2012年06月07日
何でも自分でやってしまうドイツ人!!
ドイツに10年いる間、感じたことはドイツの人は何でも自分でやってしまうことだ。一番驚いたのは、娘が通っていたドイツの幼稚園での引っ越しの時だ。幼稚園が広い敷地に移ることになって、その準備ということで父兄が皆集まったのだが、なんとほとんどすべてを専門業者に頼まず自分たちでやってしまったのだ。つまり、電気の配線、壁塗り、幼稚園で使う机やいす、ほぼあらゆることを自分たちで用意する。父兄の中には電気屋さんや芸術家のお父さんたちもいたのだが、皆で協力し合ってあっという間に準備をしてしまったのには本当にびっくり。そしてさらにお母さんたちも元気元気!!私はお手伝い感覚でエプロンを持って行ったのだが、皆、白のつなぎルック。あるお母さんの壁塗りの上手なこと!!
これはやはり子供のころからの教育にも関係していると思う。日本人は手先が器用ということだが、ドイツ人もそれに劣らず本当に器用だと思う。娘が幼稚園時代に作った数々の手作り作品。小学校時代にも母の日や父の日などもいろいろな作品を作り親にプレゼントしたりもする。そのほかにも自分でキャンドルを作ったり、飛び出す絵本を作ったり・・・・・
私のドイツの友達のなかにもクリスマスカードを手作りしたり、プレゼント用に実にきれいな紙の袋を作る人もいる。
自分でものを作ったり、すべて自分で修理したり…そういえば、自転車の修理までしてしまうドイツの友達がいて、いつも彼女のところにパンクした自転車を持って行って直してもらっていた。
そんな感覚は日本人にはあまりないと思う。少なくとも物が壊れたら、すぐに修理屋さんに頼んでしまう私には驚きだった。
元気で器用なドイツ人!!
見習うことが一杯ある。
これはやはり子供のころからの教育にも関係していると思う。日本人は手先が器用ということだが、ドイツ人もそれに劣らず本当に器用だと思う。娘が幼稚園時代に作った数々の手作り作品。小学校時代にも母の日や父の日などもいろいろな作品を作り親にプレゼントしたりもする。そのほかにも自分でキャンドルを作ったり、飛び出す絵本を作ったり・・・・・
私のドイツの友達のなかにもクリスマスカードを手作りしたり、プレゼント用に実にきれいな紙の袋を作る人もいる。
自分でものを作ったり、すべて自分で修理したり…そういえば、自転車の修理までしてしまうドイツの友達がいて、いつも彼女のところにパンクした自転車を持って行って直してもらっていた。
そんな感覚は日本人にはあまりないと思う。少なくとも物が壊れたら、すぐに修理屋さんに頼んでしまう私には驚きだった。
元気で器用なドイツ人!!
見習うことが一杯ある。
タグ :ドイツ人
2012年05月11日
ドイツ女性5月のファッション!
ドイツに10年住んでいつも今の時期に目につくもの、それはドイツ人女性たちの白のコットンパンツ姿だ。
5月の声を聞くと同時に、ドイツは1年のうちで一番気持ちの良い季節になる。お日様が顔を出し、美しい新緑の季節。そしてそのころに一斉にドイツ人女性たちは白のコットンパンツをはき始める。
ドイツ女性のファッションは皆個性的で通常、それぞれ違っているのだが、不思議なことにこの時ばかりは多くの女性たちが、白コットンパンツをはいてさっそうと歩いている。
そんな私もドイツにいる間、5月には白コットンをはいていた。ドイツ人女性の仲間入りしたようでとっても嬉しかったのを思い出す。
日本でも、白コットンパンツをはいて軽快に歩き、5月の爽やかな季節を楽しもうと思う。
5月の声を聞くと同時に、ドイツは1年のうちで一番気持ちの良い季節になる。お日様が顔を出し、美しい新緑の季節。そしてそのころに一斉にドイツ人女性たちは白のコットンパンツをはき始める。
ドイツ女性のファッションは皆個性的で通常、それぞれ違っているのだが、不思議なことにこの時ばかりは多くの女性たちが、白コットンパンツをはいてさっそうと歩いている。
そんな私もドイツにいる間、5月には白コットンをはいていた。ドイツ人女性の仲間入りしたようでとっても嬉しかったのを思い出す。
日本でも、白コットンパンツをはいて軽快に歩き、5月の爽やかな季節を楽しもうと思う。
タグ :ドイツ
2012年04月28日
旬の食材を楽しむ!!

日本ではなかなか白アスパラは手に入らない。ドイツにいる間は、ほぼ毎日といっていい位、5月6月は白アスパラをいただいていた。スーパーでも売っているが、市場で買うといろいろな太さのものも選べる。
日本の友達は、ゆでたアスパラにお醤油とおかかをかけて楽しんでいた。現地の食材を和風にアレンジしていただくのも楽しい。
海外、日本を問わず、旬の食材を楽しむ!!そしていろいろ工夫してアレンジしていただくとさらに楽しみも倍増する!!
2012年02月28日
冬タイヤでないと保険がおりない?
明日はどうも東京は雪らしい。天気予報で車の運転には、冬タイヤかチェーンをするようにと言っていた。
ドイツに10年いる間、私も運転していたが、ドイツでは冬には冬タイヤに替えるようになっている。万が一事故をしたとき、夏タイヤのままだと保険がおりない。日本ではまだそこまでいってないのではないだろうか?
