たまりば

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2025年04月04日

心を自由に!

先日、1920年生まれの石井哲代さんの「103歳、名言だらけ。なーんちゃって」という本を読み終えた。いくつかの言葉がとても印象的だったので、ここに記してみたい。

ーできん、できんと嘆くんじゃのうて、ああ、これができた、あれもできたって、ひとつひとつ大喜びしながら自分を盛り上げるっていうんかな。悩んでもどうにもならんことは、「仕方がナインチーゲル」と笑いに変えて、機嫌よう暮すことが、らくに老いるコツ

ー体は思うように動かんけれど、心だけは自由です。心はどんどん敏感になる。若いときはなかった感情が、揺れ動く。

ー今この一瞬一瞬が本当の自分なんじゃと思うの。見失わんように、自分の心と対話することが増えたような気がしております。

ー自分がしっかり笑ってないと相手を笑顔にできません。
ささやかなことも面白がって明るい方をわたしは見ていたい。

ーわたくしの人生です。自分を助けるのは最後まで自分しかおらんです。終わりのことばかり心配して今を楽しまないともったいない。

哲代さんの言葉は、皆、どれもとても心を打つものばかり。確かに年を重ねていくなかでできないことは増えてくるけど、できることもある。そしてむしろ、若い時にはできなかったこと、あるいは感じることができなかったことが、今は、身に染みたり、心を揺り動かしたり。よく涙腺が年とともゆるくなるというが、これは今まで喜びも悲しみもいろいろな経験をしてきたからこそ、起きる現象なのかもしれない。自分の気持ちに正直に、そして哲代さんの言う「自分の心と対話する」ことは、とても大切だと思う。そして「笑顔」も大事!!「笑顔」の人を見ると気持ちも明るくなる!特に感じたことは、哲代さんがユーモアあふれる人だという事。周りの人を明るくするような楽しいユーモア、生活の中に取り入れていけたらと思う。自分の人生は、自分で作り上げていくもの。この本を読み終え、なんだか元気が出てきた!!

見事に咲き誇る桜。圧巻!!  


  • Posted by ゆっこ at 21:54Comments(0)今を生きる