たまりば

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2011年10月18日

もし扉をholdしてもらったら?

日本に帰国してから、ほとんどの場合、扉をホールドしてもらったことがない。つまり、自分の前の人が扉を開けて中に入る時、私がすぐ後ろにいても扉を開けたまま待っていてもらったことはめったにない。私がすぐ真後ろにいても、通常は前の人はそのままサアーッと扉を開けて行ってしまう。ところが今日、日本に帰って初めて!!ある男性が私のために扉をホールドして待ってくれていたのだ!感激!
思わず「ありがとうございます!!」と満面の笑顔でお礼を言ってしまった。
でもよく考えたら、これは、ドイツでは日常茶飯事のことで、ほとんどの場合、扉を開けた人は次の人のために扉をホールドする。一つのマナーともいうべきものかな。
私もできるだけ、次の人のために開けた扉を持って待っている。もちろんお礼を言われるが、時にはかなり丁重にお礼を言われたりする。ドイツでは、簡単に"Bitte schoen!","Danke schoen!"という短い言葉がやり取りされる。
10年住んでいたドイツではこの扉を次の人のために開けてホールドすることは、当たり前のように行われていた。これはほんの小さなことかもしれないが、多くの人がそうしたらもっともっと潤いのあるそして人とのつながりを感じることのできる社会になるような気がするのだが。今日は、扉を開けたまま待ってもらってとても暖かな気持ちになりました!!
  


  • Posted by ゆっこ at 01:01Comments(0)つながり