ドイツでは通常秋休みの終わる10月下旬ごろに冬タイヤに替え、イースターの終わる4月下旬ごろに夏タイヤに替えていた。その都度タイヤの消耗状態などもチェックしてもらっていた。タイヤの交換は近くの自動車修理工場でやってもらえ、使わないタイヤは保管してもらえた。わたしにとってタイヤ交換はドイツにいる間、年間の行事になっていて、簡単に替えてもらいしかもタイヤチェックもしてもらえてとても楽だった。
日本でも、冬は冬タイヤに替えることを徹底すればもしかして事故も減るのかな。ただ夏タイヤを保管してもらえる場所があるのかどうか?
東京よりも寒くて雪の多いドイツ、やはり冬タイヤは生活必需品だ。ドイツのように徹底すればいちいち天気予報で「冬のタイヤで運転してください」と注意を促すことはないと思うのだが。
ドイツに10年いる間、私も運転していたが、ドイツでは冬には冬タイヤに替えるようになっている。万が一事故をしたとき、夏タイヤのままだと保険がおりない。日本ではまだそこまでいってないのではないだろうか?
ドイツでは通常秋休みの終わる10月下旬ごろに冬タイヤに替え、イースターの終わる4月下旬ごろに夏タイヤに替えていた。その都度タイヤの消耗状態などもチェックしてもらっていた。タイヤの交換は近くの自動車修理工場でやってもらえ、使わないタイヤは保管してもらえた。わたしにとってタイヤ交換はドイツにいる間、年間の行事になっていて、簡単に替えてもらいしかもタイヤチェックもしてもらえてとても楽だった。
日本でも、冬は冬タイヤに替えることを徹底すればもしかして事故も減るのかな。ただ夏タイヤを保管してもらえる場所があるのかどうか?
東京よりも寒くて雪の多いドイツ、やはり冬タイヤは生活必需品だ。ドイツのように徹底すればいちいち天気予報で「冬のタイヤで運転してください」と注意を促すことはないと思うのだが。
タグ :ドイツの車事情
2012年02月25日
外国人に道を尋ねる感覚!!
ドイツに10年生活している間、よくドイツ人に道を聞かれたことがある。見るからにドイツ人でなくアジア人とわかる私に道を聞くのは何だか感覚的にとても面白いと思った。
もしこれが日本であれば、はたして私たちは、外国の人に道を尋ねるだろうか?私だったら、やはり日本の人に聞くであろう。
ドイツの人のもつ感覚は、外国人を外国人としてあまり意識していないところからくるのかもしれない。
ドイツにはとにかくさまざまな国々、特にヨーロッパから来た人々が暮らしている。
日本の赴任家族のように何年間という期限付きの滞在もあれば、家族を皆呼び寄せて永住する国の人々もいる。
ドイツに住んでいる間いろいろな国の言葉を毎日耳にした。実際に娘の学校には親がトルコ人、スペイン人、イタリア人、アイルランド人、オランダ人、実にいろいろな国からの人々がいた。
こんな暮らしをしていれば、外国人だとかドイツ人だとかあまり意識をしなくなる。
私自身ヨーロッパは皆一緒のような感覚でいろいろな国から来た人々と接していた。
私に道を聞いたドイツ人もきっと何も意識せずにただ単純な気持ちから尋ねたのだろう。
こんな感覚は日本では生まれずらい。でも国を超えて外国人と意識しないで生活を共にするなんてとても素敵なことだと思う。
もしこれが日本であれば、はたして私たちは、外国の人に道を尋ねるだろうか?私だったら、やはり日本の人に聞くであろう。
ドイツの人のもつ感覚は、外国人を外国人としてあまり意識していないところからくるのかもしれない。
ドイツにはとにかくさまざまな国々、特にヨーロッパから来た人々が暮らしている。
日本の赴任家族のように何年間という期限付きの滞在もあれば、家族を皆呼び寄せて永住する国の人々もいる。
ドイツに住んでいる間いろいろな国の言葉を毎日耳にした。実際に娘の学校には親がトルコ人、スペイン人、イタリア人、アイルランド人、オランダ人、実にいろいろな国からの人々がいた。
こんな暮らしをしていれば、外国人だとかドイツ人だとかあまり意識をしなくなる。
私自身ヨーロッパは皆一緒のような感覚でいろいろな国から来た人々と接していた。
私に道を聞いたドイツ人もきっと何も意識せずにただ単純な気持ちから尋ねたのだろう。
こんな感覚は日本では生まれずらい。でも国を超えて外国人と意識しないで生活を共にするなんてとても素敵なことだと思う。
2012年02月11日
恋しいドイツでの静寂の時間!
