たまりば

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2012年06月29日

グローバル社会に生きるとは?

今日は私が社会人メンターをしている大学での特別シンポジウム「グローバル人材を育てる~女性の新しいチャレンジ」に参加した。
パネリストはグローバルなビジネス界で活躍している方3名で、「グローバルビジネス女性の条件」などをテーマにいろいろなトークがあった。どのパネリストもdiversity(多様性)とinclusiveness(受容性)の大切さを強調なさっていた。つまり、さまざまな言葉・文化・倫理観・価値観を持った人々に触れ、自分との違いを認識する。自分を同化させるのではなく、日本人としてのidentityをもち、違いを違いとして認め、自分はどうなのかを考えることが大切。
同感である。ただこの「日本人としてのidentity」が難しく、人によって異なる場合もあると思う。今日の話の中にあった「わび」「さび」などは日本人特有の文化の一つだと思うが、identityはかなりあいまいなものであるような気がする。あまりこの「日本人のidentity」にとらわれてしまうと自由な発想が生まれないのではないだろうか?個性が育たない気がする。
大事なことはその違いや違った発想に対して「自分がどう感じるか」ということではないだろうか?新しい発想や価値観を自分の考えと照らし合わせる。そして自分の気持ちに正直に向き合って考える。そのプロセスがとても大事だと思う。私自身、「自分の意見をはっきり述べる」「建前より本音を重視する」ストレートな人間関係を好む。外国に行き、外国の友達と話していると、気持ちが開放され、本当の自分になれるような気がする。10代で初めて米国に行き初めて本当の自分に向き合えた気がした。
今日のパネルトークの中で何度も強調された「日本人としてのidentityを忘れないこと」にとらわれることなく、自分独自のidentity 、個性を作り上げていく生き方をこれからもしていきたい。
違いを楽しみながら、誰とも違う自分を築いていくプロセス、かなり魅力的だ!!違った個性との出会い、これこそグローバル社会の醍醐味だと考える。




  • Posted by ゆっこ at 00:57│Comments(0)
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