たまりば

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2023年09月30日

昔の友、花たちと再会‼

今日は、お墓参りに行ってきました。お供えする花を求めて花屋に行くとなんと今年の夏に南アフリカで何度も目にした南アフリカ原産の花々、プロテア、ピンクッション、ストレテア(極楽鳥花)が並んでいました。これらの花は、南アフリカの旅で特に私が大好きになった花たちで、なんだか、昔の友に再会したような、とてもうれしい気持ちになりました。花屋さんに聞くと原産は南アフリカですが、これらはみな、日本でも生産されているとのことでした。懐かしい花との出会い、これもご先祖様からの心配り!と感じました。お墓には、秋を感じさせるコスモスとリンドウの花をお供えしました。長くて暑かった今年の夏。ご先祖様たちにも思わず、「お疲れさま!!いよいよ秋の到来です。秋の花たちを楽しんくださいね」と声を掛けました。

大好きな南アフリカ原産の花たちが勢ぞろい!!  


  • Posted by ゆっこ at 20:54Comments(0)つながり

    2023年09月29日

    学生たちにエールを送る!

    今日、大学で学生たちをみて感じたことがあります。勿論、全学生というよりは一部の学生かもしれませんが、彼らが、自分たちのやりたいことや目標に向かっていきいきと学生生活を送っていることです。私の担当科目の一つは、皆、体育系のクラブに属している学生たちのクラスです。中には国体にでたり、試合に出たりする場合もあり、忙しい学生生活を送っているようです。そんな彼らに対して、私の方では、ももちろん、授業にもしっかり出席し、課題にも取り組むことを求めます。ただし、体を壊してしまっては本末転倒になってしまうので、考慮や配慮も彼らの様子を見て考えるようにしています。疲れて授業中に眠ってしまう学生も(笑)。そして、授業後の帰り道、キャンパス内で落語研究会主催の寄席の呼び込みに遭遇しました。なにやら、1年生の寄席だそうで、チラシには、「木戸銭無料、入退場自由」とありました。そして思わずくすっと笑ってしまったのは、彼らの落語の名前です。よくこんなに楽しい奇想天外な(‽)名前を考えついたなあ、と感心してしまいました。今夕の寄席公演にあたり、こちらもかなりの練習をして臨んでいることと察します。でもチラシにある落語家‼!が楽しそうに寄席を演じている顔写真をみて、ほっこりした気持ちになり、応援してあげたくなりました。残念ながら、今日は、時間が合わず、寄席には行けませんでしたが、また、秋にもあるそうなので、今度は行ってみようかな、と思っています。このように運動にしても寄席にしても、何か、自分が興味を持ったり、覗いてみたい世界に自分をおく、という経験はとても貴重でかけがえのないものだと感じます。4年間という短い時間ですが、彼らには、思いっきり、自分の世界を楽しんで!! と熱いエールを送りたくなりました。

    南アフリカのマーケットで見たかわいい動物たちの置物。どれひとつとっても違う表情のお顔をしてこちらを見つめてくれます。学生たちも皆一人一人が違うのだなあと感じています。  


  • Posted by ゆっこ at 23:23Comments(0)

    2023年09月28日

    牧野標本館を訪ねて

    今日は、前から訪れたかった都立大学の「牧野標本館」に足を運んでみました。そこには、牧野富太郎が残した標本の一部やシーボルトが来日した際に集めた標本の一部などが展示されていました。牧野氏が、なんと60年以上にわたって、同じ場所で同じ植物種の標本を採集したと知り、植物に対する熱い気持ちが伝わってきました。まるで自分の子どもや孫の成長をいつくしむように一瞬、一瞬に見せる姿や形を見逃さないようにという思い。素晴らしいです!そのpassionは、彼が90歳ごろ、自宅で書した「花在ればこそ吾れも在り」という言葉からもよくわかります。本当に植物を愛した人だったんですね。また、展示の中に、牧野氏ゆかりの人々が作成した標本もありました。中でも楽しかったのは、果物や野菜の標本です。イチゴ、マンダリンオレンジ、スイカ、パイナップル、キュウリ、かぶなど色合いも形も美しくまるで絵画作品を見るようでした!実際にそれらを標本にするにあたり、立体的な果物や野菜をどのようにして平らにするのか、常に試行錯誤だそうです。そして「どの特徴を重視するか、どのように表現するかは人によって異なります」とありました。それらの標本は、「芸術作品」ともいえ、「採集者、作成の個性や思想が強く反映されている」そうです。確かに採集時期により、開花前だったりするなど、全く違ったものになりますね。今日の展示を見て、牧野富太郎という人の植物に対する一途な生き方、そして標本がもたらす多くの意味や意義(人々の暮らし、生活史、歴史、環境の変化などが標本からみえてくることなども含めて)を改めて考えさせられました。

    マンダリンオレンジの標本です。甘い香りが漂ってきそうです!  


