2024年03月08日
食文化に見る地域差、ペルー!
リマの町に来て2日目。同じペルー料理でも地域差があるようでここリマは沿岸地方のため、魚介を使った料理が多いようです。そんなわけで今日は初めて(セビーチェ)を食べてみました。これは魚介類のマリネでレモンと塩、ハーブだけで味付けしたものでとてもあっさりしていました。そしてコカ茶を注文したところ、レストランのメニューにはなし。クスコやマチュピチュには必ずあったのに。高山病に効くと言われているお茶。やはり、低地に来ると飲まないのでしょうか。そう言えば、クスコの病院の医療通訳ダゲールさんもクスコでずっと生活しているのに高山病になりかかったこともあったそうです。クスコの地元の人の歩くペースも割とゆっくりめでした。コカ茶は高地に住む地元の人たちにも好まれているのかもしれませんね。同じ国の食事でも地方差があり、これも旅の醍醐味!食文化、
興味がつきません!
興味がつきません!

2024年03月08日
太平洋を眺めながら日本に思いを馳せる!
今日は、相棒の様子を見ながら、リマ市内のミラフローレス地区をのんびり散策。ホテルから歩いて15分ほどで太平洋を一望できる場所に出ます。海岸沿いには、おしゃれなカフェ、レストラン、ブティックなどが並んでいました。美しい花々が咲き乱れとても落ち着いた雰囲気。日中は30度近くありますが、太平洋からの心地よい風でそれほど暑くありません。波が打ち寄せる太平洋を眼前に眺めながら、日本に思いを馳せました。
それから、昨日の笑える??エピソードです。昨日、救急車で病院からクスコの空港に送ってもらったのですが、病院スタッフにさよならと手を振った瞬間、私の指輪がするりと抜けて飛んで行ってしまったのです。やはり、相棒入院中、私も病院に泊まり病院食を食べ、その割にはよくクスコ市内を歩きまわったせいか、はたまた、気苦労から??痩せてしまい、指まで細くなってしまったようです。飛んで行ってしまった指輪を探すこと約20分。フライトに乗り遅れたら大変と、諦めかけていた時、ありました!空港スタッフの足元に!旅は本当に色々なことが起こります!

それから、昨日の笑える??エピソードです。昨日、救急車で病院からクスコの空港に送ってもらったのですが、病院スタッフにさよならと手を振った瞬間、私の指輪がするりと抜けて飛んで行ってしまったのです。やはり、相棒入院中、私も病院に泊まり病院食を食べ、その割にはよくクスコ市内を歩きまわったせいか、はたまた、気苦労から??痩せてしまい、指まで細くなってしまったようです。飛んで行ってしまった指輪を探すこと約20分。フライトに乗り遅れたら大変と、諦めかけていた時、ありました!空港スタッフの足元に!旅は本当に色々なことが起こります!

2024年03月07日
スキンシップの大切さ、
今回のペルーの旅で強く感じるのは、スキンシップの大切さです。特に相棒がホテルから病院に緊急搬送されるときに感じました。救急車で運ばれる時、道が悪く、スピードも出していたので、車内はかなり揺れました。相棒と私はその時後ろの長椅子に座っていたのですが、ホテルに来てくださったドクターが、私たちの間に座り、しっかりと腕を組んでくださいました。どんなに勇気づけられたことか。そして、医療通訳のダゲールさんが、私を病院からホテルに送ってくれた時、hugをしてくれたこと。大丈夫ですよ、という彼の気持ちが伝わり、思わず涙が。本当に肌のぬくもりのありがたみを感じた瞬間でした。日本ではあまりhug するという習慣はありませんが、ドイツでは親しい友人たちとは常にしています。改めてスキンシップの持つ力を実感した旅です。

