2011年11月07日
何でもありの日本!!
ドイツの今頃は11月10日のマルチン祭が終わると、街はクリスマスカラーに染まっていく。クリスマスマルクト(市場)の準備は11月中旬ぐらいから始まり、小さなお店が並び始める。
11月下旬にはもうマルクトがオープンし12月23日の午前中まで毎日開いている。焼き栗の匂いや、シナモンや香辛料の沢山入ったグリューワイン、様々な種類のソーセージ、いい匂いが街角からしてくる。そしてクリスマスのモミの木のマルクトもいたるところでオープンする。
クリスマスのリースや、飾り、イリュミネーションも美しい。
対する日本は、11月の今の時期はいろいろなものを目にする。
クリスマスの飾り、クリスマスケーキの案内、お正月の飾り、おせち料理、年賀状の案内、お歳暮、一度にたくさんのものが目に入り、
目移りしてしまう。
見方を変えれば、何でもありで楽しいのだが、もう少し落ち着いて11月から、年末を過ごしたいと思う。
それでなくても年の瀬はわさわさするので、ドイツのように「クリスマス」カラー、一色なのは有難い。厳かな落ち着いた気持ちで年の瀬と新年を迎えることができる。
なんだか途端に、せわしくなったきた!!!
11月下旬にはもうマルクトがオープンし12月23日の午前中まで毎日開いている。焼き栗の匂いや、シナモンや香辛料の沢山入ったグリューワイン、様々な種類のソーセージ、いい匂いが街角からしてくる。そしてクリスマスのモミの木のマルクトもいたるところでオープンする。
クリスマスのリースや、飾り、イリュミネーションも美しい。
対する日本は、11月の今の時期はいろいろなものを目にする。
クリスマスの飾り、クリスマスケーキの案内、お正月の飾り、おせち料理、年賀状の案内、お歳暮、一度にたくさんのものが目に入り、
目移りしてしまう。
見方を変えれば、何でもありで楽しいのだが、もう少し落ち着いて11月から、年末を過ごしたいと思う。
それでなくても年の瀬はわさわさするので、ドイツのように「クリスマス」カラー、一色なのは有難い。厳かな落ち着いた気持ちで年の瀬と新年を迎えることができる。
なんだか途端に、せわしくなったきた!!!
2011年11月07日
ドイツにもある「素材の味を生かす道具」
今日、新聞で「日本料理の素材の味を生かす道具の店」をアメリカ・ロサンゼルスに開いた日本人女性の記事を目にした。
とても面白い試みだと思う。「道具次第で料理の味が違う」という。
確かに美味しい料理を作るには、それに合ったよい道具が必要だと思う。
ドイツにいる時に旬のアスパラを毎年楽しんだ。ドイツのアスパラは白アスパラで、5月の中旬ぐらいから1か月ほどおいしくいただけるので、その間はほとんど毎日のようにマルクト(市場)で何本も買ってきて料理していた。
まずは皮をむくことから始めるのだが、普通の野菜用のピーラーだとなかなか皮がむきずらい。かなり堅めの皮なのだが、あまりむきすぎてももったいないし。もちろん初めから皮をむいたアスパラも買うことができるのだが、割高になるので毎回、大変な思いをして皮むきをしていた。が、ある日、アスパラの料理の講習会に出て、アスパラ用の皮むきピーラーがあるのを知り、大感激!気持ち良いぐらいによくむける。
次にゆでる時もなんと長いアスパラを立ててゆでる事ができるアスパラ用のお鍋があるのだ。それまでは、家でアスパラを横に並べてゆでていたのだが、立てたままだとゆであがったアスパラがきれいに曲がらずとれる。
もちろんゆでたアスパラを上手につかむ道具もある。
アスパラの季節になるとそこには、アスパラ用のピーラ-、お鍋、ゆでたアスパラをつかむ道具はもちろん、ゆでたアスパラを並べておくお皿、アスパラに付けるバターソースというように一連の関連グッズのアスパラコーナーを見かけるようになる。
日本でも感激したのは、お鍋料理関連のコーナーだ。お鍋に入れる具や、豆乳やいろいろな風味のお汁などが皆まとまって売られている。これは長いこと、日本を離れていた私にとってとても役に立った。お鍋にどんな野菜や具を入れていいのか思い浮かばず困っていたから。でもこれにお鍋用の道具、つまり、お鍋やお鍋の具を取るお玉、お鍋用の食器などがそばにあったら、日本のお鍋料理をあまり知らない外国の方たちはもっと助かると思うのだが。
やはり、美味しい食事を作るにはそのお料理用の道具が必要だと思う。
とても面白い試みだと思う。「道具次第で料理の味が違う」という。
確かに美味しい料理を作るには、それに合ったよい道具が必要だと思う。
ドイツにいる時に旬のアスパラを毎年楽しんだ。ドイツのアスパラは白アスパラで、5月の中旬ぐらいから1か月ほどおいしくいただけるので、その間はほとんど毎日のようにマルクト(市場)で何本も買ってきて料理していた。
まずは皮をむくことから始めるのだが、普通の野菜用のピーラーだとなかなか皮がむきずらい。かなり堅めの皮なのだが、あまりむきすぎてももったいないし。もちろん初めから皮をむいたアスパラも買うことができるのだが、割高になるので毎回、大変な思いをして皮むきをしていた。が、ある日、アスパラの料理の講習会に出て、アスパラ用の皮むきピーラーがあるのを知り、大感激!気持ち良いぐらいによくむける。
次にゆでる時もなんと長いアスパラを立ててゆでる事ができるアスパラ用のお鍋があるのだ。それまでは、家でアスパラを横に並べてゆでていたのだが、立てたままだとゆであがったアスパラがきれいに曲がらずとれる。
もちろんゆでたアスパラを上手につかむ道具もある。
アスパラの季節になるとそこには、アスパラ用のピーラ-、お鍋、ゆでたアスパラをつかむ道具はもちろん、ゆでたアスパラを並べておくお皿、アスパラに付けるバターソースというように一連の関連グッズのアスパラコーナーを見かけるようになる。
日本でも感激したのは、お鍋料理関連のコーナーだ。お鍋に入れる具や、豆乳やいろいろな風味のお汁などが皆まとまって売られている。これは長いこと、日本を離れていた私にとってとても役に立った。お鍋にどんな野菜や具を入れていいのか思い浮かばず困っていたから。でもこれにお鍋用の道具、つまり、お鍋やお鍋の具を取るお玉、お鍋用の食器などがそばにあったら、日本のお鍋料理をあまり知らない外国の方たちはもっと助かると思うのだが。
やはり、美味しい食事を作るにはそのお料理用の道具が必要だと思う。
タグ :ドイツのアスパラ
2011年11月05日
整理整頓どちらが上手、ドイツと日本?
先日新宿に行く機会があり、目を見張ったものがある。それは所狭しと並んでいる商品や物の陳列の仕方である。
まず驚いたのは、駅のコンコースのキオスクで目にした新聞の陳列。円筒形の筒の中にくるくると丸められ、かなり高く積み上げられて売られていた。あんなに高く新聞が丸められて上まで伸びているのは見たことがない。小さなスペースに沢山置くために立体的に高く積み上げられている。まるで芸術のようだ!!
ドイツでは、新聞の種類ごとにまとまって、2つ折りにされ単純に重ねられて横に並べて売られていることが多い。日本が「立体的な縦の世界」であれば、ドイツは「平面的な横の世界」とも言えるかな。
そしてさらに驚いたのは、リップスティックやハンドクリームなどの小さな雑貨類が、とても狭いスペースに何列も縦長にぎっちりきれいに並べられているのだ。品物の間は1mmの隙間もないといっていいぐらい、所狭しと密集して置かれていた。これこそ「芸術作品」のよう。
これだけ整然ときちんと並べるのには、手間がかなりかかると思う。こんなに密集してぎっちり並べられた陳列はドイツで見たことがない。ドイツでは少なくとも同じ雑貨でもスペースを開けて並べて売られている。さすがスペースのない「東京の新宿!!」と感心した。
整理整頓が上手なドイツ人だが、狭い限られたスペースに整然ときれいに並べる術は日本人にはかなわないかな?
まず驚いたのは、駅のコンコースのキオスクで目にした新聞の陳列。円筒形の筒の中にくるくると丸められ、かなり高く積み上げられて売られていた。あんなに高く新聞が丸められて上まで伸びているのは見たことがない。小さなスペースに沢山置くために立体的に高く積み上げられている。まるで芸術のようだ!!
