2012年07月20日
「仕事か家庭か」の2者選択?
現在、海外赴任ご家族の生活カウンセリングの仕事もしているが、先日は仕事で赴任なさる方が奥様で、ご主人がご自分の会社を休職し、奥様に同行なさるというケースだった。通常は、赴任なさるご主人に奥様が同行するという形が多いので、今回はとても新鮮だった。これからは女性もどんどん海外に出て仕事をしてほしいと思う。もちろん家族、ご主人の協力・理解がないとかなり難しいが。今まで、そして今も女性の選択として「仕事か結婚か?」あるいは「仕事が家庭か?」という2者選択がよく言われる。自分自身もどちらを取るか悩んでいたときに、アメリカ人の友達に、「なぜ、どちらかを選択しようとするの?両方とればいいじゃないの。」と言われた。その時、「ああ、そうなんだ!」と突然、目の前が明るくなったのを覚えている。もちろん、簡単にはうまくいかないこともあるが、はじめからあきらめずに少なくとも両方を可能にするには、どうしたらよいのかを試行錯誤しながらの生き方もあると思う。もちろん、一人の生活、あるいは、家庭に幸せを感じる女性もいるだろう。決して人に強要することなく、一番自分らしく自分でいられる生き方ができたら最高だ。これから海外で仕事をしたいと思う女性たちが、結婚や家庭を持つこともあきらめることなくのびのびと自然体で生きていける社会になればいいなと思う。今回の赴任カウンセリングで、そんなことを考えた。
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