2024年03月06日
何事も少しづつ!
相棒は今朝病室を移り、体調もかなり落ち着いてきてほっと一安心です。私の方はランチを食べに病院近くの地元の人が行く大衆食堂へ。日替わりメニューで、スープとアヒデガジーナ(茹でた鶏肉をほぐし、炒めた玉ねぎとスパイス、チリベーストと合わせたもので、白米にかけて食べます) で10ソル(約400円)でびっくり!観光名所近くのレストランの半額以下です。ただ、失敗したのは、スープの付け合わせとして出されたスライスの野菜を赤ピーマンだと思ってしっかり食べてみたら・・その辛さには参りました。激辛で目には涙、唇が腫れ上がりそう。その辛さが引くまで結構時間がかかりました。後で聞いたら、それは<ロコト>という唐辛子の仲間だそうです。確かに私の前に座った地元の人はそれをナイフで小さくしてスープに入れていました。今日の教訓: わからないものは、まずは少しだけ食べてみること!そういえば、日本で通訳ガイドをしていた時、外国の方が、お寿司のわさびをたくさん入れ過ぎて、顔が真っ赤になったことを思いだしました。用心、用心!明日、相棒が退院できますように!

今日は、街角でサポテという果物を買いました。味は日本の柿のようでした。

今日は、街角でサポテという果物を買いました。味は日本の柿のようでした。
2024年03月06日
当たり前の生活環境のありがたさ!
入院中の相棒も今日で5日目。7階のセミ集中治療の病室から、モニターのない6階の部屋に移動。酸素高圧カプセルも昨日は1回に減り、酸素濃度もずいぶん安定してきました.嬉しいことに今度の病室は窓が広くクスコの市内がよく見渡せ、たくさん日が入るので洗濯物が乾かせる!さらに前の部屋にはなかっだハンガーが戸棚にあり感激!シャワーカーテンもついている!そして石鹸、シャンプー、タオルも用意されていました。こうしてみるといつも当たり前と思っていた快適な生活環境をとてもありがたく感じます。そして病院スタッフの的確であたたかな対応に感謝しきれません(涙)

これは新しい病室からの眺め。クスコの街がとてもよく見渡せます。快適な環境でまるでホテルにいるようです!

これは新しい病室からの眺め。クスコの街がとてもよく見渡せます。快適な環境でまるでホテルにいるようです!
2024年03月05日
クスコの味を楽しむ!
相棒のクスコでの入院生活もいよいよ4日目に突入。高圧酸素カプセルに入り、点滴を受けているおかげでだいぶ良くなってきたようです。クスコ滞在も何と8日間ほどになり気分はクスコで生活しているよう!そこでクスコの美味しい食べ物、果物を少し紹介しますね。ここは、ジャガイモ、そら豆、小麦、唐辛子の産地で他にもとうもろこし、ハーブもあり、アボカド、マンゴー、ルクマ、マンダリーナ.チリモリ、グラナディア(パッションフルーツ)など市場では豊富な種類の果物や野菜を見る事ができます。私のお気に入りは、ルクマで皮が薄く、中には水気の少ない柿や栗のような味の果肉が詰まっています.そのまま食べるよりアイスやヨーグルトと混ぜるととてもおいしいです。食事では、お気に入りはロモ•サルタートで牛肉と玉ねぎ、トマト、フライドポテトを炒めたもので、ペルーのどこでも見られる国民的料理とされています。アヒ・デ・ガジーナという鶏肉を使った料理も最高においしく黄色いとうがらしベーストが使われていますが、全く辛くないです.ペルーは唐辛子原産国で色々な唐辛子があり、あまり辛くありません。色付けや味のアクセント、香りつけに使われているようです。またチキンスープが面白くていつも中に日本のラーメンのようなお蕎麦が入っています。スプーンで食べるのは少し難しい!他にもたくさん美味しいお料理が。日本に帰ったら、是非ペルー料理レストランに行ってみようと思います。

これはキヌアスープでアンデス原産の穀物、キヌアを煮込んだもの。野菜もたっぷりでヘルシーなスープ。

これはキヌアスープでアンデス原産の穀物、キヌアを煮込んだもの。野菜もたっぷりでヘルシーなスープ。
2024年03月04日
ありがとう!パチャクティ皇帝!
入院3日目。酸素マスクから鼻チューブになった相棒は日増しに元気になってきています。酸素高圧カプセルには、昨日3回、1時間づつ入りましたが、今日は2回に。そして食欲も出てきたようで一安心。私のほうはそんな相棒をまた残して一人で歩いて街へ。病院から7分ほど歩くとインカ第9代パチャクティ皇帝の大きな像が。街の中心にあるパチャクティ皇帝の像は金銀で覆われていますが、病院のそばの像はもっとシンプルです。でも心細かった私にとっては、皇帝に守れているようでとても心強い存在です。あり、パチャクティ皇帝!

