たまりば

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2011年11月07日

ドイツにもある「素材の味を生かす道具」

今日、新聞で「日本料理の素材の味を生かす道具の店」をアメリカ・ロサンゼルスに開いた日本人女性の記事を目にした。
とても面白い試みだと思う。「道具次第で料理の味が違う」という。
確かに美味しい料理を作るには、それに合ったよい道具が必要だと思う。
ドイツにいる時に旬のアスパラを毎年楽しんだ。ドイツのアスパラは白アスパラで、5月の中旬ぐらいから1か月ほどおいしくいただけるので、その間はほとんど毎日のようにマルクト(市場)で何本も買ってきて料理していた。
まずは皮をむくことから始めるのだが、普通の野菜用のピーラーだとなかなか皮がむきずらい。かなり堅めの皮なのだが、あまりむきすぎてももったいないし。もちろん初めから皮をむいたアスパラも買うことができるのだが、割高になるので毎回、大変な思いをして皮むきをしていた。が、ある日、アスパラの料理の講習会に出て、アスパラ用の皮むきピーラーがあるのを知り、大感激!気持ち良いぐらいによくむける。
次にゆでる時もなんと長いアスパラを立ててゆでる事ができるアスパラ用のお鍋があるのだ。それまでは、家でアスパラを横に並べてゆでていたのだが、立てたままだとゆであがったアスパラがきれいに曲がらずとれる。
もちろんゆでたアスパラを上手につかむ道具もある。
アスパラの季節になるとそこには、アスパラ用のピーラ-、お鍋、ゆでたアスパラをつかむ道具はもちろん、ゆでたアスパラを並べておくお皿、アスパラに付けるバターソースというように一連の関連グッズのアスパラコーナーを見かけるようになる。

日本でも感激したのは、お鍋料理関連のコーナーだ。お鍋に入れる具や、豆乳やいろいろな風味のお汁などが皆まとまって売られている。これは長いこと、日本を離れていた私にとってとても役に立った。お鍋にどんな野菜や具を入れていいのか思い浮かばず困っていたから。でもこれにお鍋用の道具、つまり、お鍋やお鍋の具を取るお玉、お鍋用の食器などがそばにあったら、日本のお鍋料理をあまり知らない外国の方たちはもっと助かると思うのだが。

やはり、美味しい食事を作るにはそのお料理用の道具が必要だと思う。  


  • Posted by ゆっこ at 00:59Comments(0)ドイツと日本

    2011年11月05日

    整理整頓どちらが上手、ドイツと日本?

    先日新宿に行く機会があり、目を見張ったものがある。それは所狭しと並んでいる商品や物の陳列の仕方である。
    まず驚いたのは、駅のコンコースのキオスクで目にした新聞の陳列。円筒形の筒の中にくるくると丸められ、かなり高く積み上げられて売られていた。あんなに高く新聞が丸められて上まで伸びているのは見たことがない。小さなスペースに沢山置くために立体的に高く積み上げられている。まるで芸術のようだ!!
    ドイツでは、新聞の種類ごとにまとまって、2つ折りにされ単純に重ねられて横に並べて売られていることが多い。日本が「立体的な縦の世界」であれば、ドイツは「平面的な横の世界」とも言えるかな。

    そしてさらに驚いたのは、リップスティックやハンドクリームなどの小さな雑貨類が、とても狭いスペースに何列も縦長にぎっちりきれいに並べられているのだ。品物の間は1mmの隙間もないといっていいぐらい、所狭しと密集して置かれていた。これこそ「芸術作品」のよう。
    これだけ整然ときちんと並べるのには、手間がかなりかかると思う。こんなに密集してぎっちり並べられた陳列はドイツで見たことがない。ドイツでは少なくとも同じ雑貨でもスペースを開けて並べて売られている。さすがスペースのない「東京の新宿!!」と感心した。

    整理整頓が上手なドイツ人だが、狭い限られたスペースに整然ときれいに並べる術は日本人にはかなわないかな?

      
    タグ :ドイツ


  • Posted by ゆっこ at 23:59Comments(2)ドイツと日本

    2011年11月04日

    第2回Cafe and Talk 開催

    明日11月5日(土)クロスカルチャーネットワーク主催の第2回Cafe and Talkを開催。
    内容は
    1)第1回に続いて英語に関するあらゆる質問を受ける。
    2)各自である程度まとまった文章(2パラグラフ位)を書いてきてもらい、添削。
    3)日本事象を取り上げて、英語で説明。
    場所は、武蔵境の武蔵野プレイス
    時間は11:00~12:30
    今回も定員になってしまっているので今後は、募集人員の枠を少し増やす予定です。
    この”Cafe and Talk”は、Cafe を飲みながら、リラックスした雰囲気の中で、英語や異文化コミュニケーションなどのテーマに触れていただくワークショップです。参加者の希望を取り入れて毎回テーマを決めてflexibleにやっていきたいと思っています。
    開催は月に1回、土曜日、時間は1時間半で参加費は1,500円。
    どなたでも参加できますので、ご興味のある方は是非下記のアドレスにお問い合わせください。
    yukomiura05@yahoo.co.jp
    ご希望があれば、10年過ごしたドイツ生活、バイリンガリストになる為の英語の学習法、発音記号の読み方、発音矯正、英語を使った仕事、子供の英語教育などあらゆるテーマを扱っていく予定です。
    もちろん大人の方だけでなく、テーマによっては、親子、あるいはお子さんの参加も可能です。
    少しでも英・独・仏そして異文化の世界を皆さんに楽しんでいただけたらと思っています。
    第3回のCafe and Talk は来年の1月を予定しています。


      


  • 2011年11月04日

    頭が痛いドイツ数字と日付け表示!!

