2024年05月02日
浄土宗と家康のつながり!
昨日雨でお天気が悪かったのですが、以前から興味のあった「法然と極楽浄土」の展示を上野の東京国立博物館に見に行きました。阿弥陀仏を本尊とし、「南無阿弥陀仏」を唱えることで、だれでも極楽往生できるという浄土宗。当時の人々にとっては、とても救われるものであったことでしょう。山越しに姿を現した阿弥陀仏や、雲に乗った阿弥陀菩薩が迎えに来る迎図。見ていて心強く、安心感を与えてくれます。浄土宗は、徳川家康も深く信仰していたとのこと。中でも家康筆の「日課念仏」の中に「南阿弥家康」と2か所ほど自分の名前をいれているのには思わずにっこり。家康に親近感を感じました。さらに「徳川家康座像」を見ることで身近な存在に。また、家康が国を治めるうえで浄土宗が大きな役割を果たしていたことも知りました。日本の歴史を見ていくうえでいろいろな角度や要素を念頭に置いてみていくことでさらに理解そして魅力が深まることを実感しました。

シックで落ち着いた雰囲気の東京国立博物館。明治時代に建てられたとのこと。

シックで落ち着いた雰囲気の東京国立博物館。明治時代に建てられたとのこと。
Posted by ゆっこ at 18:32│Comments(0)
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