ドイツでは、新聞の種類ごとにまとまって、2つ折りにされ単純に重ねられて横に並べて売られていることが多い。日本が「立体的な縦の世界」であれば、ドイツは「平面的な横の世界」とも言えるかな。
そしてさらに驚いたのは、リップスティックやハンドクリームなどの小さな雑貨類が、とても狭いスペースに何列も縦長にぎっちりきれいに並べられているのだ。品物の間は1mmの隙間もないといっていいぐらい、所狭しと密集して置かれていた。これこそ「芸術作品」のよう。
これだけ整然ときちんと並べるのには、手間がかなりかかると思う。こんなに密集してぎっちり並べられた陳列はドイツで見たことがない。ドイツでは少なくとも同じ雑貨でもスペースを開けて並べて売られている。さすがスペースのない「東京の新宿!!」と感心した。
整理整頓が上手なドイツ人だが、狭い限られたスペースに整然ときれいに並べる術は日本人にはかなわないかな?
タグ :ドイツ
2011年10月30日
ドイツの自転車事情
今の日本では、自転車は基本的に車道を走ることになっている。私も家から近くの駅までは、よく自転車に乗っていくのだが、車道を走るのは、怖すぎる。とにかく狭い車道で後ろから大きなトラックやスピードを出している車が自分の横を通りぬけていくときはひやーっとする。
そして大きな通りでも道路の左側を自転車で走っていると左側に何台もの車が駐車しているのでその右横を通る時も注意が必要だ。突然ドライバーがドアを開けて降りてくる時もあるので、少し車から離れて走るようにしている。その時は後ろから来る車にも気を付けなければいけない。これもひやひや。
ドイツも基本は、自転車は車道を走ることになっているが、多くの場合、歩道にも車道にも自転車道があり、安心して自転車に乗れる。狭い道は、基本的に車は徐行運転で自転車に乗っていてもあまりひやりとすることはない。
また、小学校には、警察官が来て、自転車の乗り方やルールなどの指導をしてくれて、児童は全員自転車の実地試験を受ける。八の字に書かれた線の上を走ったり、マナーやルールも習う。日本ではそのような「自転車教室」はあるのかな?
私自身ももしそのような教室があれば、ぜひ参加したいと思う。
狭い道の多い日本なので、ドイツのように自転車道を確保するのは難しいかもしれないが、できるだけ安心して自転車に乗れるようになったらうれしいのだが。
そして大きな通りでも道路の左側を自転車で走っていると左側に何台もの車が駐車しているのでその右横を通る時も注意が必要だ。突然ドライバーがドアを開けて降りてくる時もあるので、少し車から離れて走るようにしている。その時は後ろから来る車にも気を付けなければいけない。これもひやひや。
ドイツも基本は、自転車は車道を走ることになっているが、多くの場合、歩道にも車道にも自転車道があり、安心して自転車に乗れる。狭い道は、基本的に車は徐行運転で自転車に乗っていてもあまりひやりとすることはない。
また、小学校には、警察官が来て、自転車の乗り方やルールなどの指導をしてくれて、児童は全員自転車の実地試験を受ける。八の字に書かれた線の上を走ったり、マナーやルールも習う。日本ではそのような「自転車教室」はあるのかな?
私自身ももしそのような教室があれば、ぜひ参加したいと思う。
狭い道の多い日本なので、ドイツのように自転車道を確保するのは難しいかもしれないが、できるだけ安心して自転車に乗れるようになったらうれしいのだが。
2011年10月27日
懐かしいドイツの静かなクリスマス
今日近くのお店に買い物に行った時クリスマスの日の食事用の予約注文のコーナーをみかけた。チキンウィングや、クリスマスケーキなどいろいろなものが出ていた。
ドイツのクリスマスはいわゆる日本のお正月のようなもので、1年のうちで一番大きな日なので、みな家族がそろってごちそうをいただく。市販の食事を買って食べることはしない。前もって何を料理するかを決めておく家庭も多いようだ。
そして私が一番驚いたことは、12月25日に家族そろって食事をするときに、人数よりも一人分多くお皿を用意して席をあけておくということだ。つまり誰が来てもウェルカムできるようにしておく。クリスマスは、家族一緒にお祝いするので、その時期に一人で過ごすのはとてもつらいものがある。。
確かにクリスマスの時期は、どこも開いていないし、身寄りのない人には、かなりこたえると思う。誰でもあたたかく迎えられるように1枚お皿を用意しておくとは、本当に感心してしまった。
ドイツのクリスマスは日本と違い、大変おごそかで静かな雰囲気を持っている。よく話題に上るクリスマスマルクト(クリスマス市)も23日の午前中には、閉まってしまう。街は、本当に静かになる。今日は、そんな落ち着いたドイツのクリスマスを思い出した日でした。
ドイツのクリスマスはいわゆる日本のお正月のようなもので、1年のうちで一番大きな日なので、みな家族がそろってごちそうをいただく。市販の食事を買って食べることはしない。前もって何を料理するかを決めておく家庭も多いようだ。
そして私が一番驚いたことは、12月25日に家族そろって食事をするときに、人数よりも一人分多くお皿を用意して席をあけておくということだ。つまり誰が来てもウェルカムできるようにしておく。クリスマスは、家族一緒にお祝いするので、その時期に一人で過ごすのはとてもつらいものがある。。
確かにクリスマスの時期は、どこも開いていないし、身寄りのない人には、かなりこたえると思う。誰でもあたたかく迎えられるように1枚お皿を用意しておくとは、本当に感心してしまった。
ドイツのクリスマスは日本と違い、大変おごそかで静かな雰囲気を持っている。よく話題に上るクリスマスマルクト(クリスマス市)も23日の午前中には、閉まってしまう。街は、本当に静かになる。今日は、そんな落ち着いたドイツのクリスマスを思い出した日でした。
2011年10月14日
待合室から"Guten Tag!!”
ドイツでいいなと思ったことに病院でのあいさつがある。
通常、先生の診察を受ける前に、待合室で待つが、ドイツではほとんどの病院は待合室が個室のようになっていてドアを開けて入るようになる。
その時に、皆”Guten Tag!"と待合室で待つ知らない患者さんに挨拶をする。挨拶をされた人々も皆口々に”Guten Tag!"と応える。これはなかなか気分がよくて私も実際に病院の待合室のドアを開けて入るときに挨拶をしてみようと思った。最初は、何となく照れくさくて、大きな声が出なかったが、10年の間には自然ににこっと挨拶できるようになった。
日本に帰ってからは、待合室でほかの患者さんに挨拶している人は見かけない。わたしも最初のうちは、自然と「こんにちは!」と口から出てしまい、ほかの患者さんに挨拶していたが、皆不思議そうに見るのでいつ間にか挨拶をやめてしまった。
確かにたくさんの患者さんが待つ待合室では難しいだろうが、小さな個室の待合室なら、ぜひ挨拶を心がけたい。挨拶をされて嫌だと感じる人はいないと思うのだが。それともこれは私の独りよがりかな?
通常、先生の診察を受ける前に、待合室で待つが、ドイツではほとんどの病院は待合室が個室のようになっていてドアを開けて入るようになる。
その時に、皆”Guten Tag!"と待合室で待つ知らない患者さんに挨拶をする。挨拶をされた人々も皆口々に”Guten Tag!"と応える。これはなかなか気分がよくて私も実際に病院の待合室のドアを開けて入るときに挨拶をしてみようと思った。最初は、何となく照れくさくて、大きな声が出なかったが、10年の間には自然ににこっと挨拶できるようになった。
日本に帰ってからは、待合室でほかの患者さんに挨拶している人は見かけない。わたしも最初のうちは、自然と「こんにちは!」と口から出てしまい、ほかの患者さんに挨拶していたが、皆不思議そうに見るのでいつ間にか挨拶をやめてしまった。
確かにたくさんの患者さんが待つ待合室では難しいだろうが、小さな個室の待合室なら、ぜひ挨拶を心がけたい。挨拶をされて嫌だと感じる人はいないと思うのだが。それともこれは私の独りよがりかな?
2011年10月12日
ドイツと日本の誕生日
ドイツの誕生日と日本の誕生日の違いがいくつかある。
まず一つは誕生日のお祝いだが、日本では誕生日が来る数日前にお祝いすることがあるが、ドイツでは誕生日のお祝いは、必ず誕生日の当日かその後にお祝いする。ドイツに行ってすぐに子供の誕生会をするのにこの習慣を知らず誕生日の1週間前にパーティ―をしてしまった。理由ははっきりしないのだがドイツ人の誰に聞いても誕生日前にはお祝いしないそうだ。
まだ、かわったところでは、会社に勤めている場合は、自分の誕生日には、自分が会社の同僚たちにマフィンやケーキなど焼いて持っていくことが慣わしだ。もちろんプレゼントをもらうこともあるが、誕生日を迎える本人がみんなにケーキを持っていくなんておもしろい!!