10年過ごしたドイツを離れてもう1年半経ち、日本の生活にも慣れたが、ふとドイツでの「静寂の時間」が恋しくなる時がある。
ドイツでは、日曜日や休日は完全にお店が閉まり、皆、近くの森やライン川河畔を散歩したり、町のカフェに行ったり、ウインドウショッピングをしたり、思い思いにのんびりと過ごす。
私の住んでいた町(村)は日曜日になると窓からは、歩いている人さえ見えない。時おり、教会の鐘の音が遠くから聞こえてくる。
日本に帰ってからは、日曜日も祝日も常に人や物が目まぐるしく動いていて、身も心も休まる暇がないように感じる。
活動的で活気があってよいのだが、たまには静かにのんびりと過ごしたくなる。
"Stop and think"
時には立ち止まって考えたいときもある。
頭をからっぽにしたい時もある。
そんな静かな時間が無性に恋しくなる。
ドイツでは、日曜日や休日は完全にお店が閉まり、皆、近くの森やライン川河畔を散歩したり、町のカフェに行ったり、ウインドウショッピングをしたり、思い思いにのんびりと過ごす。
私の住んでいた町(村)は日曜日になると窓からは、歩いている人さえ見えない。時おり、教会の鐘の音が遠くから聞こえてくる。
日本に帰ってからは、日曜日も祝日も常に人や物が目まぐるしく動いていて、身も心も休まる暇がないように感じる。
活動的で活気があってよいのだが、たまには静かにのんびりと過ごしたくなる。
"Stop and think"
時には立ち止まって考えたいときもある。
頭をからっぽにしたい時もある。
そんな静かな時間が無性に恋しくなる。
タグ :ドイツ
2012年02月06日
とにかくはしゃぎまわるドイツのカーニバル
ドイツでも2月は一番寒い時期だ。でもそんな2月の寒さを吹きっ飛ばすような大きな祝祭「カーニバル」がある。
カーニバルの日には、子供も大人も皆いろいろな奇抜な衣装に身を包み、顔も塗りたくり、思いっきり楽しむ。
子供たちはみな「お姫様」「魔女」「スパイダーマン」「カウボーイ」など実に様々な格好をして学校へ行く。
たまたまデュッセルドルフの日本人学校と私の子供が通っていたドイツの学校は目と鼻の先にあり、交差点を境に左と右に分かれていた。
左に行くドイツの子供たちは、皆奇抜な格好でわいわい言って登校、それに反して日本人学校の子供たちはいつもと変わらない洋服で静かに登校。なんという対照的な場面だろうと毎年思っていた。
そしてさらに驚いたことは、Rosenmontag「バラの月曜日」と呼ばれる前の木曜日に女性のカー二バルがあり、この日だけ女性が男性のネクタイをはさみで切っていい日なのだ。この日ばかりは男性たちは、古い処分してもいいネクタイをして会社に行く。
そして元気いっぱいの女性たちは、様々な衣装に身を包み市長舎にもなだれ込み、市長のネクタイを切ってバルコニーまで占領してしまうのだ。この日の新聞にはいつもそんな元気な女性たちの写真が掲載されている。
まさに子供も大人もにはめをはずしてはしゃぎまわる。いつも真面目なドイツの人々からは想像できないほどのにぎやかさだ!!
でもこれだけ徹底してはしゃぎまわるのもたまには必要な気がする。特にドイツの冬は寒くて暗くて長く気持ちもふさぎがちなので、バカ騒ぎをする「カーニバル」は必要だと思う。憂鬱な気分も吹っ飛んでしまう。
もしカーニバルの時期にドイツに行く機会があるのなら、自分も派手なメークと衣装で思いっきりはしゃぐことを勧める。確か日本でも阿波踊りのお祭りで「同じアホなら踊らにゃ損、損」という言葉があるがまさにその通りで「カーニバル」も参加することで最高の気分を味わえると思う。
カーニバル大好き!!!!
カーニバルの日には、子供も大人も皆いろいろな奇抜な衣装に身を包み、顔も塗りたくり、思いっきり楽しむ。
子供たちはみな「お姫様」「魔女」「スパイダーマン」「カウボーイ」など実に様々な格好をして学校へ行く。
たまたまデュッセルドルフの日本人学校と私の子供が通っていたドイツの学校は目と鼻の先にあり、交差点を境に左と右に分かれていた。
左に行くドイツの子供たちは、皆奇抜な格好でわいわい言って登校、それに反して日本人学校の子供たちはいつもと変わらない洋服で静かに登校。なんという対照的な場面だろうと毎年思っていた。
そしてさらに驚いたことは、Rosenmontag「バラの月曜日」と呼ばれる前の木曜日に女性のカー二バルがあり、この日だけ女性が男性のネクタイをはさみで切っていい日なのだ。この日ばかりは男性たちは、古い処分してもいいネクタイをして会社に行く。
そして元気いっぱいの女性たちは、様々な衣装に身を包み市長舎にもなだれ込み、市長のネクタイを切ってバルコニーまで占領してしまうのだ。この日の新聞にはいつもそんな元気な女性たちの写真が掲載されている。
まさに子供も大人もにはめをはずしてはしゃぎまわる。いつも真面目なドイツの人々からは想像できないほどのにぎやかさだ!!
でもこれだけ徹底してはしゃぎまわるのもたまには必要な気がする。特にドイツの冬は寒くて暗くて長く気持ちもふさぎがちなので、バカ騒ぎをする「カーニバル」は必要だと思う。憂鬱な気分も吹っ飛んでしまう。
もしカーニバルの時期にドイツに行く機会があるのなら、自分も派手なメークと衣装で思いっきりはしゃぐことを勧める。確か日本でも阿波踊りのお祭りで「同じアホなら踊らにゃ損、損」という言葉があるがまさにその通りで「カーニバル」も参加することで最高の気分を味わえると思う。
カーニバル大好き!!!!
タグ :ドイツのカーニバル
2012年02月01日
飛び級と留年―ドイツの学校事情
今、入試シーズンたけなわだが、ドイツで生活していた時に、ドイツの学校事情で日本と違うと思ったことがいくつかある。
ますは飛び級だ。成績の優秀な子どもは飛び級が可能だし、小学校入学もドイツも通常6歳なのだが5歳で入る子供もいる。実際自分の子供がドイツの学校に入学した時に、そこにはなんと5歳の女の子が一人いた。
子供の話によるとかなり優秀で学年が上がるごとに頭角を現していたらしい。
更には4年生時に2年生から突然上がってきた子供もいた。いわゆる飛び級である。
勉強面では同等だが、精神面ではどうなのかといつも思っていた。
他の友達とうまくやっていけるのであろうか?精神面のフォローは学校からあるのだろうか?