  • Posted by ゆっこ at 22:36Comments(0)先人の生き方から学ぶ

    2023年09月28日

    クラスの盛り上がり!

    先週から大学の授業が始まりましたが、担当科目の中で、大変盛り上がる授業があり、なぜなのかふと考えてみました。そのクラスは、学生数23名というこじんまりとした英語の関連科目なのですが、なんといってもクラスの雰囲気が、誰かが答を間違えたり、答に戸惑ったとしてもそれを皆で、暖かく、楽しく(‽)受け入れる姿勢だと思います。例えば、選択肢の問題で、4つの中から正しい答えを選ぶとき、一人の生徒が間違った答えをしたとします。 私の方では、”one more chance!"を与えますが、また間違えた答えが返ってきます。すると他の生徒たちが”Please give him one more chance!”とニコニコして私の方に頼んできます。そしてまたまた正解でない場合、答はあと一つしか残っていないわけですが、そんな時にも皆が一斉に”One more chance!”と笑いながら、言ってきます。当然、彼の次の答えは正解になります。そこでみんなで大笑い!! こんな調子です。また、今日は授業でShadowing(nativeの英語音声を聞き、その少し後を同じような発音、リズムで追いかけていくやりかた)に皆で取り組みました。なかなか難しくみんな四苦八苦!最初にスタートした生徒が緊張してしどろもどろに。そんな時みんなの大きな拍手!そこで楽しい笑いが!何人かの学生たちもtryしましたが、なかなかうまくできません。それでもすべての生徒たちに対して、クラスの皆がまたまた大きな拍手!こんな雰囲気になると学生たちの緊張もほぐれてきます。失敗やうまくできなくても大丈夫! という雰囲気になるのです。私も失敗は成功の素!間違えることは大事!間違えたらそこから覚えていけばいい!といつもクラスで言っています。間違えてもいいんだという雰囲気作りをこれからも心がけ、皆が楽しくクラスに参加してくれたらいいなと考えています。

    南アフリカのgame reserveで出会った水牛さん。じっと見つめられてまるでhuman watchingしているようでした(笑)それにしても癒されます!  


  • Posted by ゆっこ at 00:14Comments(0)英語教育

    2023年09月25日

    お辞儀:素敵な日本の文化

    日本で生活して最近特に感じることは、「お辞儀」のすばらしさです。先日、風邪気味で声があまり出ない時、ふと御礼を言いたい場面がありました。そんな時、「お辞儀」をすることで相手への感謝の気持ちを表すことができました。そして、今日は、車で来た業者の方に対してお礼を言いたかったので、車が目の前を通る時、「お辞儀」をしてお礼をしました。そうすると業者さんも「ペコリ」と車内でお辞儀をするのがみえました。これで双方が気持ちよく、意思疎通ができた気がします。また、見知らぬ人と狭い道をすれ違う時、相手の方がよけて道を譲ってくれた時など、お辞儀をすることで「ありがとう!」という気持ちを表すこともできます。なんて素敵な文化なのでしょうか。勿論、「ありがとうございます」ともいえますが、言葉を発することなく、感謝の気持ちを示すことができるのは本当に素晴らしいと思います。余談になりますが、母は電話でお礼を言うときいつも電話越しにお辞儀をしていました。相手の方は見えないのに(笑)。すてきなお辞儀の文化、大事にしていきたいです。

    夕方、洗濯物を取り込むとき、ベランダから見えた夕暮れ。あまりの美しい空の色あいに見とれてしまいました。  


  • Posted by ゆっこ at 23:02Comments(0)日本の生活・文化

    2023年09月24日

    日々の暮らしの中で感じる秋!