さらに子供の誕生日プレゼントでとても合理的だと感心したのは、誕生日のプレゼントをもらうのに初めから、本人が自分のほしいものをお店で選んでおきそこから、友達にプレゼントを選んでもらうというやり方だ。自分でおもちゃ屋さんに行きそこでほしいものを先に選んでおき、お店の方で大きなバスケットにそれらの品々を入れておいてもらう。そして、友達には、そのお店でプレゼントを購入してもらうようにする。
このようなやり方だと友達たちにとってもプレゼントを決めるのにとても助かる。
お誕生日のお祝いの仕方ひとつをとってみてもドイツと日本とでは違いがある。
そんな違いを戸惑うのではなく楽しんでしまおう!!
まず一つは誕生日のお祝いだが、日本では誕生日が来る数日前にお祝いすることがあるが、ドイツでは誕生日のお祝いは、必ず誕生日の当日かその後にお祝いする。ドイツに行ってすぐに子供の誕生会をするのにこの習慣を知らず誕生日の1週間前にパーティ―をしてしまった。理由ははっきりしないのだがドイツ人の誰に聞いても誕生日前にはお祝いしないそうだ。
まだ、かわったところでは、会社に勤めている場合は、自分の誕生日には、自分が会社の同僚たちにマフィンやケーキなど焼いて持っていくことが慣わしだ。もちろんプレゼントをもらうこともあるが、誕生日を迎える本人がみんなにケーキを持っていくなんておもしろい!!
さらに子供の誕生日プレゼントでとても合理的だと感心したのは、誕生日のプレゼントをもらうのに初めから、本人が自分のほしいものをお店で選んでおきそこから、友達にプレゼントを選んでもらうというやり方だ。自分でおもちゃ屋さんに行きそこでほしいものを先に選んでおき、お店の方で大きなバスケットにそれらの品々を入れておいてもらう。そして、友達には、そのお店でプレゼントを購入してもらうようにする。
このようなやり方だと友達たちにとってもプレゼントを決めるのにとても助かる。
お誕生日のお祝いの仕方ひとつをとってみてもドイツと日本とでは違いがある。
そんな違いを戸惑うのではなく楽しんでしまおう!!
2011年10月08日
どちらに行きたい?日本の歯医者・ドイツの歯医者
歯医者さんに行くのは好きではないのだが、ここ数回歯の治療に行っている。
ドイツから10年ぶりに帰国して日本の歯医者さんに行くと、ドイツの歯医者さんとの違いを感じることがある。ドイツで私が通っていた歯医者さんには、ちゃんと歯ブラシと歯磨き粉がお手洗いに常備されていて、診察前に歯を磨くことができ大変助かった。日本では、家から直接行くときには歯を磨いていけるのだが、出先から歯医者さんに行くときは自分で歯ブラシを持参しなければいけない。
今日は、あわてていて歯ブラシを忘れてしまったので、ドラッグストアで買わなければいけなかった。
その点、ドイツの歯医者さんには気配りを感じる。あるいは日本では歯医者さんに行くときに歯を磨かないで行く人が多いのかな?私が歯ブラシを持って「先に歯を磨いてきます!」と受付の女性に声をかけたら、そばにいた患者さんが「歯を磨くの?」なんてびっくりしていたから。
またドイツでは歯医者さんで毎年1回歯のクリーニングを受けていたのだが、最後の仕上げに歯磨き粉を少しつけて磨いてくれる。その時にいつも「メロン、ぺパーミント、ストロベリー、グレープ味がありますが、どのフレーバーがいいですか?」と聞かれた。好きなフレーバーを選べるなんてとても楽しくなる。
でも今日歯の治療で麻酔を受けたのだが日本の歯医者さんのほうが患者さんに優しいと思った。ドイツでも痛みを感じさせないように治療前に麻酔の注射をするのだがとても!!!痛い。しかも何本もされるのだからたまったもんではない。それに比べて今日の歯医者さんでは、まず麻酔の注射をする前に麻酔薬を少しガーゼにたらし麻痺させてから、麻酔の注射をうってくれたので注射針の痛みを全く感じなかった。
日本の歯医者さんの「気配り」をうれしく思った。
それにしてもいつも感じるのだが、日本の病院はプライバシーがないと思う。ドイツの歯医者さんも通常は個室で治療を受けるので、ほかの患者さんに話を聞かれることもないし、ほかの患者さんと先生の話も聞こえてこない。日本は、皆同じ部屋のオープンスペースなので、すべて聞こえてくる。今日も隣で別の患者さんと先生が「入れ歯」の話をしていたのだが、何となく居心地が悪かった。これも慣れてくるものなのかな?
ドイツと日本の歯医者さんの違いと感じた今日この頃でした。
ドイツから10年ぶりに帰国して日本の歯医者さんに行くと、ドイツの歯医者さんとの違いを感じることがある。ドイツで私が通っていた歯医者さんには、ちゃんと歯ブラシと歯磨き粉がお手洗いに常備されていて、診察前に歯を磨くことができ大変助かった。日本では、家から直接行くときには歯を磨いていけるのだが、出先から歯医者さんに行くときは自分で歯ブラシを持参しなければいけない。
今日は、あわてていて歯ブラシを忘れてしまったので、ドラッグストアで買わなければいけなかった。
その点、ドイツの歯医者さんには気配りを感じる。あるいは日本では歯医者さんに行くときに歯を磨かないで行く人が多いのかな?私が歯ブラシを持って「先に歯を磨いてきます!」と受付の女性に声をかけたら、そばにいた患者さんが「歯を磨くの?」なんてびっくりしていたから。
またドイツでは歯医者さんで毎年1回歯のクリーニングを受けていたのだが、最後の仕上げに歯磨き粉を少しつけて磨いてくれる。その時にいつも「メロン、ぺパーミント、ストロベリー、グレープ味がありますが、どのフレーバーがいいですか?」と聞かれた。好きなフレーバーを選べるなんてとても楽しくなる。
でも今日歯の治療で麻酔を受けたのだが日本の歯医者さんのほうが患者さんに優しいと思った。ドイツでも痛みを感じさせないように治療前に麻酔の注射をするのだがとても!!!痛い。しかも何本もされるのだからたまったもんではない。それに比べて今日の歯医者さんでは、まず麻酔の注射をする前に麻酔薬を少しガーゼにたらし麻痺させてから、麻酔の注射をうってくれたので注射針の痛みを全く感じなかった。
日本の歯医者さんの「気配り」をうれしく思った。
それにしてもいつも感じるのだが、日本の病院はプライバシーがないと思う。ドイツの歯医者さんも通常は個室で治療を受けるので、ほかの患者さんに話を聞かれることもないし、ほかの患者さんと先生の話も聞こえてこない。日本は、皆同じ部屋のオープンスペースなので、すべて聞こえてくる。今日も隣で別の患者さんと先生が「入れ歯」の話をしていたのだが、何となく居心地が悪かった。これも慣れてくるものなのかな?
ドイツと日本の歯医者さんの違いと感じた今日この頃でした。
2011年10月07日
大切にされているドイツの犬たち
ドイツから日本に帰り思うことは、ドイツの犬は本当に大切にされているということだ。もちろん日本にもたくさんの愛犬家がいるし、かわいい犬のグッズのお店があったり・・・・でもどちらかというと飼い主が個々に自分の犬を愛して、接しているという印象を受ける。それに比べてドイツは国民全体が犬に対して暖かい気持ちを持っているように感じる。犬が人間同様に大切されていると思う場面がたくさんあった。
例えば、ドイツにいた時に毎月お惣菜の配達を頼んでいたのだが、いつも配達員は、犬のお菓子を持っていて、我が家の愛犬ブラッキーにお菓子をくれた。また郵便配達人の多くもお菓子をポケットに入れていていつもブラッキーにくれた。そんなわけでブラッキーは、訪問者は必ずお菓子をくれると思い、ドアのチャイムが鳴ると一目散にドアに向かって走っていくようになった。そしてしっぽをちぎれるくらいに振って座って待つ習慣がついてしまった。ブラッキーは日本に帰ってもそうするのだが、残念ながら何ももらえない。
また、ドイツが犬にとってやさしい国だと思ったのは、ガソリンスタンドにきちんと犬用に水の入ったお皿が置いてあることだ。
ドイツでは散歩中にブラッキーは、スタンドでよくお水を飲んでいた。また、ドライブインにあるお店やレストランの前にもちゃんと犬用のお皿にお水が入って置いてあった。よく配慮されていると感心してしまう。
さらに飼い主と一緒にパン屋さん以外にはレストランやカフェにも入れる。ドイツで散歩中にカフェに立ち寄り、ブラッキーと一緒にお茶をした事が懐かしい。
日本の夏はとても暑いので、散歩中に冷房のきいたカフェに入りたくなるが、ブラッキーを暑い外で待たすのは、かわいそうなのでお茶もできない。
ドイツの犬はデパートにも一緒に行くし、バスや電車にも飼い主と一緒に乗る。初めてデパートで犬を見たときは、衝撃だった!!