疑問が残る。
また飛び級とは逆に留年(同じ学年をもう1年やる)もよくあるケースだ。日本ではマイナスイメージだが、ドイツでは分からないのならきちっと理解してから次に進んだ方がよいという考え方があり、あまり気にしない親もいる。こちらもまたわたしの子供が3年生の時に4年生になるべき男の子が4年に進級せずに3年生にやってきた。
確かにわからないまま進むよりももう一度学びなおすというのも一理ある気がする。
いろいろなことを考えさせられたドイツの学校事情だった。
ますは飛び級だ。成績の優秀な子どもは飛び級が可能だし、小学校入学もドイツも通常6歳なのだが5歳で入る子供もいる。実際自分の子供がドイツの学校に入学した時に、そこにはなんと5歳の女の子が一人いた。
子供の話によるとかなり優秀で学年が上がるごとに頭角を現していたらしい。
更には4年生時に2年生から突然上がってきた子供もいた。いわゆる飛び級である。
勉強面では同等だが、精神面ではどうなのかといつも思っていた。
他の友達とうまくやっていけるのであろうか?精神面のフォローは学校からあるのだろうか?
疑問が残る。
また飛び級とは逆に留年(同じ学年をもう1年やる)もよくあるケースだ。日本ではマイナスイメージだが、ドイツでは分からないのならきちっと理解してから次に進んだ方がよいという考え方があり、あまり気にしない親もいる。こちらもまたわたしの子供が3年生の時に4年生になるべき男の子が4年に進級せずに3年生にやってきた。
確かにわからないまま進むよりももう一度学びなおすというのも一理ある気がする。
いろいろなことを考えさせられたドイツの学校事情だった。
タグ :ドイツの学校
2012年01月21日
ドイツは皆10歳で受験生?
今日本は受験シーズンだが、ドイツにいたときに次女が10歳の時に受験をしたことを思い出した。
ドイツの学校は、小学校4年生までは皆一緒だが、5年生で基幹学校・実科学校・総合学校・ギムナジウムと別れる。
基幹学校は将来手工業職人になる生徒のための教育で9年間在籍、実科学校は、社会的実務に就く生徒の為の教育、ギムナジウムは大学進学を目指す生徒が行き、総合学校は、ギムナジウムに行くには、少し成績が足りない子供たちが行くことが多い。
子供たちは、なんと10歳(小学4年生)で進路を決めなければならない。もちろんギムナジウムに行くにはある程度の成績が必要だ。4年生になり希望をだしてから、2学期の学校の職員会議で希望通りに進めるか決断される。
昔に比べて今ドイツは大学進学を希望する生徒が多いようで、希望したすべての子供たちがギムナジウムに行くことはできない。出願した後、親子での面接がある。
ドイツの小学校に通っていた次女もギムナジウム希望であったが、その結果がくるまで本当にひやひやだった。結果は郵便で来るということで毎日ドキドキしながら、郵便受けをのぞいていた。合格通知が来たときは、飛びあがんばかりにうれしかった。
それにしても成績により10歳という年齢である程度の人生の方向性が決められてしまうとは大変厳しい世界だと思う。
子供によっては、10歳を過ぎてから開花する子供もいるはずだ。ギムナジウムコースを外れてしまうと、基幹学校、実科学校などから、ギムナジウムに移るのは、かなりむずかしいそうだ。その学校に生徒の入る空きがあるか、また授業内容もずいぶん違うので、途中からついていくのも大変だ。
どちらかというと裕福な上層部のドイツ人家庭の子供たちがギムナジウムに行き、移民などの外国の子供達が基幹学校などに行くケースが多いようだ。
ドイツの教育は富裕層と貧困層とでわかれているように見える。次女の行っていた小学校は、経済的に裕福な家庭が多く皆教育熱心であった。ドイツの小学校はお昼すぎに終わってしまい、そのあとの過ごし方により、学力もずいぶん違ってくるように思う。教育熱心な家庭は、子供たちに様々な習い事をさせている。経済的な違いが学力の差を生む。
これは、今の日本にも言えることだ。昔に比べて家庭の経済力がもっと学力に影響を与え始めている。
少なくとも小・中学校までは皆が同じ教育を受け対等の教育の機会を持つことも大切なような気がするのだが。
ドイツの学校は、小学校4年生までは皆一緒だが、5年生で基幹学校・実科学校・総合学校・ギムナジウムと別れる。
基幹学校は将来手工業職人になる生徒のための教育で9年間在籍、実科学校は、社会的実務に就く生徒の為の教育、ギムナジウムは大学進学を目指す生徒が行き、総合学校は、ギムナジウムに行くには、少し成績が足りない子供たちが行くことが多い。
子供たちは、なんと10歳(小学4年生)で進路を決めなければならない。もちろんギムナジウムに行くにはある程度の成績が必要だ。4年生になり希望をだしてから、2学期の学校の職員会議で希望通りに進めるか決断される。
昔に比べて今ドイツは大学進学を希望する生徒が多いようで、希望したすべての子供たちがギムナジウムに行くことはできない。出願した後、親子での面接がある。
ドイツの小学校に通っていた次女もギムナジウム希望であったが、その結果がくるまで本当にひやひやだった。結果は郵便で来るということで毎日ドキドキしながら、郵便受けをのぞいていた。合格通知が来たときは、飛びあがんばかりにうれしかった。
それにしても成績により10歳という年齢である程度の人生の方向性が決められてしまうとは大変厳しい世界だと思う。
子供によっては、10歳を過ぎてから開花する子供もいるはずだ。ギムナジウムコースを外れてしまうと、基幹学校、実科学校などから、ギムナジウムに移るのは、かなりむずかしいそうだ。その学校に生徒の入る空きがあるか、また授業内容もずいぶん違うので、途中からついていくのも大変だ。
どちらかというと裕福な上層部のドイツ人家庭の子供たちがギムナジウムに行き、移民などの外国の子供達が基幹学校などに行くケースが多いようだ。
ドイツの教育は富裕層と貧困層とでわかれているように見える。次女の行っていた小学校は、経済的に裕福な家庭が多く皆教育熱心であった。ドイツの小学校はお昼すぎに終わってしまい、そのあとの過ごし方により、学力もずいぶん違ってくるように思う。教育熱心な家庭は、子供たちに様々な習い事をさせている。経済的な違いが学力の差を生む。
これは、今の日本にも言えることだ。昔に比べて家庭の経済力がもっと学力に影響を与え始めている。
少なくとも小・中学校までは皆が同じ教育を受け対等の教育の機会を持つことも大切なような気がするのだが。
タグ :ドイツの教育
2012年01月11日
ドイツの女性パワー!!

