たまりば

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2012年03月14日

微妙な気持ちを伝えるドイツ語のPartikel

ドイツで10年生活しながら、真剣に勉強したドイツ語だが、いまだに気持ちを伝える"Partikel"の使い方は本当にむずかしい。日本語でいう「~ね」とか「~よ」に相当するといっていいかな。

たとえば、mal,wohl,eben,ja,eigentlich, doch, aberなどがあり、これらの言葉を文中に入れることにより、口調が柔らかくなったり、あきらめの気持ちを表したり…本当に微妙だ。ドイツ語の授業でも習ったが、これはもう感覚的なもので、それらの言葉が使われている場面を理解しながら、何度でも耳にして体感していくしかない。

本当に言葉は体で感じるものだとつくづく思う。ある程度のところまでは、語学ができるようになってもこの微妙な言葉を使いこなすことはかなり難しい。何度も耳にして何度も使うことにより身についてくる。そして本当に自然なドイツ語になってくる。

これは英語にも言えると思う。たとえば"right"などの言葉もうまく使えば気持ちをしっかり伝えることができる。"right now"とか"right here"というと「まさしく、まさに」という意味が加わる。
また、ただ単に"Please write."というかわりに"write down"を使うとまさに書きとどめるという動きが出てくる。このように一寸した小さな言葉により微妙なニュアンスを伝えることができる。これは、まさに身をもって体験しないとなかなか使えるようにならないと思う。

外国語を学ぶとき、このような小さな言葉にも是非目を向けてほしいと思う。そしてこれらの言葉を使いこなすことにより言葉が自然体に聞こえるようになる。語学は奥深い。これからも楽しみながら学んでいきたいと思う。



  


  • Posted by ゆっこ at 01:07Comments(2)ドイツ語