2023年11月09日
英語はsimple!
今日の大学の英語授業で、否定疑問文という文の種類が出てきたのですが、それに対する受け答えに注意が必要になります。この点に関して、意外に間違えてしまう学生がいるようでした。例えば、次のような文章があるとします。
Didn't you visit New York? (ニューヨークにはいかなかったのですか?)
それに対して英語での答えは以下のようになります。
Yes, I did./No, I didn't.
ところが日本語での受け答えは、「いいえ、行きました」/「はい、行きませんでした。」
となり、そのまま日本語を直訳して
No, I did./Yes, I didn’t.
と答えてしまいがちです。これは、英語話者にとってとてもおかしな文章に聞こえます。英語では、Yes,ならそのあとにも肯定、No,ならそのあとに否定が来ます。つまり、とてもsimpleで、むしろ日本語のほうが、複雑です。日本語話者は、無意識的にこれを使い分けていますが、日本語学習者にとって、とても厄介な表現になります。実際、アメリカの大学で日本語を教えていた時に、この否定疑問文の受け答えをアメリカの学生たちに説明するのに大変でした。なかなか理解できないようでした。わたしたちは、日本語とはまた違う英語のsimpleさを楽しみながら、英語を学習していくのもよいかもしれませんね。

ドイツ国鉄が運行する新幹線ICE(高速鉄道)でドイツの主要都市を結んでいて、とても便利です。高速速度は300km/hです。日本の新幹線と比べてみるのも楽しいです!
Didn't you visit New York? (ニューヨークにはいかなかったのですか?)
それに対して英語での答えは以下のようになります。
Yes, I did./No, I didn't.
ところが日本語での受け答えは、「いいえ、行きました」/「はい、行きませんでした。」
となり、そのまま日本語を直訳して
No, I did./Yes, I didn’t.
と答えてしまいがちです。これは、英語話者にとってとてもおかしな文章に聞こえます。英語では、Yes,ならそのあとにも肯定、No,ならそのあとに否定が来ます。つまり、とてもsimpleで、むしろ日本語のほうが、複雑です。日本語話者は、無意識的にこれを使い分けていますが、日本語学習者にとって、とても厄介な表現になります。実際、アメリカの大学で日本語を教えていた時に、この否定疑問文の受け答えをアメリカの学生たちに説明するのに大変でした。なかなか理解できないようでした。わたしたちは、日本語とはまた違う英語のsimpleさを楽しみながら、英語を学習していくのもよいかもしれませんね。

ドイツ国鉄が運行する新幹線ICE(高速鉄道)でドイツの主要都市を結んでいて、とても便利です。高速速度は300km/hです。日本の新幹線と比べてみるのも楽しいです!