こう考えるとドイツは犬ばかりでなく飼い主に対してもやさしい国だと思う。
ドイツ生まれでドイツ育ちのブラッキーはどう感じているのかな?
例えば、ドイツにいた時に毎月お惣菜の配達を頼んでいたのだが、いつも配達員は、犬のお菓子を持っていて、我が家の愛犬ブラッキーにお菓子をくれた。また郵便配達人の多くもお菓子をポケットに入れていていつもブラッキーにくれた。そんなわけでブラッキーは、訪問者は必ずお菓子をくれると思い、ドアのチャイムが鳴ると一目散にドアに向かって走っていくようになった。そしてしっぽをちぎれるくらいに振って座って待つ習慣がついてしまった。ブラッキーは日本に帰ってもそうするのだが、残念ながら何ももらえない。
また、ドイツが犬にとってやさしい国だと思ったのは、ガソリンスタンドにきちんと犬用に水の入ったお皿が置いてあることだ。
ドイツでは散歩中にブラッキーは、スタンドでよくお水を飲んでいた。また、ドライブインにあるお店やレストランの前にもちゃんと犬用のお皿にお水が入って置いてあった。よく配慮されていると感心してしまう。
さらに飼い主と一緒にパン屋さん以外にはレストランやカフェにも入れる。ドイツで散歩中にカフェに立ち寄り、ブラッキーと一緒にお茶をした事が懐かしい。
日本の夏はとても暑いので、散歩中に冷房のきいたカフェに入りたくなるが、ブラッキーを暑い外で待たすのは、かわいそうなのでお茶もできない。
ドイツの犬はデパートにも一緒に行くし、バスや電車にも飼い主と一緒に乗る。初めてデパートで犬を見たときは、衝撃だった!!
こう考えるとドイツは犬ばかりでなく飼い主に対してもやさしい国だと思う。
ドイツ生まれでドイツ育ちのブラッキーはどう感じているのかな?
タグ :ドイツの犬
2011年10月05日
日本の卵とドイツの卵
日本では10個入りの卵を買うと、一つ一つの卵に賞味期限が書かれた小さなシールが貼ってありとても助かる。
ドイツでは、6個か12個の紙パックで売られ、その箱には消費期限が書いてあるが、箱から出して冷蔵庫に並べてしまうと期限が全く分からなくなってしまう。さらに市場(マルクト)で卵を買う時は、自分で紙パックを持っていくか、市場においてある紙パックに卵を入れてもらう。その際には賞味期限はわからない。
もちろん買った卵を使い切ってから、新たに購入すればいいのだが、ケーキやマフィンなどを作るときには、卵が足りなくなって買い足すこともある。そんな時にもし前の卵が残っていると、どれが新しい卵なのかわからなくなってしまうことがある。そんな時に一つ一つの卵に賞味期限の書かれたシールがあるととてもありがたい。
日本のサービスは本当に「かゆいところに手が届く」サービスだと思う。
でも「サービス」によってはちょっといき過ぎと思うものもある。
例えば日本のパン屋さんで菓子パンを買って持ち帰るときに一つずつビニール袋に入れてもらうことが多いのだが、その必要があるのだろうか?ドイツでは、パンはすべて一緒にそのまま紙袋にいれられる。時には、「ベルリーナ」のようなまわりにお砂糖のついた揚げパンとほかのパンが一緒に入っているので、ほかのパンにもお砂糖がついていることもあるが誰も気にしない。むしろ、他のパンにもお砂糖の味がついて美味しく感じることもある。
細やかな気使いやサービスもいいが、場合によっては必要ではないものもあると思う。
あまりにもこのようなサービスに慣れてしまうとそれが当たり前のように感じ感謝の気持ちやありがたく思う気持ちがなくなってしまいそうで怖い。
ドイツでは、6個か12個の紙パックで売られ、その箱には消費期限が書いてあるが、箱から出して冷蔵庫に並べてしまうと期限が全く分からなくなってしまう。さらに市場(マルクト)で卵を買う時は、自分で紙パックを持っていくか、市場においてある紙パックに卵を入れてもらう。その際には賞味期限はわからない。
もちろん買った卵を使い切ってから、新たに購入すればいいのだが、ケーキやマフィンなどを作るときには、卵が足りなくなって買い足すこともある。そんな時にもし前の卵が残っていると、どれが新しい卵なのかわからなくなってしまうことがある。そんな時に一つ一つの卵に賞味期限の書かれたシールがあるととてもありがたい。
日本のサービスは本当に「かゆいところに手が届く」サービスだと思う。
でも「サービス」によってはちょっといき過ぎと思うものもある。
例えば日本のパン屋さんで菓子パンを買って持ち帰るときに一つずつビニール袋に入れてもらうことが多いのだが、その必要があるのだろうか?ドイツでは、パンはすべて一緒にそのまま紙袋にいれられる。時には、「ベルリーナ」のようなまわりにお砂糖のついた揚げパンとほかのパンが一緒に入っているので、ほかのパンにもお砂糖がついていることもあるが誰も気にしない。むしろ、他のパンにもお砂糖の味がついて美味しく感じることもある。
細やかな気使いやサービスもいいが、場合によっては必要ではないものもあると思う。
あまりにもこのようなサービスに慣れてしまうとそれが当たり前のように感じ感謝の気持ちやありがたく思う気持ちがなくなってしまいそうで怖い。
タグ :ドイツと日本
2011年09月13日
ケーキに刺さった大きなフォークにびっくり!!
ドイツに行っていつもびっくりするのは、注文したケーキの側面に大きなフォークが刺さって出てくることだ。
始めてみたときには、「このケーキ屋さんは面白いケーキの出し方をするなあ。」と思ったが、ドイツに10年いる間に何度も目にする光景だった。
それもカジュアルな雰囲気のケーキ屋さんだけかと思ったら、一流ホテルのカフェでも高級レストランでもそのような出し方がされていた。
日本の小さなケーキとケーキ用の小さなフォークをイメージしていた私は、いつもそのドイツ式ケーキの出し方に驚かされていた。
今回も夏にドイツに行ったときに、ケーキをいただいたのだが、やはりそうだった。しばらく日本式のケーキのサーブのされ方に慣れてしまっていた私は、またまたびっくり!!
さらに面白いことといえば、、昨日ドイツ人と一緒にBauerntopfという野菜とひき肉の煮込み料理を作る機会があったのだが、彼女がジャガイモを洗わないで皮をむいてから小さく切って、それから洗ってお鍋に入れると聞いてびっくり。私たちは、多くの人がまずは野菜類を洗ってから、皮をむいて小さく切ると思うのだが・・・・彼女が言うにはどうせ切ってから洗うのだがら、皮をむく前には洗う必要はないとのこと。なるほど・・・・・
そしてもう一つおかしかったことは、ニューヨークにいる時にアメリカ人のお友達の家に招待された時のことである。
トイレットペーパーが終わってしまったので、新しいロールを入れたのだが、日本式(?)に手前にロールが回っていくようにセットしたら、アメリカ人の友達から、「セットの仕方が逆よ。」と言われびっくり。つまり、彼女は奥のほうから、ペーパーを引き出す形でセットするというのだ。このやり方だと私にとってはかなりペーパーが引出しずらい。
このようにほんとちょっとしたことでも国が違えばいろいろな違いがあることがわかる。もちろんこれは個人的なもので、ドイツ人だからとかアメリカ人だからとは言えないかもしれないが…日本の人だって皆個人差がある。ただフォークの刺さったケーキは常にドイツで目にしたものだ。
これだから新たな発見!!のある異国への旅はやめられない!!