    今日は秋の気配を感じるさわやかな日でしたね。そんななか、私に「秋の気配」を感じさせてくれたことがいくつかあります。まずは、さわやかで湿度が低かったためか、髪の毛が広がったり膨張せず、とてもおさまりが良くて、ストレートにおろすことができたことです。とにかく暑く湿度が高かった今年の夏は、暑いし、髪もすっきりまとまらず、毎日、髪を束ねていました。やはり、髪のおさまりが良いと気分が上がります(笑)。そして、他に秋の気配を感じたことは、二の腕を隠せる(‽?)つまり、涼しくなり、薄手のジャケットを羽織ることにより、年とともになかなか細くならない二の腕を隠すことができる(笑)。これも微妙ですが、私にとっては結構嬉しいことです。そしてもう一つ。花屋さんで秋を感じさせる花に出会えたことです。その花の名前は、ワレモコウ。赤紫の実のようにみえますが、よく見るとその実は小さな花の集合体です。さらにその花びらのように見える部分は、花びらではなく、葉っぱが変化したものだそうです。また、じつは、夏から咲いていて、9月になるとたくさんの花を咲かせるとのこと。早速家に帰り、ワレモコウを花瓶に。家の中が、一気に秋めいた雰囲気になりました。季節の変わり目、日々の暮らしの中で嬉しく感じたリ、気分があがったり。その気持ち、大切にしていきたいです。

    ワレモコウの花です。
      


  • Posted by ゆっこ at 20:58Comments(0)毎日の暮らしの中で

    2023年09月23日

    ないものねだり?

    今、夜の10時ですが、室内温度は、何と23℃!今までの暑かった日々から一転して涼しく、いや、肌寒いくらいになり、びっくりです。暑い夏の時期には、早く涼しい秋が来ないかなあ~と首を長くしして待っていたのに、いざ、涼しくなるや、あの暑さ、昨日までの暑さ?が恋しいような気もします。何となく寂しい気持ちも・・・これこそないものねだりなのでしょうか?「ないものねだり」というと、季節ばかりでなく、私の場合は、食べ物にも当てはまります。自分が注文した後、友達が注文した食事やデザートのほうが、おいしそうだったりして、後悔することもよくあります(笑)。その点、中華料理は、皆でいろいろ頼んでshareできるので最高!です。どちらにしても、今その時しかない瞬間瞬間を楽しんだり、対処できるような食事などであれば、友達とshareするなど工夫していけばいいのかな。季節の変わり目、着るものにも悩みますが、まずは、まさに今のこの時、そして季節を思いっきり楽しみたいと思います。

    ドイツの街の大好きなカフェ。ケーキがみんなおいしそうでいつもどれにするか悩んでいました!
      


  • Posted by ゆっこ at 23:03Comments(0)毎日の暮らしの中で

    2023年09月22日

    秋のsemester が始まりました!

    今日から大学での担当教科の授業が始まり、100分授業を3コマしました。久しぶりに学生たちの元気な顔を見て、自分も大きな声を出し、すっきりしました(笑)。そして嬉しかったのは、大学の先生仲間たちと再会できたことです。夏休み中に旅をしたり、研究をしたり、自分の国に一時帰国したり、それぞれがいろいろな活動をしていて話を聞くのも刺激的!様々な世代の人たちや違った職種に携わっている人たちとのコミュニケーションも楽しいですが、大学という場を共有する仲間達との何気ない話は、元気ややる気を与えてくれます。秋のsemesterがはじまりました。元気な学生たちに負けないくらい、パワフルにしっかりと楽しい充実した授業を提供できたらと思っています。

    ケープタウンの花市場で見たピンクッションの花‼針山のような姿から、Pin cushionと呼ばれているとのこと。こちらも南アフリカ原産です。
    ユニークな個性を持つ花で魅力的ですね。学生たちも個々違います。かれらの個性も大切にしていきたいと思います。  


  • Posted by ゆっこ at 22:19Comments(0)つながり

    2023年09月21日

    ただそこにいてくれるだけでよい「貢献寿命」!