行きつけだった町のカフェの格好いいウエートレスさん
日本にも元気印の女性が多いが、ドイツにも元気でパワフルな女性がたくさんいるように思う。
先月ドイツでスコットランド出身の友人の女性にあったのだが、ドイツに長く住んでいる理由は「ドイツ人女性のパワー」だという。月に何回か女子会(女性会?)に出て元気をもらってくるそうだ。
私も同感。ドイツに行くと必ずドイツ人の友人に会うのだが、一緒に話していると本当に元気になれる。
なぜだろう?
みなしっかりと自分の意見、考えをもち、ゆるがない信念を持って生きているからだろう。話していて実に気持ちがいい。
そしてそればかりでなくその中にユーモアのセンスを忘れない。とにかく楽しいのだ。
自分の人生や仕事にきちっと向き合っている気がする。
とにかく格好いいのだ。ドイツの女性警官、大型バスの女性ドライバー。
男も女もなく一人の人間として、確固たる信念を持ち自分の任務を果たしている。
実にきまっている!!
そんなドイツの女性たちが大好きだ。
また今年も元気をもらいにドイツの友人達に会いに行く。
タグ :ドイツの女性
2011年12月26日
ドイツの12月25日
今ドイツは12月25日の夜9時30分。
今日クリスマスは、午後近くのライン川を散歩した。小雨のぱらつく天気で、暗い雲が空をおおい薄暗かったが、木々のシルエットが美しく、雄大なライン川をまのあたりにして本当にドイツらしい冬景色を楽しんだ。
そんな寒い中、大きな犬を連れて散歩するたくさんの人々を見かけた。リードをつけず、うれしそうにライン川河畔を走り回る大きな犬達を見て、ドイツの犬はしあわせだなあーと思った。我が家の愛犬ブラッキーもドイツにいたら、今頃はここにいる犬達と一緒に走り回っているのかな。ふと日本に残してきたブラッキーのことを思い出した。
寒くて耳も手も痛くなったので、近くのカフェに入り、コーヒーとケーキをいただいた。各テーブルに小さな赤いグラスにろうそくがともり、可愛い赤い葉の鉢植えが飾られて、クリスマスムードたっぷり。
落ち着いたクリスマスをドイツで過ごし、身も心もリラックスできた気がする。
明日はいよいよ朝早くノルウエーのトロムソにオーロラを見に旅立つ。
今日クリスマスは、午後近くのライン川を散歩した。小雨のぱらつく天気で、暗い雲が空をおおい薄暗かったが、木々のシルエットが美しく、雄大なライン川をまのあたりにして本当にドイツらしい冬景色を楽しんだ。
そんな寒い中、大きな犬を連れて散歩するたくさんの人々を見かけた。リードをつけず、うれしそうにライン川河畔を走り回る大きな犬達を見て、ドイツの犬はしあわせだなあーと思った。我が家の愛犬ブラッキーもドイツにいたら、今頃はここにいる犬達と一緒に走り回っているのかな。ふと日本に残してきたブラッキーのことを思い出した。
寒くて耳も手も痛くなったので、近くのカフェに入り、コーヒーとケーキをいただいた。各テーブルに小さな赤いグラスにろうそくがともり、可愛い赤い葉の鉢植えが飾られて、クリスマスムードたっぷり。
落ち着いたクリスマスをドイツで過ごし、身も心もリラックスできた気がする。
明日はいよいよ朝早くノルウエーのトロムソにオーロラを見に旅立つ。
タグ :ドイツのクリスマス
2011年12月24日
ドイツの高速道路は真っ暗!!
日本からドイツのデュッセルドルフに行くときは、いつもフランクフルトからデュッセルまでバスで移動するのだが、その間、なんと高速道路には、街灯がない。
特に今のような冬は5時以降はかなり暗くなるのでとにかく真っ暗。もちろん対向車や前を走る車のライトがあるのだが、それにしても慣れていないと何だか恐ろしい!!