始めてみたときには、「このケーキ屋さんは面白いケーキの出し方をするなあ。」と思ったが、ドイツに10年いる間に何度も目にする光景だった。
それもカジュアルな雰囲気のケーキ屋さんだけかと思ったら、一流ホテルのカフェでも高級レストランでもそのような出し方がされていた。
日本の小さなケーキとケーキ用の小さなフォークをイメージしていた私は、いつもそのドイツ式ケーキの出し方に驚かされていた。
今回も夏にドイツに行ったときに、ケーキをいただいたのだが、やはりそうだった。しばらく日本式のケーキのサーブのされ方に慣れてしまっていた私は、またまたびっくり!!
さらに面白いことといえば、、昨日ドイツ人と一緒にBauerntopfという野菜とひき肉の煮込み料理を作る機会があったのだが、彼女がジャガイモを洗わないで皮をむいてから小さく切って、それから洗ってお鍋に入れると聞いてびっくり。私たちは、多くの人がまずは野菜類を洗ってから、皮をむいて小さく切ると思うのだが・・・・彼女が言うにはどうせ切ってから洗うのだがら、皮をむく前には洗う必要はないとのこと。なるほど・・・・・
そしてもう一つおかしかったことは、ニューヨークにいる時にアメリカ人のお友達の家に招待された時のことである。
トイレットペーパーが終わってしまったので、新しいロールを入れたのだが、日本式(?)に手前にロールが回っていくようにセットしたら、アメリカ人の友達から、「セットの仕方が逆よ。」と言われびっくり。つまり、彼女は奥のほうから、ペーパーを引き出す形でセットするというのだ。このやり方だと私にとってはかなりペーパーが引出しずらい。
このようにほんとちょっとしたことでも国が違えばいろいろな違いがあることがわかる。もちろんこれは個人的なもので、ドイツ人だからとかアメリカ人だからとは言えないかもしれないが…日本の人だって皆個人差がある。ただフォークの刺さったケーキは常にドイツで目にしたものだ。
これだから新たな発見!!のある異国への旅はやめられない!!
タグ :ドイツ
2011年09月11日
ドイツで見る空、月、太陽!
今までに何度も日本とドイツを行ったり来たりしてきたが、フランクフルト空港から外に出てまず感じることは、空がとてつもなく大きく一面に広がっていることだ。
「空ってこんなに大きくて広いんだ!」とまずは驚く。
大きな空いっぱいに広がったいろいろな形の雲。想像力を働かしてみると動物に見えたり、人の顔に見えたり・・・・
とても楽しい!!
そしてそれが夕暮れ時だと太陽が沈む時に空がオレンジ色に染まり、大きな太陽が沈んでいくのが本当に美しい。思わず見とれてしまう。
空を眺めて楽しむことは、あまり東京ではしたことがない。東京の空はなんだか小さく感じる。
また、ドイツにいる間に感じたことは、月明かりの明るさだ。ドイツにいるときには、寝室から月が見え、月明かりで部屋が照らされ、その明かりがあまりに明るくて驚いたことがある。
また家から駐車場に行く間、街灯も何もないのだが、月明かりで道が照らされていて十分明るかったのを覚えている。
また、ドイツでふと寂しくなったとき太陽を見ると日本にいる家族も友達も今私が見ているのと同じ太陽を見ていると思え、いつもとても安心できた。日本とドイツと住んでいるところが離れていてもみんながつながっている気がして本当に勇気ずけられた。
東京に戻ってきてから、一面に大きく広がった空や沈んでいく美しい太陽を見ることは少なくなったが、毎晩愛犬ブラッキーと一緒に美しいお月様を見ている。
お月様をみていると気持ちが落ち着き、みんながどこに住んでいてもつながっている気がする。
「空ってこんなに大きくて広いんだ!」とまずは驚く。
大きな空いっぱいに広がったいろいろな形の雲。想像力を働かしてみると動物に見えたり、人の顔に見えたり・・・・
とても楽しい!!
そしてそれが夕暮れ時だと太陽が沈む時に空がオレンジ色に染まり、大きな太陽が沈んでいくのが本当に美しい。思わず見とれてしまう。
空を眺めて楽しむことは、あまり東京ではしたことがない。東京の空はなんだか小さく感じる。
また、ドイツにいる間に感じたことは、月明かりの明るさだ。ドイツにいるときには、寝室から月が見え、月明かりで部屋が照らされ、その明かりがあまりに明るくて驚いたことがある。
また家から駐車場に行く間、街灯も何もないのだが、月明かりで道が照らされていて十分明るかったのを覚えている。
また、ドイツでふと寂しくなったとき太陽を見ると日本にいる家族も友達も今私が見ているのと同じ太陽を見ていると思え、いつもとても安心できた。日本とドイツと住んでいるところが離れていてもみんながつながっている気がして本当に勇気ずけられた。
東京に戻ってきてから、一面に大きく広がった空や沈んでいく美しい太陽を見ることは少なくなったが、毎晩愛犬ブラッキーと一緒に美しいお月様を見ている。
お月様をみていると気持ちが落ち着き、みんながどこに住んでいてもつながっている気がする。
タグ :ドイツ
2011年09月06日
10年ぶりに帰った日本で1年過ごして。
10年ぶりに昨年の夏にドイツから帰国してまる1年たった。
夏、秋、冬、春とすべての季節を過ごして今ほっと一息ついている。10年いたドイツでも5年過ごしたニューヨークでもそうだったが、まる1年たち、一通り、すべての季節を過ごすと何となく安心するのである。なんとなく事の流れがわかったような気がするからだ。
外国と違って生まれ育った日本なのに、やはり10年ぶりに帰ると勝手が違って上手く事がスムーズに運ばないということが何度もあった。帰国したばかりのときは、買い物、電車やバスに乗ること、携帯を使うこと、役所での事務的な手続きなど日常的なことに戸惑いを感じることがあったり、敬語の使い方がうまくいかなかったり・・・
なんだか日本人なのに外国人のような気がしたり・・・・1年たった今でもどうも日本的なことに興味があるようで、先日友達といった問屋街でも日本の美しい和紙や和食器に目がいってしまう。また、日本の祝日や習慣なども忘れていて、お盆休みに個人病院などが休みになることなど全く頭になく大変困ってしまったり、食事をした後テーブル席でお勘定をしようとしたり・・・
やはり身についてしまった習慣、生活スタイルは母国に帰ってきてもなんとなくしっくりするまで時間がかかるようだ。
日本に帰り、感じることは、四季おりおりの美しさ、気配りの細やかさ、便利さ、几帳面さ。
でもどっぶり日本の生活につかり、慣れてしまうことには少し怖さも感じる。なんだか緊張感がないような気がする。つまり温室の中にいるようで、張り詰めた空気を感じない。
この1年の間に冬と夏に海外に出たが、海外に出ることによって、心地よい緊張感を感じる。そして日本を外から眺めることによって、日本をもう一度見つめなおすことができる気がするし、少なくとも日本のことをもっと知りたいと思うようになる。
これからも日本の生活に順応しつつ、温室の中にどっぷりつかり過ぎず、日本という国を外から客観的に見ながら過ごしていきたい。
夏、秋、冬、春とすべての季節を過ごして今ほっと一息ついている。10年いたドイツでも5年過ごしたニューヨークでもそうだったが、まる1年たち、一通り、すべての季節を過ごすと何となく安心するのである。なんとなく事の流れがわかったような気がするからだ。
外国と違って生まれ育った日本なのに、やはり10年ぶりに帰ると勝手が違って上手く事がスムーズに運ばないということが何度もあった。帰国したばかりのときは、買い物、電車やバスに乗ること、携帯を使うこと、役所での事務的な手続きなど日常的なことに戸惑いを感じることがあったり、敬語の使い方がうまくいかなかったり・・・
なんだか日本人なのに外国人のような気がしたり・・・・1年たった今でもどうも日本的なことに興味があるようで、先日友達といった問屋街でも日本の美しい和紙や和食器に目がいってしまう。また、日本の祝日や習慣なども忘れていて、お盆休みに個人病院などが休みになることなど全く頭になく大変困ってしまったり、食事をした後テーブル席でお勘定をしようとしたり・・・
やはり身についてしまった習慣、生活スタイルは母国に帰ってきてもなんとなくしっくりするまで時間がかかるようだ。
日本に帰り、感じることは、四季おりおりの美しさ、気配りの細やかさ、便利さ、几帳面さ。
でもどっぶり日本の生活につかり、慣れてしまうことには少し怖さも感じる。なんだか緊張感がないような気がする。つまり温室の中にいるようで、張り詰めた空気を感じない。
この1年の間に冬と夏に海外に出たが、海外に出ることによって、心地よい緊張感を感じる。そして日本を外から眺めることによって、日本をもう一度見つめなおすことができる気がするし、少なくとも日本のことをもっと知りたいと思うようになる。
これからも日本の生活に順応しつつ、温室の中にどっぷりつかり過ぎず、日本という国を外から客観的に見ながら過ごしていきたい。
タグ :日本と外国
2011年07月27日
ドイツではありえない美白ハンドクリーム!