    今日の気になった記事。「貢献寿命」という考え方。記事によると今までは「平均寿命」を伸ばすこと、そしてその後は「健康寿命」の重要性が指摘されてきたとのこと。そして、「老年学」研究者の前田展弘氏は、今は、「貢献寿命」という概念に注目します。これは、「何歳になっても社会とつながり、役割を持って、誰かの役に立っていると感じられる期間」ということです。そしてその要素として、ボランティアなどの「互助的貢献」、納税や寄付などの「経済的貢献」、スキルや経験を伝える「継承的貢献」、最後に、いるだけで家族の心の支えになる「精神的貢献」を挙げています。中でも最後の「精神的貢献」の考え方はとても素晴らしいと思いました。ただ、そこにいてくれるだけでいい、それが周りの人々への貢献になっている。素晴らしい着眼点だと感銘しました。私もそんな人になれるように、貢献寿命を意識しながら年を重ねていきたいものです。

    南アフリカのインド洋の海岸で見かけた一匹のうみどり。君も立派に「精神的貢献」をしているよ!  
    タグ :貢献寿命


  • Posted by ゆっこ at 21:23Comments(0)年を重ねる

    2023年09月20日

    お墓参り:花との出会い!

    今日は都心にあるお墓参りに行ってきました。いつものように今日はどんな花をおそなえしようかなと花屋さんを覗くとかわいらしい小さなピンクの花をたくさんつけたものが目に留まりました。名前は「ワックスフラワー」!小花ですが茎はしっかりした「枝もの」になっています。なんだかアンバランス感じがしてますます気に入りました。調べてみるとオーストラリアや南アフリカ原産だそうです(南アフリカに行ったときには、気が付かなかったかな?)柑橘系の香りもふーっとしてきました。その花たちに淡いピンクのスプレーマムをたすことに決めました。お墓参りに行くたびに新しい花との出会いがあります。御先祖様たちにとってもいろいろなお花を楽しんでもらえればと思っています。そして、お墓参りを終えて、帰り際に白と赤の彼岸花が!まるで「今日は来てくれてありがとう!」と言ってくれているような気がしました。


      


  • Posted by ゆっこ at 22:29Comments(0)つながり

    2023年09月18日

    素敵な曲を毎日の暮らしの中に!

    昨日の夜、ふとラジオで耳にした曲がとても気に入っています。薬師丸ひろ子さんの歌う「素敵をあつめて」という曲です。彼女の澄んで透明感のある歌声が大好きですが、歌詞もよく聞いてみるととても「素敵」です。なかでも以下の部分の歌詞が大好きです。

       ああ 何気ない幸せ 探しながら 行こう
       ああ 新しい気づきを 集めながら

       ああ 何気ないよろこび 探しながら 行こう
       ああ 小さな奇跡を 集めながら 

       いつも素敵な言葉で 話しながら 行こう
       ああ きれいな仕草で 笑いながら

    毎日の暮らしをこんな気持ちで生活できたらいいなあとこの曲を聞きながら思いました。自分もそして相手の双方にとり、心地よい言葉を選びながら、自分も相手もさわやかで明るい気持ちにできるような振る舞いや動作ができたら、素敵だなと思います。そしてもちろん、生活の中に笑いやユーモアを忘れないことも‼是非、皆さんも一度聞いてみてください。気持ちが心がとてもすっきりします!

    南アフリカで見たエリカの花。淡いピンク色で重なり合って咲いていて、とても素敵でした!

      


  • Posted by ゆっこ at 22:54Comments(0)毎日の暮らしの中で

    2023年09月17日

    Oma(おばあちゃん)の立場??

    娘に子どもが生まれて2週間弱。パパと二人で懸命に新生児相手に奮闘しているようで、Oma(おばあちゃん)としては、暖かく見守り、いつでも助けが必要であれば、連絡するようにと言っていました。孫が生まれてからは、まわりから、「手伝いに行くの?」とか「お嬢さん、ご実家に来ているの?」などとの質問攻めに。日本では、どうも孫が生まれたら、一緒に生活してサポートするのが、当たり前の世界のようで、何もタッチせず、いつもと変わらない生活を送っているOmaとして、ちょっと違和感を感じていました。ドイツで生活しているイギリスの友人も数か月前にお嬢さんに赤ちゃんが生まれたのですが、自分から飛んで会いに行くというのではなく、誕生から10日ほどしてロンドンに住む娘さんから「こっちに来ますか」というお誘いの連絡をもらい、出かけたとのこと。自分もまずは、夫婦2人で新生活を始めるにあたり、Omaが出ていくのは、少し「お邪魔虫」かなと思っており、あえて手伝いにはいかなかったのです。ところが・・・・今日、「助っ人」リクエストが娘から来て、週1回ほどお手伝いにきてほしいと。いよいよ、Omaの出番が来たようです。こうなったら、できるだけサポートしてあげたいという熱い気持ちが出てきました。友だちは、1ヵ月程娘さんのお家に入り、少しでも娘さんが休めるようにお手伝いしたとか。なんだか、その気持ちわかるような気持ちがしてきました。子育てから随分離れてしまった新米Omaとして、不安もありますが、楽しみながら、娘たちとの時間を過ごせたらと思います。