高速道路に街灯がない理由は省エネということを聞いたことがあるが、そのほかにドイツ人の目が暗さに強いから特に街灯は必要ないということを読んだ事がある。夏の太陽光線には弱いのだが、暗闇には強いということらしい。
それにしても高速道路には街灯がある日本から来るとドイツの道路の暗さになれるのには時間がかかる。
省エネといえばドイツの電気システムは大変合理的に出来ていて、建物の近くに行くと電気がつく仕組みになり自然に消灯するようになっている。建物内も階段の各階に電気をつけるスイッチのようなものがあって、それも自然消灯。それにしても電気をつけないと真っ暗で、これも慣れないとそのスイッチがどこにあるかわからず間違えて家の呼び鈴を押してしまうこともある。
所変われば色々違っていて慣れるまで大変だが、なんだか楽しくなる!!
特に今のような冬は5時以降はかなり暗くなるのでとにかく真っ暗。もちろん対向車や前を走る車のライトがあるのだが、それにしても慣れていないと何だか恐ろしい!!
高速道路に街灯がない理由は省エネということを聞いたことがあるが、そのほかにドイツ人の目が暗さに強いから特に街灯は必要ないということを読んだ事がある。夏の太陽光線には弱いのだが、暗闇には強いということらしい。
それにしても高速道路には街灯がある日本から来るとドイツの道路の暗さになれるのには時間がかかる。
省エネといえばドイツの電気システムは大変合理的に出来ていて、建物の近くに行くと電気がつく仕組みになり自然に消灯するようになっている。建物内も階段の各階に電気をつけるスイッチのようなものがあって、それも自然消灯。それにしても電気をつけないと真っ暗で、これも慣れないとそのスイッチがどこにあるかわからず間違えて家の呼び鈴を押してしまうこともある。
所変われば色々違っていて慣れるまで大変だが、なんだか楽しくなる!!
タグ :ドイツの省エネ
2011年12月22日
ドイツの薬局は大きな赤の"A"

ドイツの薬局はドイツ語で"die Apotheke"なので、その頭文字をとって"A"と表示されている。
大きな赤い字なのでどこからでもとてもよくわかる。大体、病院のそばにあるので、医師からの処方箋をそこに持って行けば薬がもらえるので大変便利だ。
日本にも薬局屋さんの全国共通マークがあったらわかりやすいと思うのだが。 あるいはあるのかな?
タグ :ドイツの薬局
2011年12月12日
2011年12月06日
ドイツのクリスマスツリー
そろそろドイツでも今頃は、クリスマスツリーのマーケットをあちこちで見かける。町中の商店街の一角や、ガーデンセンターなどでたくさんのモミの木が並んで売られている。
ドイツにいる間、私たちもいつもガーデンセンタ―などに行き、自分たちの一番気に入ったモミの木を選んだ。説明を聞くと、もみの木の葉にもいろいろな種類があり、触ってみると、チクチク痛いものや、手触りがやわらかい物、葉の色も形も微妙に違う。
もちろん高さも様々だが、自分で選んだあと、車に乗せて持って帰らなければならないので、あまり背の高い木は選べない。車に入るぐらいの大きさでないと無理だ。
選んだ木は横にして、特別の機械を通され、ネットがきれいに葉っぱ全体を覆うようにして出てくる。
つまり、枝葉がネットで覆われて、すぼまり、広がらないようになる。これを車に入れて運んで帰るのだ。
家に入れると「プーン」とモミの木のいい匂いがしてくるのはたまらない。色も本当に自然色で美しい。
自然の美しさを感じる。そしてさっそくオーナメントで飾るのだが、ドイツのオーナメントは木でできたものが多く、これがまた、自然のモミの木にはえるのだ。
ただ、残念ながら、家の中がかなり乾燥しているので、だんだん葉の色合いが白っぽくなってしまうし、乾燥のため、葉が落ち始める。毎日掃除機がかけるのが大変だ!
でもこのモミの木の香りと色合いの美しさには、人工のどんなクリスマスツリーもかなわないと思う。
ツリ―を家の中に飾る時期だが、ドイツの人は12月中旬ぐらいからが多いと聞いた。やはり自然の美しさや香りをクリスマスの日まで保つためにあまり早くから飾らないのかな。そして1月16日ごろに一斉にツリーは回収されるので、皆、自分の家の前の通りに出しておくようになっている。
モミの木の香りがとても懐かしく思い出される12月である。
ドイツにいる間、私たちもいつもガーデンセンタ―などに行き、自分たちの一番気に入ったモミの木を選んだ。説明を聞くと、もみの木の葉にもいろいろな種類があり、触ってみると、チクチク痛いものや、手触りがやわらかい物、葉の色も形も微妙に違う。
もちろん高さも様々だが、自分で選んだあと、車に乗せて持って帰らなければならないので、あまり背の高い木は選べない。車に入るぐらいの大きさでないと無理だ。
選んだ木は横にして、特別の機械を通され、ネットがきれいに葉っぱ全体を覆うようにして出てくる。
つまり、枝葉がネットで覆われて、すぼまり、広がらないようになる。これを車に入れて運んで帰るのだ。
家に入れると「プーン」とモミの木のいい匂いがしてくるのはたまらない。色も本当に自然色で美しい。
自然の美しさを感じる。そしてさっそくオーナメントで飾るのだが、ドイツのオーナメントは木でできたものが多く、これがまた、自然のモミの木にはえるのだ。
ただ、残念ながら、家の中がかなり乾燥しているので、だんだん葉の色合いが白っぽくなってしまうし、乾燥のため、葉が落ち始める。毎日掃除機がかけるのが大変だ!
