たまりば

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2011年05月20日

我が家の愛犬ブラッキーとの散歩中に考えたこと!

久しぶりに、近くの公園に、日中2時間ほど、のんびり、我が家の愛犬ブラッキーと散歩に行った。
ブラッキーは、ドイツのマールブルグで生まれ、9歳で日本にやってきた。今は、10歳のボーダーコリーだ。体重25㎏なので、日本では大型犬になるのかな。犬の学校に行っていたので、号令はすべて、ドイツ語で日本語を解さない。
日本に帰国して、ブラッキーと散歩しているといつも「大きいですね~」といわれる。そして、さらによく言われることは、「おとなしいですねー」と。確かにブラッキーは、ほかの犬に対しても、人に対しても全くほえないし、尻尾を振って、いつも、優しそうな目をしてみている。本当に穏やかな犬だと思う。散歩中に、通りを歩いていると、家で飼っている犬に、突然ほえられて、私は、びくっとすることがよくある。
先日、家の火災報知器のチェックに来た方も、さんざん、他の家と検査中、犬にほえられたらしく、ブラッキーが、ほえなくて、静かにしているのに、拍子抜けしていらした。

今日、公園に行ったら、「最近、犬にかまれる事件が多発していますので、必ずリードをつけてください」という看板があった。

日本に帰ってから、散歩していると多くの方が、温かい目でブラッキーを見てくださるが、先日とてもかなしいことがあった。
ブラッキーが、立ち止まって草を食べていると、「本当によく犬を飼うわね~。糞をするから、嫌なのよ!!」と通りががりに見知らぬおばあさんに言われた。
確かに、「糞は飼い主の責任です」という看板が至る所にある。ドイツでも糞は、飼い主がちゃんととることになっているが、そのような看板は、まったく目にしない。

日本に帰ってから、思うのは、日本の犬は、ドイツの犬のように自由がないし、大切に思われていない気がする。この原因には、犬にしつけがかなり、関係していると思う。

ドイツでは、ほとんどの犬が「犬の学校」に行く。ブラッキーも生後3か月ぐらいで、ライン川の河畔で週1回、学校に通った。
かなり、厳しい訓練で、大好きなソーセージが目の前にあっても、OKが出るまでは、絶対に食べなくなるまで訓練させられる。
ドイツの犬は、どこでも連れて行くことができる。電車やバスにも大型犬も皆、ケージに入れずにそのまま乗れるし、レストランにもマックにもいく。飼い主が食事中は、静かに待っている。
犬も家族の一員だ。ちょっと、散歩中に休みたいときに犬も一緒にカフェに入って休む。
ドライヴウェイの途中でも犬を散歩できるところもきちんとある。でもすべてが、きちんとしつけられているから、できることなのかもしれない。

もっと日本に犬もしっかり、犬の学校に行って訓練を受ければ、自由な身になれるのではないかと思う。
そんなことを考えさせられた散歩でした!


タグ :ドイツの犬

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    Posted by ゆっこ at 22:39│Comments(0)ドイツと日本
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