    ケープタウン近くの国立公園にある何本もつながる長いつり橋!人間の命もこの橋のようにつながっていくのですね!  


  • Posted by ゆっこ at 23:14Comments(0)今の自分

    2023年09月16日

    趣味を持つことへの重圧

    今朝の朝刊の「人生案内」の欄で面白い記事を目にしました。相談者は、30代の教員女性で、毎日、仕事と育児に追われ、趣味の楽しみ方がわからないというものでした。その女性は、趣味を持つことは仕事にも育児にも役立つと考え、始めたものの、通信講座の提出物の締め切りに追われたり、図書館の本の返却までに読み終えることができなかったりで、趣味自体を楽しめていないという状況で、どうすれば趣味を楽しめるかという相談でした。そして回答者は、趣味を見つけると言ってもなかなか簡単なものではなく、今は、仕事と子育てで疲れている心と体を休めて、何もしない「空白の時間」を持つことが大切と助言していました。そうするうちに、「目が、耳が、心が何かを感じ、つかむことでしょう」とありました。年を重ねる中でも趣味を持つことは良いことと奨励されているように思います。雑誌や記事をみても、趣味を持ち、人生を謳歌している高齢者もよく話題になりますね。しかし、あまりに「趣味を持つこと」に固守してしまうとそれに振り回されてしまい、趣味がないのは、悪いこと、つまらない人生、と考えてしまいがちだと思います。しかし、私も回答者のように自分が一番、居心地よく、自分らしくいられる時間、を持つことがとても大切だと感じています。そしてそれが積み重なったものが、趣味と言えるのかもしれません。まずは趣味を持とう! と躍起になるのではなく、自分をいたわることのできる、そんな時間を大切にしていきたいと思っています。

    大切なドイツの友人の霊園墓地。渡独の際には、必ず訪れます。私にとっては心休まるとても大事な時間です。
      
    タグ :趣味


  • Posted by ゆっこ at 21:18Comments(0)毎日の暮らしの中で

    2023年09月14日

    自分らしく生きる:人生の先輩たちから学ぶ

    今日は、訪問リハビリテーションをなさっている作業療法士の方のお話しを聞く機会がありました。その中で、印象に残った言葉は、心身機能に何か障害があった場合、その回復を求めすぎるのではなく、その人らしい生活を維持することがとても大切、というものでした。私たちは、何か問題があると、その回復を目指しがちですが、大事なのは、その問題や障害と向きあい、時にはそれらを受け入れ、その中で自分らしく生きていくという事。確かに年を重ねていくと、今までのように機敏に動けなかったリ、体力の低下を感じたり、集中力に欠けたり…自分の中でも変化を感じることがあります。その時に若い時と同じような自分を目指すのではなく、うまく対処して、というより、むしろそれを楽しむという向き合い方も面白いかもしれません。若い時と違う自分、変わっていく自分、を客観的に観察しながら。そして、自分より年上の方々といろいろ話をすることもとても刺激的で勉強になります。心身機能が変化していくなかで、どのような形で折り合いをつけながら、自分らしく暮らしていくのか。これからも人生の先輩たちとつながり、さまざまのことを学びたいと思っています。

    ケープタウンのレストランで食べた魚介類盛り合わせ。食欲だけは年をかさねても減らない??  


  • Posted by ゆっこ at 20:22Comments(0)年を重ねる人生を生きる

    2023年09月12日

    秋の愉しみ!

