クロール」の泳ぎに挑戦してみた。一応25メートルは泳げるのだが、すぐに疲れてしまいそれ以上泳ぐのはつらい。平泳ぎは疲れないのだが…
そんなわけで初級クロールのコースに参加してみた。
なんと不思議なことに先生に言われたとおり、すべての力を抜いて泳ぐと全く疲れない。
まだ、息継ぎの段階に入っていないが、まずは初歩の初歩、力を抜いて手を上手に使って水の流れにのり前に伸びる感じ・・・・おなかに力を入れて左右に体がぶれない。
そんなことに注意して泳いでいたらあっという間に25メートル進んでいた。
「力を抜いてリラックスする」「おなかに力を入れる」これはプールレッスン後のjazz vocal
のレッスンでも全く同じことを言われた。
外国語を話す時も同じことが言えると思う。「緊張しないでリラックスして話す」「発声はおなかから」
違う世界をのぞくことでいろいろな発見がある。何だがわくわくしてきた。
肩の力をぬいておなかに力をいれて!!今年は知らない世界に挑戦していこう。
2011年12月20日
日本語と外国語との共存
外国語学習をする時、日本語学習はあまり意識されず、むしろ日本語を忘れて外国語のみに集中するような傾向があるが、日本語と共存して初めて外国語学習が伸びていくと思う。
ドイツのインターナショナルスクールにもたくさんの日本人生徒がいて、初めはみなESL(English as a second language)のプログラムに入って日本語をわすれるぐらい一生懸命英語学習にとりくむのだが、ESLの先生はいつも「日本語と英語力の伸びは、相関関係にあり、2つの言葉を同時に伸ばしていくことの可能性」を強調なさっていた。
わたしも全くこの考えに同感で、英語学習において日本語力は大きな助けにもなるし同時に、2つの言葉をうまく使いながら学んでいくことは可能だと思う。
具体的には、もしインターナショナルスクールにいる場合、生物など新しい単元に入ったとき、日本の参考書などを参照しながら、英語の授業をうけていく。そうすることによって英語と日本語の語彙力も伸びてくる。
日本にいる場合は興味ある分野の記事を英語で読んだり、日本語で読んだ小説などを英語で読むことも非常にいいと思う。
2つの言葉の接点を探して学習していくことはとても効果的だ。お互いの言葉を排除する必要は全くないと考える。
先日の新聞の記事である教授が日本語と英語の両方の学習の大切さを指摘なさっていた。以下その教授の発言内容を引用してみる。
「日本人は日本語を大事にすべきだと思うのですけれと、同時にきちんと英語も話せるほうといいと思うんですね。なぜか日本語か英語かみたいな議論になりがちで。どちらの言葉もそれ相応にきちんと世界を広げていけばよくて、まるで日本語を大事にすると英語をやっちゃいけないみたいな、そういうのはちょっと違う感じがします。」
まさに私も同感で「英語」か「日本語」かをわける必要は全くないと思う。
常に両方の言葉を行ったり来たりしながら、頭を柔軟にして学習していくことが強い日本語と外国語を作っていくと信じる。
ドイツのインターナショナルスクールにもたくさんの日本人生徒がいて、初めはみなESL(English as a second language)のプログラムに入って日本語をわすれるぐらい一生懸命英語学習にとりくむのだが、ESLの先生はいつも「日本語と英語力の伸びは、相関関係にあり、2つの言葉を同時に伸ばしていくことの可能性」を強調なさっていた。
わたしも全くこの考えに同感で、英語学習において日本語力は大きな助けにもなるし同時に、2つの言葉をうまく使いながら学んでいくことは可能だと思う。
具体的には、もしインターナショナルスクールにいる場合、生物など新しい単元に入ったとき、日本の参考書などを参照しながら、英語の授業をうけていく。そうすることによって英語と日本語の語彙力も伸びてくる。