2024年03月03日
インカ時代の石組みと教会建築のユニークな融合!
今日、だいぶ元気になってきた相棒を病院に残し、一人でクスコ市内の太陽の神殿へ。ここはインカ帝国時代の宮殿だったところで当時は金で全てが覆われていたとのこと。残念ながら、スペイン人がすべての金を奪い、新たにその上に教会を建てたのです。しかし、インカの土台は残されていて、教会建築との融合が微妙なアンバランスさを残していました。石をくり抜いて造られた井戸もかつては黄金に輝いていたとのこと。そしてニッチ、飾り棚が整然と並ぶ棚には、金銀の像が置かれていたのでしょう。想像するだけで胸がワクワク!さらに驚く事にはインカ時代の壁は、内側に10度ほど傾斜していて地震などで崩れないように耐震構造を取り入れていたとのこと。見事です!インカ帝国時代の煌びやかな神殿を想像しながら、病院までの帰り道、おいしいLukumaのアイスコーンを。相棒に太陽の神殿を見せてあげられなくて残念!

Posted by ゆっこ at
09:49
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2024年03月02日
旅のハプニング、高山病!
今日は突然のハプニングが起こりました!共に旅を続けている相棒が高山病に!ホテルでドクターを呼んでもらったところ、血圧がかなり下がっていて酸素吸入が必要とのことで救急車で病院へ。すぐにTomography検査、血液検査、そして点滴と高山病の薬が処方されました。看護士さんや病院スタッフとはあまり英語が通じないのですが、ドクターはとてもテキパキとして英語コミュニケーションが可能で安心です。そして心強いことに常時英語医療通訳者がいて色々なケアーをしてくれました。現地通貨ソルが少なくなりつつあったのでATM に行ってから、相棒の荷物をホテルに取りに行きたいと申し出るとなんと救急車でATM経由でホテルへ送迎してくれました。相棒の荷物を病院に届けてから、私一人がホテルに戻るのでタクシーを呼んでもらいたいと話すとまた救急車の出動です。たった一人の私の為に!救急車の送迎、びっくりです。相棒は、3日ほど入院治療になるそうで私は明日、予定通りホテルをチェックアウトして病院に泊まることになりそうです。同室にはなんと私用のベッドまであり、食事もでるとのこと。感激の連続です!残念ながらウユニ塩湖の旅はさらに高度が上がる為、断念。でもなかなか経験できないことをクスコでさせてもらっています。旅の醍醐味です。色々な発見がありそうです。

これが、患者付き添い人のために用意されているベッドです。患者のベッドの隣にあります。そして部屋には、ソファー、プライベートのトイレとシャワーもありました。

これが、患者付き添い人のために用意されているベッドです。患者のベッドの隣にあります。そして部屋には、ソファー、プライベートのトイレとシャワーもありました。
2024年03月01日
マチュピチュの興奮冷めやらず!
今日は念願のマチュピチュへ。遺跡の入り口からジグザグの急な坂道を登り切ると当然マチュピチュの全景が目に飛び込んで来ました。そしてそのむこうにワイナピチュの山が雲の間に聳え立っていました。思わず気持ちが高まるのを感じました。この村には300人から1,000人が生活し、段々畑では、じゃがいもやとうもろこし、コカの葉を生産していたそうです。作物を乾燥させる貯蔵庫や巨石を積み上げて作られた神殿、そして水路など。3時間ほどかけてじっくりと見てまわりましたが、インカ時代の生活の工夫や技術には目を見張るばかりでした。まだ現実世界に戻れそうもありません。
