たまりば

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2011年11月18日

ドイツで感じた「ろうそく」の不思議な力。

ドイツにいる時、寒い季節に、家ではきれいなガラスの入れ物に平たい小さなろうそくをともし、いつもテーブルの上に置いていた。
ろうそくは日本ではお仏壇に灯すというイメージが強いかもしれないが、ドイツではレストランやカフェをはじめ、美容室、パン屋さん、お店、あるゆるところに置かれている。もちろん家の中でも灯していることも多い。

ドイツの冬は長くで寒い。そんな寒い寒い冬の夜、家路に急いでいるとき、暗い中に家の窓に赤々と燃えているろうそくのあかりを何度も目にした。そんな光景をみると途端に心も体も暖まる気がした。そしていつも「マッチ売りの少女」の話を思い出していた。ろうそくのあかりは人に力を与えてくれる不思議な魔法のようなものだ。

今、家で赤い小さなガラスの入れ物にドイツから持ってきた小さなろうそくを入れてともしている。ゆらゆらゆれているろうそくのあかりを見ていると気持ちがとても落ちつく。暖かな気持ちになる。
明るすぎる部屋よりは少し薄暗い方が、ろうそくにあう。

日本でろうそくを眺めながら、あの寒いドイツの真っ暗な夜に身も心も暖めてくれたろうそくのあかりを思う。  


  • Posted by ゆっこ at 21:40Comments(2)ドイツ

    2011年11月18日

    靴を大切に考えるドイツの人たち!!

    最近日本でも健康靴としてドイツ製の靴をよく紹介しているのを目にする。

    ドイツの靴は、本当にしっかりとよくできていると思う。日本のようにファッション性よりも実質性が重視されている気がする。ドイツにいる間、私が履くような小さなサイズの靴は種類が少なくてさがすのが大変だったが、それにもましておしゃれな靴がなかなか見つからなかった。(小さめのサイズやおしゃれな靴を探しに、パリやイタリアに行く日本の人もいた。)
    そしてもっと驚いたのは、ドイツでは靴の値段が物価の割に高いことだ。

    値段が高い靴だが、これは小さな子供たちの靴も同じことがいえ、ちょっとした靴でも60-70ユーロほどする。日本的感覚だと小さい子はすぐに足が大きくなるので、あまり高い靴を買うのは躊躇してしまうが、ドイツの人は「靴」は体を支える大切のものと考えているので、高い靴を買うこともいとわない。しっかりしたものを子供にも選ぶようだ。そして日本の子ども靴によく見るマジックテープ式のものよりひもできちんと結ぶ形のものが多い。

    足は、人間の体、健康の基本と考えるのがドイツの人のようだ。特に成長期の子供たちには、しっかりした靴を選ぶ親が多い。
    私も初めは、「子供の靴にこんなにお金をかけるなんて!」と思っていたが、実際に子供用の安い靴はなかなか見つからないし、靴の大切さを認識するようになり、毎年のように買いかえていた。

    日本でも「シューマイスター」のような靴専門の人がいる靴屋さんも出てきているが、まだまだファッション性の方が重視されているような気がする。私自身も歩きやすいしっかりした靴を日頃は履いて、TPOに応じて履き替えるようにしている。やはりかかとの高い靴は疲れる!!膝が前に出てしまい、姿勢も悪くなってしまう。

    胸を張り、堂々と歩くドイツの人々は自分に合った靴をしっかり選んでいるのだろう!!  
    タグ :ドイツの靴


  • Posted by ゆっこ at 00:01Comments(2)ドイツと日本