    ドイツにいて一番苦労したのは、数字だ。ドイツ語は日本語や英語と違い、数字を後ろから読んでいくのだ。たとえば、「35」といった場合、「5」を言ってから「30」という。これはなかなかややっこしくて10年もいれば慣れるかと思っていたが、最後まで聞き取るのが大変だった。
    そして、逆にドイツに長く住んでいると、英語の数字の読み方までドイツ式になってしまうことがあるようで、私が教えていた日本人の生徒さんの何人もが、「25」を"twenty-five"と読まずに"five and twenty"などと読んでしまうことがあった。
    本当に紛らわしい。

    更にドイツ式の日付けの順番も日本式・米国式とも違うので、最初は苦労した。
    ドイツ式は、「日・月・年」で日本式は「年・月・日」さらに、米国式は「月・日・年」となる。
    例えば賞味期限を示すのに、2011年11月4日の場合、日本は、11.11.04ドイツ式だと、04.11.11.米国式は、11.04.11.になる。ドイツ式に慣れてしまったので、今でも日本の食料品の賞味期限を見るときにドイツ式で読んでしまう時があり、びっくりすることもある。慣れとは恐ろしい!!

    もともと数字に弱い私にとっては少なくとも全世界、日付けの順番を一緒にしてもらうとありがたいのだが。

      


  • Posted by ゆっこ at 00:45Comments(0)ドイツ

    2011年11月02日

    ドイツ生まれのブラッキーはまるで人間?

    我が家の愛犬ブラッキーは、ドイツのマールブルグで生まれ10歳までドイツで育ち、昨年の夏日本にやってきた。ブラッキーとはもう11年近くも一緒に過ごしていることになる。
    付き合いが長くなればなるほどブラッキーがまるで人間の子供のように思えてくる。

    「お利口さんね~」といってほめると瞬きをして、目を細める。
    台所のごみをあさったり、路上に落ちている食べ物を口にしたときに”Nein!"と言って叱ると下を向いて目を合わせない。
    そして家にいるときに叱られると隅っこに行ってしまう。
    大好きな水遊びをしに公園に行くと水飲み場のそばに座り動こうとしない。
    小枝を見つけると口にくわえて家に持ち帰ろうとする。

    ブラッキーの行動を見ているとまるで人間の子供だ!!
    でもえらいなと思うのは、喧嘩が嫌いで平和主義で、激怒することもなく感情のコントロールができいつも穏やかなことだ。
    これこそ我が家の子供たちに見習ってほしい。
    子供たちがけんかを始めたり、私が大きな声で子供たちを怒ったりするとすぐに飛んできて吠えて仲介役としての働きをする。
    ブラッキーは時には、足首の所を甘噛みをするので子供たちも一斉に喧嘩をやめる。これはブラッキーはボーダーコリーで牧羊犬なので羊の群れをまとめるのに羊の足の部分を甘噛みするから、私たち人間に対しても足首を軽く噛むのだと聞いたことがある。(ブラッキーは牧羊犬なのに、ドイツでは羊を見ても全く無関心だったが・・・・)

    もうじき11歳になるブラッキー。いつまでも長生きしてほしい。我が家の癒しだから。



      


  • Posted by ゆっこ at 23:25Comments(0)愛犬ブラッキー

    2011年11月01日

    思わず感激!!ドイツの住居表示

    ドイツの住所は本当にわかりやすい。通りの名前と番地さえはっきりしていれば簡単にその場所を見つけることができる。
    道路を挟んで片方が奇数、反対側が偶数になっているからだ。
    どんな田舎の村に行ってもそのようになっているので本当にわかりやすい。
    もちろん最近はナビがあり、便利になっているが、偶数奇数で両側にキチンと別れているので、左か右側にあるのかすぐわかり助かる。
    ただ集合住宅の場合、部屋に番号がないので、相手の名前を知らないとどの家なのかわからない。
    通常住宅の入り口にすべての入居者の名前がラベルに書いてあり、その中から相手の名前を探してベルを鳴らして、共通の扉を開けてもらう。その時に、何階にいるのか聞かないと、たどり着けない。
    つまり、相手の姓名を知らないとベルを押せないし、集合住宅の中に入っても何階なのかわからないという不便さもある。
    ドイツの友達の家を訪問したときは、何階か教えてくれ、いつも部屋の扉を開けて待っていてくれた。
    日本はその点マンションやアパート名、そして部屋番号まであり、目的のマンション等にたどり着けば簡単に部屋がわかるようになっている。
    それにしても日本の住居表示は難しい。ネットで調べていっても迷子になりそうだ。
      


  • Posted by ゆっこ at 22:53Comments(0)ドイツ