    9月に入り、まだまだ暑い日が続いていますが、朝晩は少ししのぎやすくなったような気がします。日中に吹く風も真夏のような熱風ではなく、心地よいさわやかな風になったのではないでしょうか。夏から秋への季節の変わり目、日々の変化を楽しみたいと思っています。そんな中、広告にはもうおせちの案内が。秋を通り越してもう来年のお正月?気持ちが追い立てられるようです。ここはじっくり焦らず、まさに今の季節を味わおうと考えています。特に嬉しいのは、おいしい果物!特に梨!ドイツにいたときになかなか手に入らなかった日本の梨が毎日、食べられて本当に幸せに感じます。ほかにも秋の旬の食べ物、秋の風、聞こえてくる虫の声、秋の花々・・・秋の愉しみは身の回りにあふれています。こんなに変わりゆく季節を愛おしく感じるのも年を重ねてきているからでしょうか。なんだか俳句でも一句詠みたくなりました(笑)

    昨年の10月、山梨にブドウ狩りに行ったときの写真です。甘くておいしい葡萄でした!!
      
    タグ :


  • Posted by ゆっこ at 23:05Comments(0)毎日の暮らしの中で

    2023年09月10日

    映画と原作を楽しむ!

    わたしは映画が大好きで12,13時間ほどの長時間のフライトであれば機内では、3本から4本の邦画や洋画を楽しみます。もちろん、気になる映画は映画館に足を運びます。また、知人が映画の配給会社に勤務している関係で、いろいろな映画情報も入り、益々映画が好きになりました。鑑賞した後、その映画のもとになった原作がある場合は、原作も探して読むようにしています。先日は、機内で邦画「月の満ち欠け」を見たのですが、ストーリーが少し理解するのに複雑で、早速原作『月の満ち欠け』(佐藤正午の長編小説)を読むことにしました。本を読むことでストーリーがクリアーになり、さらに映画されていない細かなところもわかり、すっきりしました。もちろん、読みながら、映画のシーンを思い浮かべたり、読む楽しみも倍増します。今は、「オットーという男」という映画の原作を読んでいます。これは、2022年制作の映画でトム・ハンクスが主演しています。町内いちの嫌われ者のオットーが近くに引っ越してきた家族との交流を通して、自分の人生を見つめ直していくというストーリーですが、考えされるものがあり、是非、じっくりと原作も読んでみたいと思っていました。原作は、スウェ―デン人作家フレドリック・バックマンによる小説「幸せなひとりぼっち」です。読んでいると、あのとき見た映画が鮮明によみがえり、また映画を見ているような感覚になります。小説に基づき映画化されたものはたくさんありますね。原作を読んでから、映画を楽しむ、っていうのも楽しいです!!そういえば、読書の秋! 是非、映画と原作を楽しんでください。

    昨年のちょうど今頃、ドイツの市の公園に行ったときに撮った写真です。こんなりんごの木の下でのんびり読書を楽しみたいです!
      


  • Posted by ゆっこ at 22:10Comments(0)人生を楽しむ

    2023年09月09日

    自分をもう一人の自分がみている?

    最近、林真理子さんの『成熟スイッチ』(講談社現代新書)を読みました。中でも印象に残ったのは、年を重ねると、失敗したり、落ち込んでいる自分を客観的に外から見ることができるようになるということです。私自身も若い頃は、落ち込んだり、悩んだりするとまさにその渦の中にはまってしまい、身動きもとれないという苦しい時がありました。でも今は、不思議なことに、落ちこんでいる自分をもうひとりの自分が見ている、という感覚があるのです。つまり、今の現状を外から別の自分が見ているわけです。そうすると落ち込んでいる自分というものを冷静に外から捉えることができ、その悪のスパイラルから離れ、気持ちもとても楽になるのです。年を重ねていくうちにある時、ふとそんな感覚を持つようになりました。これは意外と効果的でこれからの人生で、路頭に迷ったら、このやり方で対処??できたらと思っています。さらに、このことから、物事を考える時、一つの決まった方向からだけはなく、さまざまな視点から、客観的に捉えることがとても大事なような気がします。

    先日行ったホックニー展、この写真もまさにもう一人のホックニーがいます。そして見ている花の静物画も様々です。そこには多くの発見があることでしょう!
      


  • Posted by ゆっこ at 22:33Comments(0)今の自分

    2023年09月07日

    選択肢の多さは気持ちの解放?