今日、化粧品売り場に行ったら、なんと美白ハンドクリームを発見!!
前のブログにも書いたが、ドイツでは美白関係の化粧品は見つけることができないので、ドイツにいるときは、日本に一時帰国するたびに美白化粧品を買っていた。
そして、今日は「美白ハンドクリーム」を見つけてまたまたびっくり!!
それにしてもどこまで「美白」を求めているのだろうか?
この前は「美白」の日焼け止めクリームを目にした。
もちろん肌を焼き過ぎるのは、皮膚がんやシミ、そばかすの要因になるので、避けたほうがいいと思うが、ここまで「美白」を求めるのは、なぜなのだろう。
日本女性の美に対するイメージは、白い肌ということなのだろうか?
夏には、日に焼けたいと思うドイツ女性とは、なんと対照的なのだろう。
すぐに日に焼けてしまう私にとって、肩身が狭い???日本の夏である。
前のブログにも書いたが、ドイツでは美白関係の化粧品は見つけることができないので、ドイツにいるときは、日本に一時帰国するたびに美白化粧品を買っていた。
そして、今日は「美白ハンドクリーム」を見つけてまたまたびっくり!!
それにしてもどこまで「美白」を求めているのだろうか?
この前は「美白」の日焼け止めクリームを目にした。
もちろん肌を焼き過ぎるのは、皮膚がんやシミ、そばかすの要因になるので、避けたほうがいいと思うが、ここまで「美白」を求めるのは、なぜなのだろう。
日本女性の美に対するイメージは、白い肌ということなのだろうか?
夏には、日に焼けたいと思うドイツ女性とは、なんと対照的なのだろう。
すぐに日に焼けてしまう私にとって、肩身が狭い???日本の夏である。
タグ :ドイツ
2011年07月17日
I really miss cozy places!!!
ドイツから日本に帰国してなくてさみしいものは"cozy"な、つまり居心地の良いくつろげるゆったりとした場所だ。
ドイツには、ほとんどの図書館、美術館等の公共施設、そして本屋さんなどに"cozy"な場所がある。
先日、新聞で「日本ももっと魅力のあるおしゃれなカフェやショップのある美術館やギャラリーを作っていかなければいけない」というコメントを目にしたが、確かにヨーロッパで私が訪ねたほとんどの美術館にはしゃれた落ち着いたカフェがあり、そこで、ゆったりくつろぐことができた。また、素敵なミュージアムショップもあり、絵画などの展示を見た後、ショップによるのが、大きな楽しみでもあった。
本屋さんにも、ゆったりと座って本を手にする空間もあるし、美味しいケーキやサンドイッチ、サラダを楽しめるカフェもある。
そして、店内には、ちょっとしたしゃれたグッズもおいてある。
先日新宿の南口の紀伊国屋さんに行って、本を見て疲れたので、休もうと思ったら、カフェはもちろん、ゆっくりと座ってくつろげるテーブルやいすも見つからなかった。
東京の場合は、空間的に難しいこともあるだろうが、落ち着きのあるテーブルやいすを置く空間を作るだけでもかなり違った雰囲気がかもしだされる思う。
日本では、美術館は「絵画や作品を鑑賞するところ」、図書館は、「本を借りるところ」、本屋さんは「本を買うところ」というように目的だけが重視されている気がする。
もっと皆が居心地がよく過ごせる"cozy"な場所ができたら、どんなにいいだろう!!
私自身、ドイツでは、本屋さんの中にあるカフェの雰囲気が大好きで、友達とよくそこで待ち合わせをした。たくさんの本に囲まれた空間は、落ち着いていて、また普通のカフェと違い、とても趣があった。
目的や機能性ばかりを重視するのではなく、もっと気持ちよくゆったりできる場所が、図書館、美術館、劇場、本屋さんなどたくさんのところに増えていってほしいと思う。
ドイツには、ほとんどの図書館、美術館等の公共施設、そして本屋さんなどに"cozy"な場所がある。
先日、新聞で「日本ももっと魅力のあるおしゃれなカフェやショップのある美術館やギャラリーを作っていかなければいけない」というコメントを目にしたが、確かにヨーロッパで私が訪ねたほとんどの美術館にはしゃれた落ち着いたカフェがあり、そこで、ゆったりくつろぐことができた。また、素敵なミュージアムショップもあり、絵画などの展示を見た後、ショップによるのが、大きな楽しみでもあった。
本屋さんにも、ゆったりと座って本を手にする空間もあるし、美味しいケーキやサンドイッチ、サラダを楽しめるカフェもある。
そして、店内には、ちょっとしたしゃれたグッズもおいてある。
先日新宿の南口の紀伊国屋さんに行って、本を見て疲れたので、休もうと思ったら、カフェはもちろん、ゆっくりと座ってくつろげるテーブルやいすも見つからなかった。
東京の場合は、空間的に難しいこともあるだろうが、落ち着きのあるテーブルやいすを置く空間を作るだけでもかなり違った雰囲気がかもしだされる思う。
日本では、美術館は「絵画や作品を鑑賞するところ」、図書館は、「本を借りるところ」、本屋さんは「本を買うところ」というように目的だけが重視されている気がする。
もっと皆が居心地がよく過ごせる"cozy"な場所ができたら、どんなにいいだろう!!
私自身、ドイツでは、本屋さんの中にあるカフェの雰囲気が大好きで、友達とよくそこで待ち合わせをした。たくさんの本に囲まれた空間は、落ち着いていて、また普通のカフェと違い、とても趣があった。
目的や機能性ばかりを重視するのではなく、もっと気持ちよくゆったりできる場所が、図書館、美術館、劇場、本屋さんなどたくさんのところに増えていってほしいと思う。
タグ :ドイツ
2011年06月27日
日本に順応した我が家の愛犬ブラッキー
10年ぶりに日本に本帰国して1年近くになろうとしている。私たち人間は、日本の生活に慣れたような慣れないような?感じだが、ドイツ生まれでドイツ育ちの我が家の愛犬ブラッキーは、すっかり、日本の暮らしに順応したようだ
去年の夏に初めて日本にやってきたブラッキーはあまりの暑さにグロッキー。だが、すぐ近くの公園を流れる「野川」という小さな川を発見して大喜び。でもライン川が急に小さくなってしまったようできょとんとしていた。ライン川では、いつも川岸に打ち寄せる波をかもうとしたり、、川岸を吠えながら行ったり来たりして走り回っていた。日本に来てからも最初の1,2か月は同じように川に入り、吠えながら行ったり来たりして、川の水をかもうとしていたが、どうも勝手が違うようでだんだんとしなくなった。
今年は、川に行ってもただ水に足を入れてつかるだけ。
そしてもっと決定的な瞬間は、ブラッキーがお布団の上に気持ちよさそうに眠っているのを発見した時だ。
寝ようと思って畳の部屋に敷いておいた布団に ちゃっかり座って横になっているのだ。
本当に日本の犬になったなあと思う。
今、ブラッキーは扇風機の前の一番涼しい場所を陣取ってくつろいでいる。先日は冷房のきいている一番涼しい部屋のドアを頭突きして開けて、休んでいた。
ブラッキーは、長い毛を短くすっきりきれいにカットしてもらい、これから来る暑い夏に備えている。
生まれ育ったドイツを離れて、日本でマイペースでたくましく生きるブラッキーに敬服だ!!
