2023年12月27日
体で表現する、踊りの持つ力!
昨日、東京文化会館でウクライナ国立バレエ「雪の女王」を鑑賞しました。大変な状況の中での公演にもかかわらず、その踊りの美しさ、そして力強さ、ダイナミックさに感銘を受けました。登場人物のそれぞれが独自の個性をしっかりと踊りで表現していて、それぞれの感情や気持ちをしっかりと感じ取ることができました。顔の表情はさることながら、手や足を含め体のすべてを思いっきり使いきって舞うことでこんなにも人間の気持ちや心の動きをはっきりと生命力あふれて表現できるか、と改めて驚かされました。踊りの持つ力って素晴らしいです。そういえば昨日見た映画”Perfect Days”にも一人の高齢のホームレスの男性が自分の体を使って踊っている場面が2度ほど、ほんの一瞬ですがありました。あとでそれは「田中泯」というダンサーであることが分かりました。一度、彼がインタビューを受けている番組を耳にしたことがあります。確か、自分のスタイルは即興でその時その瞬間に感じることで、体が動き出すようなことをお話しされていたかと思います。体で表現する踊りの奥深さ、力強さ、ほとばしる生命力、これからも型にとらわれないさまざまな踊りの世界に注目していきたいです。


タグ :ウクライナ国立バレーバレー
Posted by ゆっこ at
23:27
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