    今日は、新しい掃除機を買いに新宿まで出かけました。コードレスからコードあり、そして紙パック式、サイクロン式、清掃力、吸引力、集じん性など。選ぶときに考えることがたくさん。とにかく種類が多いので悩む~。そんな時、ふとドイツでの生活を思い出しました。子どもの服や文房具など選ぶとき、日本のようにたくさん選択肢がなく、選ぶのがとても楽でした。そして、自分の靴を選ぶときもあったサイズも少なく(ドイツ人の足は大きく、私のサイズはドイツでは最小サイズでした)、とにかく選ぶというか、限られた数の中からさがすという感じでした。この様にドイツにいたときは、なんだかあまり悩まず、迷わず、品物を購入していたような気がします。日本に帰り思うことは、物があふれていることです。こんなにたくさんある中から選択するのは、本当に大変!! これは、「うれしい贅沢な悩み!」かもしれませんが・・・・確かに選択肢がたくさんあるという事は、良いこともあるかもしれませんね。例えば、今、通っている学校がどうしてもいやな時、フリースクールに行く、転校する、しばらく休んで様子を見る…選択肢は、いろいろ考えられます。結婚か仕事か、ではなく、結婚しても仕事をするという選択も可能になってきています。人生においても選択することはたくさんあるでしょう。これしかない、と考えるのではなく、他の方法を考えることも生きていく中で、気持ちを楽にしてくれることもあると思います。それにしても何かを買うときに悩まないですんだドイツでの暮らしもふと懐かしくなります!

    先日の美術館で見たカリフォルニア生まれの画家サム・フランシスの作品です。絵具の飛沫からできた作品で、とても明るい色彩で、軽く飛び跳ねているような印象を受けました。フランシスの言葉、「自分は本当は、飛んだり浮かんだりしていたいんだけど、重力というものが自分を縛っているからできない。絵を描くことはそれから解放される唯一の方法だ」と。気持ちの解放、とても大事なことですね。選択肢の多さも気持ちの解放につながるのかな。  


  • Posted by ゆっこ at 21:17Comments(0)ドイツと日本

    2023年09月06日

    命のバトン!

    今日、娘に赤ちゃんが生まれました。私にとっては初めての出来事です。知らせを聞いた時、何だか涙がこぼれてきました。自分が出産した時は、もちろん大感激したかと思いますが、娘の子どもとなるとまた違った喜びがあります。とにかく、すくすく元気に育ってほしい、と願うばかりです。年を重ねてきても初めて経験することは、たくさんあるはずです。大変なこともあるかと思いますが、素敵な感動的なこともきっとあるでしょう!これからも一つ一つ日々の中の幸せをかみしめながら、過ごしていきたいと感じています。明日は、姪と一緒にお墓参りに行く予定です。新しく生まれた命の報告を御先祖様にしてくるつもりです。命のバトン、大切にしていきたいです。

    南アフリカのぞうさんたち。命のバトンタッチ、大切にしてくださいね!  
    タグ :赤ちゃん


  • Posted by ゆっこ at 00:40Comments(0)毎日の暮らしの中で

    2023年09月02日

    休む事の大切さ!

    ドイツから帰国し約10日立ちました。大学のセミナーに参加したり、美術館に行ったり、お墓参りに行ったり、頻繁にジムに行ったり、家の片づけをしたり…この暑さと高い湿度の中でかなり、ばたばたと動き回っていたような気がします。そんな中で、体は正直で、おとといぐらいから、のどの痛みと鼻水が。早速、耳鼻咽喉科に行き、お薬をもらってきました。本当は、今日も予定していたジムでのスポーツがあったのですが、断念!体の調子が悪いと気持ちまでなえそうに。これこそ体と心は一体!実感しました。どうも性格的に欲張って、いろいろなことをしてしまう傾向があるので、休んだり、あきらめたりすることの大切さをつくづく感じました。今は、症状もだいぶ楽になり、またまた、明日からの予定を欲張って入れそうに(??)
    無理をせず、自分の体と向き合いながら、生活することが大切ですね!皆さんもどうぞお体大切に!!

    南アフリカのgame reserveで見たライオンの母と子どもたち。印象的な場面でした!
      


  • Posted by ゆっこ at 20:35Comments(0)今の自分