でもこのモミの木の香りと色合いの美しさには、人工のどんなクリスマスツリーもかなわないと思う。
ツリ―を家の中に飾る時期だが、ドイツの人は12月中旬ぐらいからが多いと聞いた。やはり自然の美しさや香りをクリスマスの日まで保つためにあまり早くから飾らないのかな。そして1月16日ごろに一斉にツリーは回収されるので、皆、自分の家の前の通りに出しておくようになっている。
モミの木の香りがとても懐かしく思い出される12月である。
タグ :ドイツのクリスマス
2011年12月04日
ドイツでの心にしみるオルガンコンサート
先日サントリーホールでのクリスマスのオルガンコンサートの広告を目にした。そのホールには、行ったことがないがきっと大きなホールなのだろう。
ドイツでもクリスマスのころになるといろいろなところでクリスマスコンサートが催される。ドイツ滞在中で今でも心に残っているクリスマスコンサートは、デュッセルドルフ市の旧市街にあるとても小さな教会でのパイプオルガンのコンサートだ。
その小さな教会には、立派なパイプオルガンがあり、美しい音が教会内に共鳴し、心の奥まで響きわたり、とても厳かな気分になったのを思い出す。大きなホールでのコンサートもいいが、小さな教会で聞くコンサートはもっと感銘を受けることができるような気がする。
やはりパイプオルガンだったら、教会が一番そして小さな教会が一番だと思う。
ドイツでもクリスマスのころになるといろいろなところでクリスマスコンサートが催される。ドイツ滞在中で今でも心に残っているクリスマスコンサートは、デュッセルドルフ市の旧市街にあるとても小さな教会でのパイプオルガンのコンサートだ。
その小さな教会には、立派なパイプオルガンがあり、美しい音が教会内に共鳴し、心の奥まで響きわたり、とても厳かな気分になったのを思い出す。大きなホールでのコンサートもいいが、小さな教会で聞くコンサートはもっと感銘を受けることができるような気がする。
やはりパイプオルガンだったら、教会が一番そして小さな教会が一番だと思う。
タグ :オルガンコンサート
2011年11月29日
ドイツでの美術館の楽しみ
ドイツにいる間、よく美術館にでかけた。私がいたデュッセルドルフには近代美術館、州立美術館などいくつかの美術館があるが、人混みで作品がよく見られないということはない。
日本では特に東京では「絵画」を見るのではなくて「人」を見に行くようで、あまり美術館に足を運ぼうという気になれない。
ましてロープ規制があり、絵画を近くで見られないということもドイツではない。本当に近くに行って見たりいろいろな角度からじっくり作品を鑑賞できる。また、私が一番好きなカフェも充実している。絵画鑑賞に疲れたら、カフェでほっと一息つくことも大きな楽しみだ。
更に感激したのは、デュッセルでは、"Nacht der Museen"といってオールナイトで様々な美術館をはしごできる日があるのだ。各美術館の移動にもシャトルバスが運行され便利だ。また、通常は4月下旬の季節のいい時なので館内だけでなく屋外でもライブバンドが入ったりして音楽も楽しめる。
美術館は絵画だけでなくその空間や雰囲気も楽しめるようになっていて、市民の生活の中に上手に溶け込んでいるような気がした。
日本の美術館ももっと身近になり、かつ「絵画鑑賞」目的だけでなく、美術館のかもし出す独特な雰囲気も楽しめるような空間が演出されたらもっと美術館に行くのが楽しくなるのにと思う。
日本では特に東京では「絵画」を見るのではなくて「人」を見に行くようで、あまり美術館に足を運ぼうという気になれない。
ましてロープ規制があり、絵画を近くで見られないということもドイツではない。本当に近くに行って見たりいろいろな角度からじっくり作品を鑑賞できる。また、私が一番好きなカフェも充実している。絵画鑑賞に疲れたら、カフェでほっと一息つくことも大きな楽しみだ。
更に感激したのは、デュッセルでは、"Nacht der Museen"といってオールナイトで様々な美術館をはしごできる日があるのだ。各美術館の移動にもシャトルバスが運行され便利だ。また、通常は4月下旬の季節のいい時なので館内だけでなく屋外でもライブバンドが入ったりして音楽も楽しめる。
美術館は絵画だけでなくその空間や雰囲気も楽しめるようになっていて、市民の生活の中に上手に溶け込んでいるような気がした。
日本の美術館ももっと身近になり、かつ「絵画鑑賞」目的だけでなく、美術館のかもし出す独特な雰囲気も楽しめるような空間が演出されたらもっと美術館に行くのが楽しくなるのにと思う。
タグ :ドイツの美術館
2011年11月27日
ドイツの誕生日は日本と違う?