日本にいる場合は興味ある分野の記事を英語で読んだり、日本語で読んだ小説などを英語で読むことも非常にいいと思う。
2つの言葉の接点を探して学習していくことはとても効果的だ。お互いの言葉を排除する必要は全くないと考える。
先日の新聞の記事である教授が日本語と英語の両方の学習の大切さを指摘なさっていた。以下その教授の発言内容を引用してみる。
「日本人は日本語を大事にすべきだと思うのですけれと、同時にきちんと英語も話せるほうといいと思うんですね。なぜか日本語か英語かみたいな議論になりがちで。どちらの言葉もそれ相応にきちんと世界を広げていけばよくて、まるで日本語を大事にすると英語をやっちゃいけないみたいな、そういうのはちょっと違う感じがします。」
まさに私も同感で「英語」か「日本語」かをわける必要は全くないと思う。
常に両方の言葉を行ったり来たりしながら、頭を柔軟にして学習していくことが強い日本語と外国語を作っていくと信じる。
タグ :英語学習
2011年10月14日
外国語学習における母国語の大切さ
10年ドイツにいる間、ドイツ語を学びに市民大学に通い、KDSといういわゆる上級コースまで学んだ。ドイツではまったく母国語の日本語を介せずドイツ語をドイツ語で学んできた。
そして今日本に帰国して、ドイツ語を日本語での説明を介しながら、さらに学びなおしている。ドイツ語を母国語を使い学ぶことにより、今まで不鮮明だったことが鮮明になったり、日本語とドイツ語の違いが明らかになり、ドイツ語の理解が深まったり・・・
多くの意外な発見がある。
もちろん細かな言葉のニュアンスは独独辞典を見る必要もあるが、やはり母国語の力は素晴らしい。
大人になってから外国語学習をするうえで、母国語の日本語の知識を利用して学んでいくことは一つのやり方だと思う。
英語も同じことで英語を英語で学ぶ方法もあるが、ある程度の年齢になり、子供でも日本語の読み書きがしっかりできる学年であれば、母国語である日本語の力をかりて英語をよりしっかりと学ぶことができる。
実際自分の子供がドイツのインターナショナルスクールに通っていた時に、ESL(English as a second language)の先生から母国語の力を伸ばすことが英語の力をのばすことになるというお話があった。私も同意見である。
これから、英語やほかの外国語を学ぶ子供たちも大人の方もぜひ母国語である日本語の知識を最大限に活用することをお勧めしたい。
そして今日本に帰国して、ドイツ語を日本語での説明を介しながら、さらに学びなおしている。ドイツ語を母国語を使い学ぶことにより、今まで不鮮明だったことが鮮明になったり、日本語とドイツ語の違いが明らかになり、ドイツ語の理解が深まったり・・・
多くの意外な発見がある。
もちろん細かな言葉のニュアンスは独独辞典を見る必要もあるが、やはり母国語の力は素晴らしい。
大人になってから外国語学習をするうえで、母国語の日本語の知識を利用して学んでいくことは一つのやり方だと思う。
英語も同じことで英語を英語で学ぶ方法もあるが、ある程度の年齢になり、子供でも日本語の読み書きがしっかりできる学年であれば、母国語である日本語の力をかりて英語をよりしっかりと学ぶことができる。
実際自分の子供がドイツのインターナショナルスクールに通っていた時に、ESL(English as a second language)の先生から母国語の力を伸ばすことが英語の力をのばすことになるというお話があった。私も同意見である。
これから、英語やほかの外国語を学ぶ子供たちも大人の方もぜひ母国語である日本語の知識を最大限に活用することをお勧めしたい。
2011年10月09日
ドイツ語でフランス語を習うということ!!