去年の夏に初めて日本にやってきたブラッキーはあまりの暑さにグロッキー。だが、すぐ近くの公園を流れる「野川」という小さな川を発見して大喜び。でもライン川が急に小さくなってしまったようできょとんとしていた。ライン川では、いつも川岸に打ち寄せる波をかもうとしたり、、川岸を吠えながら行ったり来たりして走り回っていた。日本に来てからも最初の1,2か月は同じように川に入り、吠えながら行ったり来たりして、川の水をかもうとしていたが、どうも勝手が違うようでだんだんとしなくなった。
今年は、川に行ってもただ水に足を入れてつかるだけ。
そしてもっと決定的な瞬間は、ブラッキーがお布団の上に気持ちよさそうに眠っているのを発見した時だ。
寝ようと思って畳の部屋に敷いておいた布団に ちゃっかり座って横になっているのだ。
本当に日本の犬になったなあと思う。
今、ブラッキーは扇風機の前の一番涼しい場所を陣取ってくつろいでいる。先日は冷房のきいている一番涼しい部屋のドアを頭突きして開けて、休んでいた。
ブラッキーは、長い毛を短くすっきりきれいにカットしてもらい、これから来る暑い夏に備えている。
生まれ育ったドイツを離れて、日本でマイペースでたくましく生きるブラッキーに敬服だ!!
タグ :ドイツの犬
2011年06月22日
ドイツの夏、日本の夏
夏といえば"Urlaub"--といってもこれはドイツの話ですが。"Urlaub"とはいわゆる休暇のことだ。ドイツ人は、「休みのために働く人」が多い。そして、夏休みといえば、みな2週間から3週間と週単位の長い休暇を取る。
夏の予定もみなかなり前から計画し、早い人は、半年から、1年前にフライト、電車、宿などを予約し始める。早く予約したほうが、チョイスが多いし、さらには、値段も安い。
そして夏休みは多くのドイツの人は明るい太陽の光を求めて地中海の島や、イタリア、スペインと出かけていく。イタリアでは、特にのんびりとしたトスカーナ地方が人気が高いようだ。
ほとんどが滞在型で、私たちもドイツ滞在中、パンフレットをみて旅行先を選ぶのに、多くが1週間以上同じホテルに滞在するというものであった。
今年の夏は、日本で迎えるわけだが、とにかくこの暑さで「太陽を求めて!」は考えられず、むしろ「涼しい所」に行きたくなる。
それにしても日本の湿度の高さはすごいものがある。体の中から、じわーっと汗が出てくるのは、本当に日本独特で、ドイツでは、どんなに日差しが強くても、からっとしていて乾燥しているので、木陰に行くと汗が引く感じだ。最近は、地球の温暖化でドイツも暑い日が多くなりつつあるが、こんなにじめじめした湿度の高い日が続くことはあまりない。
まあ、日本に帰ったのだから、仕方がない。前向きに考えれば、確かに「お肌」には、いいかもしれない。まるでサウナに入っているようで、気持ちよいぐらい汗が出る。汚いものがすべて出ていってしまうようで、ある意味で爽快感!!!もある。
こんな日本の夏には、「風鈴」の音が本当にマッチしていると思う。「風鈴」の音を聞いただけで、「日本の夏」を感じる。それから、「蚊取り線香」これも日本独特なものだ。とても懐かしい香り!!(子供たちには不評だが・・・・)ドイツにも蚊はいるが、10年いて、蚊に刺されて大変だったという思い出は全くない。ドイツの蚊は、足が長くでフワーっと優雅にのんびり飛んでいるので、簡単に捕まえられる。
それに比べて、日本の蚊は強烈だ!!昨日も駐輪場で立ち話をしていたら、10か所もくわれてしまった!!
また、いろいろなクールグッズも面白い。
今年は、「風鈴」の音を聞きながら、「蚊取り線香」をたき、様々な「クールグッズ」を試しながら、じっくりと日本の夏を楽しもうと思う。
夏の予定もみなかなり前から計画し、早い人は、半年から、1年前にフライト、電車、宿などを予約し始める。早く予約したほうが、チョイスが多いし、さらには、値段も安い。
そして夏休みは多くのドイツの人は明るい太陽の光を求めて地中海の島や、イタリア、スペインと出かけていく。イタリアでは、特にのんびりとしたトスカーナ地方が人気が高いようだ。
ほとんどが滞在型で、私たちもドイツ滞在中、パンフレットをみて旅行先を選ぶのに、多くが1週間以上同じホテルに滞在するというものであった。
今年の夏は、日本で迎えるわけだが、とにかくこの暑さで「太陽を求めて!」は考えられず、むしろ「涼しい所」に行きたくなる。
それにしても日本の湿度の高さはすごいものがある。体の中から、じわーっと汗が出てくるのは、本当に日本独特で、ドイツでは、どんなに日差しが強くても、からっとしていて乾燥しているので、木陰に行くと汗が引く感じだ。最近は、地球の温暖化でドイツも暑い日が多くなりつつあるが、こんなにじめじめした湿度の高い日が続くことはあまりない。
まあ、日本に帰ったのだから、仕方がない。前向きに考えれば、確かに「お肌」には、いいかもしれない。まるでサウナに入っているようで、気持ちよいぐらい汗が出る。汚いものがすべて出ていってしまうようで、ある意味で爽快感!!!もある。
こんな日本の夏には、「風鈴」の音が本当にマッチしていると思う。「風鈴」の音を聞いただけで、「日本の夏」を感じる。それから、「蚊取り線香」これも日本独特なものだ。とても懐かしい香り!!(子供たちには不評だが・・・・)ドイツにも蚊はいるが、10年いて、蚊に刺されて大変だったという思い出は全くない。ドイツの蚊は、足が長くでフワーっと優雅にのんびり飛んでいるので、簡単に捕まえられる。
それに比べて、日本の蚊は強烈だ!!昨日も駐輪場で立ち話をしていたら、10か所もくわれてしまった!!
また、いろいろなクールグッズも面白い。
今年は、「風鈴」の音を聞きながら、「蚊取り線香」をたき、様々な「クールグッズ」を試しながら、じっくりと日本の夏を楽しもうと思う。
タグ :ドイツの夏休み
2011年06月17日
「至れり尽くせり」の日本文化!!
10年ぶりに日本に帰国してから、日本の文化に驚くことが多いが、今日は、またびっくりしたことがある。
今日我が家の愛犬ブラッキーのノミ予防、まだに対策の薬を取りに獣医さんのところに行ってびっくり!!!なんと犬にも「内用薬」の袋があるのだ!!そして、そこには、1日何回何日分まで服用と明記されていた。
ドイツでは、人間相手にでさえも日本の病院からもらう「内服薬」のような袋は一切ない。ドイツでは、基本的に病院から処方箋をもらい、その用紙を持って薬局に行き、薬を購入する。通常は、錠剤等は箱に入っている。
さらに日本の文化が「至れり尽くせり文化」と思うのは、内服薬の袋には、きちんと飲み方(毎食後、時間、1回に何錠服用など)が明記されていることだ。ドイツでは、いつも自分でメモ帳を持っていった。どの薬はいつ、そして何錠、何日間飲むのかなど、先生に伺いながら、メモを取っていかないとわからなくなってしまうからだ。それでも不確かなときは、再度、薬局屋さんで、確認して薬の箱に1日何錠など服用などと書いてもらっていた。本当に日本は、親切な国だと思う。
ドイツから帰って、日本の美容院に行った時でもそう感じた。シャンプーをしてもらうので、移動するために席を立とうと思ったら、ちゃんと椅子まで引いてくれるのだ。それを待ってから立ち上がるようになっているのだ。シャンプー台でもシャンプーが終わり、自分で起き上がろうと思ったら、きちんと椅子の背もたれが上がってきて、先に起き上がってしまった私は、赤面状態!!日本ではなんでも自分でしようとするとどうもうまくいかないことが多い。
でもこのような「至れり尽くせり文化」、何から何までやってもらってしまうことになれてしまうと、自立心、独立心が育たないのではないかと心配になる。また、ドイツに行った時のギャップがおそろしい!!
今日我が家の愛犬ブラッキーのノミ予防、まだに対策の薬を取りに獣医さんのところに行ってびっくり!!!なんと犬にも「内用薬」の袋があるのだ!!そして、そこには、1日何回何日分まで服用と明記されていた。
ドイツでは、人間相手にでさえも日本の病院からもらう「内服薬」のような袋は一切ない。ドイツでは、基本的に病院から処方箋をもらい、その用紙を持って薬局に行き、薬を購入する。通常は、錠剤等は箱に入っている。
さらに日本の文化が「至れり尽くせり文化」と思うのは、内服薬の袋には、きちんと飲み方(毎食後、時間、1回に何錠服用など)が明記されていることだ。ドイツでは、いつも自分でメモ帳を持っていった。どの薬はいつ、そして何錠、何日間飲むのかなど、先生に伺いながら、メモを取っていかないとわからなくなってしまうからだ。それでも不確かなときは、再度、薬局屋さんで、確認して薬の箱に1日何錠など服用などと書いてもらっていた。本当に日本は、親切な国だと思う。
ドイツから帰って、日本の美容院に行った時でもそう感じた。シャンプーをしてもらうので、移動するために席を立とうと思ったら、ちゃんと椅子まで引いてくれるのだ。それを待ってから立ち上がるようになっているのだ。シャンプー台でもシャンプーが終わり、自分で起き上がろうと思ったら、きちんと椅子の背もたれが上がってきて、先に起き上がってしまった私は、赤面状態!!日本ではなんでも自分でしようとするとどうもうまくいかないことが多い。
でもこのような「至れり尽くせり文化」、何から何までやってもらってしまうことになれてしまうと、自立心、独立心が育たないのではないかと心配になる。また、ドイツに行った時のギャップがおそろしい!!