我が家には誕生月が11月の者が2人いるのだが、「誕生日」ということで日本とドイツでは大きな違いがある。
それは職場で働いている場合は、自分の誕生日には、自分でケーキや、マフィン、クッキーなど焼いて職場の同僚に持っていくということだ。誕生日だというのに、朝から準備で忙しい。日本の感覚だと誕生日には、ケーキはもらうほうだが、ドイツではなんと自分で用意していくのだから。
確かにお誕生日を迎えるにあたって、日ごろの感謝の意を表すことはとても大切だと思うのだが。
更に日本と違う点は、お誕生日のお祝いはその当日かそれ以降に行い、誕生日前にはお祝いしないという点だ。11年前にドイツに行った年にはそのことを知らず、子供の誕生日会を誕生日の2週間ほど前にしてしまった。
理由をドイツ人に聞いたのだが、いまだにその理由がはっきりしない。
ところ変わればやり方も違う。異文化を知る楽しさはこんな身近なところにあると思う。
それは職場で働いている場合は、自分の誕生日には、自分でケーキや、マフィン、クッキーなど焼いて職場の同僚に持っていくということだ。誕生日だというのに、朝から準備で忙しい。日本の感覚だと誕生日には、ケーキはもらうほうだが、ドイツではなんと自分で用意していくのだから。
確かにお誕生日を迎えるにあたって、日ごろの感謝の意を表すことはとても大切だと思うのだが。
更に日本と違う点は、お誕生日のお祝いはその当日かそれ以降に行い、誕生日前にはお祝いしないという点だ。11年前にドイツに行った年にはそのことを知らず、子供の誕生日会を誕生日の2週間ほど前にしてしまった。
理由をドイツ人に聞いたのだが、いまだにその理由がはっきりしない。
ところ変わればやり方も違う。異文化を知る楽しさはこんな身近なところにあると思う。
タグ :ドイツの誕生日
2011年11月23日
ドイツは鍵の世界!!!
ドイツに行っていつも思うことは「鍵の世界」ということだ。11年前にドイツで生活をスタートした矢先にドアを開けたままポストに郵便物を取りに行ったとき、風が強くてドアが閉まってしまい、締め出されてしまった。ドイツのドアは自動ロックのものが多い。その時はドイツ語も分からず、階上に住む大家さんに頼み、開けてもらった。そして2回目の失敗は、鍵を玄関に置いたままでドアを閉めてしまい、締め出されてしまった!!!この時は鍵屋さんを読んで、100ユーロを払って開けてもらった。
これは各家のドアーの鍵の話だが、何家族もが同じ建物内に住んでいる場合は、共通のドアを開けるにもまた別の鍵がいる。このドアも自動に閉まってしまうから大変だ。
また、地下に洗濯機が置いてあるのだが、ここに行くにも鍵がいる。更には家の中の各部屋にもすべて鍵があり、ロックできるようになっている。つまりトイレやバスルーム以外にも子供部屋、書斎、そして寝室にも。
日本の家は、ふすまだったり、個室でも各部屋に鍵がない場合が多いと思うのがだ、ドイツではやはり家族といえども「個」ということでプライバシーを大切にするからかな。
ドイツに行くと途端に鍵の数が増える!!鍵の管理は頭が痛い!!
これは各家のドアーの鍵の話だが、何家族もが同じ建物内に住んでいる場合は、共通のドアを開けるにもまた別の鍵がいる。このドアも自動に閉まってしまうから大変だ。
また、地下に洗濯機が置いてあるのだが、ここに行くにも鍵がいる。更には家の中の各部屋にもすべて鍵があり、ロックできるようになっている。つまりトイレやバスルーム以外にも子供部屋、書斎、そして寝室にも。
日本の家は、ふすまだったり、個室でも各部屋に鍵がない場合が多いと思うのがだ、ドイツではやはり家族といえども「個」ということでプライバシーを大切にするからかな。
ドイツに行くと途端に鍵の数が増える!!鍵の管理は頭が痛い!!
タグ :ドイツの鍵
2011年11月18日
ドイツで感じた「ろうそく」の不思議な力。
ドイツにいる時、寒い季節に、家ではきれいなガラスの入れ物に平たい小さなろうそくをともし、いつもテーブルの上に置いていた。
ろうそくは日本ではお仏壇に灯すというイメージが強いかもしれないが、ドイツではレストランやカフェをはじめ、美容室、パン屋さん、お店、あるゆるところに置かれている。もちろん家の中でも灯していることも多い。
ドイツの冬は長くで寒い。そんな寒い寒い冬の夜、家路に急いでいるとき、暗い中に家の窓に赤々と燃えているろうそくのあかりを何度も目にした。そんな光景をみると途端に心も体も暖まる気がした。そしていつも「マッチ売りの少女」の話を思い出していた。ろうそくのあかりは人に力を与えてくれる不思議な魔法のようなものだ。
今、家で赤い小さなガラスの入れ物にドイツから持ってきた小さなろうそくを入れてともしている。ゆらゆらゆれているろうそくのあかりを見ていると気持ちがとても落ちつく。暖かな気持ちになる。
明るすぎる部屋よりは少し薄暗い方が、ろうそくにあう。
日本でろうそくを眺めながら、あの寒いドイツの真っ暗な夜に身も心も暖めてくれたろうそくのあかりを思う。
ろうそくは日本ではお仏壇に灯すというイメージが強いかもしれないが、ドイツではレストランやカフェをはじめ、美容室、パン屋さん、お店、あるゆるところに置かれている。もちろん家の中でも灯していることも多い。
ドイツの冬は長くで寒い。そんな寒い寒い冬の夜、家路に急いでいるとき、暗い中に家の窓に赤々と燃えているろうそくのあかりを何度も目にした。そんな光景をみると途端に心も体も暖まる気がした。そしていつも「マッチ売りの少女」の話を思い出していた。ろうそくのあかりは人に力を与えてくれる不思議な魔法のようなものだ。
今、家で赤い小さなガラスの入れ物にドイツから持ってきた小さなろうそくを入れてともしている。ゆらゆらゆれているろうそくのあかりを見ていると気持ちがとても落ちつく。暖かな気持ちになる。
明るすぎる部屋よりは少し薄暗い方が、ろうそくにあう。
日本でろうそくを眺めながら、あの寒いドイツの真っ暗な夜に身も心も暖めてくれたろうそくのあかりを思う。