ドイツにいる間、フランスを旅する機会があり、以前大学時代、またパリ単身留学中に勉強したフランス語を無性に再度学びたくなり、ドイツの市民大学でフランス語の授業をドイツ語を並行して学んだ。
私がとっていたクラスは、外国語としてのフランス語だったので、私以外は皆ドイツ人で、以前フランス語を学校で学んでいた社会人ばかりの10人クラスだった。
フランス語を学び始める時期だが、ドイツ語を習い始めであまりドイツ語に慣れていない間は、フランス語をドイツ語を通して学ぶことに無理があると思い、ある程度ドイツ語に慣れた渡独3年後にフランス語の学習をスタートした。
案の定、授業は、ほとんどがフランス語によるものなのだが、時にドイツ語で先生から説明があったり、ドイツ人生徒からはドイツ語で質問があったり…そのようなときには、せっかく頭がフランス語に切り替わっているのに、突然外国語としてのドイツ語が入って邪魔をしてしまい、非常にやりずらかったのを覚えている。2つとも私にとって外国語なのでドイツ語にあまり親しんでいない時にはフランス語とドイツ語の切り替えがうまくいかなくなってしまうこともあった。最悪なのは、独文仏訳だった。まずドイツ語でdictationしてそれからそれをフランス語になおす練習だ。これには参った!! 一瞬頭の中が真っ白になり、どちらがドイツ語なのかフランス語なのか分からなくなったしまったこともある。これもある程度ドイツ語が「強い言葉」になってからはそのような問題は少なくなったが。やはり、この「強い言葉」「弱い言葉」というのは外国語学習上避けて通れない。ある程度その外国語がしっかりすると他の外国語と混ざることはあまりなくなる。英語に関してはドイツ語と混ざることはなかったが、日本の方々に英語を教えているときに、ドイツ語と英語が混ざってしまい混乱してしまっている方もよくあった。これは英語が少々弱い言葉のために生じてくるものだ。
すべての言葉を「強い言葉」にするのは大変難しく、バイリンガルあるいはトリリンガルを言われている方でもやはり「強い」「弱い」はあると思う。あとは、程度問題ではないだろうか?
私にとってやはり、一番強いのは、英語、そしてドイツ語、フランス語の順であろう。
外国語で外国語を習うことのむずかしさはさておき、良い点は、2つの言葉を比較することにより、いろいろな面で学習上の利点になることだ。文法上の違い、文の構造の違い、さらにはドイツ語とフランス語の場合男性名詞、女性名詞の違いも明らかになる。是非、チャンスがあれば楽しみながら2つの外国語を同時に学ぶことにチャレンジしていただきたい!!
私がとっていたクラスは、外国語としてのフランス語だったので、私以外は皆ドイツ人で、以前フランス語を学校で学んでいた社会人ばかりの10人クラスだった。
フランス語を学び始める時期だが、ドイツ語を習い始めであまりドイツ語に慣れていない間は、フランス語をドイツ語を通して学ぶことに無理があると思い、ある程度ドイツ語に慣れた渡独3年後にフランス語の学習をスタートした。
案の定、授業は、ほとんどがフランス語によるものなのだが、時にドイツ語で先生から説明があったり、ドイツ人生徒からはドイツ語で質問があったり…そのようなときには、せっかく頭がフランス語に切り替わっているのに、突然外国語としてのドイツ語が入って邪魔をしてしまい、非常にやりずらかったのを覚えている。2つとも私にとって外国語なのでドイツ語にあまり親しんでいない時にはフランス語とドイツ語の切り替えがうまくいかなくなってしまうこともあった。最悪なのは、独文仏訳だった。まずドイツ語でdictationしてそれからそれをフランス語になおす練習だ。これには参った!! 一瞬頭の中が真っ白になり、どちらがドイツ語なのかフランス語なのか分からなくなったしまったこともある。これもある程度ドイツ語が「強い言葉」になってからはそのような問題は少なくなったが。やはり、この「強い言葉」「弱い言葉」というのは外国語学習上避けて通れない。ある程度その外国語がしっかりすると他の外国語と混ざることはあまりなくなる。英語に関してはドイツ語と混ざることはなかったが、日本の方々に英語を教えているときに、ドイツ語と英語が混ざってしまい混乱してしまっている方もよくあった。これは英語が少々弱い言葉のために生じてくるものだ。
すべての言葉を「強い言葉」にするのは大変難しく、バイリンガルあるいはトリリンガルを言われている方でもやはり「強い」「弱い」はあると思う。あとは、程度問題ではないだろうか?
私にとってやはり、一番強いのは、英語、そしてドイツ語、フランス語の順であろう。
外国語で外国語を習うことのむずかしさはさておき、良い点は、2つの言葉を比較することにより、いろいろな面で学習上の利点になることだ。文法上の違い、文の構造の違い、さらにはドイツ語とフランス語の場合男性名詞、女性名詞の違いも明らかになる。是非、チャンスがあれば楽しみながら2つの外国語を同時に学ぶことにチャレンジしていただきたい!!