2011年05月20日
我が家の愛犬ブラッキーとの散歩中に考えたこと!
久しぶりに、近くの公園に、日中2時間ほど、のんびり、我が家の愛犬ブラッキーと散歩に行った。
ブラッキーは、ドイツのマールブルグで生まれ、9歳で日本にやってきた。今は、10歳のボーダーコリーだ。体重25㎏なので、日本では大型犬になるのかな。犬の学校に行っていたので、号令はすべて、ドイツ語で日本語を解さない。
日本に帰国して、ブラッキーと散歩しているといつも「大きいですね~」といわれる。そして、さらによく言われることは、「おとなしいですねー」と。確かにブラッキーは、ほかの犬に対しても、人に対しても全くほえないし、尻尾を振って、いつも、優しそうな目をしてみている。本当に穏やかな犬だと思う。散歩中に、通りを歩いていると、家で飼っている犬に、突然ほえられて、私は、びくっとすることがよくある。
先日、家の火災報知器のチェックに来た方も、さんざん、他の家と検査中、犬にほえられたらしく、ブラッキーが、ほえなくて、静かにしているのに、拍子抜けしていらした。
今日、公園に行ったら、「最近、犬にかまれる事件が多発していますので、必ずリードをつけてください」という看板があった。
日本に帰ってから、散歩していると多くの方が、温かい目でブラッキーを見てくださるが、先日とてもかなしいことがあった。
ブラッキーが、立ち止まって草を食べていると、「本当によく犬を飼うわね~。糞をするから、嫌なのよ!!」と通りががりに見知らぬおばあさんに言われた。
確かに、「糞は飼い主の責任です」という看板が至る所にある。ドイツでも糞は、飼い主がちゃんととることになっているが、そのような看板は、まったく目にしない。
日本に帰ってから、思うのは、日本の犬は、ドイツの犬のように自由がないし、大切に思われていない気がする。この原因には、犬にしつけがかなり、関係していると思う。
ドイツでは、ほとんどの犬が「犬の学校」に行く。ブラッキーも生後3か月ぐらいで、ライン川の河畔で週1回、学校に通った。
かなり、厳しい訓練で、大好きなソーセージが目の前にあっても、OKが出るまでは、絶対に食べなくなるまで訓練させられる。
ドイツの犬は、どこでも連れて行くことができる。電車やバスにも大型犬も皆、ケージに入れずにそのまま乗れるし、レストランにもマックにもいく。飼い主が食事中は、静かに待っている。
犬も家族の一員だ。ちょっと、散歩中に休みたいときに犬も一緒にカフェに入って休む。
ドライヴウェイの途中でも犬を散歩できるところもきちんとある。でもすべてが、きちんとしつけられているから、できることなのかもしれない。
もっと日本に犬もしっかり、犬の学校に行って訓練を受ければ、自由な身になれるのではないかと思う。
そんなことを考えさせられた散歩でした!
ブラッキーは、ドイツのマールブルグで生まれ、9歳で日本にやってきた。今は、10歳のボーダーコリーだ。体重25㎏なので、日本では大型犬になるのかな。犬の学校に行っていたので、号令はすべて、ドイツ語で日本語を解さない。
日本に帰国して、ブラッキーと散歩しているといつも「大きいですね~」といわれる。そして、さらによく言われることは、「おとなしいですねー」と。確かにブラッキーは、ほかの犬に対しても、人に対しても全くほえないし、尻尾を振って、いつも、優しそうな目をしてみている。本当に穏やかな犬だと思う。散歩中に、通りを歩いていると、家で飼っている犬に、突然ほえられて、私は、びくっとすることがよくある。
先日、家の火災報知器のチェックに来た方も、さんざん、他の家と検査中、犬にほえられたらしく、ブラッキーが、ほえなくて、静かにしているのに、拍子抜けしていらした。
今日、公園に行ったら、「最近、犬にかまれる事件が多発していますので、必ずリードをつけてください」という看板があった。
日本に帰ってから、散歩していると多くの方が、温かい目でブラッキーを見てくださるが、先日とてもかなしいことがあった。
ブラッキーが、立ち止まって草を食べていると、「本当によく犬を飼うわね~。糞をするから、嫌なのよ!!」と通りががりに見知らぬおばあさんに言われた。
確かに、「糞は飼い主の責任です」という看板が至る所にある。ドイツでも糞は、飼い主がちゃんととることになっているが、そのような看板は、まったく目にしない。
日本に帰ってから、思うのは、日本の犬は、ドイツの犬のように自由がないし、大切に思われていない気がする。この原因には、犬にしつけがかなり、関係していると思う。
ドイツでは、ほとんどの犬が「犬の学校」に行く。ブラッキーも生後3か月ぐらいで、ライン川の河畔で週1回、学校に通った。
かなり、厳しい訓練で、大好きなソーセージが目の前にあっても、OKが出るまでは、絶対に食べなくなるまで訓練させられる。
ドイツの犬は、どこでも連れて行くことができる。電車やバスにも大型犬も皆、ケージに入れずにそのまま乗れるし、レストランにもマックにもいく。飼い主が食事中は、静かに待っている。
犬も家族の一員だ。ちょっと、散歩中に休みたいときに犬も一緒にカフェに入って休む。
ドライヴウェイの途中でも犬を散歩できるところもきちんとある。でもすべてが、きちんとしつけられているから、できることなのかもしれない。
もっと日本に犬もしっかり、犬の学校に行って訓練を受ければ、自由な身になれるのではないかと思う。
そんなことを考えさせられた散歩でした!
タグ :ドイツの犬
2011年05月03日
かわいい文化が犬の世界にも!!
先日南大沢のペットショップに行ってびっくり!!
なんとワンちゃん用の靴が、ちゃんと4足ずつ売っていました。かわいい布製のものがずらりと並んでいて思わず、爆笑してしまいした。また、2本の耳が出るようになっているお帽子!!そして、エサ入れの容器も花の模様や、絵柄のものがたくさん!!首輪もしゃれた模様のものが・・・・
もちろん、たくさんのフリルの付いたお洋服のオンパレード!!ここまでやるの!というようなものがたくさんありました。
ドイツのペットショップでは、ありえないグッズだらけでもう唖然!!
ドイツにもリードの種類がいろいろありますが、せいぜい皮製の物ぐらいです。
日本は、かわいい文化と言われていますが、犬の世界にも及んでいるのには、本当にびっくりしました。
南大沢では、お洋服を着た小型犬をたくさん見かけました。
ドイツ生まれのドイツ育ちの我が家の大型犬ブラッキーには、あんなかわいい服は合いそうにありません!!窮屈がってすぐに脱ぎたがってしまいそうです!!
なんとワンちゃん用の靴が、ちゃんと4足ずつ売っていました。かわいい布製のものがずらりと並んでいて思わず、爆笑してしまいした。また、2本の耳が出るようになっているお帽子!!そして、エサ入れの容器も花の模様や、絵柄のものがたくさん!!首輪もしゃれた模様のものが・・・・
もちろん、たくさんのフリルの付いたお洋服のオンパレード!!ここまでやるの!というようなものがたくさんありました。
ドイツのペットショップでは、ありえないグッズだらけでもう唖然!!
ドイツにもリードの種類がいろいろありますが、せいぜい皮製の物ぐらいです。
日本は、かわいい文化と言われていますが、犬の世界にも及んでいるのには、本当にびっくりしました。
南大沢では、お洋服を着た小型犬をたくさん見かけました。
ドイツ生まれのドイツ育ちの我が家の大型犬ブラッキーには、あんなかわいい服は合いそうにありません!!窮屈がってすぐに脱ぎたがってしまいそうです!!