たまりば

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2024年04月30日

女性ならでは???

今の時代は、ジェンダー問題や性差別問題が多く取り上げられ、男女平等に重点が置かれ、「男の子だから」とか「女の子らしく」などどいうのは禁句?になりつつあるような気がします。自分自身もそのような表現は日常の中で控えるようにしていますが、今日の新聞の「女性ならではの落語を」という見出しの記事が目に留まりました。落語の世界は男性が多く、今でも女性落語家は全体の1割にも満たないそうです。そして、落語の材も男性の日常が多いとのことで「旦那や番頭を演じる姿」に違和感を覚える女性落語家も。記事の中の「林家つる子」は、そんな中で師匠から女性ならではの噺に挑戦したらと背中を押され、男性ではなく女性を主人公にしたり、女性の視点から女性の内面を掘り下げ演じたり。この発想は、男女の違いという視点から生まれたもので、あまりに男女平等を意識しすぎると男性だからこそ、あるいは女性だからこそ見えてくる観点や発想が、否定され消されてしまうような懸念も感じます。それぞれの良さが発揮されることでまた新しい空気が吹き込まれ、新しい文化や生活様式が誕生するように思います。ジェンダー差別はいけないという考えと相反する視点かもしれませんが、柔軟さの必要性も感じさせる記事でした。

それぞれの色をしっかりと出しながらも調和がとれ、その上美しさを感じさせるハンギングバスケットでした!違っているからこそ、醸し出せる調和。人間の世界にも通じるような気がします!
  


  • Posted by ゆっこ at 22:51Comments(0)毎日の暮らしの中で